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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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咲き誇る 日本橋の桜

[サム] 2015年3月31日 17:00

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 3月23日(月)の都心のソメイヨシノ開花宣言から6日目の29日(日)、日中の気温が21.3℃まで上がり、一気に満開に。

平年より5日早く、福岡と共に全国で最も早い満開。

今週前半は暖かい日が続く見通しとのことで、絶好のお花見日和となりそうです。

古くから花見文化が息づく街日本橋では、現在、春恒例の「日本橋・春・さくらウィークス」開催中ですが、日本橋の袂の桜も満開を迎え、一段と賑わい溢れています。

 ・日本橋北詰東側「乙女の広場」 ソメイヨシノ

 ・同北詰西側「元標広場」 シダレザクラ(三分咲き)

 ・同南詰東側「滝の広場」 ソメイヨシノ・シダレザクラ

 ・同南詰西側「花の広場」 シダレザクラ

界隈では、中央区内で最も多くの約150本のソメイヨシノが咲き誇る「さくら通り」は見応えがあり、、平成17年(2005)に命名され順次整備されてきた、日本銀行前から昭和通りに至る、約80本の比較的若木のソメイヨシノの桜並木の「江戸桜通り」も趣があります。(因みに通り名を印した石碑の文字は12代目市川團十郎の書)。

「さくら通り」「「江戸桜通り」共夜間はライトアップされ、昼間とは雰囲気の異なる幻想的な「夜桜」を愉しめます。

 

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源平咲きの木瓜(ボケ)

[サム] 2015年3月30日 09:00

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 サクラ前線が関東地方まで北上し、本格的春到来の気配ですが、佃住吉神社境内では、神楽殿脇に植栽されている、源平咲き(咲き分け)のボケが華やかに咲き誇っています。

ボケは中国原産の落葉灌木。

「源平咲き」とは、1本の木に紅・白(加えて薄紅・中間の斑<絞り> )の花を咲き分ける様を、源氏の旗の色<白>と平家の旗の色<紅>が入り乱れて戦った「源平の合戦」に譬えたとされています。

さまざまな "咲き分け" 品種が作出されているようですが、代表品種の「東洋錦」のようです。

年によって、紅・薄紅・白・斑がどう混じり合って咲くか特定されず、様相を異にする様は自然の神秘。

一斉に咲き揃う花々の中にあって、一段と艶やかな異彩を放つ花姿です。

 

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住吉神社さくら祭り

[サム] 2015年3月30日 09:00

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 住吉神社(佃1)境内社中、最も規模が大きく、「龍神様」「弁天様」と親しまれている「龍神社」。

毎年3月後半から4月上旬の巳の日に近い日曜日に例祭が執り行なわれ、境内に桜が咲く季節と重なることから「さくら祭り」も同時に開催されます。

今年の会期は3月28日(土)29日(日)両日。

住吉神社と隣接する佃公園には約120本のソメイヨシノが植栽され、見頃を迎えています。

境内では、甘酒・お汁粉の無料接待(11:00~15:00)。

28日は、11:30から三井住友建設㈱<三建太鼓>の、13:00から佃中学校太鼓部の演奏がそれぞれ披露されました。

29日は11:00より大祭式が斎行されます。 

 

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✎文政5年(1822)、境内に水を司る神、龍姫大神が龍神社として創建。その後佃島に白蛇が現れ、島民は龍神として崇め町内に奉祀。天保9年(1838)、祠が漁師の網を渋釜で煮る作業場の近くにあり、火熱の害を受けやすかった為、祭神のお告げもあり、龍神社に合祀。天保10年には、日本橋白木屋の大弁財天の御神徳が大きすぎ、持ちきれず、合わせて合祀したとされています。

今日では龍神社と大弁財天を合わせて「龍王弁財天」と呼ばれ、開運出世・金運上昇・商売繁盛・学業成就・芸能達者・病気平癒の御神徳を持つ神として崇敬を集めているようです。

弁財天の縁日が「巳の日」であることから、この日は多くの人々が参拝に訪れたと聞きます。

 

 

満開のベニバスモモ <別名アカバザクラ>

[サム] 2015年3月25日 18:00

R0032477ELSA.JPG 3月23日、靖国神社のソメイソシノの標本木で5,6輪以上の開花が確認され、都心の桜開花宣言。

今週末頃満開見込みとの事ですが、ここ晴海トリトンスクエア「花のテラス」では、一足早く「ベニバスモモ(紅葉李)」が既に見頃です。

同じバラ科サクラ属の落葉小高木で、咲き誇る様は一見 "サクラ" と見紛う程。

別名「アカバザクラ」「ベニスモモ」とも。

花は「ヤマザクラ」似。

3月~4月に葉の展開と同時に淡桃色の花を多数つけ、萼は紅紫色でそのコントラストが印象的。

葉は芽吹きの頃から紅紫色で、秋には濃い紅紫色となり、長くカラーリーフとして愉しめ、花材としても利用されると聞きます。

 

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桜のペーパークラフトアート

[サム] 2015年3月22日 09:00

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 SHISEIDO THE GINZA(銀座7)のショーウィンドー並びに1Fステージに、「桜のペーパークラフトアート」がお目見え。

フランス人アーティストのマリアンヌ・ゲリー氏の作品とのことで、紙の専門商社竹尾が扱う約300銘柄9,000種類のファインペーパーの中から、桜の持つデリケートな美しさを表現するのにぴったりな、NTラシャ(コットン配合の暖かみのある肌触りと色みのペーパー)、テーラー(スペイン語で布という意味の、自然調の色と肌合いの不織布)、彩雲(優美な打雲模様を表現したペーパー)、きらびき(料紙装飾などで親しまれている雲母引《きらびき》の技法を使用したペーパー)、クラシコトレーシング(透明度の高いトレーシングペーパー)、クラシコパール(トレーシングをベースに両面パール光沢加工)、ミランダ(赤青白の3色のガラスフレークで煌めく光沢を表現したペーパー)の7種を選び使用との由。

尚、桜の妖精をイメージしたという女性像の手元の装飾には、コニカミノルタの厚さ0.35mmのフレキシブル有機EL照明が "薄くて柔らかい光る紙" として使用されていると聞きます。

一足早い桜の装いで、華やさが演出されています。

 

 

 

銀座ファッションウィーク限定「さくらBAR」

[サム] 2015年3月19日 09:00

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R0032458RRS.JPG 3月14日の北陸新幹線金沢延伸に沸く沿線縁(ゆかり)のショップのひとつ松屋銀座7階の「福光屋 松屋銀座店」。

1999年5月オープンのすずらん通り沿いの旧店舗「サケショップ福光屋銀座店」は、入居していたビルが東日本大震災後の耐震改修工事の為、2011年7月31日をもって閉店し、2013年2月に現在の場所に装い新たにオープン。

福光屋は1625年創業の金沢の酒蔵で、1960年から "土づくりから" の発想のもと、酒造米の契約栽培に取組み、2001年には全量純米造りに切り替え、福正宗、黒帯、加賀鳶などのブランドに加え、米醗酵技術を活かし、醗酵食品や自然派基礎化粧品の開発も手掛けています。

ショップのコンセプトは「酒蔵の醗酵美」で、米醗酵から生まれる天然アミノ酸などの様々な成分が身体の内外に美しく働きかけることを提案。

物販スペースと飲食コーナー「醗酵バー」で構成されています。

3月18日からは「銀座ファッションウィーク」に合わせ、輪島市「輪島キリモト」の漆器でいただく、桜に因んだメニューの「さくらBAR」(酒粕桜あんみつ、酒粕桜最中、純米吟醸桜酒<酒肴付>)がスタート。

季節限定の、酒粕ロールケーキの上に酒粕アイスをのせて、白桃ジュレとソースをトッピングした「酒粕ピーチパフェ」等も愉しめます。

取り敢えず今回は、「季節限定酒 飲み比べセット 酒肴付」(加賀鳶 純米大吟醸 藍 しぼりたて生 / 加賀鳶 純米吟醸 あらばしり生 / 加賀鳶 山廃純米 超辛口 無濾過生、肴は堅豆腐を半年間味噌に漬け込んだ "豆腐味噌")をオーダー。

バーカウンターは7Fフロアの隅に位置し、静かで心地好い空間です。

お酒に合わせた酒肴付きシリーズの「蔵出し限定酒をたのしむ会」も人気のようです。

(第5回目は3月18・19日、第6回目は6月23・24日開催予定)

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✎「世界のGINZAからファッションで日本を元気にしよう」と、2011年10月から年2回、現在は松屋銀座・三越銀座・プランタン銀座が合同で開催する「銀座ファッションウィーク」。

今回は「銀座を楽しもう」を3店共通テーマに、松屋銀座は「ニホンノココロ~SAKURA(さくら)~」、三越銀座は「Sakura咲く」、プランタン銀座は「桜-SAKURA」をテーマに掲げ、各々桜をモチーフにオリジナル商品やイベントが企画され、館内は春の装いに彩られています。

(会期 3月18日~3月31日)

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