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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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今治浴巾 imabari yokkin

[銀造] 2014年4月30日 18:00

  愛媛県今治市は日本有数のタオルの産地です。

最近、綿が肌に優しいということと温もりがあるということで評判です。

そんなタオル製品を販売するお店が、東京メトロ東銀座駅近くにあります。

その名も、「今治浴巾」、読み方、英語名は、imabari  yokkin です。

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肌に優しく作られたタオル地のマフラー。早速愛用しています。

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そして、良いなっと思ったのが、これ!

「パイル・マントール」と言って、少し肌寒いなと思ったときに、肩から腕にかけて手を通し、羽織ります。

これだけだと、2千円弱のお値段です。

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お出かけの時には、小さいので、カバンの中にでも入れられます。

電車の中で、冷房が効きすぎという時には、重宝すると思います。

 

この他にも、バス・ローブなど素敵なタオル地の製品が販売されています。

住所は、銀座4-13-8ソフィア・スクエア銀座1で、

場所は、東銀座駅からは、レストラン「銀之塔」の手前のビルの一階にあります。

電話:03-6226-0006、URL:www.imabariyokkin.jp

 

 

お江戸文化村 in 浜離宮恩賜庭園 April 2014

[銀造] 2014年4月20日 14:00

 

 「お江戸文化村 in 浜離宮恩賜庭園」が、初めて開催され、初日の4月19日に行ってきました。 

始めに、矢田区長はじめ来賓の方々のご祝辞がありました。ミス中央・中央区観光大使も花を添えます。

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今回のコンセプトは、

1.食文化を味わう

2.江戸製品を知る

3.江戸芸能に触れる というものです。

 
 

開会のご挨拶の後の、和太鼓の演奏がとて力強く、元気をもらいました。

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江戸製品を知るという意味では、大野屋總本店の足袋を購入しました。

この小さな足袋は、「お足(money)が貯まる」と、大変評判になっています。

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銀座平野園さんでは、美味しい日本茶を購入し、翌日美味しく頂きました。

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「お江戸にぎわい出店コーナー」には、中央区の名店が。

さて、お楽しみの昼食は何にしようかな?

私は、さんざん迷った挙句、人形町今半のすき焼弁当と助六弁当を購入しました。

すき焼は大きな和牛が上品に味付けされ、大変美味しかったです。

助六は、お稲荷さんの上に、すき焼き肉が載せられ、ローストビーフ風の握り寿司も旨かったなあ。

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このイベントが毎年続くことを楽しみにしています。

 

 

 

築地川公園 April 2014

[銀造] 2014年4月18日 09:00

 4月も中旬になり、大分暖かくなってきました。

日刊スポーツと聖路加看護大学の間にある築地川公園でも

暖かい陽射しを浴びて、ハナノキが紅い新芽と花を付けています。

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 横断歩道を渡り、南側へ移ると、花梨の花が咲いています。

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 月桂樹の花も咲いています。この木の花は初めて見ました。

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 中央区の花、つつじも色鮮やかに開花中です。

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 「日本一饅頭所 塩瀬」の辺り、明石町まで行ってみましょう。

関山、ウコンなどの八重桜が開花中です。

 築地、明石町でのお散歩をお楽しみ下さい。

 

 

日本橋から東海道へ 土日の銀座は歩行者天国です

[銀造] 2014年4月12日 17:00

 

 

 今日は、日本橋から東海道を楽しく歩きましょう。

おっと、その前に、日本橋でのお土産はお求めになりましたか?

日本銀行、貨幣博物館、煕代照覧などはご覧になりましたか?

名店でのお食事は楽しまれましたか?

それでは、五街道の始発点日本橋から、京橋、銀座を通って品川宿に向かいましょう。

東海道は、中央区にある間は、中央通り、京橋から新橋までの間は銀座通りとも呼ばれます。

そうこうお話しているうちに、もうコレド日本橋まで来ました。

コレドとは、造語で、「東京の中心」という意味の"Core of Edo"を縮めて、Coredo と呼ぶ様に命名されたそうです。

玉露を発見した老舗の山本山さん、百貨店建築としては初めて重要文化財に指定された髙島屋さんに寄る時間が持てれば良いですね。

 

 八重洲通りの真ん中には、中央区が平和宣言をした記念の、「平和の鐘」が置かれています。

http://www.city.chuo.lg.jp/heiwa/monument/kane/index.html

この鐘がオランダ製ということ、そして手前にはオランダ船「リーフデ号」に乗船して、

英国人ウイリアム・アダムスともに豊後に漂着したヤン・ヨーステンの碑があるのも興味深いです。

ヤン・ヨーステンは徳川家康の厚い信任を受けて、貿易、外交、防衛などのコンサルタントとして

江戸城近くに住み、その地は八代洲河岸と呼ばれたとのこと。地名と場所の変更についての説明は割愛しますが、「八重洲」という地名は、彼に由来しているのですね。

さて、贈答用の果物だけでなく、フルーツ・バイキングでも有名な京橋千疋屋さんの前を通り、Tokyo Square Garden をすぎると、

首都高速の手前右手に、江戸歌舞伎発祥の地碑、京橋大根河岸の碑があります。

警察博物館と京橋交番の辺りを一周してみましょう。明治の大火により建設された「煉瓦銀座の碑」など、どれも、江戸時代からの歴史を感じさせてくれる案内碑です。

大正時代の京橋の石柱と京橋交番を見比べてみましょう。 交番を設計した方の美的センスに敬服します。おっ、ガス燈も点灯していますね。

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ほどなくして、「カバンのタニザワ」さんのお店があります。鞄という漢字、実は、こちらの先代が考案したとのこと。

その鞄という字が明治天皇のお目にとまって、質問を受けたとの話はあまりにも有名です。

ちなみに、中国語では、カバンの事を「 包 」と書くそうです。 

 

 銀座2丁目では、銀座発祥の地碑を読むと、銀座の発祥の由来が興味深いです。

http://www.chuo-kanko.or.jp/guide/spot/ginza/ginza_05.html

 

 中央区初めて物語で紹介されるお店を探訪しながら、ゆったりと街歩き気分で、東海道をゆっくりとお楽しみ下さい。土日は、正午から始まる銀座の歩行者天国をお楽しみ下さい。

銀座八丁目、もう、ブラジルコーヒーのカフェ・パウリスタまで来ました。こちらで、美味しいコーヒーを召し上がり、「銀ブラ証明書」をもらっていきませんか?

 何か、忘れ物? 銀座を歌った沢山の歌謡曲があります。 「銀恋の碑」を見て、歌って行こうという方は、銀座教会の向かいの銀座インズの植え込みへ。素敵な恋の思い出がよみがえることでしょう。

それでは、品川宿そして以降の52次をお楽しみ下さい。 Boa viagem ! 

 

 

つきじTASSギャラリー若松屋 中尾創一 初個展 2014年4月14日まで

[銀造] 2014年4月11日 13:00

 久しぶりに若松屋さんのギャラリーを訪れました。

ギャラリーの中には、素敵な絵画が架けられています。

ちょっと中へ入ると、本当に洒落た絵がいくつも飾られています。

Jazz が聞こえてくるし、最高の雰囲気です。

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 作家さんは、ご近所にお住いの、中尾創一さんとのこと。

こんな素敵な絵を傍らに、Jazz を聴きながら、

ウイスキー・グラスを傾けたら、至福の時を過ごせることでしょう。

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個展の開催は、4月14日までです。お見逃しの無い様に!

 若松屋さんへのアクセスは、こちらをご覧ください。

http://www.g-wakamatsuya.com/

 

 

浜離宮恩賜庭園、芳梅亭、松の茶屋、八重桜はもうじき

[銀造] 2014年4月10日 14:00

浜離宮恩賜庭園と言えば、何か難しそうな名前ですね。

「恩賜」というのは、かって皇室が所有したものを民に下げ与えるという意味です。

東京には、井の頭公園、上野公園、猿江公園 等があります。

 

こちらの浜離宮恩賜庭園は、江戸時代には、六代将軍家宣の時代に「将軍家のお庭」として、浜御殿などと呼ばれたことがあり、将軍家の遊興の場所とか、賓客の場所と使われ、11代将軍 家斉 の時には在位中、248回も使用されたそうです。

江戸城からお越しになるには、御座船(本日現在、日の出桟橋で安宅丸という和船をご覧になれます)を利用したり、海水を利用した汐入式回遊庭園では海魚の釣りに興じたりしたそうです。 

明治時代に入っては、皇室のお庭となりました。

「延遼館」という外国の貴賓客をお迎えする、ゲストハウスも備えていて、米国の南北戦争を勝利に導いたグラント将軍、後の18代アメリカ合衆国大統領が退任後に訪日され過ごされた場所でもあります。

 

浜離宮恩賜庭園といえば、三百年の松を始めとする美しい黒松、赤松や中島の茶屋が有名ですが、今日は皆様があまりご存じないと思われる芳梅亭松の茶屋についてご案内したいと思います。

  

芳梅亭は、和風の民家風の建築で、現在は俳句の会合などでのご利用が多いとお聞きしました。

9時から12時、13時から16時までの各3時間で3,600円、一日使用は7,200円(2014年3月31日現在)です。

私は自治会の会合で、歌舞伎座さんから取り寄せた綺麗で美味しい幕の内弁当を頂きながらのお話を聞きながら、利用させて頂きました。

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松の茶屋については、先ず茶屋の定義をお教えしましょう。 (以下は、庭園の方のお話の受け売りです

茶屋は茶室とは違い、畳に座った目線で池などの景色を愛で、ゆったりする場所である。将軍もかって、この場所で座って池や他の茶室を眺めて、心を休めたのか。復元とは、かつての資料に基づき、元の通りに建てることである。その資料に基づいて、天井は、屋久杉と霧島杉が使われていた。復元とは、お金がかかるもので、屋久杉などは成長するのに1千年もかかるのだから、市中在庫は限られている。 云々。

 なるほど、松の茶屋に入るのは初めてですが、詳しいお話は聞かないと判りません

欄間の千鳥が泳いで波を立てている風情が、波紋を作っている様です。 やはり、自然木の木目を使うというのは、凄い

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これからは、茶屋の前を通り過ぎる時にも、外部から、建造物の造りに興味を持って、観察しなければと思いました。

さて、4月中旬になれば、見事な八重桜がご覧になれます。 その記事は、

私の、昨年、一昨年のブログでご覧ください。

/archive/2013/04/post-1622.html

/archive/2012/04/post-1200.html

 

暖かな日差しを浴びて、春の贅沢な幸せなひと時を、ゆったりと、お楽しみ下さい。

開花情報などは、下記のHPでご確認され、浜離宮恩賜庭園の事務所にお問い合わせください。

https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index028.html