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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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つきじTASSぎゃらりい若松屋 「えびす、大黒 ワッハッハ展」

[銀造] 2011年9月13日 09:15

築地6丁目12-3の"つきじTASSぎゃらりい若松屋"さんで、「えびす、大黒 ワッハッハ展」と銘うった酒器・ぐいのみ百選 同時出品、 やじうま陶芸か渡辺花峰の新作厄払い展が、9月12日から9月17日まで開催されています。展示の時間は、AM1:00からPM6:00です。

 ちょっと、作品をご紹介しますと、

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元気な大黒様が一杯並んでいます。 秋の夜長に傾けるぐい飲みも良さそうなのが揃っています。 

 女性陶芸家による七福神も展示されています。 是非、お出かけ下さい。

若松屋の佐藤さんにお聞きしたところ、作家はTVで陶芸教室にも出演している有名な方だそうです。

花峰窯(かほうがま)について、知りたい方は、こちらをクリックして下さい。

http://www.zephyr.dti.ne.jp/~motoki/

 

 

第30回中央区観光大使・ミス中央選考会 美しく開催されました

[銀造] 2011年9月 8日 08:30

9月3日、日本橋三越で、「第30回中央区観光大使・ミス中央選考会」が行われました。

 壇上に揃った美しいお嬢さん方、外国からの留学生、元キャビン・アテンダント、元宝塚の男役を勤めた方など多彩な顔ぶれでした。 (集合写真は肖像権尊重の為、解像度を落としました)

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各出場者の自己アピールは、審査員の方々との鋭い質問攻めにも動じることなく立派でした。 


そして、選考の間には、Uさんのミニコンサート。甘い歌声にうっとりしました。


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そして、見事勝ち残った第30代中央区観光大使・ミス中央が発表されました。

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横顔だけでごめんなさい。 詳しくは、彼女達のブログで、後日お楽しみ下さい。

 

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29代観光大使・ミス中央の方々、お疲れ様でした。 本当に楽しい一日でした。



 

 

日本橋で「金魚の涼」 ~アートアクアリウム展

[ビッキー] 2011年9月 7日 08:30

「日本橋でオシャレな金魚アートが見られるんだって」

これを聞いたのは夏の初め。「どうせ混んでてじっくり見られないんでしょ」と、流行ものは時期を外して観にいくのが私流。しかし!うかうかしてる間に、今週末でこのイベントも終わりです!急がねば!

ということで、「アートアクアリウム展」が開催されている日本橋三井ホールにあわててお邪魔してきました。

日本橋三井ホールは、室町が誇る新名所「コレド室町」(6月放送のテレビ東京『アド街ック天国』のランキングでは3位!)の5Fに位置しています。1Fのエントランスを抜けるとふわっと香ってくる「にんべん」さんのおだしのにおいに後ろ髪を引かれつつ、エスカレーターへ。受付は4Fにあります。


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入場すると、いきなりこの和モダンな水槽が。

金魚の美しさと、フラワーアレンジの競演が見事。 期待が高まります!


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光を反射する美しい水槽に、様々な種類の金魚が展示されています。

まさに「アートな水族館」といった感じ。 出目金をこんなにオシャレなものだと感じたことが、いまだかつてあったでしょうか(笑)


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大きな多面体の水槽が2つ。圧巻です。光の反射に反応して、優雅に背びれを動かす金魚たち。キレイ!


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こちらは、靖国神社の「みたままつり」を想わせる、たくさんの提灯をバックに。

夜店と金魚という昔からのイメージを覆す斬新さです。巨大な金魚蜂「花魁」に泳ぐ鮮やかな金魚たち。かなりの存在感です。




「いったいどんな感じなの?」とよく調べないままにお邪魔しましたが、泳いでいる金魚の数(1000匹以上!)と、光のアートとの完璧な融合に圧倒されてしまいました!"アクアリスト"の第一人者、木村英智氏の世界観をどうぞご堪能ください。


なお、19:00以降はバー・ラウンジに姿を変え、より一層オトナの雰囲気が高まります。


まだまだ残暑の厳しい今週、日本橋の異空間で「江戸の涼」を楽しんでみてはいかがでしょうか。



アートアクアリウム展 http://h-i-d.co.jp/art/ *9月12日(月)で終了となります!お早めに

 

 

 

 

九月の新橋演舞場ー秀山祭ー三代目中村又五郎襲名公演

[滅紫] 2011年9月 6日 10:30

9月の演舞場は初代中村吉右衛門丈を偲ぶ恒例の「秀山祭」ですが、今年は当代吉右衛門さんの人間国宝認定、昨年播磨屋一門に戻った中村歌昇さんの三代目中村又五郎襲名、種太郎さんの四代目歌昇襲名とおめでたいことが重なって初日から大入りの盛況ぶり。私が観た5日目の夜の部もぎっしり満員。


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劇場入り口の積樽前で「又五郎襲名」名入りの半纏を着た係りの方に入っていただきパチリ。


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楽しみにしていた襲名記念弁当(1800円)は私の前で無情にも売り切れ!写真だけ撮らせていただきました。お昼の部は早めに来てGETせねば。
食べられないと思うと余計に美味しそうに見えるのは何故?


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客席に入ると正面には「襲名祝い幕」がかかってお祝い気分を更に盛り立ててくれます。


新又五郎さんは「糒倉」で初役の豊臣秀頼と「車引」の梅王丸を演じます。淀君役の芝翫さんが残念なことに2日目から体調不良で休演、代役は福助さん。吉右衛門さんが氏家内膳、梅玉さんが大野修理。襲名口上は出演の幹部役者さんたちが舞台上にずらりと勢揃いの大迫力。襲名公演はこれだけでも、見ごたえ充分です。芝翫さんが休演なので最初に口上を述べることになった吉右衛門さんが「生まれて初めてで緊張」と説明して客席の笑いを誘っていました。

「車引」の桜丸は藤十郎さんですが、3兄弟の一番下の弟を演じてまるで違和感もなく、喜寿を過ぎたとはとても信じられない若々しさと美しさです。美容の秘訣を教えていただきたいくらいです。3兄弟が揃い後ろに歌六さん演じる時平が並ぶ幕切れは本当に錦絵のようでうっとりしてしまいます。


新歌昇さんが元気に杉王丸を演じ、「四代目」「播磨屋」と声がかかっています。 


最後の幕は染五郎さんが宙乗りでつづら抜けを勤めるのが評判の「石川五右衛門」、空中で「つづらしょったが可笑しいか。ばかめ」次の「南禅寺楼門の場」で満開の桜を足元に「絶景かな」の名セリフを聞くとぞくぞくしてきます。此下久吉は松緑さんです。

25日までですが日によってはまだ席もあるとのことなので

東京では一度しか機会のない記念の襲名公演、是非ご覧ください。

お問い合わせ:チケットホン松竹:0570-000-489(10:00-18:00)


 

 

「日本百街道展」~街道の数だけ日本がある~

[O傘] 2011年9月 2日 10:30

日本橋架橋100周年記念のイベントとして、「日本百街道展 特別展」(パネル展示)が、2011年8月20日~9月21日まで、日本橋室町の地下鉄銀座線と半蔵門線「三越前駅」の間の地下コンコースで開催されています。
IMG_1729coltcomp.JPGずっと遠い祖先が切り拓いた道。大名が参勤交代で通った道。そして地域の人たちの暮らしになくてはならない道。そんな地域に密着した街道や脇往還(脇街道)にスポットをあてています。

IMG_1659coltcomp.JPG展示してある百街道のマップには、奥州街道、東海道、木曽中山道、日光街道、羽州街道の他、塩の道、川越街道、北国街道、郡上街道、美濃街道、熊野古道、因幡街道、土佐街道、長崎街道などが地図上にそれぞれとぎれとぎれに表示されています。(すみません、上の写真は細かい字が見えません。実際会場に足を運んでご覧ください。)

次のように7つのコーナーがありました。
「江戸・五街道」(中央区)、「甲州街道」(千代田区)、「飛騨高山・歴史街道」(岐阜県高山市)、「萩往還」(山口県萩市)、「日本百街道」、そして「甦れみちのくの街道」、「東日本大震災と道路」です。
それぞれ、写真・図や言葉で特徴をコンパクトに表現しています。各コーナーにはパンフレットも用意してありますよ。

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IMG_1755coltcomp.JPG 「 中央区の展示コーナー」

では、日本橋を起点にする5街道の中央区内の街道地図や、震災や戦禍に耐えて人々に力になった日本橋などのパネルが展示されています。


IMG_1696coltcomp.JPG「甦れみちのくの街道」や「東日本大震災と道路」のコーナー

は、日本橋が、今回の大地震にみまわれた東北へのびる国道4号線(奥州街道)の起点であることから、東北の道路の被害状況や復興状況そして東北の街道について、大震災の犠牲者への追悼と復興を応援するための特別展示です。 


 

IMG_1554colcomp.JPG「日本百街道展 特別展」に合わせて


街道物産展「全国街道市」が開かれていて、萩往還の萩市の市(いち)が展示場の隣に並んでいました。


 

この「日本百街道展」は、12月までの4カ月で4つのテーマを展示します。

第1回 「日本百街道展 特別展」8/20~9/21
第2回 「木曽中山道展」9/23~10/23
第3回 「因幡(いなば)街道展」10/25~11/24
第4回 日本橋「しずおか東海道展(仮称)」11/26~12/25


合わせて街道物産展「全国街道市」が開かれます。(開催期間が短いのでご注意ください。)
「桑折・街道市」9/20~21
「萩往還・街道市」8/25~28
「飛騨高山・街道市」9/15~21
「みちのく街道復興市」未定

IMG_1727colcompt.JPG歴史や街道あるいは震災、物産展に興味のある方、是非この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。また、この展示会場(地下鉄メトロ「三越前駅」地下コンコース)の壁には、写真展示(日本橋周辺の航空写真)「熈代勝覧」が常設展示してあります。
IMG_1725coltcomp.JPG写真展示では、大きな写真パネルが二つ並んで展示してあります。1つは平成18年(2006年)のもの、もうひとつは東京大空襲前の昭和19年(1944年)のものです。昭和19年には千代田区と中央区の区境川「龍閑川」はありましたよね。探せますか?

IMG_1739colcomp.JPG「熈代勝覧」は、江戸時代、11代将軍徳川家斉の時代の文化2年(1805年)頃に描かれたそうで、神田今川橋から日本橋までの7町(760m)の賑わいを詳細に絵巻にしています。

この展示絵巻はベルリン国立アジア美術館所蔵のもののレプリカ(実際は長さ12.3mを1.4倍して約17mに拡大)です。

当時の江戸の町の様子を知る上で貴重な資料ですよね。

三越の前身の三井越後屋はじめ88の店舗と、行き交う人々は1671人、このほか20匹の犬、馬13頭、牛4頭、猿や鷹などの動物も描かれているそうです。見ていると当時の賑わいが伝わってきます。

翌年の文化3年(1806年)に牛町火事(丙寅の大火)にみまわれたそうで、その直前の絵ということで貴重な絵巻です。
もうご覧になった方も多いと思いますが、まだの方は、この「日本百街道展」を見るついでにこちらの方も是非ご覧下さいね。


 

 

 

 
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