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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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元祖「食べるラー油」

[佐平次] 2016年6月28日 09:00

 数年前、激辛ブームで「食べるラー油」が流行ったのを覚えているでしょうか? この「食べるラー油」ブームの火付け役となったのが、このアジア料理「菜心」のラー油です。

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ランチ時に行けば麺類を注文しても小ライスにカップに山盛りのラー油が出てきます。

(ハネよけの紙エプロンもくれます)

「ごはんにラー油をかけて食べてね!」っと言われ、ごはんに小さじ一杯のラー油をかけて食べます。 ラー油といっても油分はほとんどなく(約2割)具沢山のおかずとしてのラー油です。 想像以上にメチャクチャ辛いです! でも材料は分かりませんが香ばしくて味わいのある正に「食べるラー油」です。

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 このラー油、実は持ち帰りとして買うことができます。(確か500円か600円) 人気が高い証拠に、毎日のように近くのペリカン便から地方に発送もしています。

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ただこのラー油、ポリ容器に入っていますが、持ち帰った後はジャムの瓶など広口の容器に移し替えて使ってください。 でないと、最初に僅かの油分が出て、ほとんどの具材が残ってしまい取り出すのが困難になります。

尚、「菜心」の料理はやはり担担麺が自慢の一品のようです。

当方は特別辛い物好きではありませんが、このラー油を付けると市販の餃子やラーメンなど、ワンランクもツ―ランクも旨さがアップしますよ!

 

 「アジア料理 菜心」 東京都中央区日本橋人形町2-7-12 03-3665-2201 日曜定休

 

 

月島B級グルメ(もんじゃ以外)

[中央小太郎] 2016年6月27日 18:00

 月島と言えば「もんじゃ」でしょうが、今回隠れた月島のB級グルメ

「レバーフライ」と「煮込み」をまとめて食べてきたのでレポートします。

  

■レバーフライ
 
特派員のバイブル?『中央区ものしり百科』によると、

大正の初めのころに西仲通りの露店で売られるようになった「肉フライ」が始まりとされ、その後レバーフライになりました。
月島のご当地グルメということで、前から一度食べてみたいと思っていました。

  

月島でレバーフライを提供してる店は、「味の王道」「ひさご家阿部」の2店のみ確認できました。

 

味の王道は、居酒屋スタイルなので、店内でビールとともに頂けます。
ご主人の話では、2店の他に、「げん(?といっていたような)」という店もやって
いるそうですが、(大体の場所を聞いたものの)見つけることができませんでした。
なぜかネットでも見つからずでした(どこか間違っているのかも)。
地元の人は夕食のおかずにスーパーでレバーフライを買うと後述の「げんき」の女将さんは言ってました。

また、昔はレバーフライの店がもっとあったのですが、店主の高齢化とともに殆どは店をたたんでしまったとのこと。残念です。持ち帰りでなければ、他の料理屋さんでもサイドメニューとして注文できる店があるかもわかりませんが、確認はしていません。

 

今回、味の王道とひさご家阿部の両方でレバーフライを食べてみました。

 

味の王道は、牛のレバーを使っていて、カツレツ風に料理したものをレバーフライとして出しています。串にはさしていません。ご主人によると、最初「レバーカツ」で売ってましたが、月島だとレバーフライとした方がいいということで、こちらにしたそうです。スジを残したコリコリタイプとスジを残さない(コロッケ?)タイプの2種類が楽しめます。

私は、両方を一皿で楽しめる「レバレバ」を注文しました。今回は、店内でビールとともに美味しく頂きました。
※料理の写真は1切れ食べてしまっています。申し訳ありません。。。

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ひさご家阿部は、50年以上の老舗で昔からの伝統の味を守っています。
持ち帰り専門で、豚のレバーを使っており、串に刺して出てきます。
持ち帰り専門ではありますが、店先にベンチがあるので、そこで座って食べるともできます。

一本だけ頼んで、備え付けの辛子とともに美味しく頂くとともに、4本を持ち帰り用に包んで頂きました。
ひさご家阿部は、昔は月島にありましたが、今は佃の方に移ったので、現住所は佃になりますのでご注意を。

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■煮込み

月島で「もんじゃ」以外を探すなら「煮込み」があるよと味の王道のご主人から聞きました。

モツ煮込みの「げんき」がいいよとのこと。
また、串に刺して煮込むのが月島流だそうです。

 

「げんき」にも行ってきました。

西仲通りから一本清澄通り側にある道に向かうとある路地に面した小さな店で、小さなカウンターに丸椅子を並べただけの店で雰囲気最高です。

開店前の仕込み中だと知らずに「注文できますか」と聞いたら、
「まだなんだけどせっかく来てくれたから」と、3本だけ食べさせて貰いました。
3本とは、「牛モツ(小腸)」「牛フワ(肺)」「牛なんこつ」。
こちらもおいしく頂きました。「フワ」って珍しいですよね。
(ビールと一緒だと最高と思いましたが、開店前なので遠慮しました。。)

尚、げんきでは飲み物は持ち込むのが基本で、店では料理(串にささった煮込み)を注文するのがスタイルとのこと。(持ち込んだ飲み物が足りなくなった場合は、ハイボールと日本酒を注文してくださいとのことです)

※すみません。げんきさんでは、料理も店も写真を撮り忘れてしまいました。。。
 文章からご想像ください

 

レバーフライも煮込みも、お酒の最高のお供ですね(特にビールか?)。
月島界隈(佃にも)には古い昭和な町並みが沢山残っており、細い路地と軒先の植木、
看板建築が目白押しです。 

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もんじゃのみならず、レバーフライや煮込みを昭和な雰囲気の中で食べるというの
も、一つの楽しみになりませんか?

 

 

 

歌舞伎稲荷神社のご朱印

[pont] 2016年6月27日 14:00

歌舞伎座に直結する
東銀座駅のエスカレーターを
のぼった地上に、小さな
歌舞伎稲荷神社が鎮座しています。

 

創建などの由来は不明ながら、
御祭神は歌舞伎稲荷大明神ともいわれ、、
芸能・技芸上達、集客・商売繁盛に
ご利益があると言われています。

 

例年11月上旬に行われる、銀座一帯の全11社寺を巡る
「銀座八丁神社めぐり」の一社にもなることがある
お稲荷さんで、「八丁めぐり」開催期間には
スタンプをいただけることがありましたが、

最近は、通年でご朱印も授与いただける
ようになったことが、神社の前に掲示
されるようになりました。

 

歌舞伎座タワー5階の歌舞伎座ギャラリーの
横に併設されているお土産処「楽座」で、
初穂料300円をお納めすると、
書き置きのご朱印に日付を入れてもらい、
授与いただけます。

歌舞伎座ギャラリー、こちらです
https://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/gallery/

 

ご朱印ファンの方にとっては、
日本橋・福徳神社のご朱印授与とあわせて、
ここ数年で新しいご朱印が増えて、
中央区の寺社めぐりもより魅力的になっています。

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色彩が踊る新しい萩焼!三越・金子司陶展「鏡花水月」

[柴犬] 2016年6月27日 12:00

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今、大注目の萩陶芸家「金子司」さんをご存知でしょうか。

 

萩焼といえば侘び寂び。派手の対極にあるもの。そんな中、ポップで可愛くちょっとの毒がある色彩の萩焼が登場。好事家の間で度々話題にあがってきたその萩焼こそが、金子司さんの作品なのです!その金子司さんの展示販売会が銀座三越で開催されました。

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ガチャもあります



金子さんは山口県萩市出身で、現在も萩市にアトリエを構え活動しています。話題になることは多けれど、東京にいては実際に手にとって見ることはなかなかできません。銀座三越ではすでに終了していますが、日本橋三越では7月下旬から展示販売会が始まります!それに先駆けて、金子さんの作品をご紹介いたします。



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まずは大人気のこちら、急須です。

中に茶漉し網があるのでそのまま茶葉を入れられます。そして、蓋は自由に組み合わせて買うことが出来ます。持ちやすくてどれも可愛いです。



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DSC_6869.jpgのサムネイル画像

続きまして、大皿類です。ぜひ拡大してご覧ください。一滴づつ絵の具を垂らして360度回転して作られた、大変凝ったものです。



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そしてこちら!

ティーカップ&ソーサーのリトルサイズセットです。ミルクピッチャーとして作られたそうですが、お子様用にもできそう。お値段も手頃なので、フルセットで揃えて贈り物にしたら喜ばれそうです。



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こちらはなんと万華鏡です。

今回の展示「鏡花水月」は、儚く幻のように美しいもの、手に取れない美しさ、説明できない奥深さなどを表す言葉ですが、そのメインテーマともなっているのが万華鏡です。この美しい万華鏡を覗くと見える世界は...ご覧になった方のお楽しみで!



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上の画像を見て、光が透けているのが分かりますでしょうか。

今回展示販売されている作品の中で、新しい素材で作られた「ガラスのように透ける萩焼」のシリーズがあります。実際に見ると、なんとも不思議な感覚です。土が透けているような...。そして、こちらの素材を利用して作られたのが、↓



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ランプシェードです。

小さなスタンド型からリビングにも対応できる大きな傘型まで、いくつか展示してあります。柔らかく目に優しい光です。



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おしゃれなきのこ類もありますよ!



いかがでしたでしょうか。

色彩豊かで華やかなのに、萩焼特有の侘び寂び、凛とした雰囲気もあります。実物は派手な印象は全くないのです。

この色付け、柄の構成はもちろん筆ではできません。どうやっているのだろう...?と不思議に思われた方はぜひ会場で金子さんにお尋ねになってみて下さい。「な、なるほど...そうだったのか...!」となりますよ!



こちらは金子さんの萩アトリエ。とてもお洒落です。



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私は以前、こちらで実演を拝見しました。とても面白く、自分でもやってみたい!と思える美しい作業でした。東京でもワークショップなどやってくださると嬉しいのですが...。



画像多めでお伝えした「鏡花水月 金子司 陶展」いかがでしたでしょうか。日常使いできる陶器ばかり、お値段も数千円から。日本橋三越では7月下旬からの開催です。東京ではなかなか御目にかかれない作品ですので、ご興味を持たれた方はぜひチェックしておいて下さいませ!



 

 

まちを彩り歴史を語る建物たち

[小江戸板橋] 2016年6月27日 09:00

ビルの谷間に木造の町家建築を見つけると、ポーッとその周辺だけが時代の香りを漂わせているようで、懐かしい感覚にとらわれます。

銀座や日本橋の辻角に、そうした建物を見つけた日には、よくぞ幾多の試練を乗り越えて姿をとどめてきたものと、感心することしきりです。

 

震災、戦災、高度経済成長期の地上げの荒波。

移動する手段がない建物にとって、耐え忍ぶしかない状況です。

こうして今に残るのは、きっと、所有していらっしゃる方々の並々ならぬ思いが注ぎ込まれた証しなのでしょう。

 

中央区立郷土天文館〈タイムドーム明石〉の区民ギャラリーで、中央区内に残る近代建築物のパネル展が、7月3日(日曜日)まで開催されています。

私、この企画を待っていたのです。

確かにどこかで目にしたはずなのに、明確な所在地が分からないまま過ごしてきた建物。

再び、巡り合える好機です。

展示されているパネルは23枚。

町家建築からビル建築まで。明治期から昭和40年ころまで。

区内には多様な建築材料、構造、デザインに特徴のある建物が建てられてきました。

「華の東京のど真ん中」ならではの種類の豊富さであり、現存していることに敬意を表します。

 

パネルの写真だけ見流せば、1分もあれば会場をひと回りできます。

でもそこは、とても楽しみにしていたものですので、じっくり拝見させていただきました。

建物本体の写真をメインに、

1、建物の特徴

2、建物にまつわるエピソード

3、建物情報(所在地、創建年、構造・規模、用途、大工等)

4、写真(建物の内部写真や、細部の意匠、活用されている状況など)

が、一枚に盛り込まれています。

エピソードには、建物に対面した時の注目箇所がまとめられており、それまで気づかずに見逃していた部分が、すっきりと目の前に広がるようです。

 

会場内の机に「用語解説」のプリントが用意されていました。

パネルに表記された建築用語や建物に関連する人物について、分かりやすい説明が記されています。

プリントと合わせてパネルを見れば、建築初心者の私でも、十分に見どころが理解できます。

そして、同じく用意されているパンフレットが嬉しいのです。

23枚の建物写真が載っており、各建物の所在箇所を示す地図もついています。

目的の建物に、迷うことなくたどり着けそうです。

 

会場のギャラリー前の通路の壁面には、震災後の銀座通りを描いたパノラマ絵巻が掲出されていました。

細やかに描かれた建物の一つひとつが、活き活きと見えました。

 

 

中央区近代建築物パネル展〔タイムドーム明石〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月26日 09:00

明石町、聖路加国際病院の南側の道路をはさんで向かい側、中央区保健所複合施設6階に、タイムドーム明石中央区立郷土天文館)があります

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ここは、郷土資料の常設展示室プラネタリウム区民ギャラリーを併せた施設ですが、現在、「中央区近代建築物パネル展」が開催されています

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この企画展では、「近代建築物調査100選」に選定された建物のうち、いくつかがパネルで紹介されています

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中央区では、平成23年から3年にわたって、中央区内に現存している近代建築物に関する調査を行い、その結果をもとに「近代建築物調査100選」を選定したそうです

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大きなパネルで紹介された建物は、知っているものもあれば、今回初めて見るものもありました

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まさに、中央区を彩ってくれている建物であり、中央区の歴史を語ってくれている建物たちです

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会場に用意されている用語解説の冊子が詳しくて、町家建築看板建築について、とても勉強になりました

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これらの近代建築物に会える地図も用意されていて、これを手に中央区を歩くのも楽しいなと思いました

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開催期間は、7月3日()までです。月曜日休館日です。

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なお、会場での写真撮影については、特別にご了解をいただきました。ありがとうございました

パネル展の詳細は、こちらのHPをご覧ください。⇒

http://www.city.chuo.lg.jp/event/culture/28panerutenn.html

 

 
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