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将軍の御庭で中秋の名月を愛でる<浜離宮恩賜庭園>

[サム] 2012年10月 2日 10:30

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 今年の十五夜に当たる9月30日に合わせ9月28日(金)から10月1日(月)まで浜離宮恩賜庭園では開園時間を21:00まで延長し、潮入りの池を中心に園内点灯を行っており、潮入りの池に映える中秋の名月を楽しめるよう演出されている。

中秋の名月と、周辺の高層ビル群の窓灯りを背景とした大名庭園のほのかな園内点灯の幻想的な競演は、都会の喧騒を忘れさせ、夜ならではの庭園の美しさを堪能できる又と無い機会。

初日は雲が少し出ていて、澄み渡った夜空に月が照り輝く様は見られなかったものの、雲の間に見え隠れる月もまた風情がある。

 

pencil9月23日(日)、タイムドーム明石にて「第4日曜日はプラネタリウムへ行こう!」<9月30日は中秋の名月>のレクチャー聴講。

・十五夜(別名芋名月)は中国から伝わった月見の祭事で、平安時代に貴族の間で月見の宴が催され、江戸時代には秋の収穫を感謝する農事慣習と結びつき広く一般行事となったとされる。

・中秋は旧暦の秋(7・8・9月)の真中で8月15日、仲秋は初秋(7月)仲秋(8月)晩秋(9月)と3区分した場合の8月全体を指す。

・日本では十五夜の1ヵ月後のお月見を十三夜(別名 栗名月/豆名月/後の月)と呼び、どちらか片方しかしない「片月見」は忌むべきことともされてきた。

・お月見の供え物の数は、通常は12個、閏月のある年は13個だとか、十五夜は15個、十三夜は13個だとか地方により違いがあるという。

・月面の詳細観察おすすめポイントとしては次の2点が挙がるとの由。 

 ①「月の海」(黒っぽい部分で、濃い色の玄武岩で覆われた平原)

 ②「光条」(隕石衝突でクレーター形成時に飛び散った噴出物が放射状の筋となったもの)                                                  

  

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