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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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新富座こども歌舞伎

[CAM] 2016年4月19日 09:00

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2016年05月05日 鐵砲洲稲荷神社 例大祭公演
日 時:5月5日(木・祝)午後1時30分開演(午後1時開場)
場 所:明石小学校 体育館 

※神社改修工事のため明石小学校体育館にて上演いたします。上履き、靴袋をご持参ください。 

 

   上記のように、5月5日に明石小学校で開かれるようです。私は、昨秋、「オータムギンザ」の行事として、泰明小学校での公演を見ましたが、なかなかよかった。 はじめは、学芸会か、と思っていたのですが、なかなかどうして、さすがは東京都中央区の小学生だと思わせる本格的なものでした。

 

 昨秋の公演

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初夏を迎える佃

[CAM] 2016年4月17日 12:00

 今年も桜の季節は終わり、初夏を迎えつつある佃公園などを散策した。写真は変わり映えもしないが、老人にとっては、後何回桜を観れるかと思うと、落花の風情もいとおしく感じられる。(以下、写真の撮影は、4月13日、15:30~16:30)

  

 石川島公園には、中央区の手になる「誕生記念樹」が植えられている。小津安二郎監督作品に、「小早川家の秋」という関西を舞台にしたものがあるが、このラストシーンで、火葬場の煉瓦の煙突から出る煙を見ながら、笠智衆と望月優子が、また一人死んだんや、そして人間が死んでも、その後から新しい命が「せんぐり、せんぐり」生まれてくると言って、感慨深い表情をする。私のような老人にとって、このような「誕生記念樹」などを見ると、この「せんぐり、せんぐり」という表現を想起してしまう。

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 佃公園、桜はほとんど葉桜に変わっている。

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 住吉神社

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 以下に、荷風の『断腸亭日乗』で、桜の季節の前後を述べた部分を見てみると

 

大正71918)年44日「半陰半晴。桜花将に開かむとす。」

  416日「靖国神社の桜花半落ちたり。」

大正81919)年325日「市中処々の桜花既に開くといふ。」

  328日「・・・墨堤を歩む。桜花既に点々として開くを見る。」

  330日「築地本願寺の桜花を観る。此寺は堂宇新しく境内に樹木少く市内の寺院中最風致に乏しきものなれば、余

     は近巷に来り住むと雖、一たびも杖を曳きしことなし。此の日桜花の咲乱るゝあり、境内の光景平日に比すれ

     ば幾分の画趣を添え得たり。」

  414日「・・・九段社頭の夜桜を観る。」

  417日「午後散策。日陰町通を過ぎて芝公園を歩む。桜花落盡して満山の新緑滴るが如し。帰途歌舞伎座木戸前を

     過るに、花暖簾の色も褪せ路傍に植付し桜も若芽となれり。都門の春は既に盡きぬ。」

大正101921)年47日「風吹き狂ひて夕方より雨ふる。桜花の候、天気日々行楽に適せず。大正二年『大窪多与里』を

     書きける頃、花開きて風寒き日多かりし事ども、何ともつかず憶ひ起しぬ。」

413日「花落ちて樹は烟の如く草は蓐の如し。」

 

 

新年度の観光協会

[CAM] 2016年4月15日 18:00

 デ・ニーロさん情報では、先日のオフ会には、K野さんほか、M浦さん、N野さん等も参加されたとか。

 

 新年度からの中央区観光協会の意欲が感じとれます。

 

 私は、ジジイ系特派員ですが、日ごろからの控えめな態度をさらに抑えるように努め、若手のお邪魔にならないように気をつけて、参加したかったなぁ・・・・

 

 しかしながら、その日は、外人部隊を築地市場へ案内したものですから、残念ながら欠席でした。

 

 ところで、酔生さん情報(日本野鳥の会調べ)では、「20名程度の集まりでしたが、うち7名が関西出身でした。」ということですが、この20名に上記の皆さんも含まれるとすれば、特派員中の関西人比率は相当の高率だったのですね。

 

 ジジイも特派員2年生となり、もう静かに引退し、ふたたび関西へ関心を戻そうか、と思っておりましたが、今年も東京都中央区でがんばらんとあかんなぁ、と決意を新たにいたしました。

 

 また、通訳案内士のライセンスを持ちながら、活用したことは先日が初めてでしたが、オリンピックも近いことやし、老骨に鞭うって、あらためてこちらへも関心を向けんとあかんなぁと思っております。

 

 

 

「猩々亭酔生」氏のダイバーシティ論?について

[CAM] 2016年4月13日 16:00

 特派員「猩々亭酔生」氏のダイバーシティ論?(4月12日)を拝読し、取り急ぎ、投稿します。

 

 たしか、前回のオフ会でご一緒したように記憶しています。残念ながら、今回は先約(口実ではないアリバイとして/archive/author/201511/ )があり、失礼しました。出席していれば、関西人比率をさらに上昇できたのですが(笑)・・・・

 

 私は大学へ入って東京へ出てくるまでは、大阪市中央区(旧南区)で育ちました。したがって、「東京」という響きには抵抗感があり、今でも関東弁に対する嫌悪感が残っています。富岡多恵子さんが、東京で「言葉が通じない苦しみ」について述べておられることには、心から共感しました。二三日前だか、山中伸弥氏が「英語で話しても関西弁や」と他人から言われるとTV番組で語っておられたことも愉快でした。

 

 関西人には、言葉その他において完全に痕跡を消してしまうタイプ(例えば、逸見政孝氏、彼の"苦闘"については、先ごろTV番組で見た)と、私のように、少なくとも意識的、認識的にはそうした"努力"をしないタイプがあるように思います。

 

 その自分にとって「東京都中央区」観光検定"なんぞ"を受験する気は毛頭なかったのですが、ひょんなことから昨年初めて受験し、「観光協会特派員」なるものを務めているのも不思議なことだと思っています。 しかし、おかげで、文字通り東京の中心である中央区、「真正の江戸」の歴史を学ぶことができたことは大きな収穫でした。観光協会特派員になって以来、谷崎潤一郎、池田弥三郎氏など、純正の東京人の著作などを通じて、東京都中央区特に旧日本橋区の歴史に関心を引かれています。

 

酔生氏が言われるように「中央区観光協会特派員に興味があるけど自分は中央区内出身でも在住でもないから・・・」と二の足を踏んでいる方がいらっしゃったとしたら、そんなの関係ないんでぜひ仲間に加わってください」ということに大賛成です。

 

ただし、国際化が「無国籍化」を意味するものではあってはならないのと同様に、国内にあっても(少なくとも文化的には)普遍化が「東京化」となってはならない。そもそも、谷崎潤一郎も言うように、東京は日本の(特に文化的)中心などではなく、「東北への玄関口」に過ぎないということには、十分に留意するべきでしょう。

 

 

続きを読む: 「猩々亭酔生」氏のダイバーシティ論?について

 

築地市場見学と寿司つくり教室

[CAM] 2016年4月10日 16:00

 今日(4月9日)は、知り合いに声をかけられて、米国の大学生8名と付き添いのインストラクター1名、計9名を築地市場へ案内しました。

 土曜日の築地市場は見学者、特に外人が目立ちました。中国人などは外見では分かりませんから、外人比率はかなり高率のよう。

 なるべく顔が特定され難い写真を中心に紹介します。

 なお、私は通訳案内士のライセンス(英語)を取得していますが、本日の読売新聞によると、国土交通省は、資格無取得者も有料でガイド業務ができるように法改正(規制緩和)する方向のようです。インバウンド事業をさらに振興し、オリンピックをスムーズに迎えるための措置のようです。

 

水産仲卸業者売場(Seafood Intermediate Wholesalers Area)を見学

IMG_2911.JPG場外もかなりの人出でした

IMG_2913.JPG桜はもう散り始めてはいたものの、花見をしながら隅田川河畔をウォーキングで佃へ

IMG_2915.JPG住吉神社の新装された赤い鳥居はやはり目立ちます

IMG_2917.JPG佃の某マンションのゲストルームで、ベテラン職人による寿司つくり教室

IMG_2927.JPGIMG_2931.JPG 皆さん、予想以上に器用に1人前を作り上げて、それを昼食にしました。箸の使い方もけっこう上手でした。

 

 

2016年、佃・明石町の桜(3)

[CAM] 2016年4月 9日 09:00

 変わり映えのしない写真ですが、老人の日記代わりの記録です。(写真は、4月6日、15:30~17:00の撮影)

 あと何回、桜を見ることができるのか、と思うと悲しいのですが、昨夜、TVで篠田桃紅さんと日野原重明さんの対談を見て、篠田さんのお言葉が印象に残った。

 

 

佃公園

IMG_2897.JPG佃堀、佃小橋

IMG_2874.JPG佃側から聖路加タワーを臨む

IMG_2866.JPG西仲橋からトリトン晴海方面を臨む

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あかつき公園、シーボルト胸像

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