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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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【昭和通りたんけん録】#09:ベジタリアンのスイーツ "AIN SOPH"(銀座四丁目)

[お染] 2017年5月31日 16:00

昨年11月、歌舞伎座のごく近くに、何やらステキな雰囲気のお店ができていました。

     
こちら 「アインソフ(AIN SOPH)です。

    

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昭和通り沿いで歌舞伎座と同じブロックにあります。

    

     

アインソフとは「無限」を意味しているとのこと。生命の樹が由来なのかなぁ。

完全菜食(ヴィーガン)のお食事とスイーツを提供しています。

      

銀座店は2009年にオープンし、現在の昭和通り沿いの店舗で昨年11月にリニューアルオープンしたそうです。1階はプリン、ティラミス、レーズンサンド等のスイーツ販売があり、2~4階はお食事が頂けます。

      

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整列するプリンとティラミス♡ 自然派グラノーラなどもある。

      

      

       

半年間ずっと気になっていて...
ついにプリンとティラミスをいただいてみました。

       

         

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ビンに入っていてかわいい。プリンは葛を使用しているそうです。

      

      

スイーツはとっても大好きなのですが、普通は生クリームやらの動物性たんぱく質と砂糖たっぷりで、食べ過ぎるとやはりちょっとした罪悪感も飲み込むことになります。。。(´・ω・`)
...が!!!、アインソフのスイーツは、動物性たんぱく質不使用で、国産・無農薬の食材が使用されたものなので自然のパワーを身体に取り込んでいる感じです\(^o^)/

      

     
そして、、、、め、めっちゃ美味しい

喉元を過ぎるとき一瞬上質な葛餅を思わせるような...でも確実にバニラ香るプリンと、濃厚で香ばしいカラメルが絶妙マッチです。うーん、言葉ではうまく伝えられないので、食べてください(笑)


なんだかんだ動物性じゃないと物足りないとか思っちゃわないか...という心配は全くの杞憂でした。
子供にも安心して「たんとお食べ^^」と言えます!! しょっちゅうは無理だけど(^^;;
実際、我が家の正直太郎はパクパクと瞬く間に食べました。

     

       
人は誰でも無限(アインソフ)の力を秘めているものですが、自然の食材がそれを引き出してくれるのかもしれませんね。
高級感もあり、手土産にも喜ばれると思います(`・ω・´)!
おススメです

     

     
◆アインソフ ギンザ 本店 AIN SOPH.GINZA
HP: http://ain-soph.jp/
住所:中央区銀座4-12-1
定休日:月曜日

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【熱気あふれる祭はもうすぐ】鉄砲洲稲荷神社例大祭&神田祭

[お染] 2017年5月 1日 09:00

5月の中央区内、街にはお祭りの気配が漂っています。

   

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◆ 5月2日(火)~5月5日(金)
鉄砲洲稲荷神社 御鎮座1177年例大祭
http://teppozujinja.or.jp/nenkan.html#reitaisai

   

もうすぐですね!改修された富士塚に参拝してみてはいかがでしょうか。

   

5月3日、4日は御神輿が湊、入船、新富町、銀座を練り歩きます。
御神輿の順路⇒http://yayoikai.sakura.ne.jp/h29/jyunro.pdf

   

5月5日の午後2時は鉄砲洲児童公園にて「新富座こども歌舞伎奉納公演」
伝統芸能をより身近に、後世に伝えているのは素晴らしいですね。
 

     

     

◆ 5月11日(木)~5月17日(水)
神田明神 神田祭
http://www.kandamyoujin.or.jp/kandamatsuri/event/

    

「日本三大祭り」「江戸三大祭り」に数えられており、
5月13日、14日は108町会から大小200基の御神輿が、日本橋・神田一帯に溢れます。

    

2年前は神田明神ご遷座400年ということもあり、本当に街中どの角を曲がっても御神輿がいるという感じで壮観でした。
私の住む町会は今年初宮入で、我が家のチビさんもついに初参加しますp(`・ω・´)q

      
日本人ならではの熱気あふれる伝統行事。とにかくパワーがすごいです
ぜひ皆様も足を運び、体感されてください!

     

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【子連れで楽しむ中央区】#14:グロースリンクかちどき(勝どき一丁目)

[お染] 2017年3月22日 12:00

中央区で子育てして3年(特派員も3年!)経ちました。
日々の暮らしの中、一人でこなさなければならないことも多くてプレッシャーも大きいですが、
いつも思うことは、中央区は地域のサポートがたくさんあるということです。
それは、行政であったり、お店などのサービスであったり、街の人達の親切であったり、
形は様々ですが、これまでもたくさん助けていただきました本当に感謝です。

     

今回はそんなありがたいサポートの一つである「グロースリンクかちどき」をご紹介します。

「グロースリンクかちどき」は、子育てを社会全体で分かち合う地域社会を創る、というコンセプトの子育て支援施設です。

    

こちらには習い事やレンタルガーデンなどもあるようですが、先日「プレイホール」を利用しましたので、
そのご紹介をします。


プレイホールを利用するには、まず会員になります☆
あらかじめWebで登録申し込みをして、1ヵ月以内に事務室で登録料1500を支払って手続きを完了し、
会員カードを受け取ります。(Webの事前申し込みなしだと2000円になっちゃうので注意!)
一度登録すると、更新料や年会費無しで、0歳から小学2年生までずっと遊べます。

    

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授乳室、オムツ替えスペースもあります。

     

プレイホールは、部屋のまんなかに、巨大なロープのジャングルジム(3階建て!)があり、
ハイハイの赤ちゃんも安心して楽しめるスペースや絵本コーナー、ホットカーペットが暖かい
積み木遊びゾーンなどがあります。

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図書コーナーには絵本とともに大人向けのおもしろそうな本もあって、親もくつろげてしまいます。

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このイスに座っていたら、他のお子さんが寄ってきて、どんな工夫をして遊んでいるのか、などお話してくれました。

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子供たちが「天国」と言っていた3階部分。スロープをぐるぐる進んで登っていきます。

ロープのジャングルジムは大人が乗っても大丈夫で、安全です。
...が、3階は正直私がこわくて、網にへばりついて動けませんでした(笑)
すると女の子が「私は5歳だから平気なの!でも3歳のときはこうやってつかまってたんだよ。」
と勇気づけてくれまして...(^^;) 我が家のチビさんは他のお子さんの様子を見てすぐに馴染んでいき、
子供たちは余裕でジャンプしたりしていました。

おもしろそうだったのは網のハンモックです。納まると落ち着くらしいです。^^

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我が家のチビさんは、周りのお子さんにつられてハンモックの中に入ってみたものの、
少しこわかったみたいでした。でも、はじめは様子伺いまくりだったのが、
トンネルもあっという間に克服してサクサク渡っていましたし、
2階からのびているパイプ状の滑り台も颯爽とすべっていました。

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子供って、子供から学んでいますよね。そしてほんとうに成長が早いです。

    

また、親が同伴して利用する施設ですが、スタッフの方も見守ってくださっています。
危ないことをしていたら注意してくださっている場面もあり、子供にきちんと向き合ってくれているんだと
安心しました。ほんとは親の役目なのですが、、、正直手に負えないこともあるので、関わっていただいて
とても助かります。まさに「孤育て」が解消されている一例だと思います。

     

他のお子さんや大人との小さな交流は、子供にとっても親にとってもありがたいものです。

    

今回ご紹介したプレイホールだけでなく、外のじゃぶじゃぶ池や、ならいごとなどにも
また遊びに来たいと思います。
区内はもちろん、区外のお子様連れの皆様にもおススメです。

    

◆グロースリンクかちどき
HP:http://growthlink.jp/
住所:中央区勝どき1-3-1 アパートメンツタワー勝どき 1F
都営大江戸線「勝どき」駅下車 晴海通りを勝どき橋方面に向かって数分歩き、右手奥(TSUTAYAのあたり)にあります。

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【時を超える親心】一石橋迷子しらせ石標(八重洲一丁目)

[お染] 2017年3月 1日 18:00

先日、歌舞伎「雙子隅田川」という演目を見て涙したお染です(^^;)

  

「雙子隅田川」では幼い梅若丸が人買いにさらわれてしまうのですが、
イヤホンガイドによると江戸時代にはこのようなことが実際にあったそうで...
なんてこと!!!!!(>_<)

    

八重洲一丁目にある一石橋のたもと(日銀じゃない方です)には、

江戸時代の 「一石橋迷子しらせ石標」 が残され、東京都の指定文化財になっています。

    

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石標の正面には 「満よひ子の志るべ」 、左側には 「たづぬる方」 、右側には 「志らす類(しらする)方」 と彫ってあります。
上が窪みになっていて、迷子になった子の特徴などを書いた紙を張るようになっています。

    

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湯島天神や浅草寺、両国橋橋詰にも同様の物があったそうですが、現存するのはここのみ。

   

    

江戸時代は今ほど情報網が発達していないから迷子が多かったのかなと思っていたのですが、まさかそんなことが横行していたなんて...(>_<)

    

この石標に貼ってもみつからなかったら、人買いの仕業の可能性が高かったんだそうです。
親やはぐれた子供の気持ちを思うとたまらなく、このようなことは世界中どこでもあってはならないと強く思いました。
直視するとブルーになる部分もありますけど、こういった文化財を通じて、忘れずに伝え続けていきたいですね。

     

    
一石橋 は、北に幕府金座御用の後藤庄三郎、 南に幕府御用呉服所の後藤縫殿助の屋敷があり、後藤さんが2人だから、後藤をもじって、五斗+五斗=一石と名付けられたとのこと。

    

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江戸っ子の粋なネーミングですね^^

    

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北に日本銀行、南に呉服橋交差点が、今に見られる名残りでしょうか。
五斗は90リットルで一石は180リットルだそうです。

    

     
子連れ狼のオープニング曲で歌われている
「ててご(父御)と ははご(母御)と ごとごとと いっこくば~しでまてばよい♪」

    

「ごとごと」は乳母車のゴトゴトだと思いますが、一石橋の橋名の由来を考えると「五斗と五斗」
なんですかね。
そして、拝一刀かっこよすぎ。。。私も子育て頑張るよ p(`・ω・´)q

    

    

歌舞伎観劇から始まり、いろいろなことを考えました。
中央区には有形・無形、様々な文化財がありますので、皆様も街歩きを味わってみてください^^

    

    
◆一石橋迷子しらせ石標
所在地:中央区八重洲一町目十一番地先

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【襲名披露と初舞台】新橋演舞場「壽新春大歌舞伎」

[お染] 2017年1月31日 12:00

先日、職場の方が歌舞伎観劇に行ったそうで「二代目市川右近ちゃんがすごくかわいくて、6歳なのにとても立派だった」と話してくれました。

   
市川海老蔵さんのブログ大谷廣松さんのツイッターで、楽屋の様子もちらちらと紹介されているのを拝見して、私は一撃でとりこになってしまいました。

    

    
そんな経緯で、これまでずっと「歌舞伎は観るにもルールがありそうだし、お話も難しくてわからないだろうなぁ」と思っていたのですが、かわいらしくて聡明な右近ちゃんの初舞台を見たい一心で、とにかくチケットを取って「壽新春大歌舞伎」に行ってきました!

(参考リンク→ http://www.kabuki-bito.jp/news/3712

    

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千穐楽まで間がなかったのでチケットがほとんどなくて、歌舞伎初観劇で桟敷席になってしまいました。でも、一等席と2000円しか違いがないのに、足がのばせてお茶がついてて机がある、しかも役者さんの表情はもちろん汗すらみえる!ので最高でした

    

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なんたる贅沢...

    

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襲名披露弁当。お祝いのお赤飯と、タケル君が好きなからあげが入っています。

(私もからあげ大好きですー!)

    

    

歌舞伎は全く初心者ですので、こちらのイヤホンガイドは心強いアイテムでした。
役者さんのお名前やあらすじだけでなく、小道具のことや歴史の背景など、いいタイミングで教えてくれます。

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劇場で借りれます。

   

   
演目は「雙生隅田川」というお話。
最終的にはめでたしになるのですが、途中感動のあまり3回くらい泣きました(^^;)

   

悪者に陥れられたとも知らず、大事な掛け軸を損じてしまったと思ったまま、人買いに売られて母にも会えなかった梅若丸...
大切な目標まであともう一息だったのに、最も望まないことを自らやってしまった惣太の激しい後悔...
息子を探し求めさまよった先で、梅若丸の幻を抱こうとしてもするりとその姿が消えてしまう、班女御前の悲しみ...

     

悲しいシーンや残酷なくだりも美しく表現されていて、なんだか余計に悲しかったです

     

     

古いお話であっても、人の心は変わらないんですね。深いところに響きました。
役者さんの熱演や日々の鍛錬に裏打ちされた何かが、観ている人の心を動かすのかなと。

伝統の枠組みを守りつつ高めていくのはすごいことなんだなと素人ながらに感じました。

    

     

テレビで拝見するような有名な役者さんだけでなく、脇をを固める方々も素晴らしかったです

悪者の景逸には本当に腹を立ててしまいました(^^ゞ 「これはお話だ」とわかっているのに...

        

     

そして、やはり二代目市川右近ちゃん。
6歳にして早替りと宙乗りをこなし、難しい言い回しも大きな声で、天才です

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班女御前役の猿之助さんが9歳の時に同じ役をなさったとのことで、その猿之助さんと右近ちゃんとお父様の右團次さんの宙乗りは、歴史や父子の絆を感じる素晴らしい3ショットだなと思いました。今後の活躍に目が離せません。

    

     

歌舞伎初めてで、しかも一人で行ったので(笑)、やや緊張したのですが、

劇場の方も親切で困ることはありませんし、お隣のお席の方が楽しむコツを教えてくださったり、存分に楽しむことができました (`・ω・)!

   

    
観劇に際して3000円ほどで託児ができる日もあるようです。

詳細はこちら→ http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/nursery/

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2月は歌舞伎座「猿若祭二月大歌舞伎」で中村勘九郎さんの息子さんが初舞台とのことですので、こちらも楽しみですね。
数日前までの私のように「興味はあるけどよくわからなくて行けない」のであれば、とにかく行ってみることをお勧めします!

    

    

◆歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」
http://www.kabuki-bito.jp/

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【昭和通りたんけん録】#08:大人の隠れ家 "BAR CLIPPER"(銀座二丁目)

[お染] 2016年12月21日 14:00

2016年も残りわずかですね
今日は、オトナな雰囲気で、銀座のバー 「CLIPPER(クリッパー)」 をご紹介します。

    
歌舞伎座近く、昭和通りから一本入った路地裏にあり、知る人ぞ知る穴場のバーです。
1階は「Barcos(バルコス)」というオーガニックバールで、CLIPPERは地下になります。

     

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この階段を降りてみよう(^_-)-☆

      

      
若干勇気がいりますが、木の扉を開けると800本!のウイスキーがずらり。
バーテンダーの方が 「いらっしゃいませ」 と迎えてくださいます。

      

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こちらの特徴は、
 禁煙 なのでお酒の香りを存分に楽しめること、
 通常1ショット 30mLのところ、10mLで少しずつ飲み比べできること、
 「ブラインドテイスティング」という、利きウイスキーにチャレンジできること、
などなど ^^
ウイスキーがお好きな方にはたまらないのではと思います。

      

     

バーテンダーの方はお二人いらっしゃって、お酒の知識が豊富です。

(フェイスブックも詳しくて楽しいです。)

     
私のような (レモンハートの松ちゃん的な...) 者にもさりげなくオススメしてくださり、
アルコール弱め...のリクエストに毎回お応えいただいています

    

     

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「The CLIPPER Christmas ローズレッド」。美しい...そして美味しいっ(≧▽≦)
& XOブランデーの生ショコラ。

もしデートで連れてきてもらったら、、惚れますねぇ~ (遠い目。。。) 

        

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寒い日に「あたたかくて弱めのものを」とお願いして作ってもらった、ホットのカルーアミルク。
& 卵の半熟感が絶妙なトースト。

     

      

どれも、ほんとにおーいしーい(´▽`*)です。

カルーアミルクって実はあんまり飲んだことがなかったのですが、こちらのをいただいて一気にファンになりました。
それに、たまにしか行かないのに、話したことを覚えてくださっていたり、
お二人とも、私と同い年のようなのですが、「さすがプロだな~!!」と尊敬しきりです。

     

      

さて、こちらは2016年12月1日に 10周年 を迎えられました。

12月中に来店すると1月~2月に使える 20%OFFチケット が頂けるようです。

      

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おめでとうございます

       

       
銀座のバーは敷居が高い...無理~、と思っていましたが、むしろ一流ゆえに器が大きいのかなと思ったり。日々の喧騒から少しの間逃れて、大人な静かさと同級生に会ったようなリラックス感をいただいております。

      

穴場BARで、2016年をゆっくり振り返ってみてはいかがでしょうか。
おすすめです。

    

      
◆BAR CLIPPER
HP:http://barclipper.jp/
住所:中央区銀座2-12-10 藤ビルB1F

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