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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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TVにも出た蕎麦屋「誠や9号店」

[五月雨ジョージ] 2018年11月 7日 09:00

今回は、日本橋地区に数多くある蕎麦屋の中から、お奨めの蕎麦屋、人形町の「誠や9号店」さんをご紹介します。私は行けるときならば週5でランチもOK。毎日食べても飽きない、普段使いができる美味しいお蕎麦屋さんです。

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▲お店の入り口

        


人形町駅から徒歩5分ほどの場所にあるこの店は、"9号店"という名ではありますが、ここに一店舗だけの蕎麦屋さんです。(最近リニューアルしたホームページでは"9号店"は取れて「人形町 誠や」になっていました。ちなみに「誠」とは店主のお父様の名前だそうです)

どちらかというと立ち食いそば風のセルフサービス店で、着座専用店ではあるものの、券売機で食券を買ってカウンター越しに渡し、出来上がったら取りに行くシステムです。受取口のところに海苔やわかめ、揚げ玉、わさびなどが用意されておりセルフで加えます。

もりそばは、並(200g)500円、中(300g)600円、大(400g)700円。人気の肉汁つけそば680円と、すべてがリーズナブル。

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▲栃木県鹿沼風のにら蕎麦+サービスのさつまいも天付き(600円)

        


さて、肝心のそばですが、厚み1~1.5ミリほどの平薄麺はまさにオンリーワン実に美しいの。全体的に透明感のある生地の中に様々な濃淡色の粗挽きそばの粒が混じっています。粗挽きそばのザラリとした感触を舌が捉え、啜ると同時にそばの香りが追ってきます。水切りもばっちりで、コシもしっかり感じられます。

自分の求めていたそばの味は、子供のころ実家で母が打ってくれた粗挽きそばでした。その感じを東京で味わえるとは。しかもコストパフォーマンスが高い!

次に少量のネギとわさびをそばに乗せてつゆに浸けていただきます。甘み少なめのつゆは本枯節使用とのこと。多少返しが強く醤油の味が立ちますが、このクセの強い田舎そばにはこの位のほうがベストマッチだと思います。甘すぎたら興ざめものでした。
そば粉は通常北米産を使用しているとのことでした。そして夜の部で提供されるのは国産蕎麦粉十割のさらしな系の細麺です。これがまた美味しい!

ポットに入れられたそば湯は、いかにもルチンがいっぱい入っていそうな白濁のもので、しかも熱々。なくなればすぐに入れてくれます。受取口のところにそば猪口も用意されているので、そば湯をいただくときにはありがたいです。

メンバー登録すると、毎回その日の天ぷらのサービスが受けられます。現在私が確認している週替わりサービス品は、下の8種類。

月曜日の朝7時に「今週のサービス品」のメールが送られてきます。その画像を、食券を渡す時に見せるだけで、天ぷらがサービスされます。小ぶりながら何ともうれしいサービスではありませんか!

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誠やさんの蕎麦が旨いのには訳があります。栃木県出身の店主の福田さん、実は元の職業は大手製粉メーカーの蕎麦粉担当の営業マン。蕎麦粉の特長や性質を知り尽くした達人だからこそ蕎麦粉にはうるさいのです。

ちなみに、現在のランチの粗びき蕎麦は、そばの香りを引き出して平打ちするための割合として"蕎麦粉7:小麦粉3"に行きついたそうです。

この店主のもう一つの顔、実は矢沢永吉の大ファン。夜の部は17時~20時、アコースティックライブとの同時営業もやっちゃってます。

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夜の部のさらしな十割そば と 店主のライブ

  

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店の外に向かって永ちゃんの写真がアピール‥‥

永ちゃんになり切って歌う店主の歌の上手いこと! 興味のある方はyoutubeで「makotoya soba」検索! 店主の美声が聴けますよ!

        

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= 誠や9号店 =
住所:中央区日本橋人形町3-1-9小島ビル1F
アクセス:都営浅草線・東京メトロ日比谷線「人形町駅」から徒歩4~5分
TEL:03-5649-9995

営業時間:ランチ/11:00~15:00 (14:30 LO)qr20181104001612238.png
     夜  /17:00~22:00

定休日:土曜・祝日・第1日曜・3連休にあたる日曜

URL:https://sobalers-j.com/

(右のQRコードからどうぞ)

※快く取材にご協力いただいた店主の福田さんに感謝いたします。

 

 

「和漢生薬研究所」訪問

[五月雨ジョージ] 2018年10月13日 09:00

本橋浜町、明治座ビルの裏手にある「株式会社 和漢生薬研究所」の宿利壽克(しゅくり・としかつ)社長にお話を伺うことができました。和漢生薬研究所は、生薬製品をベースとした健康補助食品メーカーです。

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手医薬品メーカーの本社や、慈恵医大や順天堂発祥の地など、医薬関連の場所が多く存在する中央区ですが、生薬関係の会社もあったのですね。早速いろいろ伺ってみましょう。

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五月雨ジョージ(以下、五):まず、御社(和漢生薬研究所)の設立はいつですか?
宿利社長(以下、宿):1982年です。来年の1月で37年目を迎えます。2012年に東日本橋から現在の地(日本橋浜町)にオフィスを移転しました。

:事業内容を簡単に教えてください。
宿:はい、霊芝という薬用キノコを使用した生薬製品を中心に、約20種類の健康補助商品及び化粧品などを製造・販売しています。

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▲農場で成長中の霊芝(左)と収穫した霊芝(右)

※手のひらの大きさくらいが一番いいそうです。

:霊芝って、あの中国の漢方の‥‥?

宿:そうです。でも当社では、中国との共同研究は行っていますが、実際の原料は群馬県の嬬恋村というところに約7000坪の自社農場を持っていて、そこで霊芝を栽培しています。
また、"漢方"というのは中国から伝わった生薬や食材を使った薬剤の調合法のことで、日本で使っている名称です。「黒焼き」のような日本独自の"和方"というものもあります。漢方薬は、漢方医が個人個人の症状に合わせて生薬や食材を調合する薬で、乱れた体の機能を本来あるべき健康体にもどしていくものです。れっきとした薬ですから、副作用のあるものもあります。当社が扱っているのは漢方薬そのものではなく、生薬を使用した健康補助食品です。薬ではありません。
霊芝は生薬の中でも最高峰に位置するものですが、当社ではこの霊芝を研究し、数多くのエビデンス(科学的根拠)のデータを蓄積しています。

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▲"黒焼き"にした霊芝。無酸素高温で焼くためタール分はないそうです。

:あの~、霊芝ってぶっちゃけ何に効くんですか?

宿:薬としての扱いではないので"効く"とは言えないのですが(笑)、様々な体調の乱れに良い影響を与えています。一番わかりやすいのは「血流改善」です。そもそもあらゆる病気は毛細血管の血流が滞っている場所に表れます。全身の毛細血管の末端までスムーズに血液が流れるようになれば、ほとんどの病気の症状は緩和・改善していくのです。

:ありがとうございます。勉強になりました。ところで、大変お若いようですが‥‥。

宿:今年で36歳です。2014年に先代の社長が会長に退き、社長の任を仰せつかりました。

:ちなみに"宿利"というお名前は大変珍しい姓だと思いますが、ご出身は?

宿:はい、大分県です。全国でも1300人くらいしかいない珍しい苗字らしいですが、それでも大分が一番多いようです。

:最後に、このブログを見ている皆さんに何か一言お願いします。

宿:健康は「血流」「睡眠」「体力」の3つと非常にシンプルです。骨折やケガ、臓器損傷、苦痛など緊急性を要する治療については、現在のところ西洋医学に勝るものはありませんが、糖尿病などの慢性疾患の治療や手術後の身体機能の回復、患者の健康の質の向上などは西洋医学は不得意分野です。私たちは、病気と診断される前の不調状態いわゆる「未病」の段階や、病後・手術後の健康回復、そして病気を予防する体作りなどのお手伝いができるような製品開発を行っております。

がん認知症など、このところ多くの人が直面している課題に寄り添って、今後も研究・商品開発に取り組んでまいります。

:ありがとうございました。

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▲和漢生薬研究所の商品(一部)

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▲化粧品

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▲和漢生薬研究所・宿利壽克社長

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株式会社 和漢生薬研究所
住所:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-38-9
TEL:03-3669-2822
URL:http://www.wakanshouyaku.co.jp/

 

 

人形町「シェ大竹」のステーキランチ

[五月雨ジョージ] 2018年9月22日 18:00

ンプルイズベスト! ランチは一種類のみ。でも人気。その秘密は絶品ステーキにあった!

形町通りを一本ちょっと外れたところにあるフレンチレストラン「シェ大竹」は、場所を地図で確認して行っても見逃してしまうかもしれない。一階にある焼肉屋の看板にばかり目が行って、足元のボードに貼られた手書きのランチメニューは気づきにくいが、フランス国旗まで手描きなのは潔い。

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赤い看板の奥を右に行くと、2階への階段が。

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ンチステーキはメキシコ産若姫牛のサーロイン200g。サラダ、ライス付きで税込み1000円なのが潔い。

い階段を上っていくと、三方を暖簾に仕切られた空間が。正面は厨房で、左にテーブル席、右手にカウンター席+テーブル席。カウンターやテーブルの上には調味料や爪楊枝はもちろん、紙ナプキンさえも置いていないという潔さ。

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ンチタイムを1人で切り盛りするシェフが潔い。1人客が椅子に座れば肉が1枚鉄板に乗る。2人客なら2枚乗る。

私が発する言葉はただ一言「ライスは少なめで」

やもすると、ライス、サラダ、ステーキの3枚のお皿が目の前に。皿は白で統一されていて潔い。

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家製の美味しいフレンチドレッシングが掛けられたサラダは、量がたっぷりなのがうれしい。レタスかサニーレタスが一種類なのが潔い(たまにクレソンの場合は大当たり!?)。

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肉は200g、サラダがクレソンのときも!

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テーキはシンプルに塩胡椒のみの味付けで潔い。添え物など無いのがまた潔い。焼き方はみんな一緒のミディアムレアで潔い。

テーキの塩味にライスが進む。「肉 ⇒ 葉っぱ ⇒ めし」のローテーションで客の舌も潔い!

い終わったら長居は無用。支払いはヒラリと一枚の千円札。帰り際に見つけた爪楊枝を1本口にくわえて店を出る。なんて潔いランチ(!)なのだ。

の潔さと絶品ステーキが忘れられずに、またここに来たくなる。いつも店を出るたびに私の心だけが未練がましい‥‥。

★夜になれば、フランスのミシュラン星店で鍛えたシェフが本来の腕を振るうという、開店2年半の本格フレンチの店、それが「シェ大竹」です。

皆さんも是非一度このお店のランチの潔さを体験してみてください。

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●お店:シェ大竹
●住所:東京都中央区日本橋人形町1-5-8 喜月ビル 2F
●営業時間:
   ランチ[月~金] 11:00~15:00(L.O.14:00)※日曜営業
   ディナー[無休] 18:00~23:00(L.O.22:00)

 

 

「茂ち月」(日本橋浜町)

[五月雨ジョージ] 2018年9月15日 18:00

【残したい名店シリーズ①】

今回は、和菓子の「茂ち月」さんを取材しました。

 
大きなどら焼きで有名な「茂ち月」さん。多くの人はこのお店を見過ごしてしまうかもしれません。ガラガラと開けるガラス戸の玄関に瓦屋根‥‥戦後間もなく建てられた日本の民家は皆こんな感じでした。

和菓子屋をイメージさせる暖簾や幟はなく、ガラス戸に「どら焼き」と書かれた紙が1枚、内側から貼ってあるだけ。季節になると、ここに「水ようかん」や「柏もち」の紙が加わるだけです。初めて訪れる人は入りづらいのでは? と心配になります。

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和菓子作りから販売まで、おひとりでやっているご主人・望月孝泰さん(75歳)にお話を伺いました。

 

孝泰さんの祖父は人形町で呉服関係の仕事をやっていました。しかし、お客さんの支払いが滞ることもあり、経営が苦しくなってやむなく廃業。終戦後、孝泰さんの父上は、上野の名店「岡埜栄泉」の主人と同郷だったこともあり、和菓子作りを学んだということです。そして昭和22年、ご自宅で和菓子店を開業。孝泰さんは2代目のご主人ということになります。

 
玄関を入ると正面にショーケースがあります。定番の商品は、超大判の「どら焼き」(160円)、小ぶりながら硬めに焼いてあって食べごたえのある「栗饅頭」(140円)、その場で餡を挟んでくれる「最中」(140円)の3種類、そして季節商品として、春の「桜もち」端午の節句時の「柏もち」、夏場の「水ようかん」の3種類が加わります。どれも北海道産大納言小豆にはこだわりを持って作られる逸品です。

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ショーケースの中には、小さなウサギの置物も入っています。そういえば、茂ち月さんの包装紙、ウサギをモチーフにしたとてもかわいいデザインです。なるほど、月で餅をついているウサギかぁ。実はこれ、孝泰さんの祖父がデザインしたものだそうです。呉服関連の商売をやられていただけに、和風のデザインセンスは抜群ですね。

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さて、茂ち月さんの一押しと言ったら、何といっても「どら焼き」でしょう。
袋いっぱいに入った大きなどら焼き。その大きさは直径約10.5センチ重さ150グラム強、袋が閉じられないほどで、留めているテープがどら焼き本体にくっ付きそうです。

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今回は、私がずっと疑問に思っていたことを思い切って聞いてみました。「このどら焼き、どうやって袋に入れるのか......」ということ。袋を破らないと中身を出して食べられないほどパンパンです。

実は、出来立てのどら焼きに風を当てて表面が渇いた瞬間を見逃さずに袋に入れ、軽くトントンと叩きつけて重みで入れるのだそうです。タイミングを外すともう入らないそうです。

茂ち月さんは、宣伝などは全くしていないそうですが、それでもうわさを聞きつけて、たまにテレビ取材等が来るようです。店内には何枚も芸能人のサインが貼られています。

ご近所に生家があった江戸家猫八さん、その猫八さんとの関係で緒形拳さんのサインもあります。他に車だん吉さん森公美子さんなど。そしてひと際新しいのが、今年の5月、やはりテレビ取材で来店したという藤吉久美子さんのサイン。やはりテレビの取材を受けた後はお客さんは増えるようです。

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浜町公園の南側にひっそりと佇む和菓子の「茂ち月」さん。孝泰さんにはいつまでもお元気で名物のどら焼きを作り続けてほしいものです。

 
最後に、このお店の跡継ぎについて伺いましたが、現在跡継ぎの方はいらっしゃらないとのことでした。実は孝泰さんには息子さんがいらっしゃいましたが、残念なことに難病を患い、数年前にお亡くなりになられたとのことです。改めましてご冥福をお祈りいたします。

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茂ち月(和菓子)

住所:東京都中央区日本橋浜町2-52-5
お問い合わせ:03-3666-59
営業時間:(月~金)9:30~18:00
定休日 :(土曜・日曜・祝日)

 

 

「インフラ見学ツアー」をやってみては?

[五月雨ジョージ] 2018年8月 2日 14:00

7月31日、(株)建設技術研究所 国土文化研究所主催、中央区後援のオープンセミナーに参加してきました。セミナーのタイトルは「インフラをとことん楽しむ方法」。会場は日本橋浜町Fタワープラザ3階ホールで、定員120人満席の盛況でした。

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1部は都市大学名誉教授 工学博士・吉川先生の「見せる土木の応用講座-日本の土木再発見」でした。吉川先生の第1部はスライドによる事例紹介画像をふんだんに使ったわかりやすい解説でとても楽しく、元々構造物を見ることが好きだった私にとっては興味深い内容でした。吉川先生の土木に対する愛情の深さがにじみ出ていました。

 

2部は国土文化研究所の宮研究員による「日本橋地域の事例紹介~ヴァーチャル東京クルージング~」でした。「お江戸日本橋の舟めぐり」と題して、日本橋船着場から日本橋川をさかのぼり、神田川に入って隅田川に出るまでの船旅を、解説を交えながらヴァーチャル映像で観るというもの。実際に映像内数カ所のインフラ計画に携わった担当者も加わって、なかなかリアリティのある解説でした。

 

お、このVR映像は公開されており、お手持ちのスマホなどでも診ることができます。スマホを向けた方向が360度見ることができます(youtubeアプリのインストールが必要です)。下のQRコードから入れます。

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た、9月以降に開催される「舟めぐり」には140名の無料ご招待があるそうです。興味と時間のある方は参加してみてはいかがでしょうか(下画像)。

 

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央区にも数多くの楽しいインフラ財産があります。例えば、「箱崎ジャンクション」の構造体を下から見上げることが外国人の人気スポットになっていたり、晴海トリトンスクエアにかかる屋根付き動く歩道橋「トリトンブリッジ」も人気です。インフラ構造体という視点から中央区をめぐるツアーを企画しても面白いかもしれません。

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箱崎ジャンクション


※CTI 国土文化研究所 ▶ http://www.ctie.co.jp/kokubunken/

※舟めぐりfacebook ▶ https://www.facebook.com/funameguri/

 

 

ディープな中央区『会館編2』

[五月雨ジョージ] 2018年7月 7日 09:00

 昨年11月に「ディープな中央区『会館編』」を記載し、「重量挙会館」や「マーガリン会館」「醤油会館」などを紹介しました。

 その後もいくつか面白そうな会館を見つけたので、今回はその中から4つの会館をご紹介します。

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日本ダンス会館(にほんだんすかいかん)

 東京都中央区日本橋浜町2丁目33-4

 ここには「日本ボールルームダンス連盟(JBDF)」が入っています。ボールルームダンスとは舞踏室(ball room)で踊るダンスで、二人組(カップル)で踊るダンスが特徴です。現在は社交ダンスと同義語として扱われているそうです。
 JBDFの会長は、海外タレント事務所の社長としても知られている稲川素子さんです。北海道を除く46都府県のボールルームダンス連盟のほか、多くの団体が加盟している、いわばボールルームダンスの"元締め"みたいなところですね。
 明治座裏手に位置する場所にある地味なビルですが、私の勤務先のすぐ近くにこんな会館があったとは驚きです。

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化粧品会館(けしょうひんかいかん)

 東京都中央区東日本橋2-10-5

 この会館には、全国化粧品小売協同組合連合会(CRC)の事務局と東京都化粧品装粧品小売協同組合(都粧協)が入っています。
 CRCは、化粧品の正しい知識と技術を持って、信頼ある化粧品販売を行うことを目的とした、全国の化粧品店約7,000店が集まった協同組合です。化粧品関連商品の販売や、宣伝広告、商品研究・開発、教育・情報提供、組合員の福利厚生などを共同で行っているそうです。

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食糧会館(しょくりょうかいかん)

 東京都中央区日本橋小伝馬町15-15

 食糧会館は、北海道から沖縄に至る日本全国を網羅する、米穀卸売業者が組織する全国団体「全国米穀販売事業共済協同組合(全米販)」の本部が入っているビルです。
 全米販の活動としては、お米に関する情報を消費者や組合員に伝えること、組合員の経営相談や福利厚生支援・ビジネスサポート、米飯中心の日本食拡大・定着のPR、そして「全国共通お米券」の発券などをしているそうです。
 私の父は生前、田舎の米穀企業組合で働いていましたので、前々から気になっていたビルの一つでした。

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計測会館(けいそくかいかん)

 東京都中央区日本橋蛎殻町2-15-12

 旧計測会館は千代田区の虎ノ門にありましたが、虎ノ門の再開発に伴い、移転のため2007年、中央区日本橋蛎殻町に新ビル着工。2008年4月に完成しました。表通りから奥まった閑静なオフィス街にあります。
 この会館の主は、(社)日本電気計測器工業会(JEMIMA)という団体です。大手、中小のメーカーや団体100社以上が名を連ねており、様々な先端産業の担い手として技術革新に貢献しています。

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※過去の記事;ディープな中央区『会館編』はこちら

http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2017/11/post-4731.html