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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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◎特派員の商店街訪問(第9回)◎商人魂の"常に感謝、常に報恩" 「人集まらずして繁栄なし」!/人形町商店街協同組合

[三日月] 2010年9月30日 16:26

商業の中心地・ 中央区 には元気な、にぎわい商店街が数多くあります。

地元から愛され、住民とともに栄え、親しみのある商店街を、特派員が訪ねて、見て、聞いた商店街の"今日そして明日"。そのイキイキとした魅力と活力、とっておきの情報などをお伝えしている、 中央区 の商店会・商店街を紹介する「特派員の商店街訪問」第9弾です。

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◎特派員の商店街訪問(第9回)◎

"常に感謝、常に報恩" 「人集まらずして繁栄なし」!

/人形町商店街協同組合

 

数多くの老舗に新たに人気店も加わり、現在は206店も加盟されている人形町商店街協同組合へ訪問させていただき、南谷副理事長にお話を伺いました。

    南谷副理事長.JPG 

人形町商店街の歴史は古く、明治41年に「商誠会」という組合組織を世に先駆けて結成し、江戸時代から受け継がれてきた商人魂の"常に感謝、常に報恩"を基に、昭和31年に組合を創立しました。商店街の理念は「人集まらずして繁栄なし」ということで、沢山の人が集まっていただけるよう江戸の文化や伝統を守りながらも、常に新しいことを考え実行をされています。商店街に活気がある理由の一つは、若手の組織がしっかりしているためで昭和49年に三水会が結成され現在約70名の方がイベントの企画や実行をしています。50歳になるとメンバーではなくなりサポート役になるそうですが、義理人情ある江戸っ子の方々が沢山活躍をされているので、せともの市やてんてん祭や人形市など数々のイベントが盛り上がるのだと思います。happy01

 

 数ある老舗の中でも、甘味処の初音さんは天保8年(1837年)の江戸時代から続いており、南谷副理事長のお店もそうですが創業が明治時代の老舗が沢山あり、親子代々受け継がれた親切な接客やおいしい味が、いつ来てもかわらないため懐かしくてほっとできる人形町らしさとなっています。商店街のある人形町通りは昨年整備をされて歩道が30cmずつ広がり、滑りにくく歩きやすい御影石になりました。人形町商店街の歴史や以前の懐かしい町並み等は「新編にほんばし人形町」でご欄いただけますので、ご興味のある方はぜひ書店にてお求めください。(3,500円) 

新編にほんばし人形町.JPG

 人形町が舞台の「新参者」が全国放送されてからは、テレビで見たお店などを散策する「新参者ロケ地めぐり」をするために、日本全国からご家族連れや若い方達が沢山お見えになるそうです。初めて来られた方に便利な「お買い物マップ」は加盟店で無料配布していますし、ホームページからもダウンロードできますのでご活用ください。http://www.ningyocho.or.jp/

 

人形町通りに2つあるからくり櫓の両方のからくりを見るために、沢山の方が1時間も待たれているので、最近は11時から19時のいずれも丁度の時間に加えて30分ごとにもからくりを動かしているそうです。からくり櫓も人形町の雰囲気にピッタリですが、こういった商店街の方の心配りも人形町らしいお話だと思います。町火消し櫓は、管轄の「は組」の衣装と纏ではしご乗りや纏あげが木やり歌を聞きながら見ることができます。江戸落語櫓は、立川談幸さんの生の声で創作小咄「人形町の由来」が約2分流れ、江戸の町並みや町人などを見ることができます。人形町へお越しの際はぜひ、ご覧ください。

 

これからの季節、人形街商店街は楽しいイベントが目白押しです。近隣の小学校の子供達も一緒にイベントへ参加をしたり、お店の一日体験などをとおして商店街と子供達との繋がりができ、次の時代を担う子供達は楽しみながら江戸文化や伝統に馴染むことができるのも下町ならではの良さだと思います。主なイベントは以下のとおりで、私も毎年楽しみにしているものばかりです。詳細は人形町商店街のホームページにてご確認ください。

 

   ●10月10日(日) 11時半~16時 てんてん祭(人形町通り) 雨天決行

 富くじ、わんぱく相撲、セラピードッグ、白バイや消防空中作業者の展示など

 人形町商店街オリジナルキャラクターのいなせな一家のTシャツを1枚2千円で販売します 人形町キャラクターTシャツ.JPG    

 ●10月13日(水)~15日(金) 10時~19時 人形市(人形町通り) 雨天決行

 各種お人形、招き猫、干支の置物、カラフルな小物などの露店が約50店でます。

 江戸中期の芝居茶屋出土品の展示や大観音寺で人形供養もできます。

 にんぎょう市の3日間は「メトロリンク日本橋」(無料シャトルバス)が巡回するので便利です。     人形市.JPG

 

●東穀寄席の会  10月29日(金)・・・青年部   11月5日(金)・・・年金部

17時半開場 18時開演 (東京穀物商品取引所)

東穀寄席の会.JPG

 

●11月26日(金)~12月10日(金) 現金つかみ取り 

加盟店ごとに引き換え券がなくなり次第終了となりますので、お早めに買い物をして引き換え券をもらい、福引で当たりがでると現金つかみ取りができます。特等の1万円札と5千円札をつかみ取りできるチャンスは他ではなかなかないので、おすすめです。dollar

 

人形町商店街.JPG商店街の今後にむけては、「新参者」が全国放送で大人気だったので、日本各地からのツアーを検討中ということで、スカイツリーなど観光をしてから人形町でお買い物や食事といったコースが実現すると、こちらも大ヒットしそうですね。   

さらに海外の方にも沢山お越しいただけるようにホームページは既に英語と韓国語と中国語が対応済で、お買い物マップも作成中です。人形町は都営浅草線や箱崎インターがあるので、羽田空港や成田空港のアクセスがとても便利です。

人形町の町並み.JPG外国の方に大人気の銀座や浅草とも近いので、世界中の方々に江戸情緒を感じていただけると思います。

 

 

 

 

私はこの街に引っ越してきて5年の新参者ですが、便利で安全でとても居心地が良い人形町が大好きです。お買い物やお食事、せともの市や人形市などのイベント、明治座での観劇、水天宮のお参り、日本橋七福神めぐり、新参者ロケ地めぐりなど、来られる目的が沢山あるため、お年寄りから赤ちゃんまで幅広い世代の方でいつも賑わっています。人形町商店街は206店も加盟店があるので必ずお気に入りのお店がどなたにも見つかりますので、ぜひぜひお越しください。confident 

 

 

 

銀座石鹸★リベレーションズ

[まぴ★] 2010年9月29日 19:13

1丁目でたまたま通りがかって見つけたお店です。
外の看板に「銀座石鹸」と書いてあったので、入ってみました。

アロマテラピーのショップのようで、エッセンシャルオイルもありました。

この銀座石鹸は、完成までに最低でも1ヶ月かかるそうで、
品質にとことんこだわった原料のみを使用し、合成界面活性剤、人工香料、
防腐剤、アルコールを一切使用していないそうです。

ブラックダイヤモンド、アクアマリン、プルメリア、アボカド、オリーブ、LOVE IS・・・
と6種類あるのですが、通常の石鹸の半分の厚みのお試しサイズがあったので購入してみました。
ハンカチとセットになっていて945円です。

ただ、こちらの石鹸も銀座石鹸と書いてありますが、
ディセンシープレミアムソープというものでこのピンクの部分は天然のクレイだそうです。
ツバキ油と天然クレイ配合なので、LOVE IS・・・のグラデーション版かな?

ここのお店でも観光協会特派員のPRをしてきました(笑)

帰りに6種類ある、銀座石鹸のサンプルセットを頂きました(*^^*)

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基本的に洗顔石鹸だそうなので、早速使ってみました♪
クリーミーな泡立ちで、洗い終わったあともすっきりしています。
これでお肌にいいなら言うことないですね~!

あと、こんなハートの石鹸もありました。ハート形で500円です。

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銀座DOGSというワンちゃん用の石鹸もありました。

フランキンセンスのトリートメントオイルもありました。
魔女たちの22時で若返りのオイルとして、フランキンセンスが紹介されてたそうです。
テスターを使ってみたら、とてもしっとりでした。

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銀座石鹸・リベレーションズのホームページ

 

 

まち歩きツアー・「日本橋老舗めぐりコース」

[坂の上のねこ] 2010年9月24日 10:10

今年最後の残暑となった9月22日、まち歩きツアー「日本橋老舗めぐりコース」のお手伝いをしてきました。


このコースでは、「にんべん」「山本海苔店」「榮太楼總本店」という3つの有名老舗店を訪問して、お店の歴史や商品の裏話を伺います。今回は特派員のケンさんと一緒にお手伝い。ケンさんは京都出身ながら江戸の歴史・地理に造詣が深く、お話上手なので心強い限りです。


一軒目はにんべんさん。元禄12年(1699年)に戸板を並べて鰹節と塩干類の商いを始めたのがここ日本橋のお店とのこと。時代と共にその姿を変えてきた店舗は、日本橋室町東地区開発のため10月21日に一時休業し10月28日からはcoredo室町で営業を始めるそうです。


店内の神棚が老舗の風格を感じさせます。

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左:お店の歴史と鰹節の製造工程を説明してもらいます(鰹の模型がかわいい!)

右:削りたての鰹節の香りと味を体験(どちらもブログではお届けできず残念!!)


その後、店内で楽しいお買い物。試飲したお吸い物がおいしくてびっくり。しかも、瓶入りの白だしをお湯で伸ばしただけというので2度びっくり。鰹節・だし関連商品はもちろんですが、炊き込みご飯の素もおすすめです。

 

次に向かったのは山本海苔店さん。創業は嘉永2年(1849年)。店内は、船底のように大きく湾曲した天井、風をはらんだ帆を思わせる壁、海苔の雄性細胞を図案化した信楽焼タイルと、海苔船をイメージした造りとなっています。


左:創業当時から明治初期まで使われていた、海苔を保存する「囲い甕」

中:海苔の缶や、そろばん、台帳など昔の道具

右:山本陽子さんがモデルを務めた広告を並べた写真(昭和51年~現在)。山本さんは、昭和42年(1967年)から山本海苔店のイメージキャラクターとして広告やCMに登場していますが、これはギネスにも登録された世界最長記録なのだそうです。

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お店の歴史について学んだ後、試食とお買い物。焼きたて海苔の味と香りをブログに貼付する方法があればいいのに・・。

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左:海苔を焼く実演

中:その焼きたての海苔を買うことができます

右:キティちゃんの海苔はお土産に人気

 

そして最後は榮太楼總本舗さん。創業は安政4年(1857年)。お店の前で説明を受けましたが、入る前からすでに見所がいろいろあって、さすが老舗店。

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左:お店の印半纏には創業時の屋号「井筒屋」の名残が

中:名石「榮太楼の赤玉石」

右:創業時、店の入り口にあった「御影敷石」 

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左:きんつば。四角いものをよく見かけますが、「つば」は刀の鍔なので本来は円形

中:今の季節にぴったりのかhttp://www.chuo-kanko.or.jp/blog/assets_c/2010/09/km37-3122.htmlわいい「月見うさぎ」

右:店内でゆっくりお食事もできます。4半世紀前、日本橋OLだった私は、ここでお昼を食べるのが楽しみでした。

 

さて、そろそろお開きの時間。3つのお店を回ってお話を伺い、買い物を楽しんでいるうちに、あっという間に2時間が経ってしまいました。 知識もお腹もいっぱいです。お店の歴史・裏話は、とてもブログには書ききれませんので、ぜひそれぞれのサイトをご覧下さいね(記事中のお店の名前をクリックすると各サイトが表示されます)。

 

 

王子サーモンのサーモンチップでパスタ!

[まぴ★] 2010年9月24日 09:15

こちらも銀座百点の冊子で見つけたお店です。
王子製紙グループのサーモンの会社で、
1964年にスモークサーモンの試作を開始し、
北海道にサーモンの会社を設立したそうです。
やっぱり鮭といえば北海道ですもんね!

本店や工場は北海道にあるのですが、本社は銀座の3丁目にあります。
あとは大阪や名古屋に営業所もあるみたいです。

銀座百点には毎月、このサーモンを使った料理の写真が載っています。
お店のスタッフさんが、とても親切に色々説明してくださいました(*^^*)
チップの試食も出来ます~!

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この日は暑かったので、スモークサーモンはやめて鮭チップにしてみました。
これなら常温で持ち帰れるし、使い勝手もよさそう。

パスタを作ってみました!

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木曜日の2時からサーモンの解体をやっているそうで、
その場で即売会みたいなのもあるようです。

あとは、鮭カマなんかも売っていました。
これから年末にむけてのお土産によさそうです。

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東京以外では札幌や大阪にも営業所があり、
デパートは東京・横浜・名古屋で売っています。

王子サーモンのホームページ

 

 

リバーサイド・オータム・フェスタ

[坂の上のねこ] 2010年9月21日 08:30

爽やかな秋空が広がった9月17日、銀造さんが9月14日付のブログ記事で紹介して下さった、リバーサイド・オータム・フェスタに行って来ました。

 

イベント開始は5時ですが、まずは4時に行って、無料水上クルージングの乗船の申し込みをします。すでに行列ができていて、15分後には定員(各便200名)の半分のチケットが終了。

クルージングには最高のお天気も手伝って、やはりかなりの人気です。

P9170090.JPG

開始まであと1時間。祭提灯が雰囲気を盛り上げる中、あちらこちらで音楽の演奏や模擬店の最終準備が忙しく行われていました。

 

P9170089.JPGしばらく歩いていると、まず、(財)東京都公園協会・水辺事業部による、「三宅島の木炭とホウセンカの花苗」の無料配布が始まりました。木炭は、2000年の三宅島火山噴火災害で枯れてしまった島の樹木を有効利用のために炭化したもので、同協会が購入して島の復興に役立てているそうです。

           P9180087.JPG    P9180088.JPG

 

          ホウセンカ、大きくな~れ!   木炭は土壌改良材として使います

いったん家に戻り、5:50の乗船時間に合わせて再び会場へ(ここで銀造さんと合流)。

 

船に乗ってデッキに出ると、うっすら茜色に染まった雲が広がっていました。

気持ちのよい川風に吹かれつつ、いよいよ30分間のクルージングに出発です。

 

P9170094.JPG

このあと、スカイツリー、東京タワー、レインボーブリッジ、お台場、晴海埠頭と、

次々と東京名所が姿を見せてくれたのですが、残念ながら私のカメラと腕では

ここでご紹介できるような写真が撮れませんでした。以下の2枚は、同じ船に

乗った銀造さんが提供してくれた東京タワーの写真です。

 CIMG6395.JPG CIMG6397.JPG撮影:銀造さん

その他、美しい夜景の写真は、昨年の銀造さんの記事でご覧下さい。

 

この水上バス、災害時には物資搬送や帰宅支援などにも活躍してくれるそうで、満潮時でも橋の下を、干潮時でも水深の浅いところを運航できるように、平らな形をしているのだそうです。

 

さて、船を下りて、今度はスクラッチチャンスに挑戦。

ここでなんとなんと、一緒に行った夫が大手柄、1等賞に当たりました!

賞品は東京水辺ラインの特別乗船券2枚!!水上バスには様々なルートがあるので、

どのコースにしようか楽しみです。


P9180089.JPGのサムネール画像

 

 

銀座菓楽の窯焼きシュークリームと焼き菓子

[まぴ★] 2010年9月14日 11:00

銀座4丁目の松屋通りを入ったところ、三菱東京UFJのビルの隣です。
銀座通り連合会の事務所にお邪魔した時に見つけたお店で、
色んなフランス菓子が楽しめるショップです。

まず、名物はこの窯焼きシュークリーム。
店内の石窯で焼き上げてるそうですよ。
玄米カスタード、アプリコット、抹茶、いちじくの
4種類のクリームがあり、焼きたての時に行けば、
その場でクリーム詰めてもらえます。
銀座菓楽でしかできない食べ方だそうです。

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焼きたてではない時間だったので普通に注文。
玄米カスタードにしました。
シュークリーム、玄米利いててうまーい(*^^*)
表面もクッキーシューほど硬くなく、サクサクっとした食感です。
私はあまり硬いシュー皮好きじゃないけど、
これくらいのサクサクはちょうどいい感じで美味しい。

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焼き菓子をいくつかテイクアウトしました。
渦巻きパイも香ばしい。
そして大好きなダックワーズは、
試食のものは、ちょっとしっとりし過ぎ?と思ったけど、
テイクアウトしたものは、アーモンドがよく利いて、サクサクで美味しかったです。

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そして、このマカロンダミアンという焼き菓子なのですが、
マカロンがイタリアから伝来するよりも前にあったそうで
フランス北部の古都アミアンで誕生したマカロンです。
Macarons d'Amiens と書きます。

外はかりっと中はもちっと。噛むとヌガーのような感じです。
クッキーはしっとりの方がすきなので、これも美味しい!
6個で480円でした。

ケーキ教室もあるみたいなので、一度行ってみたいな~★

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ここでも特派員とラジオのPRして、撮影の許可も頂きました(*^^*)

銀座菓楽のホームページ