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初午祭

[サム] 2016年3月14日 16:00

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 旧佃島地区には稲荷社が3個所4社鎮座しています。

一部(上町)には、住吉神社の境内社のひとつで、明治2年、大伝馬町1丁目より遷座したとされる「入船稲荷神社」。

二部(下町)には、佃島を開いた森孫右衛門一族が奉祀した屋敷神が発祥とされる「森稲荷神社」。

三部(東町)には、玉垣の刻銘に元漁師町の残影が色濃く残る「波(浪)除稲荷神社・於(御)咲稲荷神社」。

神社が2つ並んでいるのはユニークです。

通りに面した鳥居の扁額には2つの神社名が書かれ、於咲稲荷大明神の前には一回り小さい鳥居が建てられ、鳥居は入れ子構造。

毎年3月初午の日、もしくはこれに近い日曜日に、初午祭が挙行されます。

今年は3月13日(日)。

佃住吉講の講員が祭典の運営にあたります。

神饌として油揚げの他、イセエビやマダイ等も供えられ、行灯が飾られ、各々の神社名を染め抜いた数多くの奉納旗が並び、祭りムードに包まれます。

当日は、10::00、住吉神社の宮司が各稲荷社を回り、修跋式を執行。

稲荷社前に据えられた太鼓を子供たちが叩く音が町内に響きます。

 

左から、入船稲荷神社、森稲荷神社、波除稲荷神社、於咲稲荷神社 

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