中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

■2015年5月16日 24日に行われる「平成27年 水の消防ページェント」予行演習

[江戸旅太郎] 2015年5月17日 18:00

■5月24日(日)に開催される「平成27年 水の消防ページェント」予行演習が、16日(土)に晴海客船ターミナルの近くで行われていたのを偶然目にしました。

 

 □消防艇


消防艇が何艘か集まっていました。

DSC06183.JPG

 

□水の放水

 水の放水の予行演習が始まりました。

DSC06190.JPG

 

□色つきの水の放水

 色つきの水の放水予行演習もありました。

本日は天気が良くなく、画像では色がよく出ていませんが、肉眼では綺麗な色が確認できました。

24日当日が晴天なら素晴らしい光景を見ることができるでしょう。

DSC06235.JPG

 

   

■「水の消防ページェント」は、24日(日)10時30分~11時45分(予定)に、中央区晴海五丁目7番地先L岸壁(晴海客船ターミナル前)で行われます。是非、会場に足を運んで下さい。

 

 

絶景かな! 絶景かな!

[佐平次] 2015年5月17日 09:00

 

 日本橋に日本唯一の6☆ホテルがあるのをご存じだろうか?
そのホテルの名は「マンダリンオリエンタル東京」だ。 

 

このホテルは香港に本社を持つマンダリン オリエンタル ホテル グループが日本で2005年12月にオープンしたラグジュアリーホテルだ。 
同グループは1974年にタイのバンコクにある、常に世界のホテルランキングでトップを誇る名門『ザ・オリエンタル・バンコク』(現・マンダリン・オリエンタル・バンコク)をも買収している。

 外資系、国産を問わず、ホテルランキングではトップを独走。ミシュランガイド東京ではホテル格付け最高ランクの評価を得ており、米国の権威ある格付け機関(アメリカン・アカデミー・オブ・ホスピタリティー・サイエンス)からは、世界で初めての「六つ星」の最高評価を取得しているのである。

 日本橋にある国の重要文化財である三井本館の隣に建設された大型複合再開発ビル日本橋三井タワー(千疋屋日本橋総本店のあるビル)の30階から36階を占めるのだが中央通りからは何処にホテルの入口があるのか非常にわかりづらい。
ロビー正面の小さな入口を入り少し奥に進むと左手にエレベーター乗り場がある。

  

マンダリン4.jpeg

マンダリン1.jpeg

 ホテルのフロントは最上階(38階)にあり、その階と下の階にホテルのロビーと朝食用のレストランやティ―ルームがある。 
 客室は専用のエレベータで降り部屋のカードキーがないとエレベーターには乗れないが、このロビーまでなら誰でも入れるし全面ガラス張りのロビーから視る東京の景色は周りに高い建物があまりないので格別である。 もちろんティールームでお茶を飲むのもいい。

   

マンダリン3.jpeg


 しかし、本当のお勧めはロビーからの眺めではないのだ!
ロビーの横にあるトイレに入ってみよう! さすが6☆ホテル、素晴らしいトイレだ! 手を拭く暖かいおしぼりもふんだんにある。
 でも一番素晴らしいのはトイレからの景色である。 全面が総ガラス張りで真正面にスカイツリーが、また途中に高い建物がないために隅田川とともに一望できる。
これだけ見事な東京の下町風景とスカイツリーを望める展望台はそうそう無いだろう(それも無料で!)

  マンダリン2.jpeg


 さて、ロビーに戻るともう一つ値打ちのある風景を楽しめる。
 トイレと反対側、つまり西向の窓では東京駅周辺のビル群が目前に見下ろせるのだが、もっと近づいて真下を覗き込んで見てください。 緑色の屋根の建物が見えます。これが1974年(昭和49年)に国の重要文化財に指定された日本銀行本店本館です。
 東京駅などを手掛けた建築家辰野金吾氏の設計で、柱やドーム<丸屋根>などのバロック様式に、規則正しくならぶ窓(まど)などのルネッサンス様式を取り入れた「ネオバロック建築」で、ベルギーの中央銀行を手本にしたとされている明治時代の近代洋風建築を代表する作品です。

 この建物は上空から見ると『円』に見えることで有名ですが、建築当時の『円』の正字は『圓』であるため『円』を意識したものではないと言われてます。しかし『圓』の略字(手書き文字)として『円』の字は昔から使われているので、やはり『円』を意図してこの形にしたとの説もあり、この方がロマンティックな気がしますが...。

ともあれ、この『円』の形をした日本銀行の建物を真下に見られる場所は他に無いと思われますので是非ご覧になってください。(実際は横向きですが...)

   

マンダリン5.jpeg

 

 このマンダリンオリエンタルホテル東京は全178室。最もベーシックなデラックスは約50平方メートルの広さで部屋代は朝食込で5万円(ツイン)。他の有名ホテルと比べてもそれほど高くもないので話題作りに泊まってもいいかも。

 

 

 

ボーダー屋さん

[王冠とあざみ] 2015年5月16日 22:12

築地7丁目の老舗文房具店が閉店し、

また文化の灯がひとつ消えてしまったのかと

心寂しく感じていた矢先、

その店舗あとは、多彩なフレームのショウ・ウインドウの利点を生かして

フランス直輸入のウエアを取扱う、ショー・ルーム『アンカー』となった。

覗き込むと、小粋なボーダー・シャツが並び、一見、ボーダー専門店の様相。

わたしは便宜的に「ボーダー屋さん」と呼んでいるけれど、

基本は卸だし、訪れる方によって「しましま屋さん」等、

好き勝手に呼ばれているらしい。

 

 __ (13).JPG

 

日本でも大人気の『ボーダーTシャツ』『バスク・シャツ』(バスク地方発祥)は

1820年代ぐらいから、フランス・ブルターニュ地方の

船乗りに着用され続けており、

現地ではむしろ『marinier(マリ二エール)』漁師風、

『Bullton(ブルトン)』(ブルターニュ地方発祥)と

呼ばれているとのこと。

元祖論争は諸説あるものの、いずれにせよ、のちに海軍の制服に採用、

ボーダーの数は、ナポレオン・ヴィクトリーと同じ数と明確に決定づけられ、

今や次第に全世界に広まって、流行の遍歴に左右されない定番として、

老若男女のワードローブに欠かせないアイテムになっている。

ピカソやヘミングウエイが愛用しているポートレート写真も有名ですね。

皆さんも1枚ぐらいは・・・。ボーダー好きなら何枚も、手元にお持ちでは?

 

 

代表の高松さんは、ハウス・マヌカンが台頭していた

バブル期~後半にかけてアパレル企業に就業し、

一握りを除いては、まったくクリエイティブとは言えない

デザイナーズ・ブランド、キャラクターブランドのイージーさに辟易し、

興味が薄れかけていた時、

ファクトリー・ブランドというカテゴリーに出会う。

 

__ (20).jpg

学生時代からイギリス音楽にはまり、

その文化的背景を知るなかで、産業革命・工業革命がもたらした

イギリスの工場機能の素晴らしさを肌で感じていたことと相まって、

『洋服の原点』=オリジンに気持ちが向かうように。

 

ところが縁が繋がったのは、

イギリスではなくて、フランス、マリンウエアの老舗。

エージェントを引き受けることになり、数人と独立。

渋谷~青山~銀座と展開して来たが、

時代と年齢に伴って、洒落た立地からかけ離れた、築地へ移転。

 

 

あまりにも赴きが違いませんか?という質問に、

「確かにこれまで付き合いがあるところとは、まったくチャンネルが違うのですが

例えば市場で働く人、

エンド・ユーザーから直接声を訊ける面白さがあります」との返答。

築地市場から数分の距離。ゴム長靴を履いたおじさんがふらっと立ち寄り、

質実剛健な仕事着として購入していくようなことが、

彼にとってはまさに、理にかなった原点=オリジンの再確認になっているよう。

 

店内は、実はボーダー・シャツの他、

高松さんが惚れ込んだファクトリー・ブランドが、多数鎮座している。

 

【armor lux(アルモー・リュックス)】ブルターニュ地方

創業1938年。

ブランド名はブルトン語で「海の光」

マリン・ストライプの、肌触りの柔らかいボーダー・シャツが象徴。

子供服、紳士服、ランジェリーまで、幅広く手掛ける。

 

Fileuse d'Arvor(フィルーズ・ダルボー)】ブルターニュ地方

創業1927年。

『ヴィンテージリブ』 と呼ばれる昔ながらの手間のかかる

編み立て生地が採用されているのが最大の特徴のニット。

やはり、ボーダーが象徴的で、現行フランス海軍に支給されている。

 

GUY Cotten(ギ・コッテン)】ブルターニュ地方

創業1964年。

yellow oilskin item」で揺るぎない地位を築く。

ゴムびきのカッパやつなぎがメインで、

フランス漁師ウエアのシェアなんと99%。

いち早くマジック・テープや溶解圧着を取り入れ、

現代が求める利便性、耐久性を追求。

 

【Arpin(アルパイン)】サヴォワ地方

創業1817年の老舗。

アルプスの羊毛のみを使用し、国家遺産の機械と技術で

製糸から織りまでを手掛けている。

最近ではケミカルな素材も取り入れた、機能性重視のウエアが充実。

オススメは、

北極探検家ポール・エミール・ヴィクトールのシグネチャー・モデル。

 

 

「こういう企業には、現場上がりで、

心底ものづくりが好き+技術が伴ったまじめなオッチャンがいて、

日本向けのサイズや、

僕からのリクエストを本当に良く理解して造ってくれるのです。

だからそこに存在する本物の確かさとストーリーは、

きっと、着てくださったら肌で感じてくれると思います。」

 

__.JPG

(取材当日は奥様もお手伝い。写真右側が奥様。初めてお会いしてすぐに意気投合)

 

わたしにとっては、若い時に、物の良さ、ストーリーなどに気づかず

皆が着ているからというだけで飛びついてみたけれど、

定番だからこそ、なんだか手におえず、難しいものだったのが、

年齢を重ねた今こそ、確立したスタイルで着こなせるように成ったように感じる。

心身共に熟成した世代が着ることにより、服に説得力が現れるのが

ファクトリー・ブランドの底力なのかもしれない。

 

「ボーダー屋さん」は、早くも口コミで人気を得ているが

目利きが多く、江戸の粋を継承する築地に於いては、至極当然のことなのかも。

ぜひ、高松さんから、ブランド・ストーリーを聞きながら、

人生に寄り添う素敵な一着を見つけてください。

 

中央区築地7-11-10

不定休

 

 __ (7).JPG

 

 

 

「日本橋区」と「京橋区」の統合

[CAM] 2015年5月16日 09:00

 「中央区」成立までの経緯を調べるとおもしろいですね。「中央区」は、昭和22年に、それまでの「日本橋区」と「京橋区」が統合されてできたものですが、このとき、京橋区議会は速やかに統合を議決したものの、日本橋区では、伝統ある日本橋の共同生活圏の維持を図るという趣旨から慎重な姿勢をとり続け、都の指示した期限の前日深夜まで激論が重ねられたそうですね。

 

 その結果、統合については一票差で可決されたのですが、新区名に関連して「現日本橋区の区域の町名呼称は中央区日本橋何町何丁目何番地と呼ぶものとす」との但書が付されたのですね。

 

 新区名の選定に関しては、中央区の他に「江戸、銀座、大江戸、日京」などの案があったそうです。

 

 

 

ビルは大きなキャンバス!?

[遊山ものみ] 2015年5月15日 14:00

 今年度初のブログです。物見遊山に色々な場所に出かけてはいたのですが、ブログは長いこと休んでおりました。

再開の記念には、まずめでたいモノからです。

 

 先日築地場外市場に出かけ、晴海通りを歩いていたら、

大きなものを見つけました。東急ステイのホテルの壁の『鯛』です。

築地鯛のビル.jpg

 活きの程は良いかどうかはちょっとわかりませんが~!!!

 

 築地市場が豊洲に引っ越しをしてしまうけれど、素敵な新しい施設が築地場外市場のエリアに建設中ですね。

新鮮な食材を購入したり、食事もできるとのことです。

 また中央区の新名所が増えて、出かけるのが楽しみデス。

 

 

 もう一つ"めでたい"と言ったら、日本人はやはり霊峰『富士山』でしょうね。

こちらは日本橋船着き場からクルーズ舟に乗った時、教えていただいたのですが、

日本橋川には高速道路の屋根がありまったく見えなかったので、日本橋川を川沿いに歩いてみました。

本当は橋の形を見るのが目的だったのですが~。

見つけました!小西酒造富士山.jpg

 

 ちょっと遠いですが、確かに見えました。

「山は富士、酒は白雪」の小西酒造の窓が全くないビルの壁です。

 

 川沿いには江戸への「下りもの」ノ上等な日本酒の歴史が、今も息づいています。

 

 

 

東銀座の隠れたお店を訪ねて ①

[wombat] 2015年5月14日 14:00

 

   多分、ご存じの方も多いでしょう、ミシュランという言葉を。

  そのなんとかいうものに星いくつ?なんていう言葉もうしろに

  続くんですが、、、。

   

   今日、訪ねたお店はそういうところで修業された御仁が満を

  持して開業された進取性に富んだお店です。しかし、修業された

  お店とは違うコンセプトによる姿勢で取り組んでおられます。

   そのお店の名前は、徳うち山です。

    でわ、しばらくそのお店をご紹介します。

 

 

13.png 8.png

2.png 徳うち山 1.png

3.png 12.pngのサムネイル画像

7.png4.png

  カウンターを通して料理人の動きと会話が美味しい料理となります

 

6.png

  沢山のワインもクーラーにて

     お待ちしています

 

    

旬にあわせた食材によるお料理も心を豊かにしてくれます。

また、お店をきりもりしているスタッフの機敏な反応もよかったです。

私って結構、お店の人にいろいろ質問したりお喋りしてその反応を見ていますが、

ここは合格です。 あとは、もう少し弾んだお話ができるといいかな。

お料理は大変結構です。 先輩・友達に紹介し、すでに2~3人からGOOD

というお返事を頂いております。よかったです。 昼のお料理ですが、

今月は夜に息子夫婦とお邪魔します。知人間の昼の評判は良かったのですが、

夜はどうかな? 夜の料理は昼と違ってかなりの力を入れているとか。

楽しみです。                           明石町の住人より