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銀座の老舗バー「TARU」が平成25年2月28日で閉店

[杏葉牡丹] 2012年7月27日 13:30

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1953年に創業して、今では銀座名所の一つにもなっている
バー「TARU」は、
昭和初期の建物(なんとエレベーターは手動式!)に昔のままのインテリアで、昭和遺産と言ってもいいくらいの、雰囲気のあるお店です。

チャージ・サービス料がなく、カウンター席もあるので、気軽にお酒を楽しむ女性客も多いとのことですが、個人的には『憧れの上司に連れて行ってもらうお店』として思い浮かぶのが、この「TARU」でした。


ところが、そんな「TARU」が、平成25年2月28日で閉店する事になってしまいました!
本当に残念です。

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ただ、閉店まではまだ時間がありますので、かつての同僚たちを誘って、久しぶりに行ってみようかと思います。

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一度もいらしたことのない方、建物とインテリアだけでも一見の価値はありますので、是非いらしてみて下さい。


最近は、夜だけではなく、14時まではランチ、16時30分まではカフェタイムとしても営業しています。



Bar「TARU」
銀座6-11-10(三原通り)


 

 

 

裏銀座ランチグルメ Baffo(バッフォ)

[杏葉牡丹] 2012年7月15日 08:30

銀座の東側、歌舞伎座の周辺は、中央通りや西銀座・新橋方面とも違って、民家や木造の家があったりして、昔の下町情緒の残っている場所で、雑誌の特集では『裏銀座』などと書かれることもある、面白いエリアです。


もともとは、知る人ぞ知る、美味しいお店はいくつもあったのですが、有名な落合シェフのお店「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」ができてからは、イタリアン、カジュアルなフレンチ、創作料理、ワインバーと、様々なお店が続々とオープン。
ちょっとしたグルメエリアにもなっています。


ほとんどのお店は、小規模で親しみやすい雰囲気ですが、かなり本格的で評判のお店も多く、中には夜の予約は数ヶ月待ち、という店も。
お値段もそれなりになってしまうので、そんなにしょっちゅうは行けないのですが、これが『ランチ』となると、グッと身近なお値段に!


そんなランチ激戦区の『裏銀座』で、まずお勧めしたいのは、イタリアンレストランの「Baffo(バッフォ)」。
銀座三丁目のホテルダイエーの横の路地を入った、ビルの地下です。

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「Baffo」というのは、イタリア語で「髭」という意味だそうで、

その名の通り、にこやか出迎えてくれたシェフには、見事なお髭が。

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案内されたテーブルには、よく冷えた水の瓶が用意されていて、すぐに自家製パンと、前菜のポテトサラダが運ばれて来ました。


香りたかくて外側パリパリのパンは温かく、ポテトサラダは、皮ごとマッシュしてじゃがいもの旨味を引き出したところに、玉ねぎのピリッとした辛味が絶妙のアクセントに。

もう、これだけで十分美味しいので、次の品を待つ間もワクワク。


この日は友人と二人だったので、ピッツァマルゲリータに、ボローニャ風ソーセージのペンネクリームソースを頼んでシェア。
お店に備え付けの焼き釜で焼いたピッツァは、外側はパリパリの、薄いタイプ。
チーズの味と香りが何とも言えず、シンプルだからこそ、そのお店の良さが分かる、という感じ。
ペンネは、シコシコの噛みごたえで、クリームソースとソーセージの相性もバツグン。
イタリアンパセリの風味が全体を引き締めていました。

お皿に残ったソースを「もったいないね~」と話していたら、すかさず、シェフがパンを追加してくれました!
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そして最後のコーヒーは、デミタスカップではなく、普通の大きさで、量も十分。

ここまでで、なんと料金は1050円!

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だったら、デザートも頼もう、ということで、プラス350円でランチ用デザートをオーダー。

出てきたのは、チーズケーキ・程好く食感を残したリンゴの甘煮クリーム添え・お酒を効かせた、マスカルポーネチーズとチョコレートのケーキと、一つのお皿に三点盛り。それぞれ特徴の違う品が味わえて、とっても嬉しい一皿です。



ランチのメニューは、定番のピッツァマルゲリータにピッツァサラミ、それ以外に、シェフが築地市場等で仕入れてくる、旬の食材を使ったパスタ類やフリット等、約4種類。
すべて、前菜・自家製パン・コーヒー付で1050円。
プラス350円で、デザートが付きます。

物凄く得をした気分で帰ることができるお店です。


ちなみに、入り口の樽の上に干してあったプチトマトは、自家製フォカッチャに入れるのだそうです。
あれだけパンやピッツァが美味しかったので、是非と思ったのですが、こちらはランチには出していないそうなので、やはり、今度は夜に来るしかないのかな~~。


Baffo(バッフォ)
銀座3-12-5 B1F
Tel 03(5565)6139  定休日/月曜日

 

 

我が家のお中元は『佃煮』です

[杏葉牡丹] 2012年7月 7日 08:30

ただ今はお中元シーズン真っ盛り。
もう全部終えて、ホッとしている方もいらっしゃれば、まだ何にしようか迷っているという方も、いらっしゃることと思います。

我が家では、ずいぶん前に、佃島の佃煮をお贈りしたところ、皆さん大変に喜んで下さったので、それ以来、お中元・お歳暮はいつも、佃島の佃煮と決めています。

ck1203_1207061.jpg何軒かある老舗の佃煮屋さん、それぞれみんな美味しいのですが、私がいつもお世話になっているのは、「天安」さんです。
立派な箱入りもありますが、簡易包装で1000円という物もあって、あまり気を遣わない親戚等は、こちらにしています。
また小袋入りの海苔の佃煮は、200円とお手軽なので、お中元・お歳暮に関わらず、ちょっとしたご挨拶がわりにも使えて重宝しています。


佃煮は、その名の通り、佃島が発祥の地。
江戸時代の初めに、摂津国西成郡佃村(今の大阪市西淀川区)から移って来た漁師さん達が築いたのが、佃島で、彼らが『保存食』として小魚を煮たのが、佃煮の始まり。
当初は、まだ醤油が普及していなかったので、塩で煮ていたのだそうですが、どんな味だったんでしょうね。
その後、醤油が入ってくるようになって、今の様な味付けになったのだそうです。
贈られた方は、美味しいのは勿論ですけれど、そうした歴史のある品なので、余計に喜んでくださるのでしょうね。

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街角のパンダたち

[杏葉牡丹] 2012年7月 1日 08:30

日本だけでなく、世界中の子供から大人まで、万人に愛されているパンダ。

本物は動物園などに行かないと見られませんが、パンダにちなんだ品物なら、街角のあちこちで見る事ができますよね。


ck1203_1206292.jpgそんな中で、まずはビックリなのが、築地場外市場の海産物のお店に飾ってある『パンダの剥製』!

一瞬目を疑ってしまいましたが、お店の人に伺ったら、「ワシントン条約より、ずっと前のものだよ~」とおっしゃってました。

確かによく見ると、かなり古そう。
一応、値段はちゃんとついていましたので、単なる「看板パンダ」ではなく、ちゃんとした売り物なのでしょうか?



ck1203_1206291.jpgそして、これもビックリなのが、パンダの革靴!

昭和通りに面した、銀座の靴屋さんのウインドウに飾られていたのを発見!
受注生産ですが、男性用、女性用それぞれあるのだそうです。
『試しに履いてみて、記念写真をどうぞ』とPOPには書いてありましたが、さすがにそれは気がひけて、遠慮をいたしました。
よく考えてみたら、パンダのスリッパもありますので、革靴があっても良いはず。
ただ、この靴を履いた時は、どんな服を着たら良いのでしょうか?

やっぱり、白と黒のパンダカラーで統一すべきなのか、それとも、豹柄はどうなのかしら等と、つい考えてしまいました。

 

 
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