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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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十二支そろい踏み ー築地えとビルー

[小猿] 2019年1月17日 12:00

築地1丁目の京橋築地小学校の向かい側に十二支の彫刻が壁に並んでいるビルがあります。その名も「築地えとビル」。竣工は平成8年(1996年)のオフィスビルです。3階以上は普通のオフィスビルなのですが、1,2階がクラッシックな石造りの外観です

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亥年の始め、今年は縁起が良いような気がして、ブログとツアーが上手く行くように祈りました

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ビルの角にはカリヨンのオブジェが置かれていて、正午を知らせていました  きっと将来は中央区の建築めぐりガイドに載るかもしれませんょ

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築地えとビル  中央区築地1-12-6    

東京メトロ日比谷線築地駅 2番出口より 徒歩3分

 

 

 

築地大橋からの浜離宮

[kimitaku] 2019年1月17日 09:00

築地大橋を左岸から渡り真ん中あたりから、隅田川を眺めると右手に浜離宮が見えます。勝鬨橋からそして船からも眺めることのできない浜離宮の遠景。

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ちょうど浜離宮の発着場に入る遊覧船の汽笛が聞こえました。

築地大橋をその進むと運河の向こうには発着場が手に取るように眺めることが

できます。ここから降りる人乗る人大勢の観光客の中では楽しそうな語らいが。

日本語よりも英語、中国語、広東語は特に大きく聞こえ発着場の賑わいを

さらに華やかなものにしています。

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築地大橋へは、都営大江戸線「勝どき」駅下車徒歩10分。

都営バスは 東京駅丸の内南口から 「豊海水産埠頭行き」

      亀戸駅から月島駅を通る「豊海水産埠頭行き」

        いずれも「新島橋」下車 徒歩5分です。

*東京都観光汽船の「東京クルーズ」で浜離宮発着時間に合わせるのもおすすめです*

:ご注意:上流の歩道からは浜離宮は見えませんのでご注意ください。

 

 

江戸太神楽、やげん堀納めの歳の市にて 中編  ~ 江戸太神楽 丸一仙翁社中 ~

[rosemary sea] 2019年1月16日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をエスカレーションして取材します、rosemary sea です。

 

去る12月26日(水)から28日(金)の3日間、東日本橋の薬研堀不動院界隈で行われました毎年恒例の「やげん堀納めの歳の市・大出庫市」、ごく当たり前のように多くの人手で賑わいました。

江戸太神楽 丸一仙翁社中(えどだいかぐら まるいちせんおうしゃちゅう)、こちらで公演です。

 

今回は3部構成の、2回目です。

初日の26日は間に大護摩(おおごま)が焚かれるので、13時と17時の2回。

27日と28日は13時・15時・17時の3回公演、1回は45分ほど。

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初日26日の初回の催しを取材させていただきました。

江戸太神楽 丸一仙翁社中、丸一仙翁・第13代家元にお世話になりました。

画像は「江戸太神楽」の幟(のぼり)を示す家元です。以下の『』は家元のお言葉です。

『(こちら薬研堀で演じるのは)もう15年、毎年です。』

 

それでは当日の演目のご紹介、後編です。

 

(家元、マイクを使っています。)

『まもなく薬研堀不動院、階段下におきまして、江戸太神楽の公演があります。

今日から3日間、歳の市ではたくさんのいろいろなものを販売しておりますので、どうかお買い物をしながら、400年の伝統を持つ江戸太神楽、お楽しみいただきましょう。』

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左の笛は仙若さん、太鼓は花仙(かせん)さん、締太鼓左が仙吉さん、右が仙虎(せんこ)さん、一番右がマイクを持った家元です。

『恒例となりました江戸太神楽、江戸の祭り囃子から聞いていただきましょう。

まずは打込屋台と言いまして、段階的にたたく屋台囃子。

この祭り囃子、打込屋台聖天(しょうでん)鎌倉四丁目(しちょうめ)、と続きまして、また上げ屋台と入っていきます。』

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『祭り囃子は打込屋台から、静かな曲、聖天という曲目に変わります。・・・』

『お囃子は聖天から、もうひとつ静かな曲、鎌倉という曲目です。』

『鎌倉から、祭り囃子のテンポのある曲、四丁目に変わっていきます。

この四丁目という曲は、締太鼓(しめだいこ)同士でジョイントがあります。

ここからお互いの締太鼓、たたき方が変わっております。』

『お楽しみいただいております祭り囃子、いよいよ最後の曲、上げ屋台です。・・・』

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

『はい、ありがとうございました。

歳の市、本日から始まりまして応援に駆けつけました、江戸太神楽。まずは祭り囃子を聞いていただきました。

今度は皆様の厄を落とすために、獅子舞を観ていただいて、今年の悪い運勢を全部捨てていただきましょう。

寿獅子舞(ことぶきししまい)が始まります。

三味線が入りまして、誰が何をやるか決めてませんので、誰が太鼓をたたくのか、誰が笛を吹くんだか、どうするんですか?』

(家元と、演者の方々との遣り取り、掛け合いが面白いです。)

(家元が指名されて)おじいさん、手が動かないんでやりません。もうちょっとお客さんが増えたらやります。(嘘です。本当は何でもできます。家元ですから。)

『・・・江戸時代は将軍様、大名屋敷しかやらなかった獅子舞、そしていまだに日本橋というところ、門付(かどづけ)をお正月はやっております。

その獅子舞をまず観ていただきましょう。・・・寿獅子舞です。』

(ここで仙虎さん、木頭【きがしら:拍子木の最初に打つ音】のたたきが弱く、もう一度「キン」とたたきます。ロズマリは、「演出」と受け取りました。仙虎さん、曲芸でも失敗をします。漫才で言う「ボケ」のようで、とてもお上手です。)

『へたくそ。ほんと笑っちゃう。・・・もう15年もいて、あれですよ。・・・』

『ご祝儀~三番~、よーいとなー。』

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獅子は仙馬(せんま)さん、三味線は先ほど締太鼓をたたいていた仙吉さんです。

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左から右にご覧ください。なお、画像は全てクリックして拡大できます。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

『・・・ここで曲芸の方をちょっと観ていただきましょう。

日本にもすばらしい曲芸が残っております。その曲芸を今日は誰がやるのかな?3匹、あー3人でね。

・・・憶えていますか?20世紀の終わりに、この曲芸で家(うち)が2軒建ったかたがいるんですよ。

テレビの中で、「おめでとうございま~す、って。すごいでしょ、あの人たち、一番ギャラが高い時200万です。20分で、ええ。家も建ちますよね。でも安心してください。今日はね、薬研堀不動尊歳の市保存会さんからね、2000万もらってますからね。(嘘でーす、と仙虎さん)さあ行ってみよう、お馴染みの曲芸。どうして目出度いかっていうと、傘自体が末広がりで目出度い。そして傘の上でいろいろ回します。・・・まずは毬(まり)を回して、家庭が丸く収まります。・・・』

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左から、仙馬さん、花仙さん、仙虎さんが並びます。

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『じゃ、今日はお客様とコミュニケーション、どうするかっていうと、今回しました毬をお客様の手許に持っていきますので、その子の傘めがけて放ってください。そうするとうまくキャッチしますのでね。・・・せーの。』

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『はい、ナイスコントロール。おめでとうございま~す。・・・』

 

『さあ、傘の上のキャッチボール。・・・』一人が傘の上の毬を放り、別の演者が傘でその毬を受けます。

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『じゃもう1個(毬を)増やそうか。・・・じゃ、3個行ってみよう。(無理~、と演者)無理でもやる。(無理~)じゃ行きますよ、タイミング良く行きます。』

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『はいできた。(できたー)(大成功ー)・・・はい、だんだん速く、まだまだ(無理~)無理じゃない。やめちゃったよ。はい、ありがとうございまーす。』

『はい、今度はね、。仙虎が回します。』

『はい、はな輪、まわす。』(「なんて日だ!」と仙虎さん)

『うまく回ると皆さんのご家庭、金回りがよくなります。はい、行ってみよう。』

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『金回りが悪いのがやるとこういうふうになります。おー、珍しい、行きました。もういいよ、やめる?はい。続きを仙馬がやります。(仙虎さん、)15年もやってあれだけですからね。仙馬は6年目でこれだけできます。はい、行ってみよう。・・・』

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『・・・横を向いて傘をつぼめていきますと、これが「月にさざなむ時雨傘(しぐれがさ)ー」お月さまにさざ波が立っているように見えたところで元に戻して輪を空中へ。よいしょ!ジャンプ!今日は天井がないので、一番高いの、挑戦してみようか。さあ、傘の周りをゆっくり回っております。ゆっくり回っている輪が途中で小さく1回転、小さく1回転、「唐草は"の"の字のかきわけー」。大回り小回りがうまくいったところで、輪がだんだん寝ていきます。まーだまだ寝ます。はい、これが松戸の競輪ー。』

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『はい、だんだん起き上がって真ん中の黒いところにうまく入ると輪抜け、入らないと間抜け。今日は輪抜けか間抜けかー。よいしょ、大成功。うまい、さすが。』

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・・・ご紹介は後編に続きます。

 

大本山川崎大師東京別院 薬研堀不動院

東日本橋2-6-8

都営浅草線 東日本橋駅 B3・B4出口 徒歩3分

 

江戸太神楽 丸一仙翁社中

ホームページはこちら

⇒ http://edo-daikagura.com/japanese/

 

 

 

【遠足シリーズ第10弾】東北各地を旅して楽しむ中央区史跡

[Hanes] 2019年1月16日 14:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
東北地方と聞いて、皆さんは何か中央区との関連性を思い浮かべますか?
やはり、友好都市の山形県東根市を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか
今回は東根市とは別に、東北地方を訪れた際に見つけた中央区の史跡に関する場所をご紹介します。

【宮城県仙台市×佃】海水館
明治・大正の文化人が滞在した割烹旅館「海水館」。
関東大震災で焼失し、今では佃に案内板が残るのみですが、
実はこの旅館の建物、仙台市から移築したものなのです
当時は東京湾が一望できる風光明媚で閑静な場所であり、
島崎藤村、小山内薫、木下杢太郎、三木露風、吉井勇、久保田万次郎、竹久夢二、日夏耿之介らも訪れたといいます。

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(夜の写真で失礼いたします。)

【山形県×日本橋本町】羽黒山
江戸時代のはじめに、大伝馬町の佐久間家の下女となった慈悲深いお竹は、
ある日出羽国の羽黒山の行者から大日如来の化身であると告げられました。
後に、その話を聞き付けた市中の多くの人が拝みに来るようになったといいます。

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現在彼女が使用した井戸の跡には、「於竹大日如来井戸跡」という石碑が設けられています。

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【関連記事】CAMさん「歴史豊かな建造物をめぐるコース(3)」

【福島県いわき市勿来×日本橋兜町】源義家
平安時代、奥州攻めに向かう源義家は、現在の鎧橋辺りで暴風雨に遭い、
鎧一領を海中に投げ込み龍神に祈ったところ、無事に渡ることができました。

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(現在は、鎧の渡し跡の案内板あり。)

ここで出てくる義家の姿は、福島県いわき市にある勿来の関および勿来駅に見ることができます。

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(勿来の関にて撮影。再び夜の写真で失礼いたします。)

勿来の関にある碑には、「平安時代も終わりに近い後三年の役のとき陸奥守源義家が その平定のため奥州に下向する途中ここにさしかかる」と刻まれています。
そして、ちょうど勿来にさしかかった頃、行く春をおしむかのように、武将の鉄衣に舞いかかる桜の花に、義家は駒をとめてこのような句を詠みました。
「吹く風を 勿来の関と 思へども 道もせに散る 山桜かな」『千載和歌集
通釈:「来る勿(なか)れ」という名の勿来の関なのだから、吹く風も来ないでくれと思うのだが、道を塞ぐほどに山桜の花が散っているよ。

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(勿来駅にて撮影。)

中央区内にある史跡の中には、このように東北、いや全国各地と結びつくものがあり、
旅先でも史跡同士を結び付けて歴史に思いを馳せることができます。
そして、出身県との関連性が見つかると、史跡を見るのがますます楽しくなるのはきっと私だけではないはずです

中にはあまり目立たず、過ごしてしまいがちな案内板もありますが、
まち歩きの際にはぜひこういった史跡の案内板もチェックしてみてくださいね

 

 

おいしい刺身定食〔築地 ふじむら〕

[ジミニー☆クリケット] 2019年1月16日 12:00

築地2丁目、EUROビル地下1階の「築地 ふじむら」さんです

ここの常連でグルメな同僚の勧めで、ランチに伺いました

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営業時間は、11時30分からで、当日、45分に到着しましたが、既に3人待ちの状態でした

さすが人気店です

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しばらく待って座れたので、限定メニューの「まぐろ中落ち・脳天刺しのハーフ盛り定食を注文しました

ハーフサイズでもボリューム十分です

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まぐろ中落ち」はやわらかく甘く新鮮美味しかったです

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脳天刺し」は一切れが大きい脂が乗って大トロのよう。ただ、私は大トロよりこちらの脳天刺しの方が好きです

お店の方の応対もてきぱきしていて気持ちよし

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今日食べた「まぐろ中落ち・脳天刺しのハーフ盛り」はとても美味しかったですが、このお店は、「かきフライ」(同僚はこちらを注文)もめちゃ美味しいと評判なので、次回は是非こちらを食したいと思います

 

 

会津で見つけた「銀座九丁目」

[wienerhorn] 2019年1月16日 09:00

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連休を使って、東武特急「リバティ会津」に乗って福島県会津若松市まで小旅行に行ってきました。夕方、駅近くを歩いていたら「銀座」の文字が目に入り、迷わず入店。お話を伺うと、以前銀座八丁目でお店を経営されていたことから、地元会津に戻るにあたり名称を「銀座九丁目」にされたとのことです。
数えきれないほど多くの種類がある会津の地酒をカクテルグラス(70mlくらい?)でいただけるので、少量ずつさまざまな種類のお酒を楽しむことができます。ことごとくウマイ。会津は水も米も美味しいので、いいお酒がたくさんあるのです。
それから、隣の店舗で同じ経営の「こんべぇ」では、毎週豊洲市場から(以前は築地市場から)直接仕入れてくる美味しい魚介類の数々をいただけます!なんと毎週夜行バスで東京に仕入れに通っているとのことで、その行動力にも脱帽です。
これだけの美味しい酒と魚を堪能できるお店は、貴重だと思います。シメには、注文してから打つ十割蕎麦まで!
会津と東京(中央区)の良さを同時に味わえるお店。週末ふらっと旅に出てみませんか?
私はリピーターになります。次はいつにしようかな^^
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スタンドバー「銀座九丁目」 & 魚と煮もの「こんべぇ」
福島県会津若松市大町2-6-2
tel.0242-24-2015
営業時間 17:00-23:00