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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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銀座のツバメ 2015

[サム] 2015年5月25日 18:00

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DSC00832CRS.JPG 銀座のツバメ。

昨年確認されていた3個所の営巣場所のひとつ松屋東館に、今年もツバメが越冬地の東南アジアから数千km海を渡り飛来。

本来は自然環境の中で営巣したはずですが、いつの頃からか、日本にやってくるツバメは、絶えず人気(ひとけ)のある人為的建造物以外は営巣しないとされ、人の暮らしと関わりをもってきた野鳥。

ツバメはスズメ目ツバメ科の渡り鳥(夏鳥)。

頭・背面は光沢のある藍黒色、下面は白色、額と喉は赤褐色、胸に細い黒帯。

翼の初列風切が長く伸び、飛翔性に優れ、尾は切れ込みの深い2股の所謂 "燕尾形" で、雄は雌より長く、幅が狭い傾向があると云われます。

空中を飛びながら生きた昆虫類を捕食し、水面滑降し飲水。

脚は短く歩行には不向きで、飛翔に特化した体の構造。

泥と枯草と唾液を混ぜて椀型の巣を造営。

巣造りから雛の巣立ちまで雌雄共同作業。

古巣を修復して使用することも多いとされます。

抱卵して2週間で孵化し、更に3週間、親ツバメはせっせと餌を運びます。

生存確率が必ずしも高くない自然節理の厳しい環境下、親鳥が間近で見せる、一生懸命に雛を育てる姿は感動的です。

間もなく巣立ちのシーズン。

来シーズンもまたツバメをあたたかく迎え、見守れる街のやさしさは是非堅持したいものです。

 

 

ROSE GARDEN 2015

[サム] 2015年5月24日 18:00

R0033588ELS.jpgR0033661RRSG.jpg  ファンケル銀座スクエア(銀座5)10Fテラス付サロンスペース「ロイヤルルーム」にて恒例の「ローズガーデン2015」が開幕。

今回は「bienvenue~しあわせ香る癒しの庭へ~」をテーマに空中庭園が美しいバラで埋め尽くされています。

会期:5月22日~29日(11:30~18:30)

期間中、武蔵野バラ会会員による「バラの相談会」や堀江聖子氏による「ドールガーデン体験会」等も設営されています。

5月24日(日)には、バラ研究家、石黒秀子氏による、香りのバラトークショー「香るバラに魅せられて」が組まれています。

また期間中、館内の「バラのある風景」のフォトコンテストも実施されています。

今年もまた、銀座の真ん中、地上40mのプチ庭園は、人々を魅了して止まない、バラの甘い香りが漂い、丹精を込めて育てられた様々な花姿は、訪れる人々の目を楽しませてくれます。

 

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「江戸切子ビル」出現!?〔数寄屋橋交差点〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年5月24日 14:00

80年の永きにわたり、数寄屋橋交差点の一角を担ってきた「銀座TSビル(東芝ビル)」(「モザイク銀座阪急(旧・数寄屋橋阪急)」が入ってました、なつかしい~)が建て替えられ、新たなビルが姿を現わしました

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現在建築中のビルは、江戸切子)をモチーフにデザインされ、地下5階、地上11階建て。銀座・数寄屋橋のシンボル的存在になることを目指すのだそうです

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地下2階から地上11階までの13フロアを店舗とする、大型商業施設です

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この「(仮称)銀座5丁目プロジェクト」を推進する東急不動産株式会社のニュースリリースに、完成時の外観イメージが発表されていました

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開業は2015年度だそうで、銀座エリアがさらに魅力的になりそうです

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佃大橋

[皐月の鯉の吹き流し] 2015年5月24日 09:00

勝鬨橋・佃大橋、身近なこの橋は私にとって思いで深い橋だが
今回は、佃大橋の思い出を語りたい。

佃田大橋_朝.JPG 佃田大橋_夕.JPG

小さくて分かりにくいが月島ビル群を背景にした佃大橋 朝と夕方

 

 

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佃の高層ビル群。佃の渡しがあったころ誰がこの様子を想像できただろう

 

 

この橋は、1964年東京オリンピック開催に備え架けられたとのことで、
この時のことは今でも覚えている。
橋の完成から開通まで少々期間があり、ここで遊ぶことができた。
自転車で斜面を走り下りそのスピードにスリルを味わった。

 

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この斜面を自転車で下り走り遊んだ

 

確か開通時のセレモニーは盛大でブラスバンド
のパレードがあったと思う。

 

橋ができる前は、佃の渡しがあり今はその場所に記念碑がある。
1964年(昭和39年)8月27日、300年の歴史を持つ
佃大橋架橋に伴い廃されたようだ。

渡しに乗って佃島に渡った記憶がかすかによみがえる。
子供なので用があるわけなく、これに乗って遊んでいたのだろう。
運賃は無料だったはずだ。

 

佃渡し_1.JPG 佃渡し_2.JPG

 

前回述べたように、この頃は川が汚れていて臭かった。
きれいになった今また、これに乗って佃島に行ってみたいものだ。

 

 

 

椙森神社例大祭

[クラさん] 2015年5月23日 18:00

椙森神社は、天慶3年(940年)に田原藤太(後に藤原秀郷)が平将門の乱鎮定のため戦勝祈願した所とされている。

文正元年(1466年)太田道灌が雨乞いをし、山城国稲荷山五社大神を遷して祭祀し江戸時代に恵比寿大神を祀った。

江戸城下の三森(椙森、柳森、烏森)の一つに数えられ椙森稲荷と呼ばれた。2015年で創建1084年を迎える古い歴史を持つ。

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5月に例大祭が行われ、3年に1度の本祭には神社大神輿が氏子町内を巡航する。本年は本祭に当たり、15日が宵宮、16日には大神輿渡御、17日は子供・町内神輿渡御・子供縁日と大祭式が執り行われた。

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16日は3年ぶりの大神輿出御で、町会毎に役員らが集まり記念写真の撮影等が行われ後、午前9時に発輿式が始まった。

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その後、神楽殿でお囃子が奏せられる中、総体30貫(1.4t)もの神社大神は宮出しとなった。

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神輿は、人形町方面に進み各町会(人形町1丁目芳人町会、人形町3丁目西町会、堀留町1丁目町会)の神酒所に寄りながら氏子地域を隈なく巡航し、夕方5時頃に神社に戻った。

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「椙森神社例大祭」は、今年で1084年祭を迎えた下町の歴史と文化が詰まった大イベントでした。

 

 

 

築地のサルノコシカケ

[勝鬨太郎] 2015年5月22日 16:00

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この写真は、築地に生息する'サルノコシカケ'です。

 

中央区築地市場の外構に植えられている木に生えていたものを見つけたもので、元の樹木名や正しい『サルノコシカケ』の名前はよくわかりません。

  

青果門の近くで、ひっそりと、但し堂々としていました。

目測で長い方の直径、20数センチというサイズです。

よく見てみると、年輪のような縞模様が円形に広がっており、多分相応の日時を経て成長したものと推察されます。

 

 

青果門の近くは、正門や市場橋門のようにターレが忙しく行き交うことも少なく、また海幸橋門のように観光客が多く出入りすることのないところで、名前のように草食系の雰囲気が感じられるところです。

築地市場は、マグロやカニ等の水産物の取扱いが特に有名ですが、青果部では野菜や果物そして漬け物や鳥卵も扱っています。

 

地下鉄築地駅から本願寺を参拝し、もんぜき通り(新大橋通り)を抜けてそのまま浜離宮恩賜庭園につながるウォーキングコースもこの季節お奨めです。

 

その際は、このさるのこしかけを見つけてください。

ひょっとしたら、小柄な猫くらいは腰をおろしているかもしれませんね。