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ちょっとコーヒーブレイク―世界で活躍するある道具のおはなし―

[いのちゃん] 2018年4月19日 09:00

 

サードウェーブ(第三の波)と呼ばれるコーヒーが登場して久しいですが、ここ数年
まち歩きをしていても新しいカフェを見かけることが多くなりました。
コーヒーブーム新時代の潮流は日本でもすっかり定着した感があります。

 

_DSC5808.jpg 

 

最近のカフェはハンドドリップで丁寧に一杯ずつ淹れるというスタイルが特徴です。

「そんなの昔から喫茶店のマスターがやってたよ」という声が聞こえてきそうですが、
それもそのはず。

 

現在のブームの火付け役となったアメリカのコーヒーショップの創業者は、かつて
日本を旅したときに出会った喫茶店文化から多くの影響を受けたということが知ら
れています。

 

おいしい一杯のコーヒーを求めて、ドリッパーやサイフォンなど昔ながらの道具も

あらためて注目されるようになりました。
なかでも高い支持を集めているのがこちら V60ドリッパー

 

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コーヒー業界にはいくつものコンペティションがありますが、プロのバリスタが

世界一の称号を目指して競う国際大会のステージでも、さまざまな国の出場者が

この V60 を使用しています。

 

円すい形、大きなひとつ穴、上までのびたスパイラルリブ(渦巻き状の凸型ライン)、

たしかに最近のカフェでよく目にするのはこの形です。

 

スペシャルティコーヒーを取りそろえる都内の専門店でもこの通り。※中央区のお店

ではありません。

 

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ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)
海外からの観光客も訪れる人気店。
V60 はお店のロゴが入った別注品。ピアノブラックが超クール。

 

今や世界中のカフェやコーヒースタンドで V60 が活躍しています。

 

そしてこの V60ドリッパー を作っているのが HARIO株式会社

日本橋富沢町に本社を置く耐熱ガラスメーカーです。
中央区ファンにとっては 登録有形文化財 ハリオグラスビル(HARIOビル)として

おなじみですね。

 

IMG_0089.JPG

  

1枚目の写真にあるガラスのマグも HARIO の製品です。

耐熱なので熱いコーヒーを注いでも大丈夫。

 

V60シリーズ には豊富なラインナップがあり、樹脂製のものは軽くて取り扱いも簡単。

ひとり分ならカップに直接ドリップすることも。

 

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日本の古きよき喫茶店文化の流れをくむ現在のコーヒーブーム。

その一端を 中央区生まれの道具 が支えていました。
きっとこの瞬間も世界のどこかで V60 で淹れられたコーヒーを味わっている人がいる

はず。

そんなことを考えると、いつものコーヒーがひと味違ったものになるかもしれません。

 


HARIO株式会社
中央区日本橋富沢町9-3

 

HARIO の製品は 公式ネットショップ でお買い求めいただけます。

https://www.hario.co.jp/

 

※商品画像の掲載には HARIO株式会社 通販部様 のご承諾を得ております。