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にんぎょう町草加屋 ~今だから言える『新参者』撮影秘話②

[rosemary sea] 2016年7月12日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をテリトリーとして取材します、rosemary seaです。

 

DSC01211b.jpg本日は人形町甘酒横丁のおせんべいのお店、にんぎょう町草加屋さんにお邪魔しました。お店左端に当店ご主人がいらっしゃいます。

前回の日本橋ゆうまさんに引き続き、約5年前の東野圭吾さんの小説・TVドラマ『新参者』、小説・映画『麒麟の翼』のロケ地巡り第2弾です。

と言いましても、順序からしますと小説でもドラマでもこちら草加屋さんが第1話登場です。今後も順序を守らずロケ地巡りを続ける所存です。

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まず、商品のご紹介。

 

手焼きせんべい

DSC01199a.jpgDSC01213a.jpg煎餅屋『あまから』として「新参者」に登場したあの手焼きせんべい。

現在も創業当時の製法で、職人が1枚1枚心を込めて焼き上げています。

三代目・桂三木助師匠はこの手焼きせんべいが大の好物、弟子に食べられないよう金庫に隠していたそうです。

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歌舞伎の第十七世・中村勘三郎丈、若い頃この手焼きせんべいをもっと焦がしてくれと言われたのが「おこげ」の由来となっています。

 

ここでわが職場の食レポチーム登場。

I倉さん。「良い意味で軽く、堅すぎず後を引く美味しさ。何枚でも食べられます。」

F川さん。「とても香ばしい。お醤油感がたまりません。」

T山さん3号。「僕は堅すぎるのは苦手だけれど、これはいける。醤油の深い味わいが鼻から抜ける。お米と醤油のハーモニー。」

他にもおこげ・とうがらし・えび・青のり・ごま・鬼棒・あられ久助・あげせん・・・目移りしてしまいます。

 

DSC01212b.jpgDSC01205b.jpg進物コーナーも充実。売れ筋は手焼き詰合せ(右の写真の左)・手焼きとおかき詰合せ(右の写真の右)、どちらも2、000円です。

手焼きせんべいを包装紙に包むこともできます。ご主人にお持ちいただきました。

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さてお待たせしました、『新参者』撮影秘話です。

ここからはお店の娘さんに主にご説明いただきました。残念ながら写真にはご登場いただけませんでした。

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「『新参者』撮影のときですか?他のお店はセットが多かったのですが、うちはお店で撮りました。撮影が始まる前に主役の阿部寛さんと『あまから』のおばあちゃん役の市原悦子さんがお見えになり、事前に下準備をしていかれました。お二方ともとてもいいかたでした。もちろん主人役の小林隆さん、娘役の杏さんも。ただ、阿部さんは天然ぽいかた。うちの店は中に18cmほどの段差があります。ここで靴を脱ぐと演技が途切れちゃいますよね。撮影のときだけマットを引いて全部土足で上がれるようにしたんですね。その後番宣で同じテレビ局の他の番組収録のとき、阿部さんがいらして、他のスタッフさんは靴を脱いで上がられたのですが、阿部さんだけは土足でずずずーっと。・・・悪気はなかったようです。」

「撮影の約3か月間は人形町のそこここで撮影がありました。それでうちの撮影が終わっても、役者さんスタッフさんたちが『すみません、お手洗いを貸してください。』みたいな感じで・・・。アットホームな町中がみなさんを見守っている感じで。(私も同感です、この町大好きです。ロズマリ)」

「台湾での東野さん、ドラマが人気です。本も売れてて、阿部さんもすごく人気で。台湾のひと、アジアのパワーってすごいですね、今でも。だいたい朝一番のお客さんは台湾のかたです。(「午前中は半分が台湾のかた。」と、ご主人。)」

「『麒麟の翼』も撮ったのですが、放映されたのはお店に入ってくるところだけ。あとはカット。トラック3台でやって来て、持ってきた小道具とお店に中を入れ替えて。『あまから』の立派な看板にも付け替えて、1か月間毎週土曜日曜は引っ越しみたいな感じでしたけどね。映ったのは一瞬。」

「うちの家族は小説・ドラマのとおり、おばあちゃんとお父さんと私(娘)。でも小説・ドラマではおばあちゃんが病気になってしまうシーンがあって。他から『おばあちゃん大丈夫?』って、そこはドラマと違うのに、・・・困りました。」

「事前に東野さん、取材に来ました。名乗らなかったけれど、すごくいっぱい質問してきました。2004年に小説現代で『煎餅屋の娘』という題で1話が出てから2話が始まるまで約1年あいだが空いて、読み切りかなって思っていたんです。ある日講談社のかたから本になるって連絡があって、そのとき渡されたポスターがこれです(上の左)。その後今までと違った客層のひとたちがお店の外から写真を撮ってるんです。このひとたち何?って、東野さんの小説ファンでした。そのあとすぐドラマ化したい、撮影したいって・・・。」

 

日本橋人形町2-20-5

甘酒横丁の交差点を浜町公園・明治座方面に数十メートル進んだ右手にあります。右隣に瓦せんべいで有名な人形町亀井堂さんがあります。こちらは私の同期、HKさんが5月に紹介されました。HKさん、佃のうさこさん、達磨さん、コットンさん、ニューフェイスパワーで夏を乗り切りましょう。

 

03-3666-7378

営業時間  9:00~18:00(土曜17:00)

日曜定休