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「旬を生かし、味を守る」 ~京粕漬 魚久~

[rosemary sea] 2016年11月23日 16:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をインデックスとして取材します、rosemary sea です。

 

DSC01634a.jpgDSC01641a.jpg本日は京粕漬の名店、株式会社魚久さん、本店京粕漬売店さんへお伺いしました。

 

魚久さんの粕漬はロズマリ義母、K江さんの大好物。

 

株式会社魚久 統括部 長田(おさだ)さんにお世話になりました。

 

最初に歴史から・・・

魚久さんの初代、清水久蔵氏は奈良県の出身。

京都で料理修行を積み日本橋へ。

大正3年に蛎殻町で高級鮮魚商「魚久商店」開業。

目利きの確かさで多くの料亭にごひいきにされました。

昭和12年、二代目廣田年尾氏に継承され、奥さんのトメさんとともに鮮魚商以外にも仕出し料理も出すようになりました。

当時、日本橋界隈は味にうるさい米の仲買商が行き交う場。

それに応えて魚久さんの粕漬は評判になりました。

昭和15年、「江戸風割烹 魚久」開店。トメさんは名女将に。

また、「魚久の粕漬をみやげにしたい。」との声に呼応して昭和44年に粕漬専門店「京粕漬 魚久」のお店を開きました。

京都・伏見の銘酒由来の京粕漬です。

「旬を生かし、味を守る」・・・魚久さんのこだわりが、粕漬が、多くのお客さまのご愛顧を賜りつつ、受け継がれてきました。

現在は五代目、廣田佳之社長です。

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↑ 左はさけ、右はぎんだら。          ↑ かれい

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↑ 金目鯛。                  ↑ 左は本さわら。右はいか

 

酒粕については現在は全国から選りすぐったものをブレンドして漬けておられるとのこと。

また漬け込む日数も魚種によって様々。魚種に一番あった製法で「魚久」の味を守り続けているそうです。

詰合せ、各種ございますが、贈り先の好みに合わせることも可能です。お気軽にご相談ください。

また、隣りには「日本料理 魚久」さんがございます。

会席料理、しゃぶしゃぶ、お寿司がいただけます。

お昼には「イートイン あじみせ」としてランチも行っています。

 

ここでロズマリ食リポ隊の食リポです。人気の高いぎんだら、さけ、いかなど。

「まろやかで上品な味でした。」I倉さん。

「いろいろなお魚の味が楽しめました。どれも美味しかったです。」F川さん。

「甘みもあって脂ものっていました。」K子さん。

「江戸の真ん中で京の味わいとは、なんとも贅沢な一品!」Oさん。

「魚嫌いでも『美味しい』と叫んでしまうほど甘口で味わい深い。」T山さん3号。

「一般の粕漬に比べて格別な味でした。」T山さん2号。

「料亭の味を家で食べられて至福の時を感じました。」S枝さん。

「実家の母親にあげたら大変喜ばれました。ギフトにぴったり!」S山さん。

そして母、K江さん。「美味しかった。ごはんのお供に最適。」

 

中央区内には本店、人形町店、銀座店がございます。髙島屋さんなどデパートにも入っています。

銀座店にもイートイン あじみせのランチ営業があります。

 

魚久本店 京粕漬売店

日本橋人形町1-1-20  03-5695-4121

人形町駅からは日本橋小学校手前角になります。

営業時間  月~金 9:00~19:00  土 9:00~18:00

      日曜、祝日、正月三が日はお休みです。

 

魚久本店 日本料理

営業時間  月~金 17:00~22:00

      (ラストオーダー  会席料理 20:30 しゃぶしゃぶ・寿司 21:00)

      土曜、日曜、祝日はお休みです。 

 

あじみせ(ランチ)

営業時間  11:00~14:00(ラストオーダー 13:30)

魚久さんのホームページはこちら ⇒ http://www.uokyu.co.jp