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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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英語併記説明版

[CAM] 2017年10月15日 18:00

 先に、人形町界隈の説明板に英語説明が併記されていない、ということを述べましたが、区内でも相当数の説明板では、英語表記のものに変わってきているようです。例えば、晴海の「日本万国博覧会事務局棟跡」、佃の「海水館跡」に設置されたもの等です。

 

「海水館跡」説明板は、平成21年(2009)3月と表示されていますから、8年以上も前に設置されたものです。(『ものしり百科』の「区民史跡」の部分で挙げられていた写真は、英語併記がなされていない時に撮影されたものであることが明らかでしたが、2017年10月発行の最新版では、やっと最新の写真に入れ替えられたようです)。

 

 英語で説明する場合、例えば、中央区の大部分は埋め立て地(reclaimed land)である、などと話しても、この中にはRとLが複数含まれていることもあり、口頭だけでは果たして通じたかどうかは覚束ない感じがします。なるべく同意語を重ねるように努めてはいるのですが、例えば、辞書によると"reclaim"とは海を、"fill up"とは、池・川などを、埋め立てる意で使われるそうなので、誤訳にもなりかねないのです。

 

 誤解を避けるためにも、口頭のみのコミュニケーションとするのではなく、英語での説明を示しながら、その要点を口頭で話す、というパターンがよいのではないかと思います。

 

 私は、あるアジアの国で、運転手があまり飛ばすので、"Safety First"と言ったら、ギョッとしたような表情で振り向かれて、思わず「危ないじゃないか!」と叫びそうになったことがあります。後から考えると、"Safety First"という語句が和製英語くさいし、どうも、"First" を"Fast"(速く)と聞きとったようでした。"Safety Fast" などと言われれば、ギョッとしたのも当然です。

 

 そのように、口頭だけでは思わぬ誤解も生じます。そうした意味も含めて、区内の説明板は早急に英語併記のものに改めるべきでしょう。

 

「海水館跡」説明板

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外国人旅行客の受け入れ体制

[CAM] 2017年10月12日 16:00

 2017年10月11日の日本経済新聞地方経済面(東京)が、中央区の外国人旅行客受け入れ体制整備の例として、「日本橋インフォメーション」(観光案内所)設置のことを報じていますね。また、中央区は、街歩きを安心して楽しめるように外国語表記の案内標識を増設し、インターネット環境も充実させるなど、東京を代表する観光地の魅力を高め、集客増につなげる考えであることが述べられています。同記事によると、都内を旅行した訪日客の48%が銀座、37%が日本橋(東京駅周辺と丸の内を含む)を訪問している(東京都16年度の調査)ということです。

 

 「外国語表記の案内標識を増設」ということですが、外国語表記の際は、日本語のローマ字化にとどまらず、その内容を示す英語部分が必要だと思います。現状では、ローマ字化だけに留まっている標識も見られます。例えば、「Amazakeyokocho」と表示するだけでなく、その後に、「Alley」、「Street」等を添えるべきだということです。地名のローマ字化だけでは、日本語を理解できない外国人は、その表示「内容」が全くわからない。

 

 この、地名の英語表記は大切なことで、私自身、ロシアをはじめとするロシア語圏内を独りで移動した際、街の街路表示が発音さえできないため、道に迷って約束の時刻に送れそうになっても自分の現在地さえ連絡できず、困った経験があります(当時は海外で携帯を使えるような状況ではなかった)。それはモスクワ市内での経験でしたが、街中で拾ったタクシーに途中で降ろされてしまい、街中では英語はほとんど通じず、つかまえた若い人の助けで、地下鉄で何とか目的地へたどりついたら、相手がお前は勇敢な男だ、と言ってくれました。ソ連崩壊後10年ぐらいの時期でしたし、モスクワの一般タクシーは悪名高く、少しぐらい高価でも、ホテルで申し込んだタクシー以外に乗ってはいけないと言われていたのを、あらためて思い知らされたのでした。

 

 また、「10月8日ウェルカム中央インバウンドツアー」の下調べで、人形町周辺を歩いてみて、街中に相当数ある説明版に、日本語説明のみで英語説明が併記されていないのは不満でした。私が確認できたのは、区の教育委員会が設置している看板以外では、からくり人形2基の英語説明ぐらいであったと思います。

 

日本橋インフォメーション

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"JIRO DREAMS OF SUSHI"

[CAM] 2017年10月 8日 18:00

 何方かが「すきやばし次郎」なる鮨屋のことについて書かれていたのを読んで、保有の関連資料を見直してみました。

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 "JIRO DREAMS OF SUSHI" というDVDは2011年の制作(音声は日本語、英語字幕)。『すきやばし次郎旬を握る』という書籍は、単行本が1997年、文庫版は2001年の刊行です。私は、職人、芸能人、スポーツマンなどが妙な講釈、教訓を垂れるのは好みではないのですが、このDVDではそれほどの嫌味は感じられない。

 

 私のような貧乏人は、1回3万円以上もするというような高級寿司店には入れないし、入る気も全くないのですが、店の位置と外観だけ、参考までに見学に行ったことがあります。本文章は、「グルメ情報」ではなくあくまで「歴史・文化」について述べたものです。

 

御長男が述べている通り、このカリスマ化してしまった主人が亡くなった後、店の運営をどう維持していくかが問題でしょうね。

 

 

 

日本橋人形町「双葉」

[CAM] 2017年10月 6日 14:00

http://www.nihonbashi-tokyo.jp/enjoy/gem/201212/

 

>人形町の甘酒横丁にある豆腐屋「双葉」(日本橋人形町2-4-9)。深川で創業した後、昭和23年(1948年)にこの地に移ってきたのだという。豊富な品揃えが魅力の店だ。

 
 風情ある竹筒に入った『竹豆腐』には、日本橋らしい逸話がある。かつて隅田川沿いには料亭がひしめき合い、春は花見、夏は花火、秋は月見の屋形船を出していた。そこで供する品として豆腐は人気だったが、舟の揺れでガラスの器から飛び出してしまうことが多かったため、それを防ぐ策として竹筒に流し入れた商品を思いついたのだという。

 

>名物の『ジャンボがんも』は、三代目の遊び心から生まれた商品。30年ほど前、大きさの違うがんもを重ねて、年の瀬に"お供えがんも"として売り出したところ「美味しい」と評判になり、通年の商品として売り出した。家で煮る際には、味つけの前に茹でこぼすのがコツ。つなぎの大和芋がふっくらと膨らみ、味がしみやすくなる。「これからの季節、お豆腐はお鍋やおでんによく合いますよ」。

 

 ぜひ足を運んで、数種類のお豆腐を購入し、心ゆくまで大豆の美味しさを楽しもう。



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人形町の人形市

[CAM] 2017年10月 6日 14:00

「人形市」が始まりました。12回目だとかで、今年は10月5日(木)、6日(金)、7日(土)の3日間です。これが終わると、10月8日(日)は「てんてん祭」です。さらに、10月28日(土)には「ハッピーハロウィンラリー2017」と、人形町では、楽しい企画が続々と続きます。 以下は、「人形市」10月5日夕方の光景です。
 

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 メトロ駅出口付近

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からくり人形(火消し)付近

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日本橋人形町「板倉屋」

[CAM] 2017年10月 5日 12:00

http://www.nihonbashi-tokyo.jp/enjoy/gem/201201/

 

江戸時代、歌舞伎や浄瑠璃、人形芝居などで賑わった人形町。創業から百年余り、昔ながらの味を守り続けているのが「人形焼本舗板倉屋」(東京都中央区人形町2-4-2)だ。もともとは「焼きまんじゅう」という名前で、芝居見物に訪れる人たちに愛されていた。その後、初代が人形町の名前にちなんで「人形焼」と命名したという。

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 人形焼の姿は七福神。創業当時は全身像だったが、現在はお顔だけが並んでいる。布袋尊、弁財天、恵比寿、毘沙門、大黒天、寿老人、弁財天ときて、福禄寿のお顔が見えない。「うちの人形焼は6つの神様。お客様の笑顔を合わせて七福神になるんです」と話すのは、四代目・藤井雄太さん。

 

 店頭では1個から販売しており、焼きたてをいただくことも出来る。カリッとした香ばしい皮の中から、柔らかでふっくらとした餡が顔を覗かせ、独特の美味しさ。食感のコントラストに驚かされる。「翌日の味もいいんですよ」という四代の言葉どおり、一日置くと皮と餡がしっとりと馴染み、これまた優しい味わいが楽しめる。

 

 創業以来、手焼きを守り、素材も吟味してきた。きめの細かな生地は、卵黄に砂糖やはちみつなどを加えて一晩寝かせ、翌朝、メレンゲ状にした卵白と小麦粉とを合わせて仕上げている。「一晩寝かせることで、砂糖の粗い粒子が柔らかくなるんです」。餡は、十勝産のあずきとしゅまりという品種のあずきをブレンドしたもの。このほか、餡が入っていない「戦時焼」や、清流に住むことから清らかでめでたい魚とされる鮎をかたどったお菓子などもある。

 

 人形町で生まれた人形焼。七福神のお顔をありがたく眺めながらいただきたい。