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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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甘酒横丁の甘酒 ~とうふの双葉~

[rosemary sea] 2016年7月24日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をレンジとして取材します、rosemary seaです。

 

心がとても疲れたときは私は甘酒横丁にやって来ます。

人形町甘酒横丁の、とうふの双葉さんにまたお伺いしました。

今、店頭にはお豆腐やがんもなどの商品の他、前回紹介しきれなかった甘酒と豆腐ドーナツが並んでいます。

 

それでは甘酒からご紹介。

 

DSC01233b.jpg甘酒横丁の名前は明治の初め頃、この横丁の入り口の南側、現在の京菓子の玉英堂さん(双葉さんのななめ前)のところにあった尾張屋という甘酒屋に由来します。

当時の横丁は今より南側に位置しており、道幅も狭い小路だったそうです。

関東大震災後の区画整理で現在のような道幅となり、呼び名も「甘酒横丁」と親しまれ呼びつがれています。

甘酒自体の起源は古墳時代まで遡り、「日本書紀」に甘酒の起源とされる天甜酒(あまのたむざけ)に関する記述があるそうです。

・・・かなり脱線気味ですが、要するに日本古来の飲み物ということです。

DSC01230a.jpgDSC01241a.jpg甘酒には『飲む点滴』と云われるほどの豊富な栄養が含まれています。飲む栄養剤です。冬の温かい飲み物というイメージがあったようですが、昔から夏バテ対策・疲労回復・美容の効果が認められていました。近年注目されていますが、俳句では夏(7月)の季語です。昔、甘酒の行商は夏に多かったそうです。

甘酒には酒かすから作られた甘酒と米麹から作られた甘酒があります。酒かす甘酒にはアルコールが含まれているのでアルコールが苦手なかたは注意。対して米麹甘酒は麹を発酵させて作り、発酵の段階で甘さが出るので砂糖不使用、もちろんノンアルコール。

とても長いお話になりましたが、申し上げたいのは、とうふの双葉さんの甘酒は甘酒横丁オリジナルブランドの甘酒、しかも今注目の米麹で作られた甘酒、ということです。

お店の奥さんにお伺いしました。「うちの甘酒は伊豆の工場に製造発注しています。滋賀のお米、古代米と玄米で作っているものもあります(上)。」

ここで甘酒の食レポ、いいえ飲む方ですが。「すぐ飲める甘酒(カップ)」をいただきました。

「後味すっきり、本当のお米の甘さ、自然の甘さを感じられました。」

 

次は豆乳ドーナツ

 

DSC01242b.jpgフレッシュな、朝一番でできた豆乳を使っているそうです。もっちりとした健康おやつ。甘すぎないので人気です。

最後にお店の奥さんより、お客さまのお話。

「サイクリングツアーでしょうか、毎日寄っていかれるかたがいらっしゃいます。ここでエナジーチャージだそうです。・・・外国人女性で、近くのホテルに泊まっていた3日間毎日いらっしゃってジャンボがんもや豆乳ドーナツなどを食べて行かれるかた。得意でない英語で話してみるとベジタリアン、食事制限でホテルでは食べれるものがなくてうちへいらっしゃったそうです。外国人夫婦でもうちで食べて行かれるかたもいらっしゃいます。甘酒は英語では『ファーメンテッド ライス(fermented rice 、直訳:発酵したお米)』と説明していますが、一度引くようです。外国のかたには甘酒ソフトクリームの方が人気ですね。・・・それから『新参者』ロケ地巡りの台湾のかたもいらっしゃいます。」

 

ちなみに特派員同期のHKさんから「甘酒は a sweet drink made from fermented rice」と、適切な訳を頂戴しました。HKさん、ありがとうございます。

 

日本橋人形町2-4-9    03-3666-1028

月~土 7:00~19:00  日・祝 10:00~18:00

年中無休

とうふの双葉さんのホームページはこちら ⇒ http://tohunohutaba.com/

 

 

日本橋屋長兵衛 日本橋本店 ~和菓子の味・美・風情~

[rosemary sea] 2016年7月19日 16:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をアドバルーンとして掲げ取材します、rosemary seaです。

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本日は職場のS藤さんのオファーにより、和菓子の日本橋屋長兵衛 日本橋本店さんにお伺いしました。中村店長にお世話になりました。和菓子本来のつくりたての味にこだわるのはもちろんですが、その美しさ、季節の風情をも大切にされています。とにかく商品をご覧ください。

 

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年間商品から、定番の『天下鯛へい』です。もっちり生地でなめらかなこし餡を包んで焼き上げたお饅頭です。砂糖の量の微妙な調整を繰り返したそうです。また、美しいかたちにするためにもこし餡が最良とのこと。小豆は水羊羹などと同様に北海道産のものを使用しているそうです。

 

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ここでS藤さんの食レポです。

 

「丸くて可愛い鯛のかたち。縁起がいいですね。お祝いにも最適でしょう。娘夫婦が、子供が生まれたときに買ってきてくれました。味は甘すぎず程よい。軽く食せるのがいいですね。」

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季節限定商品、『金魚すくい』です。とても綺麗で涼やかなお菓子。

 

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たらいに入ってお店の前に飾られていると、本当に金魚すくいを楽しめる気分になります。お店のなかにも積まれています。

レモン風味のゼリーに羊羹でできた金魚が入っています。

 

9月上旬(日本橋本店のみ)までの販売となります。

↓ ギフトには水羊羹セット、こちらが最適です。季節限定商品ですので8月中旬までとなっています。

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ここでロズマリ自身の食レポです。

 

「甘すぎずとてもなめらかな食感。なめらかだからその分冷やすと美味しさが引き立つ感じです。清涼感抜群です。」

 

左にはくずきりも。

DSC01217a.jpgこちらは日本橋せんべい。

『日本橋』を冠したネーミング。
さくりとした食感の洋風せんべいに程よい甘さのクリームが入っています。
日本橋せんべい自体は年間商品ですが、『抹茶』は季節限定として11月上旬まで販売の予定です。

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左は焼カステラ。

バター風味です。こちらもさくりと香ばしく、ほのかな塩味。
カステラの美味しさをぎゅっと凝縮しています。年間商品ですが、こちらの『抹茶』も8月下旬までの販売予定です。

DSC01215b.jpg『夏祭り』として季節限定の
西瓜ゼリー(上段)とラムネゼリー(下段)。

西瓜ゼリーは西瓜そのものの甘味や風味を大事にしています。
ラムネゼリーはラムネの味わいのなかにビー玉に見立てたりんご風味のゼリー玉が入っています。

他に朝生菓子(その日中にお召し上がりいただきたい和菓子)もございます。


日本橋室町1-6-2     03-3242-3030

営業時間 9:30~19:00

元旦のみ休業 年末年始営業時間変更あり

日本橋屋長兵衛さんのホームページはこちら  ⇒  http://www.nihonbashiya.jp/

 

 

 

にんぎょう町草加屋 ~今だから言える『新参者』撮影秘話②

[rosemary sea] 2016年7月12日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をテリトリーとして取材します、rosemary seaです。

 

DSC01211b.jpg本日は人形町甘酒横丁のおせんべいのお店、にんぎょう町草加屋さんにお邪魔しました。お店左端に当店ご主人がいらっしゃいます。

前回の日本橋ゆうまさんに引き続き、約5年前の東野圭吾さんの小説・TVドラマ『新参者』、小説・映画『麒麟の翼』のロケ地巡り第2弾です。

と言いましても、順序からしますと小説でもドラマでもこちら草加屋さんが第1話登場です。今後も順序を守らずロケ地巡りを続ける所存です。

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まず、商品のご紹介。

 

手焼きせんべい

DSC01199a.jpgDSC01213a.jpg煎餅屋『あまから』として「新参者」に登場したあの手焼きせんべい。

現在も創業当時の製法で、職人が1枚1枚心を込めて焼き上げています。

三代目・桂三木助師匠はこの手焼きせんべいが大の好物、弟子に食べられないよう金庫に隠していたそうです。

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歌舞伎の第十七世・中村勘三郎丈、若い頃この手焼きせんべいをもっと焦がしてくれと言われたのが「おこげ」の由来となっています。

 

ここでわが職場の食レポチーム登場。

I倉さん。「良い意味で軽く、堅すぎず後を引く美味しさ。何枚でも食べられます。」

F川さん。「とても香ばしい。お醤油感がたまりません。」

T山さん3号。「僕は堅すぎるのは苦手だけれど、これはいける。醤油の深い味わいが鼻から抜ける。お米と醤油のハーモニー。」

他にもおこげ・とうがらし・えび・青のり・ごま・鬼棒・あられ久助・あげせん・・・目移りしてしまいます。

 

DSC01212b.jpgDSC01205b.jpg進物コーナーも充実。売れ筋は手焼き詰合せ(右の写真の左)・手焼きとおかき詰合せ(右の写真の右)、どちらも2、000円です。

手焼きせんべいを包装紙に包むこともできます。ご主人にお持ちいただきました。

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さてお待たせしました、『新参者』撮影秘話です。

ここからはお店の娘さんに主にご説明いただきました。残念ながら写真にはご登場いただけませんでした。

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「『新参者』撮影のときですか?他のお店はセットが多かったのですが、うちはお店で撮りました。撮影が始まる前に主役の阿部寛さんと『あまから』のおばあちゃん役の市原悦子さんがお見えになり、事前に下準備をしていかれました。お二方ともとてもいいかたでした。もちろん主人役の小林隆さん、娘役の杏さんも。ただ、阿部さんは天然ぽいかた。うちの店は中に18cmほどの段差があります。ここで靴を脱ぐと演技が途切れちゃいますよね。撮影のときだけマットを引いて全部土足で上がれるようにしたんですね。その後番宣で同じテレビ局の他の番組収録のとき、阿部さんがいらして、他のスタッフさんは靴を脱いで上がられたのですが、阿部さんだけは土足でずずずーっと。・・・悪気はなかったようです。」

「撮影の約3か月間は人形町のそこここで撮影がありました。それでうちの撮影が終わっても、役者さんスタッフさんたちが『すみません、お手洗いを貸してください。』みたいな感じで・・・。アットホームな町中がみなさんを見守っている感じで。(私も同感です、この町大好きです。ロズマリ)」

「台湾での東野さん、ドラマが人気です。本も売れてて、阿部さんもすごく人気で。台湾のひと、アジアのパワーってすごいですね、今でも。だいたい朝一番のお客さんは台湾のかたです。(「午前中は半分が台湾のかた。」と、ご主人。)」

「『麒麟の翼』も撮ったのですが、放映されたのはお店に入ってくるところだけ。あとはカット。トラック3台でやって来て、持ってきた小道具とお店に中を入れ替えて。『あまから』の立派な看板にも付け替えて、1か月間毎週土曜日曜は引っ越しみたいな感じでしたけどね。映ったのは一瞬。」

「うちの家族は小説・ドラマのとおり、おばあちゃんとお父さんと私(娘)。でも小説・ドラマではおばあちゃんが病気になってしまうシーンがあって。他から『おばあちゃん大丈夫?』って、そこはドラマと違うのに、・・・困りました。」

「事前に東野さん、取材に来ました。名乗らなかったけれど、すごくいっぱい質問してきました。2004年に小説現代で『煎餅屋の娘』という題で1話が出てから2話が始まるまで約1年あいだが空いて、読み切りかなって思っていたんです。ある日講談社のかたから本になるって連絡があって、そのとき渡されたポスターがこれです(上の左)。その後今までと違った客層のひとたちがお店の外から写真を撮ってるんです。このひとたち何?って、東野さんの小説ファンでした。そのあとすぐドラマ化したい、撮影したいって・・・。」

 

日本橋人形町2-20-5

甘酒横丁の交差点を浜町公園・明治座方面に数十メートル進んだ右手にあります。右隣に瓦せんべいで有名な人形町亀井堂さんがあります。こちらは私の同期、HKさんが5月に紹介されました。HKさん、佃のうさこさん、達磨さん、コットンさん、ニューフェイスパワーで夏を乗り切りましょう。

 

03-3666-7378

営業時間  9:00~18:00(土曜17:00)

日曜定休

 

 

榮太樓總本鋪 ④ 日本橋本店の見どころ  ~所蔵美術品等々~

[rosemary sea] 2016年7月 8日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をプロットとして取材します、rosemary seaです。

閑話休題、芸術・美術・歴史の観点からも榮太樓總本鋪さんは素通りできません。

日本橋本店さんは話題の宝庫です。

前回同様、「榮太樓總本鋪」さんを、親しみを込めて「榮太樓」さんと呼ばせていただきます。

 

1.文字看板のお話

DSC01173a.jpg現在の看板は高林五峯ーたかばやしごほうー(1868-1947)という書家の作です。どっしりとした行書で、「太」の字が奇を衒(てら)っています。

この1つ前の看板は高橋泥舟ーたかはしでいしゅうー(1835-1903)の書だったそうです。高橋泥舟は勝海舟、自身の義弟の山岡鉄舟とともに『幕末三舟(ばくまつさんしゅう)』と呼ばれた武士・幕臣です。政治面だけでなく書画を多く遺し、また書画鑑定でも活躍しました。勝、山岡ほど有名人ではありませんが、剣も槍もかなりの腕だったようです。正真正銘の『最後のおさむらい』です。

 

2.松のマークのお話

DSC01174a.jpgのれんの紺地に白文字。松をかたどっています。

初代榮太樓がある日別荘を買い取ったそうです。それは元旗本の家だったそうですが、その家に生えていた松が大層大きく、高さ6m、幅21m、歌舞伎の松羽目(まつはめ、まつばめ)に似ているような立派なものだったそうです。もともとは将軍徳川家光公からその旗本家が拝領した松、家宝のような松でした。

榮太樓さんのマークはこちらの松がモデルとなっています。

 

3.店舗間口のお話

DSC01154a.jpg自動扉を入るとそこに「石」が埋め込まれています。創業当時からあった石だそうです。座布団ほどの大きさですが、今日まで遺してあります。

この石の周りに銀色のラインがあります。畳で4畳半くらい。これが創業当時のお客の入れる広さ、すぐ人でいっぱいになったそうです。

 

4.「絵①」のお話

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お店に入ってすぐ左側の壁に中央区有形文化財(レプリカ)の「日本製菓子鋪 榮太樓本店 製造場略図」(柴田真哉ーしばたしんさいー 画)があります。

実物は榮太樓さんが所蔵しています。

eitaro 006a.jpg明治18年(1885年)、ロンドンで万国発明博覧会が開催され、商品を出品するにあたり菓子製造の工程を説明するために工場の様子を榮太樓さんが画家に描かせたものです。

上の左の写真、画面中央左の和服姿の男性が初代榮太樓です。上の右のアップにした写真では中央になっています。

 

5.「絵②」のお話

DSC01144a.jpgお店の奥の左側の壁に十二代目市川團十郎丈(1946-2013)の描いた松の絵が掲げられています。梅ぼ志飴の成田屋缶つながりでの本物の絵です。

面白いのは松の絵『寿』の字に見立てて描かれていることです。

実物であるが故にお客として鑑賞は遠目になりますが、一見の価値ありです。

 

6.「絵③」のお話

kawanabe-02b.jpgお店には飾ってありませんが、榮太樓さん所蔵の「枯木寒鴉図(こぼくかんあず)」(河鍋暁斎ーかわなべきょうさいー1831-1889 画)をご紹介します。カラスの絵です。

明治10年「第1回内国勧業博覧会」で榮太樓さんの甘名納糖が優等賞を受賞したことは前回申し上げましたが、河鍋暁斎はその4年後の第2回にこの絵を出品、妙技2等牌(日本画の最高賞)を受賞しました。

暁斎はこの作品に百円という当時としては破格の値段をつけ、高すぎると非難されるや「これは鴉の値段ではなく長年の画技修行の価である。」と答えたといいます。初代榮太樓はこれに心意気を感じ本当に百円で購入、このことは当時の新聞紙面に「榮太樓の主人、暁斎の絵を買う」と載りました。いろいろなところから取材が来たそうです。

ちなみに埼玉県蕨市の河鍋暁斎記念美術館もこの絵を模した印章を使用しています。

 

※ この画像は榮太樓總本鋪さまよりご提供いただきました。

 

榮太樓總本鋪 日本橋本店

日本橋1-2-5

03-3271-7785

営業時間: 9:30~18:00 (月~土)

定休日:日曜・祝日

榮太樓總本鋪さんのホームページはこちら ⇒ http:www.eitaro.com/

 

 

榮太樓總本鋪 ③ ~各商品とおもしろ話 その2~

[rosemary sea] 2016年7月 2日 09:00

DSC01156a.jpgDSC01155a.jpg『ギフト、そして自分も楽しむ』をイデアとして取材します、rosemary seaです。

 

榮太樓總本鋪さんの、前回書き足りなかった3商品についてご紹介します。

  

 

3.果汁飴のお話

 

平成25年にお目見え。ネピュレ株式会社さんとのコラボ商品。榮太樓飴シリーズの進化系です。

ネピュレ(nepuree)。素材である果実を「切らない」「すり潰さない」新加工技術。素材の細胞を傷つけないから素材のうまみ、栄養価、香りを損なうことなくピューレにできます。370度の過熱蒸気処理+遠心力。着色料や香料を使うことなく果汁本来の甘さ、香り、鮮やかな色そのままのフルーツキャンディができました。添加物には一切頼りません。

果汁飴は2012フードアクションニッポンアワード食品部門優秀賞を受賞しました。

  

 

4.甘名納糖(あまななっとう)のお話

 

 

eitaro 009a.jpg「甘納豆」の元祖はこちら。初代榮太樓が庶民向けの菓子として考案。

明治10年の「第1回内国勧業博覧会」で優等賞を受賞。

大正10年、昭和天皇が皇太子時代に欧州歴訪の際ご用命。

日本初の甘納豆、『甘名納糖』。榮太樓さんでも日本橋本店でしか販売されておりません。お江戸日本橋の袂で生まれたチャキチャキの江戸のお菓子です。

全て手作業で製造、機械は使いません。

※ 豆にもこだわりがあります。

と言っても選別を徹底しているだけではありません。

金時大角豆(きんときささげ)を最初から一貫して使い続けています。

この豆の特徴。それは表面が硬いこと。煮ても皮が破れず「腹切れしない=切腹(武士が忌み嫌う)しない=縁起が良い。」だからお赤飯にも使われる。小豆は皮が破れる。

それだけではありません。硬いということは蜜漬けの際、外側が甘くなっても芯まで甘くなり過ぎない。他の豆だと全体が甘くなってしまいます。これは良くない。

当時は武州埼玉の川越産を使用、近年は岡山産を仕入れています。今は高価な豆。

甘味をほどよく吸い込ませてます。

※ 甘名納糖、名前の由来。

浜名湖の名物「浜名納糖豆」になぞられ甘名納糖と命名。

実は初代の友人が初代に命名を進言、初代が決めました。

その後巷では大納言小豆(これも腹切れしないから『大納言』)、うずら豆、隠元豆等が原料として使われるようになり、甘納豆といわれる類似のお菓子が作られました。

榮太樓さんでは創製当時の姿を正しく守っています。

 

 

5.黒かりんとうのお話

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日本テレビ系列のドラマ「JIN-仁ー」で平成23年5月、このかりんとうが出ました。

放送当時、セブンイレブンさんとのコラボでJINのかりんとうとして発売したところ、爆発的な売り上げとなったそうです。急な引き合いに工場が悲鳴を上げたとか。

5年前のコラボ商品とはパッケージが違いますが、かりんとうの味は変わりません。

 

榮太樓總本鋪 日本橋本店

日本橋1-2-5

03-3271-7785

営業時間: 9:30~18:00(月~土)

定休日:日曜・祝日

榮太楼總本鋪さんのホームページはこちら

 ⇒ http:www.eitaro.com/

 

 

 
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