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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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佃・月島・勝どき・晴海エリアを守る水門

[ようちゃん] 2018年11月14日 14:00

佃・月島・勝どき・晴海エリアは、水害から町を守るために5つの水門があります。水門というのは、外部堤防により仕切られた外水域と内水域の境に設定され、高潮等で外水域の水位が高くなった場合、水門を閉鎖して内水域の水位上昇を防ぐ役割をするものです。エリアは①住吉水門②佃水門③朝潮水門④浜前水門⑤月島川水門の5門で守られています。5つの水門それぞれが形が異なっていて興味深かったので紹介します。

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①住吉水門

佃地区を高潮等の水害から守る水門です。単葉ローラーゲート形式で、径間は4m×1連です。昭和40年に竣工しました。

②佃水門

晴海運河から朝潮運河に入る入口の水門です。複葉ローラーゲート形式で径間は11.4m×2連です。昭和38年に竣工しました。

③朝潮水門

朝潮運河と東京港を結ぶ入口の水門です。大きな船舶が入れるように高さ制限のないスイングゲート形式で有効幅員11.4m×2連の観音開きが採用されました。昭和39年に竣工しました。現在は、築地大橋を築地川から渡ったあと、勝どき側から晴海側にわたる環状2号線の黎明大橋ができたため、高さの高い船は通れなくなりました。

④浜前(はまさき)水門

新月島川からの水害を防ぐ水門で、径間8.4m×1連の単葉ローラーゲート形式ですが、ローラーゲートの上部に操作室がない水門です。昭和39年に竣工しました。

⑤月島川水門

月島川からの水害を防ぐ水門で、径間11m×1連の単葉ローラーゲート形式です。昭和39年に竣工しました。

 

p-住吉水門.jpg p-佃水門.jpg p-朝潮水門.jpg

①住吉水門       ②佃水門      ③朝潮水門

  

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④浜前水門        ⑤月島川水門

 

月島川と新月島川はともに隅田川と朝潮運河を繫ぐものですが、月島川は河川で、新月島川は運河になっています。ですから佃水門と朝潮水門と浜前水門は、運河の管理者である東京都港湾局の管理となり、住吉水門と月島川水門は、河川の管理者である東京都建設局が管理しています。同じ地域である水門の管理者が違うという状況に、少し違和感を感じました。

 

 

みどりのふれあいコーナー(佃3丁目10番~11番)

[ようちゃん] 2018年10月 7日 12:00

中央区佃3丁目の晴海運河沿いの相生橋と朝潮大橋の間の堤防の側壁に約210mにわたって、植木鉢が並んでいる「みどりのふれあいコーナー」があります。春や秋には美しい草花が咲き、近隣の人々の目を楽しませてくれています。近くには島崎藤村や小山内薫達が逗留した海水館の碑(佃3-11-19先)もあります。ここは中央区の「水とみどりの課公園河川係」が管理している場所です。もともとは空き地でゴミの不法投棄に困った近隣の人々が、東京都に草花を育てる場所として貸してほしいと頼み込み、現在は「水とみどりの課公園河川係」が無料で近隣の人々に貸しています。区画は53区画あり、広さは5㎡ほどで、すべての区画に植木鉢が置いてあり、現在は空き区画はありません。空き区画が出たら、その都度看板を出し募集するそうです。各区画は中央区の方で棚が置かれ、散水栓が3か所、街路灯が8か所整備されています。貸し出しは植木を管理できる近隣の人に限られ、適正な管理ができないと取り消されるそうです。利用は2年間で更新したら2年間延長されます。またこの区画の利用にはルールがあり、「区画の又貸しをしない」「植木を置く場合は区が設置している棚の上に置く」「野菜類は植えない」などが決められています。区によるとこのような取り組みはここだけだそうです。近くには佃3丁目公園(トイレ有)もあり、ゆっくりできますので是非訪れてみてください。季節は春と秋がお勧めだそうです。

p-ふれあいコーナー4.jpg  ふれあいコーナー5.JPGのサムネイル画像

みどりのふれあいコーナー

 

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    散水栓          佃3丁目公園    

 

 

住吉神社大幟の柱の埋設作業

[ようちゃん] 2018年9月 3日 14:00

8月3日から6日までの4日間、3年に1度の住吉神社大祭が行われ、6本の大幟(おおのぼり)が住吉神社の大祭を大いに盛り上げました。祭が終わり、その19日後の8月26日に柱は、再び佃堀に埋められ、3年後の出番を静かに待つことになりました。

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8月3日~6日住吉神社大祭での大幟

   

そんな埋設作業を取材に行きましたので、その様子をお伝えします。

作業は、26日(日)の8時頃クレーン車が到着し、9時頃から始まりました。

40名位の人が、水につかり、ずぶぬれになって一致団結して作業に取り組みました。まず、佃川に大幟の支柱が浮かび、それを納める堀の水抜きが始まりました。

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  佃川に浮かぶ支柱     水抜き前の堀     水抜き作業   

     

水抜きが終わると、佃小橋の上に待機していたクレーン車が、佃川に浮かぶ支柱を吊り上げ、堀の中に並べていきました。

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 佃小橋の上のクレーン車      支柱の吊り下げと格納  

  

堀の中に支柱を、きれいに整頓して格納し、その上に土をかぶせ、埋設作業は、13時頃終わりました。その間約4時間、休憩も取らず、リーダーの統制のもと全員の方が熱心に作業されていました。

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整頓された支柱         土をかぶせられ埋設された堀

  

佃町のみなさん本当にご苦労様でした。また3年後を楽しみにしています。

 

 

レバーフライを食べたことがありますか?

[ようちゃん] 2018年8月 8日 18:00

1 はじめに

   月島と言えば「もんじゃ焼き」が有名ですが、月島で独自に考案され、月島の住民によってのみ愛好されている食べ物として、レバーフライ(またはレバカツ昔は肉フライ)があります。戦後の物資が不足していた食糧難の時代、安価で栄養価の高い食べ物として、牛や豚のレバーを薄くスライスしてパン粉を付けフライにし、秘伝のタレにくぐらせたものです。2010年7月のテレビ東京の「アド街ック天国」佃編では「ひさご屋阿部」が15位、2012年1月放送の月島編ではレバーフライとして4位にランクされています。持ち帰り用として200円以内というリーズナブルな価格です。10年くらい前だと4~5軒あったのですが、今は「ひさご屋阿部」と「持ち帰りの王道」の2軒だけになってしまいました。この2軒のお店を紹介します。

2 お店の紹介

 (1) ひさごや阿部

   中央区佃3丁目1-12の相生橋のたもとにある、昭和24年創業の元祖レバーフライです。四角く5cm四方ほどにスライスした豚レバーの片側に竹串をさして油で揚げ、秘伝のタレにくぐらせていただきます。1本150円、営業時間は11時~13時/15時~18時30分、定休日は:日曜、祝日、第1月曜日

p-ひさご屋阿部3 (2).jpgp-ひさご家阿部1.jpgp-レバーフライ.jpg

 「ひさご屋阿部」店舗           レバーフライ

(2) 味の王道

   中央区月島1丁目16-5の王道流の新レバーフライです。豚レバーをペースト状にしてパン粉を付け、串に刺さないで、揚げソースに浸していただきます。持ち帰りは一枚180円(店内で注文すると220円)、営業時間は平日は18時~/土日祝日は15時~

p-味の王道.jpg   p-味の王道レバーフライ.jpg

 「味の王道」店舗      レバーフライ

3 その他

月島近辺の居酒屋等でもレバーフライを出す店があります。月島の裏名物レバーフライ。月島に立ち寄った際には是非ともご賞味ください。

  

  

 

 

月島のもんじゃ焼き

[ようちゃん] 2018年7月27日 18:00

1 もんじゃ焼きの歴史

  下町の食文化を代表する「もんじゃ焼き」は、月島独創の食べ物ではなく、その歴史は江戸時代にさかのぼります。「誹風柳多留」に「杓子程 筆では書けぬ 文字焼屋」の川柳に見られるように、子供たちが出汁で溶いた生地で鉄板に文字を書いて覚えながら食べていたのが始まりで、文字焼と呼ばれたのがルーツだそうです。東京の下町で戦前戦後を通じ、子供たちが、茶碗一杯の小麦粉を水に溶いただけのものを鉄板の上にぶちまけ、味付けは、備え付けのソースと青海苔で、小さなヘラで少しずつ口に運ぶ駄菓子屋で供された子供のおやつです。これが大人の嗜好に合う味と量になったのは戦後で1954年開業の「好美家」が始まりです。1955年「いろは」、1956年「かぶき」、1965年「上州屋」、1966年「秀」が開業します。この時は具材もキャベツに豚、イカ、蕎麦、海老等の5~6種類でした。1970年代半ばごろはもんじゃ焼きやは5軒前後で、1980年代後半は10軒になりました。1988年に地下鉄有楽町線が開通、2000年に地下鉄大江戸線が開通するとともに、複数の店舗が、アイデアとオリジナリティで新メニューを考案し、創作的な味覚に工夫をこらすようになりました。またメディアやグルメの関心も加わり、月島は「もんじゃ」のメッカとして、西仲通商店街の半径の約500mの通称「もんじゃストリート」に80軒以上の店舗展開しています。また2002年9月「月島もんじゃ振興会協同組合」が結成され、月島もんじゃブランドの対外的な信用力向上のため努力されています。

 

2 月島もんじゃ振興会協同組合

 (1) 場所:東京メトロ有楽町線の月島駅の7番出入口から上がってすぐの西仲通

   商店街の入り口にあります。

 (2) 営業時間:昼12:00~20:00 ☎03-3532-1990

 (3) 特典

  ア 「月島周辺もんじゃ屋さんのご案内」組合加盟店53軒の案内パンフレットが

    あります。ここは案内所ではなく、協同組合ですので、もんじゃ屋さんの

    案内はしていません。パンフレットを片手にお好きなお店をお選びください。

  イ 1000円で1100円分のもんじゃ焼きを注文できるクーポン券を販売

    しています。

 p-もんじゃ協同組合.jpgp-もんじゃストリート.jpgp-もんじゃ食事券.jpg                    

 もんじゃストリート  ・  月島もんじゃ振興会協同組合  ・  クーポン券

 

3 その他

  8月3日(金)~6日(月)住吉神社例祭(本祭)が開催されます。  

  特に今年は3年に一度の本祭ですので是非お出かけください。

 

 

オリンピック選手村・晴海の現在と未来

[ようちゃん] 2018年6月21日 18:00

2020年7月24日から8月9日までの17日間オリンピック、8月25日から9月6日までの13日間パラリンピックが開催されます。東京のいたるところでオリンピック関連の工事が進行中ですが、晴海四丁目・五丁目では選手村の工事が急ピッチで進んでいます。この工事の状況は晴海五丁目の「ほっとプラザはるみ」の屋上から見ることができます。

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(2018年5月の工事状況)

選手村の敷地面積は、44haでオリンピック時は18,000ベッドがパラリンピック時は8,000ベッドが計画されています。完成予定は2019年12月31日(予定)です。

p-選手村2020.jpg

(2020年の選手村完成予想図)

東京オリンピック終了後は、市街地再開発事業として、大会時に一時使用されていた宿泊施設を本整備のうえ分譲または賃貸する計画になっていて約5,650戸が作られる予定です。事業の完了は2024年度になる見込みです。

p-その後の選手村.jpg

(大会終了後2024年度のイメージ)

晴海地区は、昭和6年に造成され、紀元二千六百年(昭和15年)を記念する日本万国博覧会の予定地として準備が進められましたが、戦争のため中止され、戦後は昭和35年5月に第一回東京国際見本市が開催され、また国際モーターショウが開かれましたが、平成8年に40年にわたる開催地としての幕が閉じられました。また昭和30年に外国貿易埠頭として晴海埠頭が建設されました。晴海埠頭は南極観測船の出航地としても有名です。そして今度はオリンピックの選手村としての工事が進んでいます。こんな歴史のある晴海地区においでになりませんか。なお掲載した図は東京都のホームページから抜粋させていただきました。