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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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深イイ奈良講座〔奈良まほろば館〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年1月27日 09:00

日本橋室町一丁目にある奈良まほろば館で、奈良の魅力を紹介する講座が開かれましたので、日曜日に行ってきました

kojik1.JPG演題は、「文学で知る!奈良の魅力~古事記から、鹿男あをによしまで~」で、講師は、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」で専務理事を務められる鉃田憲男氏です。会場は奈良まほろば館の2階で、満席の盛況でした

今回は、鉃田氏が、奈良にゆかりのある物語や小説10冊を取り上げて、奈良の魅力を紹介してくれました。取り上げられた作品は、『古事記』、『日本霊異記』、『天平の甍』、『天河伝説殺人事件』、『鹿男あをによし』などなど

鉃田氏のお話は大変おもしろく、読んだことのない本については、是非読んでみようと思い、昔読んだことのある本でも、もう一度読み返してみようかと思わせるものでした

奈良まほろば館では、このような講座・イベントを常時開催しており、はがき、FAX、インターネット等で参加の申し込みができます

kojik3.JPG当日、1階奥のスペースでは、「大神神社(おおみわじんじゃ)~太古から続く神と人の変わらぬ姿~」と題して、三輪山を御神体とし本殿を持たない大神神社を紹介するパネル、映像、模型が展示されていました。ちなみに、このイベントは、1月27日までです

奈良まほろば館のHPはこちら ⇒ http://www.mahoroba-kan.jp/index.html

 

 

◆2020年東京五輪 2020日前の晴海地区

[隅田の花火] 2015年1月23日 09:00

 

2020年の東京五輪の選手村の予定地となっている中央区晴海地区。

1月12日の晴れた日に晴海5丁目辺りの現状を見に行ってきました。

 

s_hanabi14-1.jpgくしくもこの日は東京五輪開会式まで2020日前となる日。

選手村ということで、選手が滞在する建物がこの2020日の間に作られていくことになりますが、建つのはまだ先の話。現状はまだ構想段階のようです。

 

 


この滞在施設は大会後には住居として転用されるとのことですが、12月19日に東京都から発表された内容によるとさらに高層マンション2棟を大会後に建設、商業施設や学校もある街を作る壮大なプランとなっています。

 

s_hanabi14-2.jpg(東京都HPより)

 

今この場所にある大きな建造物と言えば、高い煙突のある『ほっとぷらざはるみ』と『晴海客船ターミナル』くらい。

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今のところ、まわりには広大な空間かあるだけで、この空間だけ見ていると将来ここにひとつの街が出来上がるのを想像するのはまだ難しいです。

この付近ではいろいろな工事は既に始まっているので、目に入ってくる景色も刻々と変わっていくことでしょう。

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『晴海客船ターミナル』の屋上は、レインボーブリッジや東京タワーも見える見晴らしの良い場所。

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南側の対岸には建設中の豊洲の新市場も。

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これからの晴海やその周辺の変化を見下ろせる場所なので、定期的に訪れたいと思っています。

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「人間国宝二人展」開催中ー銀座和光

[滅紫] 2015年1月22日 09:00

やきものの鈴木藏氏、おりものの北村武資氏、人間国宝お二人のコラボ展が銀座和光で始まっています。

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会場に入ってまず目を惹くのは『高瀬川』と名付けられた風炉先屏風と志野茶碗の組み合わせ。前漢時代に完成した人類史上最薄とされる幻の『羅』の技法を復元した透文の茜色が志野茶碗の温か味のある乳白色にぴったりです。こんな贅沢な組み合わせで茶会ができたらどんなに素敵なことでしょう!お二方ともご紹介の必要のないほどそれぞれの分野での高名な方ですが、この展覧会の監修をされた林屋晴三先生によれば『二年ほど前に亡くなられた十四代柿右衛門さんの提唱で「傘寿記念に何かいままでにない面白いことをやろうよ」というのがきっかけとのこと。鈴木先生のどっしりしているのにとてもシャープな造形のお茶碗を見ていると中にお茶が入るとどんなにか映えるだろうとわくわくしてしまいます。私には気楽に購入できる価格ではないのでやはり宝くじ」を頼みにするしかなさそうですが、「見せていただくだけなら時間はたっぷり」と思っていたら余りにも「欲しい」オーラが出ていたらしく「如何ですか?」と声をかけられてしまいました。北村先生の帯は既に完売。他に裂地や着尺・袱紗・掛け軸などの作品もありますし、花器や皿、向付や銘々皿なども。「陶芸と織の世界が現代の生活の中に見事に調和する」(和光さんの案内)、林屋先生の言を借りれば『鈴木さんの志野は絶えず理想を求めて挑んで尽きることがない』『北村さんの心と手は魔性にあるとしか思えない』『孤高の技を持つお二人の仕事』傘壽になられた人間国宝お二人の貴重なコラボをご覧になってみては如何でしょう。

1月25日(日)まで銀座和光本館6階和光ホール10:30~19時(最終日は17時まで)

 

 

 

東野圭吾「祈りの幕が下りる時」の橋を歩く②

[橘] 2015年1月21日 09:00

昨年9月に「祈りの幕が下りる時」の橋を歩く第一弾として、小説中の1月のカレンダーにメモされていた"柳橋"付近について書きましたが、今回はカレンダーの2月にメモされていた"浅草橋"と3月の"左衛門橋"付近に付いて書きたいと思います。

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asa1.png浅草橋に接している中央区の町は現在の町名では"東日本橋2丁目"ですが、住居表示変更前は"日本橋両国"でした。JR.両国駅や両国国技館のイメージから両国という地名は墨田区と思われがちですが、本来の"両国"という地名は中央区にありました。今でも、郵便局の名前には"両国郵便局"として残っています。因みに嘗て墨田区側は"東両国"という地名でした。

ryougokujp.jpg又、浅草橋の台東区側の袂には、"浅草見附跡"の碑が建っています。江戸時代に浅草観音や奥州に向かう人々の取り締まりのために見附が置かれたものです。

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この浅草見附付近で、江戸元禄時代に赤松清左衛門が太平記を講じ江戸講釈の発祥となりましたが、これを記念した碑が薬研掘りのお不動様に建てられています。

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又、江戸時代浅草橋の中央区側には郡代屋敷があり交番横に説明版が建てられていますが、郡代屋敷の敷地だったところには現在日本橋女学館があります。女子中高一貫校ですが、2009年には新校舎が完成、今年の入試から共学となり校名も"開智日本橋学園"と変更されるそうです。

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左衛門橋です。

saemon1.jpg浅草橋と左衛門橋の間にも船宿があり、屋形船が係留されています。
  (浅草橋から、左衛門橋を見たところです。左のビルが日本橋女学館です)

 

saemon2.jpg左衛門橋は北側が台東区、南側の東側が中央区馬喰町、西側が千代田区と3つの区に接しています。

 

 

「フェルメール光の王国展2015」@日本橋室町

[之乎者也] 2015年1月20日 12:00

土曜日の午後、日本橋室町で開かれている「フェルメール光の王国展2015」に行ってきました。この展覧会では日本でも人気の高い17世紀のオランダの画家ヨハネス・フェルメール(J. Vermeer16321675)の作品を鑑賞できますが、以前オランダ旅行の際にマウリッツハイス美術館(デン・ハーグ)やアムステルダム国立美術館で見たフェルメールの作品をもう一度じっくり見たいと思い、出かけて来ました。

                       

【マウリッツハイス美術館】     

ハーグB.jpgこの展覧会は青山学院大学教授(分子生物学)で自らも世界中のフェルメールのオリジナルを見てきた福岡伸一氏が2012年に企画し、20121月~7月に銀座6丁目の「フェルメール・センター銀座」で、その後全国(名古屋、松山、広島、長野ほか)を回っていた展覧会が3年ぶりに中央区に戻ってきたものです(/archive/2012/04/post-1177.html/archive/2012/07/post-1307.html)。

 

【絵画芸術】 

絵画芸術B.jpgこの展覧会はフェルメールのオリジナル絵画の来日引越展覧会ではなく「リ・クリエイト作品」を鑑賞するものです。展覧会の解説によれば「リ・クリエイト」とは、フェルメールの故郷であるオランダ・デルフト市の「フェルメール・センター」提供のオリジナルの画像データをデジタル的に解析して、デジタル印刷技術を使って再生したものです。写真による複製と異なり、特殊なキャンバスに最先端のデジタル印刷を施したものなので、ことによってはハーグやアムステルダムの美術館にあるオリジナルよりも、当時フェルメールが描いた当時の色彩や質感を忠実に再現できるとのことです。「リ・クリエイト」と馬鹿にするなかれ、日本橋室町の展覧会では、フェルメールの37の作品全てを一度に見ることができるのです。

 

【ヴァージナルの前に座る女】

バージナルLDN.JPGフェルメールファンの私も、過去にデン・ハーグ、アムステルダム、ロンドン、ワシントン、ニューヨークの美術館にある一部の作品には直接対面したのですが、実際に福岡氏や『フェルメール全点踏破の旅(集英社新書)』の著者である朽木ゆり子氏のように全点を見ようと思っても、オランダ(デン・ハーグ、アムステルダム)、欧州(ロンドン、エジンバラ、ベルリン、ドレスデン、パリ、ウィーン等)、米国(ニューヨーク、ワシントン)と全世界に分散しており、よっぽど時間が無ければ見ることが出来ません。

 

【真珠の耳飾りの少女】

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更にはフェルメールの作品には個人が所有しており一般公開されていないもの、そしてボストンの美術館から盗難されて未だ行方知らずの作品もあるのですがこの展覧会では全て見ることができます。

また、現在では別々の美術館に展示されているため、なかなか比較して見ることができない同時期や同テーマの絵画を比較して見ることで見えてくる絵画のモデルの共通性や、人物の脇役として用いられている世界地図や楽器などの小道具について新たな発見など贅沢な鑑賞の機会を楽しんできました。なお、展覧会の後には、近隣のCOREDO(室町13、日本橋)、日本橋三井タワーの飲食店で展覧会の入場券を提示することで割引などのサービスが受けられます。私も展覧会のあとお腹が空いたのでCOREDO室町2のお店で夕食を取りましたが、その話は別途皆さんにご報告できればと思います。

 

「フェルメール光の王国展2015日本橋室町B.jpg

場所:〒103-0022 中央区日本橋室町3-2-15 日本橋室町センタービル1F(地下鉄三越前駅A8出口)

会期:1/53/10(休館:月曜日)

開館時間;1000-1900

入館料:大人1,000円、小中学生500円。

音声ガイド500円。

 

 

【子連れで楽しむ中央区】#06: ハワイアンリトミック教室(日本橋浜町)

[お染] 2015年1月19日 14:00

今回は、中央区の総合スポーツセンターで開催されている 『親子ハワイアンリトミック』 を紹介します。

 

総合スポーツセンターでは、大人向けや子供向け、小さな子連れで参加できるママ向けのものなど、様々なスポーツ教室が開催されています。

年に3回程度募集があり、希望者は往復ハガキで申込みます。(区内在住でなくとも誰でも申込みできます

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スポーツセンターは浜町公園内にあります。駅近!

 

そんなスポーツ教室のひとつである 、親子ハワイアンリトミック

人気があって抽選のことが多いようですが、運良く通えることになりました。

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浜町のスポーツセンターの武道場でやってます。中に授乳スペースあり。

 

こちらでは、子供にハワイアンの衣装を貸してくださり、ウクレレに合わせて歌ったり踊ったり、ハワイ感たっぷりにリズム遊びができます。

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他にも、たくさんの葉っぱ(おもちゃ)をヒラヒラと撒いてくださったり、大きいカラフルなシートをみんなで持ってフワフワさせたり、家ではできないダイナミックな遊びができるのも魅力です。

普段は場所見知り&人見知りをしがちな我が子ですが、この時はキィーヤーッと叫びながら楽しそうに遊んでいました。

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また、ママもフラダンスをします。

しなやかな動きとは裏腹に、思いのほか足腰がビシビシ鍛えられてエクササイズ効果も大です◎

 

私は人見知りがちなので馴染めるか心配だったのですが、先生方が明るく親切に目を配ってくださっているので、安心して楽しくすごせました。

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最後にステキな手作りの記念品いただきました

 

都内広しといえども、このような体験ができるところはなかなかないと思います。やっぱり中央区はいいですね~

次回募集は春頃かと思いますが、ぜひチェックしてみてください

 

それでは、最後はリトミックのお別れのフレーズで。

  フラ フラダンスを 一緒に踊ろう♪

  パ パパン♪ パ パンパンパン♪ スマイル^ ^

 

◆中央区総合スポーツセンター

   http://www.chuo-sports.jp

◆スポーツ教室一覧

   http://www.chuo-sports.jp/fleely.html

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