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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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桜は散れど・・・<人形町大観音寺花まつり>

[whatever] 2013年4月 8日 10:00

hanamatsuri2.JPG仏教行事の一つ「花まつり」。毎年4月8日はお釈迦様の生誕をお祝いする日ですが、6日(土)に人形町商店街協同組合主催の「人形町大観音寺花まつり」が開催されました。

薄曇りの中、11:00に始まりましたが間もなく参拝者の長蛇の列が。階段上が本堂です。

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お釈迦様の誕生仏に、柄杓で甘茶をかけてお祝いします。甘茶をかけるのは、お釈迦様誕生の際に天に9頭の龍が現れ、甘い露を注いだことに由来するそうです。仏教系の高校に通っていたので、当時も同じように甘茶をかけ歌を歌いお祝いしたことを思い出します。
参拝後に寺報と「人形町 大観音」と焼印の入った重盛永信堂さんのお菓子を受け取りました。また、一人1枚スピードくじを引きましたが、そちらは残念ながらはずれてしまいました。当たると、草加屋さんのお煎餅など人形町名物のお菓子をいただけるそうです。hanamatsuri6.JPG


参拝者には、小さなお盆に載せられたお菓子と供に甘茶が振る舞われます。階段下に腰をかける場所が設けられており、皆さんしばし閑談してお寺を後にしていました。

最近TVでも紹介された人形町のキャラクター「下町KING 人之助(にんのすけ)」も元気に花まつりを盛り上げていました♪

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歌舞伎座 柿葺落4月公演

[杏葉牡丹] 2013年4月 6日 10:00

行って来ましたっ!
新しい歌舞伎座の柿葺落公演、しかも4月2日の初日です!
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早くから切符を売り出していたものの、多彩な演目に豪華な顔ぶれで、どれを見ようか迷っているうちに時期を逃してしまい、ほとんど諦めていました。
ただ、当日しか売り出さない4階の「一幕見席」なら、中日を過ぎて少し落ち着いた頃なら、並べば何とかなるのではと、望みを繋いでいました。

それでもさすがに初日は無理だろうと諦めていたのですが、午前中に用事を済ませた帰りに、一幕見席の切符売場に立ち寄ったところ、6時開演の三部なら、1時間半位並べば買えるというではありませんか!
これは見ない手はないと、早速列の最後尾に。
係の方や前後に並んだ方達と歌舞伎の話をしていたら、あっという間に時間がたってしまいました。(5時30分に照明がついてライトアップされたときは、大拍手でした)

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ちなみに「一幕見席」とは、4階に設けられた、何幕かある演目のうちの一つしか見られない専用席。
お値段は幕によって違いますが、一番安い3階B席よりも安くなります。
幕が替わるごとに入れ替えになるので、通常の席に紛れ込まないように仕切りがあり、食堂や売店・ロビー等には行けないのが、ちょっと残念。

4月公演では第三部は「盛綱陣屋」と「勧進帳」の2幕があるので、「盛綱陣屋」が終わった段階で入れ替えになります。(ただし切符を買う時に「勧進帳」の分も一緒に買う事ができるので、両方買っていれば、居残ることができます)

現在の歌舞伎公演は、他の演劇と違って、一つの物語を最初から結末まで演じることは少なく、異なった物語の有名な一幕を取り上げて独立したものとし、それらを組み合わせて一つの公演とするやり方が、多く行われています。
勿論ストーリーを全て知っていた方が理解が深まるのは確かですが、そこの一幕だけでも十分にお話として成り立ち、見せ場もあって楽しむことができます。

学生時代は少ないお小遣いの中でやりくりしなければならず、この「一幕見席」には随分お世話になったものです。
当時は急な傾斜の階段しかなくて、自由席なので少しでも良い席をと一気に駆け上がったものでした。
ところが、今度の建物は、専用の入口から入ればすぐにエレベーターがあって、楽に4階まで行く事ができて、やっぱり新しさを実感。
更に嬉しかったのは、以前は見えなかった花道がちゃんと見えるではありませんか!

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「花道が見える」というのは凄く重要なことで、歌舞伎では主要な人物が花道から登場したり引っ込んだりしますが、その途中で必ずセリフを言ったり、演技をしたりします。
以前の4階の一幕見席では、音だけが聞こえて想像するだけだったのですが、新しい劇場では、弁慶の飛六方の引っ込みをちゃんと見ることができて大感動です。

勿論、歌舞伎座は劇場全体が一つのテーマパークの様なもので、食事をして、ロビーを歩き、そこでしか買えないものを売店で買い、調度品や装飾品・飾ってある美術品を見たりするのも、大きな楽しみです。
今度こそは頑張って、前売り券を入手したいと思っています。

 

 

「口福」な時間をー「すし善」 銀座店ー

[滅紫] 2013年4月 5日 09:00

「花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは・・・・・」とかの兼好さんは書いていますが、やはり凡人には「満開の桜」がいいですね。昨日に続く今日の雨嵐で名残の桜も流石に最後となった中、銀座にやってきました。食いしん坊の友人が最近通いつめているお店です。

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「すし善 銀座店」は花椿通りの資生堂ビルの向い、福原ビルのB1にあります。「すし善」さんの本店は札幌にある有名店なのでご存知の方も多いかと思います。「喫茶去」(きっさこ)に迎えられた暖簾の先は程よい広さの13席のカウンター(奥にも9席)。この雨だというのに満席です。初めてのおすし屋さんはちょっと緊張するものですが、お店の方のほっとするような語り口にすっかり心地よくなりました。流石プロの接客です。


ランチは「福」(3,675円)、「禄」(5,250円)、「寿」(7,350円)でそれぞれサラダまたはお浸し、お椀、デザートのシャーベットがついてお値段の違いは握りの数の違いです。 


以下の写真は「寿」のものです。全種類ないのは私が先にいただいてしまったからです。スミマセン。(反省)

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アサヒ熟鮮をいただきながらウニを海水から真水に移し握る鮮やかな手許に見とれている内に絶妙のタイミングで出される12貫はすっかりお腹に収まっておりました。しっかり自己主張するアワビや口の中でほろっと崩れる穴子などどれも美味しくて食い意地の張っている私にはまさに至福の「口福」の時間。本日のデザートはさくらのアイスクリーム。今年の桜の季節の終りにぴったりのシメの味です。ちょっと贅沢なお昼をとお考えの時にオススメのお店です。ランチには特製ちらし(5,250円)もあります。


すし善 銀座店 銀座7-8-10 FUKUHARA GINZA B1

TEL3569-0068 営業時間 11:00~14:30,17:00~22:30 日曜定休

HP http://www.sushizen.co.jp/


 

 

"お江戸日本橋 キルト展" ~ 日本橋三越本店

[織衣舞] 2013年4月 4日 14:00

4/3~4/8 日本橋三越本店 新館7階ギャラリーで

江戸の中心 日本橋を描く "お江戸日本橋  キルト展" が開催されています。


入口には「粋な日本橋 今・昔」と題して浮世絵師が愛したお江戸日本橋から望む富士の山、時代が流れ今日本橋から見えるスカイツリー、が展示されています。


6つのコーナーから編成されています。

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①浮世絵からお江戸日本橋

②現代の日本橋界隈

③江戸前の「粋」

④黒羽志寿子の「粋」な世界

⑤江戸のくらし12カ月

⑥粋な女性、粋な男性のお細工物

あと トークショウ や マーケット も賑わいをみせています。

 

江戸町人の生活・粋でいなせな人生の楽しみ方・時の流れ、表からは見えない部分の粋、人々の鼓動を感じる力作が勢ぞろいです。お時間のある方は是非ご覧ください。

 

 

 

佃は古き江戸の島

[阿舒庵亭主] 2013年4月 4日 09:00

 

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劇作家の北条秀司の「雪降れば佃は古き江戸の島」の句碑が佃の渡しの碑の近くにあります。今年は寒い日があり何度か雪の佃を眺める機会があったのだろうが、結局は見ることが出来ませんでした。

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佃島は徳川家康の時代に摂津国西成郡佃村の漁民が江戸に下り築造したものです。爾来佃大橋が完成する昭和39年まで300年にわたり渡船で行き来するところでした。現在では石川島播磨重工業の跡地に出来たリバーシティー21が隣接し、あたかもマンハッタンを見るような景色ですが、ひとたび佃に踏み入れてみると其処彼処に江戸の面影が残っています。

IMG_3575.JPG漁村のように立て込んだ家々は今日でもやっと人一人が通れるような路地を隔てて建てられています。マンション暮らしの私にはとても理解できないような隣近所との濃密な関係が今も生きている街のようです。

 

隅田川の畔には大きな漁船が係留されているし、島内の船溜まりには小さな漁船やモーターボートが係留されています。ここだけ切り取れば誰も銀座から徒歩圏の街とは思わないでしょう。

 

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佃の町並みを見て車の少ない道路で子供たちが買い食いをして遊んでいる様を見ると、まるで半世紀ほど歴史を遡ったような安らぎを覚える不思議な空間です。

 

 

新富町 土曜日の食事処 & 新富の日

[銀造] 2013年4月 3日 14:00

新富町はビジネス・パーソンの働く場所で、土曜日の昼食処などは、休業のところが多いと思っていましたが、さにあらず、結構美味しく楽しいお店が開店しています。 京橋税務署から平成通りを北上して、美味しい店を探しました。 先ずは、黒毛和牛の焼肉 KAZU。 カルビ焼肉丼、¥950は柔らかい肉が沢山入っており、お値打ちです。  洋食では、フランス料理のBistro Boi de Pin. (ビストロ・ド・パン)肉料理が得意な様です。

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 中央区文化・国際交流振興協会の近くでは、飲茶 香港苑。 

新富1丁目11番地では、生蕎麦 丸屋、 沖縄料理の仲宮里などお店が開店していました。

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 近くには、青森県のアンテナショップもあり、珍しい食材やお菓子appleが販売されています。今日は、鴨肉のつみれ、鴨肉のハンバーグ、南部せんべい をお土産にしました。 躍金楼(てっきんろう)は、揚げたての天麩羅が美味しい、歴史のあるお店です。

/archive/2011/12/post-1043.html 

他に、平日開店のお勧めの店は、京橋税務署裏の、松し満です。/archive/2012/06/post-994.html

  そうそう、4月13日は、「新富の日」です。 この日から1週間、新富町内のレストランなどではイベントがあるそうです。 ぜひ、お出かけ下さい。run