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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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寒中水泳大会~鉄砲洲稲荷神社~

[織衣舞] 2013年1月15日 14:00

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平成25年1月13日11時より鉄砲洲稲荷神社境内で、中央区新年の風物詩といわれる「寒中水泳大会」が行われました。この行事は自分自身と家族が 健康に過ごせることを祈念し、氏神様の前で冷たい水に心身を沈めて、感謝の気持ちを表す行事だそうです。

 

参加者は約100名、20代から70代(最高齢者は77歳だとか)、うち女性は7名の方々が参加されました。中川宮司のご挨拶があり、篠直嗣氏の指導のもとに進められました。

順序として

①神社一周ランニング

②鳥船行事

  鳥船とはニニギノミコトが乗られた船のことで、実際は櫓で船を漕ぐ動作を中心に、声を

  出したりして、禊の本旨を表すと同時に準備体操・気持ちを高め、からだも冷却に耐えら

  れるように慣らしていくようにしていく。

③振魂

  心と霊魂を浄化統一する作法

④おたけび行事  ⑤おころび行事  ⑥息吹行事  を経て  いよいよ

⑦寒禊

  清水に身を投じます。 胸までつかって中腰です。 目は閉じずに前方を注視、精神統一

⑧鳥船  整理運動

⑨終了

たくさんの見物人・報道関係の方でにぎわいました。

 

 何事にも心身を清め自分を見直すことは 人を鍛え・向上させることにつながります。

 

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中央区観光検定 勉強方法

[みど] 2013年1月15日 09:00

中央区観光検定試験に申し込んだけど、まだ勉強が不十分という方に
私から効果的な学習方法を教えちゃいます。
当たり前ですが、テキスト『歩いてわかる中央区ものしり百科』と
過去問題集は手元に用意してください。

勉強はこれからという人は、まずテキストを斜め読みして概要をインプット
します。ここでは覚えようとしなくて良いので、全体のイメージを把握します。
次に過去問題集を集中的にトライしてみてください。おそらく50%くらい
しかできないかも知れませんが、さほど気にしなくても良いです。
過去問題を3ケ年分、解くことでだいたいの「出題傾向」のようなものが
わかってくると思います。易しいものもあれば、かなりマニアックなもの
まで様々ですが、こんなところからも出題されるのかというニュアンスが
なんとなく理解できるようになってきます。

たとえば、「・・・の由来」「・・・と関係する人物」「・・・の作者」
「・・・の前身、旧名、別名、現在の名前」は毎回、出題されています。
「数」も問題にしやすいので数字に関わる箇所は覚えておきましょう。
俳句や川柳の穴埋めもよく出題されています。
そして川、橋については必ず出るので細かなことまで勉強した方が良いです。

このようにだいたいの出題傾向がわかってきたら、今度はテキストを
じっくりと読み返します。ここは出そうだと思える箇所にはマークして
繰り返しテキストを読みこなします。
テキストに掲載されている写真はしっかりイメージできるようにしておき
ましょう。

さらにその年度にあったイベント、ニュースを覚えておくと点が稼げます。
たとえば、第4回試験では映画「麒麟の翼」に関係した問題が出ました。
テスキトだけで十分ですが、もし余裕のある人は観光協会のサイトと
本特派員ブログをチェックしておけばベターですね。

合格ラインは75点なので、100点は目指さず、80点をターゲットにします。
つまり20点はできなくても良いという心の余裕が生まれます。
落ち着いて頑張ってください。

平成24年度(第5回)中央区観光検定についてはこちらを参照
http://www.chuo-kanko.or.jp/kentei/

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銀座中納言の伊勢コースで海老を堪能!

[まぴ★] 2013年1月15日 08:30

主人が海老がダメなので、なかなか海老を食べる機会がなく、

昨年の11月、大阪から友達が来たときに銀座の中納言へ行きました。


そういえばバブルの頃、バイト先の忘年会で大阪の中納言に

連れて行ってもらったことがあるのですが、

背中に刺身を乗せた海老が動いていて怖かった(笑)

あれも伊勢コースだった気がします。


まあ、なにしろ海老は大好きなので、たっぷり海老を堪能しました(*^^*)

食前酒は梅酒 先付け なすびが食べれた!


 


伊勢海老のサラダ、中納言風    伊勢海老の活造り、ぷりっぷり★

 


伊勢海老の甲羅揚 コロッケみたい  伊勢海老のお吸い物

 


お口直しの柚子シャーベット    伊勢海老とばっちりの白ワイン  

 


伊勢海老の中納言焼き       国産牛フィレ肉の石版焼き

 


上の2つは選べるメニュー。2人で1つずつ選んで半分こしました。

伊勢海老のちらし寿司       果物はかき 珈琲

 


ちらし寿司も選べるメニュー。もう1つは伊勢海老の海苔茶漬


こちらが銀座店。銀座コアビルの裏手にあります。間口は狭いのに中は思ったより広いです。

サービスもよく、海老づくしで大満足でした(*^^*)


中納言のホームページ


 

 

佃公園の野鳥

[サム] 2013年1月12日 09:00

R0020373LS.JPG R0020300RSG.JPG 厳しい寒さが続く季節ですが、街場の公園・緑地でも、はるばるユーラシア大陸北部から渡ってくるカモ・カモメの類、ツグミ等の冬鳥の他、山地からやってくる鳥たちも加わって意外と種々の野鳥の冬越しの姿に出会うことが出来ます。

なかでもツバキの花密に集まるメジロの姿は愛らしい。

日本野鳥の会の関係者の話では今年は冬鳥の"当たり年"とか。

 

pencil ヒヨドリ: ボサボサ頭で全身灰色。頬は地味な紅色。

   ムクドリ: 嘴と足が橙色。頬に白斑。

   ツグミ: 眉斑、胸にまだら模様。

   シジュウカラ: 白い頬、胸から腹に "ネクタイ"模様。

   メジロ: 黄緑色。目の周り白いアイリング。

   ハクセキレイ: 尾羽を上下に振り、足を交互に出し素早い歩行。

 

        <ヒヨドリ>           <ムクドリ>            <ツグミ>

      ヒヨドリ(2)RS.JPG   R0020379RSC.JPG   ツグミ(3)RSC.jpg

      <シジュウカラ>          <メジロ>           <ハクセキレイ>

      シジュウカラRS.jpg   メジロRS.JPG   ハクセキレイRS.JPG

 

 

 

 

「女正月」に如何?-京料理「銀座花郷」(HANASATO)

[滅紫] 2013年1月11日 09:00

2013年の松の内も過ぎ、11日鏡開き、15日はもう小正月です。前夜、七草粥をいただいたのに翌日デパートの売り場で「熨斗はお年賀で」と言ったところ、売り場の方が申し訳なさそうに「もう8日になりましたので。・・」と言われ「そうか、もう寒中見舞いだと」今年の恥じ入り始めとなりました。


「小正月」は旧暦では新月から晦日までを1ヶ月としていたので、1月15日は1年最初の満月にあたり、そうした満月をめでたい日としていた時代の名残(「日本の暦と年中行事」)とのこと。今では「小豆粥を食べる」くらいしか慣習は残っていないかも知れません。


京阪神では、年末年始を忙しく働き続けた主婦をねぎらうため、この日を「女正月」としていた(「日本の暦と年中行事」)。そうです。そういえば子供時代にこの日には母が女友達を招いて女性ばかりで盛り上がっていたのを懐かしく思い出します。「女子会」のハシリでしょうか。昔のお正月とは違う現在でも何となく松の内は気忙しいもの。少し落ち着いた頃、気の合った女友達と美味しいお料理をいただきながらのんびりお喋りでもしたい時、「女子会」ならぬ「女正月」は如何でしょう?


そんな時ぴったりのお店がこの「銀座花郷」です。「花郷」さんは2007年銀座店オープンの京料理のお店です。銀座2丁目のシャネルビルとカルテイエビルの間を入ったデビアスビルの11Fにあります。天井の高いステンドグラスを配したゴージャスなインテリアにちょっと驚かされますが、テーブルに案内されれば不思議に落ち着いた空間に早替わりするのは不思議です。今日は「花郷」が大のお気に入りの友人と一緒。

写真はランチコースの「錦」(4,000円、他にお重5,800円とおまかせの8,000円があります)です。箱盛りで見た目も華やか。取肴、お造り、煮物、揚げ物、留椀、ご飯、水物で取肴はまだ松が取れたばかりなので黒豆や数の子などのお正月の雰囲気を残したものが宝石箱のようにぎっしりと入っています。京料理はやはり目で食べるものだと感じさせられるのはこんな時です。ほとんど気配を感じさせないサービスの人なのにぴったりのタイミングでお茶のお替りが運ばれてくるのは流石です。

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昨年六本木店もオープンしました。気の合ったお仲間とのちょっと贅沢な「女正月」にオススメです。


銀座花郷 中央区銀座2-5-11 デビアスビル 11F TEL5159-2575

11:30~15:00、17:30~22:00(土日祝 17:00~21:00) http://www.ginza-hanasato.jp

 

 

区内寺社巡礼~第10番『鐵砲洲稲荷神社』

[下町トム] 2013年1月10日 09:00

シリーズ10回目の参詣先は『鐵砲洲稲荷神社』です。今回も、散策と吟行を気取って訪ねることにします。

鉄砲洲稲荷 (2).JPGこの神社は東銀座、新富町、湊町、入船、明石町一帯を氏子地域とする由緒正しきお社です。ご縁起によると、千年以上も昔から産土神として信仰されてきたという歴史を持ち、何回かの遷座を経て、明治元(1868)年に現在地に鎮座されたそうです。(以前に取材した記事を参考にご覧下さい)

祭の朝・・・鐡砲洲稲荷の祭礼

 

 

広重「鉄砲頭稲荷」.jpg江戸時代には『湊神社』とか『浪ヨケ稲荷』とか呼ばれたこともあったようで、手もとの古地図には『浪ヨケイナリ』と記されています。昨年5月に大震災で1年延期された大祭が4年ぶりに挙行され、大いに盛り上がりました。当社の神輿は氏子町域内にある〔歌舞伎座〕の前で担がれることでも知られています。

境内には〔鐵砲洲富士〕という、いわゆる〝富士塚〟があります。江戸時代の社地ではもっと大きかったそうで、当時の江戸名所の一つとして数えられました。〝富士塚〟は江戸時代に富士山信仰すなわち浅間神社信仰が盛んだった頃に、手軽に参詣できるように各地に建造された〝ミニ富士〟です。区内ではここが唯一のものとして残っています。

 

 

鉄砲洲稲荷 (1)_R.JPG貫禄ある鳥居の脇には〝由緒書き〟が掲げられており、この神社のプロフィールを学ぶことができます。本殿の両脇には〝す組〟と記された天水鉢が存在感を示しています。〝す組〟は江戸町火消し四十八組の一つでこの地域を受け持った組の名です。今でも祭礼のときには、この伝統を汲む方々が〝木遣〟を放吟して祝うのが慣例となっています。

 

鉄砲洲稲荷_R.JPGさて、この時季の鐵砲洲稲荷神社』といえば、まず思い起こすのが「寒禊」です。現代では一般に「寒中水泳大会」とも呼ばれますが、そもそも寒中に無病息災を祈願して身を清めるという神事です。今日でも、下帯一つの男衆が大勢集まり、意気高らかに氷柱を入れた冷たい水につかって鬨の声をあげるという名物行事です。(写真は神社ホームページから引用)

 

今年は、この週末13日(日)に行われます。なかなか珍しい〝裸祭り〟ですので、是非一度見学に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

寒中禊.jpgこのような伝統行事も、地元の氏子や町の若い男衆の努力で脈々と受け継がれています。単に行事を承継するというだけではなく、意気と誇りと責任感が集約された文化であると思います。平成の時代になってもしっかりとこの神事が残されていることに感謝する気持ちです。

中央区にはほかにもいっぱい伝統行事があります。この町が文化と文明の町であることを改めて実感しました。

 

・・・ 町衆の肌に湯たぎる寒禊