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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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一味違うバレンタイン・ギフトに如何?-「銀座瑞花」

[滅紫] 2014年2月 9日 09:00

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バレンタインデー商戦真っ只中、デパートのお菓子売り場はチョコレートの花盛り。こんなにブランドが入っていたのか!と改めて吃驚するほどです。最近は「本命」「義理」チョコといった定番ばかりでなく「家族チョコ」「友チョコ」「自分チョコ」というのが増えているとか。チョコレートやさんだけではなくほかのお菓子やさんもバレンタインデー用にアイデアを凝らした商品を展開中で目移りしてなかなか決められない方も多いことでしょう。

今日ご紹介するのはちょっと「一味」違ったバレンタイン・ギフトです。

 

「瑞花」銀座店さんは並木通りにあり、みゆき通りと交差する角の風月堂さんから少し入ったところです。本社は新潟県長岡市にある「あられ、おかき、おせんべいの専門店としてよく知られていますが、銀座への出店は平成5年、現在の場所へ移って2年半とのことです。同社のHPによると「瑞花」は豊年の兆しを示す瑞相となる花を意味し「雪」の美称とのこと。「お米」と「雪」で知られたところにぴったりの素敵な名前ですね。

バレンタインデー用の商品はハートせんべいとチョコの種、コーヒーの種を組み合わせた

「チョコブック」「コーヒーブック」(630円)(数量限定のため残り僅か)

「ハートせんべいとチョコの種の詰合せ」((420円)

単品のピンクの袋に入った「チョコの種」(525円)です。

「チョコの種」「コーヒーの種」は季節限定商品でピリ辛味の柿の種をチョコレートコーテイングしたもの、甘さと辛さのバランスが絶妙です。(これ食べ始めるとやめられなくなりますのでご用心)。「一味」違ったバレンタインデーのプレゼントにおススメです。(何れも数量限定のため売り切れていたらお許し下さい)

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  「銀座瑞花」

  中央区銀座6-6-5

  営業時間:平日11:00~20:00、

        土日祝10:00~19:00

  銀座駅B6、B7出口から徒歩1分

 

 

41年ぶりの通し上演「心謎解色糸」-2月花形歌舞伎ー歌舞伎座

[滅紫] 2014年2月 7日 09:00

雪の立春となった翌日は空気の澄み切った上天気ですが、「冬本番」はこれからと思わせる冷たい風に震えながら歌舞伎座昼の部へ。


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今月の歌舞伎座は昼の部「心謎解色糸」、夜は「青砥稿花紅彩画」と南北、黙阿弥作品の通し上演を若手花形が演じるというのが話題。特に昼の部の「心謎解色糸」は前回の上演が昭和48年の国立劇場以来という久しぶりのもの。(見たはずなのにまるで記憶がありません)菊之助さんの新聞のインタビュー記事によれば前回は「祖父同士が演じた役を今回は孫同士である染五郎さんと二人で演じる」という歌舞伎の世界ならではのめぐり合わせ。「二転三転する家宝の色紙の行方と絡み合った糸が巡り巡って解けていく南北幻の名作」というのが松竹さんのキャッチですが、染五郎さんのあ!と驚く早変わりや菊之助さんと七之助さんのため息の出るような美しさに見とれているうちにあっという間に大詰めに。「東西」「南北はこれまで」という染五郎さん演じる左七の「切り口上」が洒落ていて客席大拍手。

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時々上演されている「お祭り佐七」(三世河竹新七作)の先行狂言なので筋立ては大分異なっていますので念のため。


2月歌舞伎座公演は25日まで。
お問い合わせはチケットホン松竹 0570-000-489 10:00~18:00

 

 

初笑ー「第10回江戸落語を食べる会」 歌舞伎座「花篭」

[滅紫] 2014年2月 2日 09:00

明けましてておめでとうございます」と挨拶していたのがついこの間だったのにもう1月も終わり。。。。このまま行くとすぐ年越しですよ」というのは今日の喬太郎さんの噺のマクラですが、本当に早いですね。今日は今年初めての落語会。初笑いにやってきました。11月にご紹介した「江戸落語を食べる会」ですが何と2014年の初めての会はあの柳家喬太郎さんです。ぎっしり満席。人気の程が伺えます。「出」のところからすでにあちこちで笑いが。「江戸の大店の気のいい若旦那」そのものです。姿だけで江戸時代に客を連れていける人は少ない。あっという間に「初天神」にいる父親と息子の世界に入ってしまいます。でもこの息子は「今時の子供」、こましゃくれていて父親との会話の応酬も会場を沸かせます。喬太郎さんのお団子の蜜をなめる仕草があまりにも真に迫っていてまたまたどー!

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料理は「初天神」にちなんだ「壽膳」、ちらし寿司は祭りの楽しさが凝縮されているようで、お椀は「鳳凰丸」の麩入り、そういえばこの歌舞伎座の座紋の「鳳凰丸」、第一期の座主である福地桜痴の案だとご存じでしたか?デザートは噺に登場する「団子と飴」何とも洒落ています。席の前の方が「蜜が足りない」とおっしゃっていたのが落語の続きを聞いているようで思わず連れと顔を合わせてしまいました。お土産に「歌舞伎座の瓦せんべい」までいただいて2席目の「哀のあるーハンバーグができるまで」の大笑いとそしてペーソスの感じられるオチを思い出しながら雨上がりの夜の銀座を後にしました。これで7000円はお値打ち価格です。

主催:歌舞伎座サービス、お問い合わせ:オフィスマツバ 050-3497-5500

 

 

 
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