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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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東京で最も長い歴史を持つ劇場  ~ 明治座 ~

[rosemary sea] 2017年12月17日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』のストーリーテラーとして取材します、 rosemary sea です。

 

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明治座さん、創業は明治6年(1873年)、東京で最も長い歴史を持つ劇場です。

明治座さんは関東大震災、東京大空襲など過去5回の災害・焼失を経験されています。

幾たびの災厄に見舞われながらも、その都度再建され復興を遂げてこられた"困難克服の雄"、明治座さん。

座名にも変遷がありました。

明治6年、喜昇座(きしょうざ)として開場された後、久松座(ひさまつざ)、千歳座(ちとせざ)と名前を変えてこられました。

そして明治29年(1896年)、初代市川左團次丈が座主となり、ここで明治座と改称されました。

明治座さんの現在の建物は平成5年(1993年)に建てられたもの。

歌舞伎からミュージカルまで上演できる設備を持った多彩な劇場でありますとともに、日本初の純鉄骨造の本格的な劇場とされております。

屋上にはヘリポート、1階の防災センターには、消防との連絡用特別無線装置が設置されています。

どのような非常災害にも対応可能な、とても安全な劇場です。

 

また、エピソードとしまして明治29年(1896年)、初代市川左團次丈と市川團十郎丈が25日間の大入り満員を祝ってそば札を大入り袋に入れて配ったのが今日の大入り袋の始まりとされています。

DSC03148a.jpg 明治座さま140周年施工画像_edited-1a.jpg

140数年の歴史は、ご来場のお客様や浜町・人形町界隈の皆様のご支援の賜物、と明治座さんはおっしゃいます。

お時間がございましたらぜひ明治座さん2階のギャラリーへお立ち寄りください。

「感動をつないで 明治座140年展」のパネルが展示されております。

明治座さま客席 Epro-01a.jpg明治座さんの幕の内弁当a.jpg

株式会社明治座 宣伝部 林菜穂子さんにお話を伺いました。

「明治座は下町の老舗劇場として、時代劇や歌舞伎はもちろん、テレビでおなじみの歌手公演やミュージカルなど、バラエティにとんだお芝居を上演しています。

幕間に食べる幕の内弁当や、劇場売店でのお土産選びも、明治座観劇の魅力のひとつです!」

 

・・・だから楽しい舞台・演目となる訳ですね、納得しました。

 

【お知らせ1】

明治座さんの公演のご紹介です。

2018年1月6日(土)から2月11日(日)まで、『コロッケ特別公演』が催されます。

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第一部は「初笑い 水戸黄門漫遊記 特別出演ウルトラマン」。痛快時代劇です。

泥棒のスケさんカクさん、変な爺さんをご隠居に仕立て、荒稼ぎの珍道中を展開・・・。

ウルトラマンの特別出演、奇抜ですね。どう絡んでくるか楽しみです。

第二部は「ものまねオンステージ」。

多彩な芸をお持ちのコロッケさん、真骨頂です。

日替わりショーゲストも多士済々。

 

 チケットご予約や詳しい内容は下段の電話・公式サイトにてご確認ください。

 

・・・新春初笑いの決定版、どうかお見逃しなく。

 

 

【お知らせ2】

来年1月27日公開予定の東野圭吾さん原作の映画「祈りの幕が下りる時」の撮影ロケが今年6~7月に全国各地で行われました。

原作と同様、中央区日本橋がお話のメインとなっています関係上、当然日本橋においても数々のロケ地が存在します。

そしてそして実は明治座さん、そのとても重要なロケ地の1つです。

7月12日・22日・25日のロケでしたが、明治座制作部 三田部長より後日詳しくお話を伺う予定です。

このお話はとにかく後日、乞うご期待、です。

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(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

 

明治座さま外観建物正面からa.jpg明治座

 

日本橋浜町2-31-1

明治座チケットセンター

03-3666-6666

受付時間  10:00~17:00

 

明治座さんの公式サイトはこちら

⇒ http://www.meijiza.co.jp/

 

 

CHANEL ´s Christmas Illumination 2017

[銀造] 2017年12月17日 09:00

 銀座通りのブランド・スクエアに位置するシャネル。 世界の女性に夢を届けていると思います。 古くは、マリリンモンローが、就寝時に身に着けるものはとの質問に、「Chanel No.5」と答えた事は有名ですね。 

 シャネルのビルの外壁を素敵な落ち着いたイルミネーションで楽しませてくれます。特に、一年で一番美しいイルミネーションが、このクリスマスシーズンにご覧になれます。 世界地図を広げた様なデザイン、 音楽の音符のデザイン、

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クリスマスツリー、

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「これからパーティーに行くのよ」といった着飾ったご婦人、

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あるいはファッションショーを想像するシーンであったり、

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道行く人は、皆笑顔で、写真撮影をされています。

さあ、 夕方は銀座に出ましょう

 

 

わんこのクリスマスグッズ〔GINZA MUKU〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年12月16日 18:00

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会社帰りに、ガラス張りのお店からあふれ出すクリスマスムードに、思わず立ち寄ってしまったペットショップです

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銀座2丁目にあるわんこにゃんこペットショップGINZA MUKUさんです

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わんこクリスマスウェアクリスマスのおもちゃが充実です

残念ながら、我が家の中型犬に合うサイズのクリスマスウェアは売り切れでした

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お店は7年前から営業されているとのこと

こちらでも、インバウンドの来客数の増加はすごいらしく、観光客の方が大量買いされることもあるそうです

やはり、ペットの世界でも、品質安全性に関してmade in Japanに対する信頼確立されているのでしょう

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中央区は、トイプードルチワワ系の小型犬が多いとのお話でしたが、中には大型犬ゴールデンレトリバーピレネーを飼われている方もお住まいとのことで、幅広いニーズに応えられるのは大変だろうと思いました

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こちらのお店は、ペット用品品揃えもすばらしいですが、わんこ用のケーキやおかしも充実していますので、回を改めてご紹介しますね

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なお、店内での写真撮影についてはご了解をいただき、取材についても詳しいご説明をいただきました

ありがとうございます

GINZA MUKUのHPはこちら ⇒

http://ginza-muku.com/

 

 

師走の一時をー「十二月大歌舞伎」 歌舞伎座

[滅紫] 2017年12月16日 14:00

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浅草で高麗屋三代の襲名記念のお練りが行われた日、三部を見ました。なかなか予定が立たず2日前に予約したのに割といい席が取れたので入りが悪いのか?とちょっと心配しましたが(私が心配するようなことではありませんが)「大入」の札を見て何だかほっとしている自分が可笑しくなります。確かに一階の目に入る範囲はほぼ空席無し。三部は「瞼の母」と「楊貴妃」ともに玉三郎さん相手役は中車さんです。「瞼の母」は長谷川伸の新歌舞伎、中車さんが「歌舞伎役者も」と話題になったのはいつのことだったのかと思うほど、すっかり歌舞伎の人です。「楊貴妃」は夢枕貘さんが玉三郎さんのための書下ろし。玉三郎さんの美しさに陶然としているうちにいつの間にか幕が。・・・・

 

三部制だと最後の三部の開演は18:30、この時間だとお勤め帰りの方も何とかご覧になることが出来ますね。気のせいか若い方が多いように見受けられます。一部は愛之助さんの「実盛物語」と松緑さんの「土蜘」、2部は中車さんの「らくだ」松緑さんの「蘭平物狂」。上演時間が2時間半くらいですから「歌舞伎は長いので疲れる・・」という方も気楽にご覧になれると思います。年の瀬も近く何かと気ぜわしい時期ですが、お忙しいひととき、お芝居でリラックスされるのは如何でしょう。

 

千穐楽は26日

1部11:00~ 2部15:00~ 3部18:30~

お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10時~18時)

 

 

◆ 隅田川の勝鬨橋・東京タワーの黄昏

[隅田の花火] 2017年12月16日 09:00

12月4日朝。

ここは中央区、勝どきの隅田川テラス。周りはまだ暗い。対岸の築地市場は、ザワザワとうごめいている。

 

またこの場所に来てしまった。しかもこんな早くに。

 

今日は、スーパームーンと東京タワーを一緒に見てみたかった。

 

夜明け前。紫になる空。揺れる波。東京タワーと市場の光。スーパームーンが沈んでゆく。

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夢心地である。やっぱり来て良かった。

 

 

最近よく、東京タワーを見るために、勝鬨橋に来ている。

s_hanabi54-2.jpg何故かというと、

 

勝鬨橋から見える東京タワーが、

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s_hanabi54-4.jpg見えなくなってしまいそうだから。

 

 

 

隅田川河口近くに架かる勝鬨橋。橋の南詰の勝どき側からは、対岸に築地市場、汐留の高層ビル群、そして彼方に東京タワーを見ることができる。

 

私は、この勝鬨橋から見える東京タワーの風景が好きである。このブログでも、幾度となくご紹介してきた。

 

好きな風景が無くなってしまうことは、以前から想像はしていた。でもそれが現実になると思うと、やっぱり寂しいものがある。

 

勝鬨橋に来て、東京タワーを見て、途方に暮れ、黄昏てしまう、というわけだ。

 

 

勝鬨橋から見える東京タワーは、訪れたタイミングによっていろいろな表情を見せる。そのなかでも一番なのは、黄昏時だと思う。

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夕方になると、勝どきから築地方面に渡ろうとする人々が、暮れてゆく空と、流れゆく川の美しさに郷愁を感じ、足を止める。そして、赤い東京タワーを遠くに見つけると、さらに感動してスマホを取り出す。

 

夕暮れの川の流れの景色だけでも綺麗だというのに、その風景に赤い東京タワーが加わると、古き良き時代を語るメッセージのようなものを受け取った気持ちになれる。

 

赤い東京タワーには不思議なパワーがあるのだ。

 


東京タワーが建てられたのは、日本の高度経済成長期の昭和33年。それから多くの人が勝鬨橋を渡り、この東京タワーからパワーを貰ってきたはずだ。なので見える場所が勝鬨橋であることには、それなりの意味がある。

 

橋を渡り、川が流れ、タワーが光り、日が暮れる。そんなあたりまえのような日々が、積み重ねられてきた。

 

そして2017年の年も暮れてゆく。

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師走に入ると、時の流れが早く感じられ、見えなくなってゆくスピードも、より早く感じられてしまう。あたりまえの風景が無くなってしまうと思うと、またそれが郷愁を誘う。

 

勝鬨橋から綺麗な東京タワーの黄昏を見ることができるのは、あと何日あるのだろうか。

 

残念だけれど、過ぎた季節はもう、戻ることはない。

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そんなふうに思いながら、また勝鬨橋に来てみる。近頃は北風までとても冷たい。

 

この辺りから、カメラを構える人が増えてきたような気がする。見えなくなるのを知ってのことかは分からない。けれど、この風景に心を打たれているのは、私だけではないと思うと、嬉しい限りである。

 

東京タワーの黄昏。今のうちに、綺麗に切り取っておいてほしい。

 

 

 

銀座教会 ゴスペルとクリスマス讃歌 GINZA CHURCH GOSPEL Dec.2017

[銀造] 2017年12月15日 18:00

日本基督教団 銀座教会では、12月17日(日)午後2時より、GOSPEL が演奏されます。入場無料

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 そして、12月23日(土)午後3時より、東洋英和女学院中学部ハンドベル部の皆さんによる、「クリスマス讃歌」がハンドベルで演奏されるとの事です。こちらも入場無料です 

 清らかなベルの響きが奏でるメリークリスマス きっと、素敵な事でしょう。

さあ、お友達をさそって、銀座に行きましょう。

銀座教会へのアクセスは、こちらのHPのMAPでご確認下さい。

http://www.ginza-church.com/center/map.html