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まち歩き、江戸和菓子と出会う(銀座四丁目編)

[達磨] 2016年9月23日 14:00

中央通りと晴海通りが交わる「四丁目交差点」...パレード開催時はもちろん、曜日や一日の時間帯で人の波や顔が大きく変わる世界注目のスポット。四つ角には、昭和22年から27年まで進駐軍のPXだった2代目「和光」銀座通りを隔てて昭和5年開店「銀座三越」、昭和21年建設の現在2代目「三愛ビル」(現在は自然エネルギーでRICOHの広告塔)と新デザインの「4丁目交番」、そして旧サッポロ銀座ビル跡にオープンした「GINZA PLACE」が一角をしめています。戦後のモノクロの佇まいが其のままで、今は3Dの景観に進展しました。和菓子屋さんの紹介は戦後すぐに銀座で創業した名店です。

 

銀座5丁目『あけぼの』 昭和23年に現在の銀座四丁目交差点傍で創業。冬はおしるこ 夏はカキ氷の店として誕生しました。定番の「栗もなか」も、新栗のシーズンには「新栗もなか」として販売。「最高の素材を最高の技で」という信条のもと新しい和菓子、米菓の発信をしているとの事。(HPより)店頭に並ぶ豆大福(漉し餡、粒餡)、おはぎ(漉し餡、粒餡)は、どちらもずっしりとしたお得感で、優等生の味わいです。

あけぼの新.JPG

 

銀座5丁目『菊廼舎』 明治23年、初代が三十間堀り掘りで開業したときは「歌舞伎煎餅」が目玉商品だったとか。戦後三代目のときは、銀座5丁目あづま通りが本店で、昭和46年からギンザコア地下1階で本店を営業。大正後期に2代目が考案した、代表銘菓『冨貴寄』は人気のロングセラー商品。郷土菓子の素朴さを損なうことなく、小さな干菓子が約30種類詰まっている。(HPより)子供らは、かわいい金平糖や三角はっかに奪い合い、バスツアーのお供には小袋もある。五感を楽しませて、会話が弾む和菓子です。ほか店頭には評判の揚げまんじゅうや季節の和菓子が並んでいいます。

菊廼舎.JPG

 

銀座4丁目『銀座松崎煎餅』 創業は文化元年(1804)芝魚籃坂。三代目が慶応元年(1865)銀座(当時の弥左衛門町)に店を移して現在に至っている。(HPより)銀座の町名が正式に採用されたのは明治2年(1869)、正に銀座150年の歴史を知る「松崎煎餅」。手作業での画かれる色模様の瓦煎餅「三味胴」噛むほどに深い味わいです。松崎煎餅.JPG

以上。