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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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魚河岸トラック塗装意匠

[サム] 2014年11月10日 09:00

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R0030316ERS.JPG 築地市場(東京都中央卸売市場築地市場)は昭和10年開場以来、今日に至るまで、水産物・青果物などの生鮮食料品流通の中核的存在。

まだまだ内航船と貨物鉄道による物流が主流だった時代につくられただけに、老朽化・狭隘さ・品質・鮮度保持設備が時代の期待に十分沿いきれない等、様々な問題が顕在化し、一方新たに多頻度小口配送・取引電子化・情報化・衛生/環境対応・直取引・ネット流通等々、流通システムの構造変化の動きにも直面していると聞きます。

とは言え、今日も、約15,000人の市場勤務者が働き、約20,000台の車両が出入りし、多くの買い出し人で連日賑わい、活気に満ち溢れ、都民の台所を支えてくれています。

何より、都心に近いのが魅力。

豊洲新市場は世界基準の衛生管理体制をとる為、業者と一般人の出入り出来るエリアが明確に分けられ、卸売市場は工場見学のようなスタイルで入ることになる可能性が高いとも漏れ聞きますので、"粋" で "いなせ" な雰囲気を気軽に垣間見られるのも今のうちかも知れません。

但し、仲卸売場の見学は午前9:00以降に、立ち入り禁止区域には立入らず、また交通や業務の支障にならないようくれぐれも気をつけましょう。

今回取り上げたのは、魚河岸トラックのボディーペイント。

図柄は、魚をあしらったもの、魚河岸マーク、故郷風景等々いろいろです。

各々のオーナーのセンスとも受け取れる個性が出ていて、興味を覚えます。

 

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愉快な "人面草" ~パンジー&ビオラ コレクション~

[サム] 2014年11月 9日 09:00

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    ビオラ ペニー ミッキー       ビオラ くまりん   パンジー 虹色スミレ ムーンライト

 

 パンジーは欧州原産のスミレ科の多年草。

パンジーの名は仏語のパンセ(物思い)に由来し、蕾が下を向く姿が、物思いに耽っている人のように見えるところから名付けられたとされています。

秋~5月頃まで長く咲き、花の大きさ・色・咲き方を始めとしてバラエティー豊富で、単色の他、きれいに2色に咲き分けるもの、花の中心に「ブロッチ」と呼ばれる目が入るもの、様々な色の混じるもの、縁取りが入るもの、縁が大きく波打つ品種などもあります。

パンジーの小輪多花性種を一般にビオラと呼んでいますが、

パンジーとビオラを掛け合わせた品種も多く、境界線は曖昧とも聞きます。

ビオラはスミレ類の植物全体を指す学名でもあります。

ビオラ・トリコロールはパンジーの原種で、その種名は仏語で三色の意。

ここから和名の「三色すみれ」が誕生したと云われています。

いろいろな動物の顔貌・・・にも見え、譬えられ、

「人面草」「胡蝶草」「遊蝶草」とも呼ばれています。

 

晴海トリトンの「花のテラス」「緑のテラス」の植込み、「サウストリトンパーク」「ノーストリトンパーク」のコンテナ内に10月末より、パンジー・ビオラの愉快な仲間たちが約100種新登場。

表情豊かな "愉快な仲間たち"、皆さんにはどのように映りますか。

 

 R0030798RRS.JPG モルフォRRS.JPG リンリンRRS.JPG ひとつぶの涙RRS.JPG デルフトブルーRRS.JPG

 パンドラボックスRRS.JPG らいおんももかRRS.JPG きまぐれロージーRRS.JPG エンゼルピンクRRS.JPG R0030810RRS.JPG

 ハートカクテルRRS.JPG ピーチメルバRRS.JPG ニュー歌姫RRS.JPG R0030796RRS.JPG ハニービーRRS.JPG

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まるごとミュージアム2014 ヘブン・アーチスト at 明石町防災船着場

[銀造] 2014年11月 8日 18:00

 毎回楽しいパフォーマンスを演じてくれるヘブン・アーチストの方々。

今年、明石町防災船着場で演じてくれたのは、ピカ(顔面男)さんとキラリン(笑太夢マジック)のお姉さん。

ピカさんは、画用紙で作成された顔面マスクを上下逆さまに操って、じっと観劇している子供たちを笑わせてくれました。

ショーの最後には、子供たちとジャンケンして、負けた子供には、もう一度チャンスを与えてくれる、とても心の優しい小父さんでした。

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キラリンさんは、マジックです。パントマイムも大変お上手でした。

大きなカードが小さくなったり、

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子供たちと一緒になって千切ったティッシュ・ペーパーを丼に入れると、おうどんになったり、

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赤、青、黄色、それぞれのジュースを一緒に紙袋に入れても、コップで取り出したのは、そのままの色のジュースであったり、

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空の紙袋から幾つもの箱を取り出したり、マジックの不思議さ、面白さを教えてくれました。子供たちは大喜びでした。

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なお、キラリンさんの事については、笑太夢マジックというHPでご覧になれると教えて下さいました。

こちらです。http://www.showtime-magic.com/

 

 

まるごとミュージアム2014 リリ・レイが贈るフランス原語シャンソン・コンサート

[銀造] 2014年11月 8日 14:00

 リリ・レイさんのシャンソンを聴きたくて、聴きたくて過去に何度も電話で応募しましたが、過去のまるごとミュージアムでのイベントでは、ステージのせいか、限られた30人程度での人数制限があったと記憶しておりました。 あきらめかかった今年は、明石町の教育センター5階視聴覚ホールで開催して頂き、視聴者数は先着120名様ということで、時間さえ遅れなければ、視聴出来ると希望を持って、勇躍辿り着きました。

 

まるごとミュージアムの公式当日イベントガイドによれば、

「リリ・レイはフランスParisと日本でフランス原語のシャンソンを歌っています。東京シャンソンアカデミー®のお弟子さん達もパリ本場で通用する美しいフランス語でシャンソンを学んで唱っています。日本人が大好きな懐かしいおなじみのシャンソン「愛の讃歌」、「枯葉」、「バラ色の人生」等「銀座でパリのシャンソン」をお楽しみ下さい。」とあります。

 

開始にあたり、リリさんより出演者の歌の名前と特徴を説明していただきました。 

これで、久しぶりのシャンソンも理解を深めて楽しめるとにっこりしました。

お弟子さんの曲目は、イタリーのカンツオーネの名曲「ヴォラーレ」、幸せの青色を歌う「青色のジャヴァ」、「フルーツサラダの歌」、ロックのリズムで歌う、ドイツ、ドイツ人の事を歌い、リリー・マルレーンの名前が何度も出てくる「ダルマーニュ」、「懐かしき恋人の歌」、「枯葉に寄せて」、「いつ帰ってくるの」、「青春の宝」、「「そして今」でした。

 

そして、待望のリリ・レイさんのステージです。(お写真は、彼女のHPでご覧下さい)

 

甘く切ない歌声で始まった「枯葉」、越路吹雪さんの歌った名曲「愛の讃歌」、

最後は、ゆっくりとした歌声から早口言葉で歌う「華麗なる千拍子」でした。大変流暢なフランス語で早口言葉で歌ったこの歌は、大変味があり、面白い曲目でした。観客の皆様は、大喜びでした。

 

最後に;素敵な歌声を贈って頂いたリリさんの中央区での予定のご案内を頂きました。

2015年1月31日(土)、ヤマハ銀座スタジオにて、ご予約・お問い合わせは090-9834-3550 東京シャンソンアカデミー®。

未だURLはアップされていませんが、http://chansonnier.chanson-tokyo,jp

こちらをご注視していて下さい。 とても楽しみです。

 

 

「まち歩きツアー」~築地場外市場

[みど] 2014年11月 8日 09:00

中央区観光協会「まち歩きツアー」の"築地場外市場①"に引率者
として参加いたしました。
参加者9名(1名欠席)、特派員2名、協会スタッフ1名の総勢12名。
今回のまち歩きツアーの様子をケーブルテレビでも放映されるとかで
ビデオカメラマンも同行されました。

このツアーでは築地場外市場にある4つの店舗を回り、それぞれの
お店で店主のお話を聞いたり、見学したり、試食をしたり、買い物
などをします。移動時間を含めて約30分づつで2時間のツアーです。

  

10時に築地4丁目交差点ローソン前に集合し、出欠確認して出発。
最初に訪問したのは「鳩屋海苔店(はとやのりてん)」。
バリトンボイスの店主さんが、とても陽気に場を盛り上げていただき
いきなり試食会が始まりました。中でも『鳩屋海苔店の焼ばら』は
そのまま頂いてサクサク感ですが、味噌汁に入れての試飲もグッド。
またなぜ試食のアーモンドが絶妙に美味しく「冬でもナッツ!」と
笑わせてくださいました。

  

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次にお邪魔したのは玉子焼きで有名な「松露(しょうろ)」。
もともとこのお店は寿司屋だったとのことですが、奥方が
店先で玉子焼を焼いていたのが評判となり、玉子焼屋へと移行
したと説明がありました。
見学は店内奥にある厨房に入れていただき、目の前で職人さんたちが
ムダのない作業で玉子焼きを作っていました。
試食でいただいた玉子焼きはダシが利いて味わいのあるものでした。

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3店目は漬物卸問屋「広洋(こうよう)」。
バラエティ豊かな漬物が店先に並んでいました。目にも美しく、
歯ごたえ良く、味わい深く、日本の食卓には欠かせないといった
感じです。40年間漬物製造販売卸業をしてきた店主が満を期して
独立出店したお店だそうです。「美智子キムチ」名のものがあり
名前の由来を聞いたところ、店主のお母様の名前で母親直伝の
キムチだそうです。

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最後にお邪魔したのは昆布商の「吹田商店(すいたしょうてん)」。
多くの名門料亭が信頼を寄せる昆布専門店で、1892年に大阪の
靱本町で創業とのこと。はっぴには「靱」の文字が書いてあります。
"なんでも揃っている"と言われている築地場外市場ですが、
昆布問屋はこちら一軒だけだそうです。
昆布のおいしさを伝える食育講座も催されるとのことです。

  

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秋咲きの2つの "サクラ"

[サム] 2014年11月 7日 18:00

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          ジュウガツザクラ            アッサムニオイザクラ(ルクリア)

 

 晴海トリトンスクエアにて毎月開催される、ポケットプラザ「花・水・樹」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策するミニガーデンガイドツアー「プランツ・ウォーク晴海」。

11月4日に開かれた(12:30~、14:30~)今回のテーマは「秋のたからものを探して」。

秋色が深まる時節、11月7日は暦の上では「立冬」。

やがて迎える冬の準備も静かに着々と始まっています。

「花枯れ」の季節ではありますが、そんな中で、今月の注目は、先月に引き続き「実のなる植物」に加え、秋咲きの「"サクラ" の名を冠する花」。

☆実のなる植物

  先月観察したサンシュユ、ミヤマシキミ、ヒメリンゴ、シセントキワガキ、シナヤマボウシ、

  コトネアスター、シロヤマブキに加え、今月は、ハナカイドウ、ソヨゴ、ピラカンサ、

  ヒイラギモチ、クチナシ等々の実が色づいています。

☆"サクラ"の名を冠する花

  ・ジュウガツザクラ

    マメザクラとエドヒガンが関与したとされる栽培品種。

    萼筒は紅色壺形、八重咲き。

    花色は白色~淡桃で、3~5個が疎らに咲く。

    尚二季咲き性の "サクラ" にはこの他、「コブクザクラ」(八重咲き)、

    「フユザクラ」「シキザクラ」(何れも一重咲き)等がある。

  ・ルクリア(アッサムニオイザクラ)

    ルクリアはヒマラヤ、中国雲南地方に分布するアカネ科の常緑低木。

    短日植物で11月~12月が開花期。

    香りがよいこと、ピンクの花色がサクラをイメージさせるので、

    「アッサムニオイザクラ」の名前で流通。

    薄ピンクや白の品種に加え、近年、濃いピンクの花色も登場。

  何れも春のサクラのボリュームのある華やかさには敵いませんが、各々個性を感じます。