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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「追悼山崎豊子展」〔日本橋高島屋〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年9月30日 08:00

日本橋高島屋の8階ホールで、9月25日(金)から10月5日(月)まで、「追悼山崎豊子展~不屈の取材、情熱の作家人生~」が開催されています

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山崎豊子さんと言えば、「白い巨塔」、「華麗なる一族」、「不毛地帯」、「二つの祖国」、「大地の子」、「沈まぬ太陽」・・・と、膨大な取材を背景に、読み始めたら止まらない数々の話題作、問題作が記憶によみがえってきます

まさに今回のサブタイトルにあるように、生涯不屈の取材を貫いて、情熱の作家人生を送られた方です

個人的には、生家である大阪船場の昆布屋をモデルした「暖簾」、大阪物の「花のれん」、「ぼんち」、「女の勲章」なんかも大好きです

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展示されているものは、山崎さんが執筆に先立って行った取材の内容、精緻に作り上げられた小説の進行表、生原稿、映画化・テレビドラマ化された映像や愛用された身の回りの品々です

戦時下の青春を綴った貴重な日記」も初めて公開されています

書き込まれた取材ノート、積み上げられたカセットテープ、中国、シベリアやヨーロッパを取材旅行された時の写真を見て、改めてこの作家の偉大さを実感しました

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入場時間は、午前10時から午後7時30分まで。最終日は午後5時30分までとなります

山崎豊子展」のHPはこちら ⇒

http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/yamasaki.html

 

 

 

蔵王権現像特別展示〔奈良まほろば館〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年9月29日 12:53

日本橋室町1丁目の奈良まほろば館で、役行者(えんのぎょうじゃ)が創建したと伝えられる金峯山寺蔵王権現像が展示されています

期間は、9月25日(金)から9月30日(水)までです

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これは、三井記念美術館で、特別展「蔵王権現と修験の秘宝」が開催されているのを記念したものです

蔵王権現というのは、日本独自の修験道の本尊で、権現とは「(かり)の姿でれた神仏」の意味です

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1階の展示スペースには、吉野山金峯山寺と鳥取県にある三佛寺の風景の写真なども展示されています

本展開催期間中、金峯山寺のお坊様による法話会を開催されます(要予約)

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また、奈良県吉野郡吉野町にある金峯山寺では、10月31日(土)から12月6日(日)まで、「国宝仁王門大修理勧進 蔵王堂秘仏ご本尊特別ご開帳」が行われます。

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奈良まほろば館のHPはこちら ⇒

http://www.mahoroba-kan.jp/

 

 

 

八重洲とヤン・ヨーステン

[ジミニー☆クリケット] 2015年9月26日 09:00

八重洲地下街の外堀地下1番通りに「ヤン・ヨーステン記念像」があります

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八重洲」が「ヤン・ヨーステン」に由来することはご存知の方も多いかと思います。

オランダ船リーフデ号に乗っていた航海士のヤン・ヨーステンが、日本に漂着したのが1600年(慶長5年)徳川家康の国際情勢顧問や通訳となり、与えられた屋敷の周辺が、彼の日本名「耶楊子(やようす)」から「八代洲(やよす)」と呼ばれ、やがて「八重洲」になりました

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ちなみに、「ヤン・ヨーステン」は名で、姓は「ファン・ローデンスタイン」だそうです。

また、リーフデ号の航海長がイングランド人ウィリアム・アダムス(三浦按針)です。

記念像の隣にはリーフデ号がたどった航路やオランダ船の絵、江戸時代の東京駅付近の地図がパネル展示されています

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また、地下街から地上に出て、日本橋三丁目交差点の中央分離帯には、「ヤン・ヨーステン記念碑」があります(下の写真の右下方)。

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二つの羅針盤の輪が天球儀の形に組み合わされた形

左がヤン・ヨーステン、右がリーフデ号です。

中央上部には当時のオランダの国策会社東インド会社のマークが描かれています。

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この記念碑は、1989年日蘭修好380周年記念として建てられました

 

 

 

浜町公園内のお寺〔清正公寺〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年9月26日 09:00

浜町公園の一隅に小さなお寺があります。

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清正公寺といい、日蓮宗の寺院で、熊本本妙寺の別院になります。

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このお寺はその名の通り、豊臣秀吉の子飼いの家臣で、「賤ヶ岳の七本槍」や朝鮮出兵でも有名な加藤清正公を祀るお寺です。清正公は、肥後国を与えられ、熊本藩主となりました。

では、なぜ浜町公園清正公のお寺がということですが・・・

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この浜町公園の場所には、もともと加藤家の後を受けて肥後の国の領主となった細川家の下屋敷があったそうで、文久元年(1861年)に、藩主細川斎護が、熊本本妙寺に安置する加藤清正公の分霊を勧請したのだそうです。

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明治維新後には、一時加藤神社)と称したそうですが、明治18年に仏式に戻して、清正公堂と改称し、管理を熊本本妙寺に委託して、本妙寺別院として現在に至っているそうです。

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これからは、季節もよくなり、緑の多い浜町公園や公園裏手の隅田川沿いは、散歩にも最適かと思います

一度清正公寺も訪れてみてください

 

 

移住・交流情報ガーデン(移住支援窓口)

[ジミニー☆クリケット] 2015年9月25日 14:00

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八重洲を散策中、八重洲通りと中央通りの交差点の一角のビルに、「移住・交流情報ガーデン」なる看板を発見

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入ってみると、道府県別の説明資料がずらりと並んでいますが、観光情報ではなさそう

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係の方にお聞きすると、地方への移住・交流について支援をしている場所で、今年の3月にできたそうです

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フロアーには、地方への移住・交流についての相談、問い合わせに対応してくれる「相談コーナー」や、各自治体が作成した移住・交流に関するパンフレットを見ることができる「地域資料閲覧コーナー、イベント・セミナースペース」、情報サイト「全国移住ナビ」を利用して、パソコンで地方への移住・交流に関する情報を検索できる「情報検索コーナー」があります

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イベント・セミナースペース」では、各自治体による移住相談会セミナーが開催されており、私が伺った日も、愛媛県内子町による相談会が行われていました

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移住・交流情報ガーデンの所在地は、中央区京橋1丁目1-6越前屋ビル1階です。

開館時間は、平日が11:00~19:00、土日祝日が10:00~18:00。

休館日は月曜日です。

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移住・交流情報ガーデンのHPはこちら ⇒

https://www.iju-navi.soumu.go.jp/ijunavi/garden/

 

 

 

似顔絵グランプリ〔ギャラリー八重洲〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年9月23日 14:00

八重洲地下街にある「ギャラリー八重洲・東京」で、「清つねおの似顔絵グランプリ2015」が開催されています

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この似顔絵展公募制で、今回で12回目の開催となります

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出展作品は、自由課題があり、今年の課題はテニスの錦織圭選手でした。

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全国の似顔絵愛好家の力作がたくさん集まっていました

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会場では、似顔絵を描いてもらえるコーナーもあり、何人もの来場者が似顔絵を描いてもらっていました

また、会場の一角には、清先生ご自身の作品、石に似顔絵を描いた「有名人の石ころ」も

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開催期間は、9月21日(月)から27日(までです。

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なお、会場での写真撮影は、特別に許可をいただきました。ありがとうございました。

ギャラリー八重洲・東京」のHPはこちら ⇒

http://www.yaechika.com/gallery.php