中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

築地の町は大賑わい

[下町トム] 2014年10月14日 15:00

10月11日(土)~12日(日)の2日間、築地場外市場では、「築地秋まつり」が開催され、いつも以上の多くの来客で賑わいました。お買い得な価格で売り出される品も多く、買い物目当ての皆さんの中には、大きな袋を提げてあちこちの店を訪ね歩いた方もいらっしゃったようです。


P1130125(2).jpg11日(土)には、中央区と江東区の連携企画として『お江戸満喫まち歩き』 "築地・東京湾岸ゆらてく" というツアーも開催されました。ぼくもガイド役の一人として参画させていただきました。築地をゆっくり歩くというのは初めてというお客様もいらっしゃいましたが、改めてこの地区の魅力に包まれた様子でした。「また来たい」なんて言ってもらえると嬉しいものです。

また、この日は〔築地波除神社〕の「初穂祭」が催されました。秋の豊穣を感謝する祭事です。午後には古式ゆかしい「包丁式」も披露されました。


P1130126(2).jpg築地中央市場は豊洲への移転の準備中ですが、場外市場は引き続きこの地で多くの店が営業を続ける見込みとのことです。今月23日(木)には新しい商業施設である〔築地にっぽん漁港市場〕がオープンします。日本が誇る有名漁港の新鮮な海産物が提供されるとのことです。今から楽しみです!


中央区 築地新市場1パース-300x228.jpgまた、中央市場の移転に先駆けて、築地ブランドの新たな"賑わいの場"として中央区が先行的に整備する施設の工事も進んでいます。従来、駐車場などに使われていた築地川支川跡地を利用したおしゃれで和やかな施設になる予定です。(図は中央区工事計画より引用の完成予想図)

築地はこれからも潤いと賑わいの場であることは言うまでもありません。これからの築地の発展をどうぞお楽しみにしてください。

 

 

東京大茶会2014 in 浜離宮恩賜庭園

[サム] 2014年10月13日 14:00

      R0030178LLS.JPG   DSC01121LLS.JPG

         茶席(中島の御茶屋)                野点(中の橋袂)

 

R0030173RS.JPG 10月11・12日の両日、浜離宮恩賜庭園で「東京大茶会2014」が開催された。

茶道に馴染みのない人にも「お茶の文化」や「茶の湯」を気軽に楽しんで貰おうと2008年から始まったイベント。

日本の伝統文化の魅力を国内外に発信する「東京発・伝統WA感動」の主要プログラムのひとつで、お茶の文化とそれを育んできた江戸・東京の文化を紹介することを目的に、数々の流派が一堂に会し、様々な趣向の茶会が楽しめる。

今年は1964年東京オリンピック・パラリンピック50周年記念と題し、園内では「茶席」(中島の御茶屋)「野点」(中の橋袂)「茶道はじめて体験」(花木園)」の3プログラムの他、江戸の行商・江戸太神楽のパフォーマンス、相撲甚句・日本舞踊・尺八演奏のステージイベント、飴細工・江戸切子・茶菓子/抹茶 等の出店に加え、1964年東京大会を振り返り、パネル展示ブースが設営されている。

「野点」コーナーでは、板橋区・北区・中央区の各茶道連盟による「野点」(計3席)の他、目黒区茶道連盟による「イングリッシュ野点」、東京都高等学校文化連盟茶道部門による「高校生野点」が組まれている。

DSC01126RS.JPG中央区茶道連盟の野点の席で、流派により作法の違い等の解説にも耳を傾けながら、お手前をいただいた後、展示された茶道具に纏わる話を伺う。

当日は表千家、裏千家、有楽流が交代で担当との由。

茶道は景色・道具・作法等すべてにおいて究極の美を追求した総合芸術で、独特の哲学の根底には、"おもいやり" の精神があるとされる。

秋空の下、奥深い茶の湯の世界の一端に、垣間触れるひとときでした。

 

  R0030207ERS.JPG  R0030204ERS.JPG  R0030208ERS.JPG  R0030211ERS.JPG

 

 

 

 

 

ハリオファミリーセール

[ふらっふぃ] 2014年10月13日 09:00

10月9日と10日の2日間、ハリオ本社でファミリーセールがありました。

9日の午前中にお邪魔しました。

 場所は日本橋富沢町9-3。

人形町、小伝馬町、馬喰横山のいずれの駅からも近いのですが、

大きな通りからは少し入ったところです。

ファミリーセールとなってはいますが、関係者ではなくても入場は自由にできます。

 ハリオ本社のビルは、旧川崎貯蓄銀行富沢町支店だった、登録有形文化財にもなっている素敵な建物です。

残念ながら、目の前の道路が工事中で、とても写真が撮りずらかったのですが...

hario3.jpg IMG_0323.JPG 

写真は側面とエントランス部分です。

屋内も、白い漆喰の壁にシックな分厚い木の扉や階段などがあって、とても素敵でした。

このようなセールの機会でもなければ、なかなか入ることはできないので、それだけでもお得な感じです。

IMG_0328.JPG

 さて、セールは、午前中でも盛況で、かなり混み合っていました。特に、コーヒー関連器具が人気のようでした。

私もボウルやドレッシングボトルなど、色々と買い込みましたが、使うのが楽しみなのが、こちらの「フルーツスムージーメーカー」です。

イチゴやマンゴーなどのフルーツとミルク、ヨーグルトなどを入れれば、簡単にスムージーができるそうです。

耐熱ガラスなので、これから寒くなったらホットチョコレートも作れるとのことでした。

なんといっても、お値段もとってもお得でした!

hario5.jpg

 帰りに、馬喰横山に向かって歩いていたら、ベビー用品のピジョン本社前で、こんなイノシシを発見しました。

説明書きによれば、イタリア・フィレンツェの広場にあるイノシシ像の複製ということです。IMG_0327.JPG

なんでもイノシシは幸運のシンボルで、鼻に触れば金運、縁談、子宝などのご利益とあるそうです。

そのせいか、イノシシの鼻はピカピカでした

 新しいマンションが増えたエリアですが、ところどころに古い建物もあって、楽しい路地裏散歩になりました。

 

 

石川県アンテナショップOPEN-石川百万石物語江戸本店

[滅紫] 2014年10月11日 14:00

中央区は各県のアンテナショップが多い区ですが、10月8日24番目(連絡協議会に参加しているところ)として石川県のいしかわ百万石江戸本店が外堀通り銀座2丁目にOPENしました。

100_1477.JPG100_1478.JPG

何と地下1階、地上2階の3フロア使用の豪華版。流石加賀百万石のDNA.1階は加賀野菜、能登野菜などの生鮮品、加工食品や醤油塩などの調味料、2階は九谷焼、輪島塗、山中漆器、金沢箔などの伝統工芸品とアクセサリーなどの生活雑貨、インテリア用品、地下は和菓子、地酒、珍味のほか、石川県の食材を生かしたイートインまであります。映画帰りの私は2階にカフェがあると聞き早速をお願いして通りを見渡せる窓際の席に、コーヒー、紅茶、加賀棒茶の3種のチョイスが出来、お菓子も3種類から選べます。私は蒸しカステラに、セットで500円。場所からいってもずいぶん良心な価格設定です。コーヒーは金箔入り(お肌にいいそうです)。カップは軽い輪島塗。(購入可能です)。

100_1479.JPG

2階には観光案内の他に『移住相談」コーナーもあります。『移住」はという方も短期間ならちょっとそそられるかたも多いのでは。北陸新幹線の金沢開業が来年3月になり東京と2時間28分!の距離となりました。ますます近くなった『食」と「文化」の県の魅力の一端に触れにちょっとお立ち寄りになりませんか?

 

「いしかわ百万石江戸本店」銀座2-2-18 銀座一丁目駅4番出口前

TEL03-6228-7177

営業時間10時から21時(年末年始を除き無休)

http://100manngokushop.jp

 

 

赤銅色の月 <10.8 皆既月食>

[サム] 2014年10月11日 09:00

20141009CG.jpgDSC01014ELSR.JPG 10月8日夜、月が赤銅色に鈍く光る「皆既月食」が見られた。

皆既月食は、地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによる現象。

皆既月食が国内で観測されるのは2011年12月以来凡そ3年ぶりとの事。

18時15分頃欠け始め、19時25分頃から20時25分頃迄皆既食となった。

太陽光のうち波長の長い赤系の光が地球の大気で屈折・散乱されて、微かに月面を照らす為、真っ暗にならず、鈍い赤銅色に見えるとされる。

部分食を含め、全体で約3時間20分の天体ショー。

次回皆既月食が国内で見られるのは来年4月4日という。

左上写真は、中央大橋主塔の間から望む、18時45分頃の "部分食" 進行中の一コマ。

 

   DSC01069RRS.JPG  DSC01073RRS.JPG  DSC01087RRS.JPG  DSC01104RRS.JPG  DSC01106RRS.JPG

 

 

◆ 築地本願寺 で動物さがし

[隅田の花火] 2014年10月10日 14:00

日比谷線築地駅を降りて築地市場方面へ歩いて行くと、左手に見えてくるのが「築地本願寺」です。

この建物を初めて見た人はその外観に圧倒されてしまうかもしれません。

s_hanabi9-1.jpg戦前の1934(昭和9)年に完成した古代インド様式の建物で国の登録有形文化財、日本ではあまり見ることのできないデザインだと思います。

設計をしたのは「伊東忠太」という人で建築家としては初めて文化勲章を受章した人です。

 
伊東忠太の設計の特徴の一つとして、空想動物や幻獣が建物に数多く取り入れられていることです。

例えば国立市にある一橋大学の兼松講堂や、墨田区にある東京都慰霊堂などが知られています。

 
そしてこの築地本願寺にも動物がたくさん棲んでいるということですので、探しにいってきました

s_hanabi9-2.jpg

 
まず本堂に入る外階段では四体の獅子が人々を出迎えています。羽がある変わった形です。

s_hanabi9-3.jpg 
本堂で参拝を済ませ、横をみると階下に続くエリアがあるのですがそこに動物たちの園がありました。

s_hanabi9-4.jpg 
鳥・牛・獅子・馬が階段の手すりに居座っています。

s_hanabi9-5.jpg 
階段を下ると、さらに猿や象が待ち受けています。

s_hanabi9-6.jpg
 
寺のあちこちを探してみると社務所前の階段の手すりには・・・妖怪でしょうか?

s_hanabi9-7.jpg 
中庭にも見つけることができました。まだ探せば見つけられるかもしれません。

s_hanabi9-8.jpg
 
築地本願寺の建物は独特な外観で そこに目を奪われがちですが、建物の中もまた違った、この寺独特の雰囲気を味わうことができます。
 

もちろん厳粛な雰囲気ではあるのですが、
こういった動物たちが棲んでいたり、ステンドグラス・パイプオルガンなどがあったりと、何だかお寺というより教会?みたいな雰囲気もあります。

s_hanabi9-9.jpg拝観料などもありません。
ぜひ気軽に入ってみていただければと思います。
 
 
夜の境内もまた違った趣きですのでぜひ眺めてみてください

s_hanabi9-10.jpg