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【遠足シリーズ第3弾】銀座のルーツをたどって...

[Hanes] 2018年9月27日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
今回は5月ぶりの遠足シリーズで、銀座と関係の深い静岡を取り上げます。

...とは言え、銀座と静岡の関係はすぐに思い浮かばないと思います。
しかし、静岡を駿府と言い換えてみるとどうでしょう?
急にとピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか

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(2018年9月、静岡駅北口にて撮影)

上の写真のパネルにある通り、徳川家康がこの関係のカギとなっています
そしてなんと、彼は人生の約3分の1を駿府で過ごしています。
・8歳~19歳:今川の人質としての幼少期
(このシーンは、前回の大河ドラマ「おんな城主直虎」でも見ることができました。)
・45歳~49歳:五カ国時代/関東移封まで
・66歳~75歳:開府後の江戸から戻った大御所時代

それらを念頭に置き、静岡市の街中を実際に歩いてみると、
葵紋のついた碑が目に飛び込んできます
こちらが「駿府銀座発祥の地」を示す碑です。

IMG_0506.JPG

碑の側面には、(家康によって)1612年に銀座が駿府から江戸に移されたこと、
今日の東京銀座のルーツは静岡にあることが刻まれています。
このことは、中央区観光検定公式テキスト「歩いてわかる中央区ものしり百科」
にも掲載されています。(最新版は、2018年10月15日(月)発売予定)

実際に銀座のルーツとなる場所に来て、駿府城の城下町の雰囲気を五感で味わうと
思っていた以上に感慨深いものがありました。

Ginza-Sunpu2.jpg

一方今日の銀座には、ブランド店に負けず存在感を放った
「銀座発祥の地」という碑があります(場所:Tiffany & Co.の前)

この碑には、以下のように刻まれています。
慶長十七年(紀元二二七二年 西暦一六一二年)徳川幕府此の地に銀座役所を設置す
当時町名を新両替町と称せしも通称を銀座町と呼称せられ明治二年遂に銀座を町名とする事に公示さる」

Ginza-Sunpu.jpg

駿府から移ってきた当時は、銀座ではなく「新両替町」と呼ばれていたことも
中央区好きとしてはおさえておきたいポイントです!

今回の遠足を通して、銀座の由来には江戸時代の名残があり、
そのルーツは家康がカギとなる静岡にあったと再確認することができました。
遠足シリーズ第4弾でもそんな静岡に焦点を当て、中央区との関係をご紹介します

【参考資料】
大御所四百年祭記念 家康公を学ぶ:https://www.visit-shizuoka.com/t/oogosho400/index.htm
TOKYO GINZA OFFICIAL:http://www.ginza.jp/

【過去の遠足シリーズ】
【遠足シリーズ第1弾】木像と和菓子に学ぶ赤穂義士
【遠足シリーズ第2弾】京橋にあった!日本初の街頭公衆電話

 

 

日本橋交通安全キャンペーン 中央警察署 一日警察署長も参加

[銀造] 2018年9月27日 14:00

2018年9月24日、10:30から名橋・日本橋上の日本橋道路元標のすぐ近くで、「秋の全国交通安全運動に伴う 日本橋交通安全キャンペーン」が開催されました。

内容の第一部:一日署長と学ぶ交通安全教室

 中央警察署長の挨拶に始まり、この日の一日署長に任命された「AKB48 チーム4の稲垣香織さん」が、中央交通少年団の少年少女が掲げる交通安全の標語を読み上げて、交通ルール順守の大切さを訴えてくれました。

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あなたは、「安全利用5則」を知っていますか? 

1.自転車は、車道が原則、歩道は例外」2.(自転車は)車道は左側を通行。3.歩道は歩行者優先で、(自転車は)車道寄りを徐行。4.安全ルールを守る。 5.子どもはヘルメットを着用。 と教えてくれました。

 その他の標語は、末尾にご紹介します。

そして、観覧に参加した人達に光反射するテープなどが配布されました。 私も頂きました。

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第二部:交通安全パレードが、警視庁の白バイを先頭に、パトカー、ゲストの一日署長、稲垣香織さんを交えた人達と中央交通少年団の皆さんが交通ルールの啓蒙活動を行いました。

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 また、クラシックカーで応援に駆け付けた皆さんもパレードに華を添え、新館開業を9月25日に控えた日本橋高島屋の前を通り、京橋方面へお出かけになりました。

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 丁度、10月28日から始まる、「日本橋・京橋まつり」のイベント、「諸国往来」の幟が微風になびいていて、お祝いをしている様でした。

 

追申:中央交通少年団の皆さんが示してくれた交通安全の標語(次の八つ。全部)をご紹介します。

。日本橋 みんなの力で「事故ゼロ」へ

ほん。本当に 危険な 「禁止場所 横断」

。バイクに乗る時 もしものための 「プロテクター」

。信号が 青でも確認 右左

⑤こう。更新を 迷ったときには「返納」を

⑥つう。通学路 子供の安全 最優先

⑦あん。「安全利用5則」を知っていますか? 

⑧ぜん。前後左右 「死角」も認識 プロドライバー

 これを読んで頂いた、皆さん、これからも交通安全に留意しましょうね。

 

 

中央区の歩道っておもしろい!15【えびす通り】

[湊っ子ちゃん] 2018年9月27日 12:00

ebisu04m.JPGこんにちは、湊っ子ちゃんです。今日は、日本橋本町三丁目7番から、日本橋大伝馬町14番までの、「えびす通り」を歩きたいと思います。

えびす通りに御鎮座するのは、べったら市で有名な「寶田恵比寿神社(たからだえびすじんじゃ)」です。江戸の昔から、商売繁盛、家内安全、防火の神として、「大伝馬町のえびす様」と庶民に親しまれてきました。

徳川家康入府の際、三河国(現在の愛知県東部)から随行して、この大業を成し遂げた馬込勘解由(まごめかげゆ)は、その功により、徳川家繁栄御祈念の恵比寿様を授け賜りました。御神体は、鎌倉時代の名匠、運慶(うんけい)の作と伝わります。
もともと宝田神社は、江戸城内宝田村(現在の大手町付近)にありました。名もこれに由来します。
 

ebisu03m.png慶長11年(1606)、江戸城拡張にともない、馬込勘解由は宝田村の鎮守様を奉安し、住民を率いてこの地に移転しました。その後、大伝馬町を起立します。
馬込勘解由はこの地の名主となり、何代にもわたって道中伝馬役(どうちゅうでんまやく)を担いました。伝馬役とは、公用の旅人に人馬の継立てを行う役のことで、京橋に南伝馬役、小伝馬町に江戸府内を担う伝馬役があり、大伝馬町と合わせて「三伝馬町」と呼ばれていました。
 

ebisu02m.JPGさて、馬込家のお屋敷には、出羽国(現在の山形県)から奉公に出てきた、お竹という18才の娘さんがいました。お竹さんは大変慈悲深く、米一粒、野菜の一かけらも無駄にはせず、貧しい人に施しました。
ある日、出羽国羽黒山の行者が現れ、お竹さんは大日如来の化身であると告げたのです。この話は市中に広がり、多くの人がお竹さんを拝むために訪れました。寛永17年(1640)頃のことでした。お竹さんの使っていた井戸は、今もえびす通りに残ります。

 
毎年10月19日・20日に執り行われる「べったら市」と「恵比寿神祭」は、"年また新たまる"と、お正月を迎える心構えとして、今なお商人にとって大切な年中行事となっています。もともとは、商業の守り神として恵比寿神の信仰の厚い、関西の風習を受けたものです。

ebisu01m.JPG19日には、恵比寿講にお供えする品物、魚や野菜、小宮(神棚)などが売られたのが始まりです。20日の当日は、親類縁者などで、盛大に祝宴をはりました。また、江戸では、恵比寿様と大黒様の両神を祭ったようです。

えびす通りは、小さな通りです。 オフィスビルが並ぶなかにも、語り継がれてきた歴史と、古くからの町並みが面影を残す、ゆったりと時の流れる道でした。もうすぐ催されるべったら市と恵比寿神祭、楽しみですね。
お祭では、寶田恵比寿神社門前と、その周辺に市がたちます。

 
中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん

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第22号 平成30年9月25日

 

 

癒される水彩画展〔ギャラリー銀座〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年9月27日 09:00

台風のせいもあるのでしょうか、気温もぐっと下がってらしくなってきました

"芸術の秋"です

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銀座2丁目のギャラリー銀座2階では、水彩画の個展が開催されています

柏木 恵子 水彩画展」です

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期間は、9月25日)から10月1日)までです。

時間は、午前11時から午後5時までで、最終日の月曜日午後3時までとなります。

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千葉県佐倉市在住の水彩画家である柏木さんは、地元での個展は何度も経験されているとのことでしたが、ここ中央区銀座での開催は「」とのことでした

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会場には、草花を透明水彩で描いた美しい作品が展示されています

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可憐なビオラやカップ咲き中輪のバラなど、そこにあるだけで気持ちが明るくなるようなの作品が多いです

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地元の「佐倉草ぶえの丘」の風景を作品にされたものも展示されていて、光と影水辺の空気感までが写し取られたように描かれています

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優しくて癒される水彩画展です

まち歩きにも適した季節ですので、是非一度、お立ち寄りください

また、会場に展示された柏木さん愛犬をモデルにしたオリジナルラインスタンプの拡大画も癒されますよこちらは会場でご覧ください

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なお、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただき、柏木さんご本人から作品やその制作手法についての説明も丁寧にしていただきました

ありがとうございます

ギャラリー銀座のHPはこちら ⇒

https://www.gallery-ginza.com/

芸術芸術芸術

 

 

KYOBASHI KITAHARA COLLECTION at Kyobashi Edogran

[銀造] 2018年9月26日 18:00

 京橋エドグランの地下1階、中央区観光情報センターの入り口付近に展示されている、KITAHARA COLLECTION の展示内容が更新されました。 9月に入り、ロボットシリーズが展示されています。

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 今日は沢山ある中の一部をご紹介します。

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 同じ展示の左側部分です。

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地下鉄京橋駅へのコンコースにもショー・ケースに展示されています。

 

 そして、初めて知ったのですが、この京橋エドグランの3階にあるカフェ、 IDEA BEANS CAFE、by Mi Cafetoでは、店内で宝塚スターが演じる広告ポスターが幾つか掲示されています。

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 この時代に、厳しい稽古をなさったヅカ・ガールは、甘味と栄養を求めて、銀座の若松へ「あんみつ」を食べに通ったのかと思い出して、微笑ましく思いました。

京橋エドグラン、展示も日々進化を続けています。 久しぶりの方も、是非お出かけ下さい。

 

 

東京タワー「お月見ライトアップ」

[サム] 2018年9月26日 18:00

DSC07220ELS'.jpgDSC07223RS'G.jpg 旧暦の8月15日に該当する中秋の名月(十五夜)を迎えた9月24日、東京タワーでは、「お月見ダイヤモンドヴェール」 が点灯。

日没~11:00

主役である名月を見易いように、上部と足元は敢えて消灯というユニークなライトアップです。

さらに、通常は土・日・祝の11:00~16:00に開放している高さ150mのメインデッキまでの600段の外階段が、この日に限り11:00~22:00の時間帯、特別解放され、東京の夜景を眼下に、月を眺めながら歩いて昇る「お月見階段ウォーク」が開催されています。

勝どきの隅田川テラスから築地大橋越しに、部分消灯の「アクアブルー」に染まったシルエットが浮かび上がっています。

 

 
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