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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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【遠足シリーズ第2弾】京橋にあった!日本初の街頭公衆電話

[Hanes] 2018年5月26日 14:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
今回は前回に引き続き、中央区外で区の歴史を知ることのできる遠足シリーズです。
第2弾の舞台は長崎市のグラバー園。
そこで思いがけなく出会った中央区ゆかりのものをご紹介します。

早速ですが、今回フォーカスするゆかりのものとは...こちら!
写真に答えが写っていますが、「自働電話」と呼ばれるものです
現代の電話ボックスと異なり、お洒落で西洋風ですよね

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一瞬、「西洋の影響が色濃く残る長崎ならではの光景なのでは?」と思いましたが、
よくよく見てみると、
「明治33年東京・京橋のたもとにわが国最初に設置したものを復元しました」
と書かれているではありませんか

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気になって当時の写真を探してみると、ありましたありました!
まだ高層ビルのない京橋に佇む趣のある自働電話ボックス

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(逓信総合博物館 所蔵)

当時の電話機は、アメリカで用いられた名称「オートマチック・テレホン」を直訳し、
「自働電話」と名付けられましたが、公衆電話と同一のものです。
1通話時の市内通話料(15銭)を2年後に5銭に下げたところ、利用者が増え、普及!

ちなみに普及し始めた1902年。中央区では資生堂パーラーがオープンしています
当時の理髪料が1通話時の通話料と同じ5銭であったのに対し、パーラーのアイスクリームソーダは1杯25銭だったそうで、
非常に高価な飲み物だったことを再確認することができます

さて、話を戻しまして、ここで簡単に公衆電話の歴史を振り返ってみます
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1900年9月  それまで電信支局や郵便局内にしかなかった公衆電話が、上野・新橋両駅
         構内に設置される。
1990年10月 初の屋外用公衆電話ボックスが京橋のたもとに設置される。
(その後の詳細は、NTT西日本「公衆電話機のうつりかわり」をご覧ください。)
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日本初の常設エスカレーターが三越日本橋新館に設置されたことは、
中央区観光検定の勉強をしていて知りましたが、
公衆電話が初めて街頭に進出したのもここ中央区だったのですね

復元ではありますが、記念に自働電話ボックス内に入ってみようと
ボックスに馴染んだこの取っ手を引くと、

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内部は現代のものとさほど変わりのない広さになっていました。
現代のもののように上から下まで透明ではないので、視界はやや制限されますが、
導入されたばかりの自働電話から電話をかける人の気分を味わうことができました

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広島市、長崎市と2記事通して遠足シリーズをお送りしましたが、
区外で発見できる中央区の魅力や関連史はきっとまだまだあるはずです。
出先で中央区に関する史跡を探してみるのもなかなか楽しいですよ


 

 

【遠足シリーズ第1弾】木像と和菓子に学ぶ赤穂義士

[Hanes] 2018年5月23日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
皆さんは時代劇がお好きですか?
正直、大河ドラマならまだしも時代劇ともなると敬遠しがちの私は、
中央区観光検定の勉強をして初めて、区内に有名な時代劇に関する場所が3ヶ所あると知りました。
その時代劇とは、赤穂義士の吉良邸討ち入りをテーマにした「忠臣蔵」です。

■浅野内匠頭邸跡(明石町10・11地域一帯)
赤穂藩主浅野家の江戸上屋敷でした。

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■堀部安兵衛武庸之碑(八丁堀1-4)
越後国新発田藩溝口家の家臣、中山氏の子。
浪人となった父が亡くなった後、江戸に出てきて剣術で名を馳せました。
京橋永谷町(現・銀座1丁目)に住居を構えていたと言われています。

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■間新六供養塔(築地本願寺)
父と兄が仇討の義盟に加わっていることを知り、参加を決意した彼。
吉良邸討ち入りで本懐を遂げ、高輪泉岳寺へ引き上げる途中、
携えた槍に金子を結び付け、自身の供養料として築地本願寺の塀の中へ投げ入れたという伝説が残っています。

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しかし、赤穂事件の経緯を詳しく知らない私は、碑や塔を見ただけではピンと来ず、
まだ「忠臣蔵を見てみよう」という気にはなりません...
そこで、別の角度から赤穂事件を見てみることにしました。

■浅野内匠頭長矩のルーツをたどって
彼は赤穂藩(現在の兵庫県の一部)の3代藩主でしたが、遡ると広島藩浅野家の傍流であることが分かります。
そこで、広島出張の機会を利用し、赤穂義士に関する場所、明星院を訪れました。
このお寺は広島藩内五カ寺の一つで、毛利輝元の生母妙寿院の菩提寺でもあります。

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そして、奇跡的に被害を最小限にとどめた赤穂義士四十七体の木像でも有名です
本来安置されていた赤穂義士堂は原爆の爆風で倒壊し、一度原爆で消失したこのお寺に移されたとのことでした。
本尊に向かって右側には山田伊佐朗作「表門より討入りの義士」、

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左側には岩田彦四作「裏門より討入りの義士」が並び、
いずれも明治期製の楠の一本造りとなっています

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表門隊と裏門隊にわけて安置されており、どのような人々がどのような役割のもと
討ち入りに臨んだのかが一目で分かります
勿論、中央区に関連する堀部安兵衛(前列中央)と間新六(後列左端)もチェック!
間新六の若さには改めて驚きました

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■浅野内匠頭と赤穂義士に関する和菓子はいかが?
赤穂義士にはそれほど興味がなくても、和菓子は好きという方は多いのではないでしょうか?
そんな皆さんにオススメしたいのが、お隣の港区にある新正堂

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道路拡張工事で移転する前、このお店の敷地は田村右京太夫の屋敷にあたり、
その庭で切腹した浅野内匠頭の終焉の地でもあったのです

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このお店の看板商品は、その出来事に基づいて考案された「切腹最中」
初めは全く売れなかったというこの最中は、お詫びの品として証券業界で話題となり、
今では1日に200個以上売れることもあるそうです。
徐々に吉良邸討ち入りと赤穂義士について知識が増えてきた私は、
そのネーミングに惹かれ購入してみました

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切腹シーンを彷彿させるこのあふれんばかりの餡が妙にリアル
一体どのような経緯で浅野内匠頭は切腹をしなければならなくなったのか、知りたいという想いが強くなりました。
そして後日、赤穂義士の人数分異なるデザインのパッケージが目を引く「義士ようかん」を買ってみました。
勿論、中央区関連のお二人をチョイス

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パッケージの側面には、討入り時の配置のみならず、家紋等の説明もついており、
赤穂事件の背景がますます気になってきました

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それにしても、義士全員分のデザインがあると、集めたくなりますよね
中央区の史跡からは一旦離れてしまいましたが、こうして赤穂義士について別の角度から見てみることで、
時代劇を苦手と感じている方にも興味を持っていただけるのではないかと思います
勿論、既に「忠臣蔵」がお好きな方にとっても、関連付けて楽しんでいただけるのではないでしょうか。
私はこれを機にこの事件について勉強し、改めて中央区の史跡を訪れてみたいと思いました

【関連記事】
与太朗さん「間新六 ただ一人の墓・・・築地本願寺」
http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2013/12/post-1855.html
小江戸板橋さん「忠臣蔵のおもかげ」
http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2014/12/post-2252.html
与太朗さん「『堀部安兵衛武庸之碑』と細井広沢」
http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2015/02/post-2293.html
朱房の十手さん「赤穂義士 間新六供養塔が本願寺に?」
http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2017/06/post-4421.html

※お店の写真および商品につきましては、掲載許可をいただいております。

 

 

気になる!八丁堀七不思議

[Hanes] 2018年5月21日 14:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
これまで二記事にわたり、Cawaii Bread & CoffeeROAR COFFEE HOUSE & ROASTERYといった八丁堀のオススメ店を取り上げてきました。
東京駅から近く、何かと便利な八丁堀ですが、そのような場所に七不思議があることはご存知ですか?

この七不思議の起源は、与力・同心の組屋敷があった江戸時代に遡り、彼らの人情や生活の様子を生き生きと伝えているものの一つでもあります
今回は現代の話を交えて、その七不思議をご紹介します。

■寺あって墓なし
江戸時代初期、「八丁堀寺院町」と呼ばれるほど八丁堀の武家地外には

多くの寺院がありましたが、明暦の大火を機に、当時西八丁堀岡崎町にあった

玉円寺を唯一残し、他の寺院は江戸の中心から離れた場所へと移りました。
玉円寺は本願寺末での布教を主とし、墓を持たなかったことから
このように言われるようになったそうです

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何百年も前の話なので、今となってはその唯一のお寺もなくなってしまったのではないかと思っていたのですが、なんと、玉円寺(浄土真宗)は今でも存在しています
明治維新後に移転したため、本来の場所にあるわけではありませんが、現代にまで残っていることに感動しました

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■奥様あって殿様なし
薄給の与力・同心は、与えられた土地の一部を貸して生活していました。
同心が酒屋や米屋といった商人に貸す一方、与力は儒学者、画家、医者に貸すなど、
武家地でありながら町地として扱われていたそうです。
そのような彼らは信頼され、親近感のある存在であったため、
町の人から「奥様」の対語である「殿様」ではなく、「旦那」と呼ばれました
このことは、現在久安橋で見られる工事中のパネルにも描かれています

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■金で首がつながる
与力・同心は町の人に頼まれて動くことも多かったことから、
賄賂でもって首がつながると言われていました

■間米の玄関
丸橋忠彌逮捕の時、同心の間米は彼に組み付いて重傷を負いました。
それを知った奉行が、褒美をやるから望みを申せと言ったところ、
彼は与力になりたいという願望を正直に言えず、玄関を構えたいと言ったそうです
彼は後に与力になることはなく、玄関を設けることだけが許されたため、
恥ずかしくて表ではなく裏に玄関を構えたというエピソードがもとになっています

■女湯の刀掛け
与力・同心に日頃からお世話になっている八丁堀の人達。
江戸っ子同様朝湯が好きな彼らのために、朝から客のこない女湯も開放し、
通勤前にのんびりお風呂に入っていただこうと考えました
彼らは刀を差して来たため、朝に限って女湯に刀掛けが用意されたそうです。

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現代の東京都心に銭湯があるとは思っていなかった私にとって、
偶然入船湯を見つけた時の衝撃は今でも覚えています
調べてみたところ、現在中央区には9つの銭湯があり、
1863年創業の金春湯は、江戸時代から続く3軒の銭湯のうちの1軒となっています。

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そして、月2回(第2・第4金曜日)開催される「コミュニティふれあい銭湯」にて、
区内在住者・在勤者は、大人通常460円のところ100円で入浴ができます
(ただし、敬老入浴証持参者と小学生以下は無料。)
季節によってしょうぶ湯やゆず湯も楽しむことができ、
10月10日の銭湯の日頃には、ラベンダー湯が登場する銭湯もあります
たまには開放感のある浴場でリラックスしてみてはいかがでしょうか。
詳しくは、中央浴場組合公式サイト(http://www.268chuou.com/)をご覧ください。

■地蔵橋あって地蔵尊なし
いつの間にか地蔵が橋の袂からどこかに移され、橋だけが残ったと解釈できます。
地蔵橋と名の付く公園が残る今...
もしかしたら、当時の地蔵が見つかる日がくるかもしれませんね!

■鬼の住居に幽霊が出る
茅場町1~2丁目の間にあった与力の屋敷には高い板塀があり、
少し進むと恐ろしく暗い道になっていたそうです
『嘉永日記抄』によると、そこは幽霊横丁と呼ばれ、毎晩首を白く塗った幽霊が出没し、通行人の袖を引いたと言います。
では、本当に与力の屋敷の周りは心霊スポットだったのでしょうか
気になる幽霊の正体は、当時夜の世界で働く女性たちだったと言われています。

さて、ここまで七不思議をご紹介してきましたが、
実のところ、七つ以上こういったいわれがあり、
他には「一文なしで世帯が持てる」や「提灯かけ横丁」があったと伝えられています

このような当時のいわれからは、与力・同心の生きた中央区を垣間見、
現代に息づく江戸の名残を知ることができます。
八丁堀を歩く際は、そのような名残を探してみるのも楽しいですよ

【参考文献】
中央区教育委員会 事務局社会教育課(1989)『中央区の昔を語る(一)-八丁堀- -佃島-』.


 

 

インスタ映え必至!与力と同心も唸るROAR COFFEE

[Hanes] 2018年5月16日 14:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
皆さんには行きつけのカフェやお気に入りのカフェがありますか?
 
全国的に展開している多くのコーヒーショップや喫茶店がしのぎを削る中、
「インスタ映えする」と数年前から話題のコーヒースタンドが
八丁堀にあると職場で小耳にはさんだ私...
そういう情報には疎いのですが、気になって仕事帰りに立ち寄ってみた
ROAR COFFEE HOUSE & ROASTERY(ロアー コーヒーハウス&ロースタリー

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ご覧の通りこぢんまりとした店舗ではありますが、
海外のコーヒースタンドを思わせるおしゃれな雰囲気があり、
一瞬中央区にいることを忘れてしまいます
 
しかし、ひとたび奥に進むと、どこからか視線を感じるような...
気になって辺りをキョロキョロ見回してみると、
天井付近や棚の上にトラやライオンのぬいぐるみがありました!

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外観からは想像できない強そうな動物のぬいぐるみが置いてある理由は、
店名が、ライオンなどの猛獣が「ガオォー」と吠えることを意味する
ROARだからだそうです
その他、店内には吠え声が聞こえてきそうな猛獣がデザインされた
シックで格好いいテイクアウト用カップが並んでいます

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思わず写真を撮りたくなる小物に気を取られながらも、注文のためカウンターへ。
海外の方にも人気のROARですが、近隣にお勤め・お住いの方からも支持されており、
どこかホッとできるアットホームな店員さんの対応が印象に残ります

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私が注文したのは、お目当てのレインボーラテアートが施されたカフェラテと
キルシュ酒を使用した大人のクロワッサンデザート、ピンクタイガー

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聞いてびっくり。この手の込んだラテアートは、なんと無料なのです!
つまり、コーヒー代をお支払いすれば、希望者にラテアートのサービスがつくのです
これはお願いするしかないですよね

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私のように背景がホワイトのラテアートにしたい場合、
中煎りのエスプレッソ
(フルーティーな甘みと花のような香り/赤ワインやベリーのフレーバー)
中深煎りのROAR ウルフブレンド
(なめらかなコクと立体的な口当たり/ナッツやチョコレートのフレーバー)
のいずれかを選びます。

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これらのエスプレッソ(ダブルショット)は別にいただけるため、
お好みのタイミングでお好みの量だけ加え、味の変化等を楽しむこともできます。
よって、インスタ映えする写真が撮りたいという方のみならず、
純粋にコーヒーがお好きな方にも満足していただけるはずです

ピンクタイガーは、表面に見えるピンクのハートが可愛く、
これまでにありそうでなかったややしっとりめのクロワッサンスイーツで、軽食としてもちょうどよさそうな感じでした

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このお店では、ラテアートの他にもエクストリーム ミルクシェイクをはじめ
インスタ映えするメニューをたくさん取りそろえています。
江戸時代、八丁堀に住んでいた町奉行配下の与力と同心たちもそのおしゃれさに驚き、
その美味しさに思わず唸ることでしょう

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手ごろな価格で美味しいコーヒーが楽しめるお店をという想いから、
自家焙煎のこだわりのコーヒーがリーズナブルな価格でいただけるこちらのお店
平日のみの営業となりますが、どの時間帯に行っても楽しめるのでオススメです。
 
■ROAR COFFEE HOUSE & ROASTERY
東京都中央区八丁堀2-19-11 1F
営業時間:8:00 ~ 20:30

定休日:土・日・祝日
http://roar-coffee.com/
※本記事内の写真につきましては、お店の方から掲載許可をいただいております。

 

 

 

亀島川沿いで優雅なひとときを@Cawaii Bread & Coffee

[Hanes] 2018年5月 9日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
先日開催された「東京アート アンティーク」で八丁堀周辺を歩いた際に、
とあるアンティークショップの踊り場で偶然情報を入手したお店が気になり、早速足を運んでみました!

そのお店とは、亀島川沿いにあるCawaii Bread & Coffee
2014年7月のオープン以来、近隣のワーカーや住民の方に親しまれている
地域密着型のパンとコーヒーのお店です。

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今回は、このお店を運営をしている八丁堀のクリエイティブエディターズユニット
カワイイファクトリー株式会社の中山さんにお話を伺いました。

■オープンのきっかけ
八丁堀を拠点に編集や執筆を主な仕事としている中山さんたち...
ある時、オフィスの近くに毎日通えるパン屋がないことに気づき、
「周りには、私の他にも同じような思いをしている人がいるはず!」と思い、
パン屋をプロデュースする決意したそうです
しかし、ただ地域の皆に親しまれているだけのパン屋ではないのです!

■安心・安全のパンを目指して
店内に入ると目に飛び込んでくる美味しそうなパンの数々...
目には見えませんが、実はこだわりがあるとのこと。
それが、天然酵母(自家製酵母を含む)を使用した国産小麦100%のパンを提供することです

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パンは全て店内で手作りされた無添加となっており、
店内ではガラス越しにパン作りの様子を見ることができます。
トッピングの野菜等もできるかぎりオーガニックのものを心がけているそうです

パンが焼きあがる時間が前もって分かるので、
気になるパンが焼きあがるタイミングでお店に足を運ぶのもよし

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■生まれ変わった建物で優雅なひとときを
実はこの建物、以前は小さな印刷工場やガレージとして使用されており、
西沢立衛建築設計事務所によるリノベーションを経てこのお店に生まれ変わりました

パンやコーヒーのテイクアウトも可能なので、お持ち帰りされる方も多いのですが、
今回オススメしたいのが店内のイートインスペース
このお店オリジナルとなっているアラベスクの壁紙が印象的な店内には6席、

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亀島橋と亀島川の景色を堪能できる屋外テラスに5席あります。

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特にテラス席は川沿いということもあり、静かで比較的涼しく、居心地の良い空間となっており、
知る人ぞ知る八丁堀の一押しスポットのようです
せっかくなので、私もテラス席にて「春のエルベ」をいただきました。

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「エルベ(erbe)」はイタリア語で「野菜」を意味し、
旬の野菜がトッピングされた季節限定のフォカッチャになっています。
塩とオリーブオイルでマリネしたスナップエンドウが鮮やかで、
春を感じさせる味わいになっていました
また、生地には栄養価の高い全粒粉が使用されているのも嬉しいところ

海外の方は毎日誰かしらいらっしゃるので(お住まいの方、お勤めの方、観光の方)、
このような素敵なロケーションと安心して食べられるパンを兼ね備えたお店が職場の近くにあったら、
毎日でも通いたくなりますよね

亀島橋からも見える可愛いピンクの建物が目印になっていますので、
お近くにいらした際には、川やその周辺に咲き誇る花を眺めながら
時を忘れてくつろいでみてはいかがでしょうか?

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■Cawaii Bread & Coffee
東京都中央区八丁堀2丁目30-16 T&Yビル1階
営業日時:水~土 7:00~18:00  / 日 7:00~16:00
定休日:月・火
http://www.cawaiibreadandcoffee.com/

 

 

飛行機不要?ギリシャ・イタリア小旅行

[Hanes] 2018年5月 6日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
長いようで短かったGW...皆さんはいかが過ごされましたか?

受験で世界史専攻だった私は、前々から一度訪れてみたいと思っていた、
古代の歴史や文化が息づくギリシャの都市へ飛行機

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...行ったわけではなく、
中央区内でギリシャらしさを感じることのできる場所を訪れてみました
今回はギリシャに加え、イタリアの影響が見られるスポットにも焦点を当て、
皆さんを一時のギリシャ・イタリア旅行に誘います

【日本橋・京橋エリア】
■三井本館
旧三井本館が関東大震災で被災したため、1929年に竣工されました。
外壁に見られるコリント式オーダーは、遠くから見ても、真下から見ても圧巻
思わず「ギリシャに来たのでは?」と錯覚してしまいます

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■三越日本橋本店
こちらは国の重要文化財に指定されているイタリア・ルネサンス様式の建造物です。
正面玄関でお客様をお出迎えする有名なライオン像に気を取られがちですが、
実はその上部にギリシャ(ローマ)神話に登場する商業の神ヘルメス(マーキュリー)の像が設置されています

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■ハリオグラスビル(HARIOビル)
国の登録有形文化財でもある耐熱ガラス食器会社の本社ビル兼ショールーム。
建築当初は川崎貯蓄銀行富沢町支店として使用されていたため、
昭和初期に銀行建築で流行したコリント式大オーダーが残っています

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■明治屋京橋ビル
ルネサンス様式のオフィスビルで、地下鉄駅と連結した民間建造物となっています。
こうして街歩きをしていると、中央区観光検定の勉強にもなりますね

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【銀座エリア】
■銀座駅
銀座駅を利用したことのある方は、もしかしたらご存知かもしれません。
ここの改札口付近には、笠置季男氏作のマーキュリー像が複数設置されています!
1951年に設置されてからというもの、地下鉄のシンボルとなったそうです

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■THE APOLLO (東急プラザ銀座 11F)
2016年の春、日本に初上陸してから話題になっている
オーストラリア・シドニー発のモダンギリシャレストラン
残念ながら私はまだそのギリシャ料理を味わえていないのですが、
特派員の先輩がレポートしてくださっています
銀造さん:ギリシャ料理 THE APOLLO in Tokyu Plaza, Ginza

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【築地・明石町エリア】
■カトリック築地教会
1878年、築地外国人居留地に建てられたゴシック様式の聖堂が関東大震災で焼失...
そのため、1927年にパリの聖マグダレナ天主堂をモデルに
ギリシャ神殿パルテノン様式の教会が再建されました
この様式は、当時の東京大司教レイ司教の希望によるものだそうです。

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石造りのように見えて、実は木造建築のこの教会
壁面をモルタル塗りしているため、石造りの雰囲気が出ているのかもしれませんね。
正面に見えているのはドーリア式のオーダーで、
戦中明石町一帯は幸運にも空襲をのがれ、その姿を今に伝えることができています

■ガス街灯柱
リハポート明石や明石幼稚園の近くに立っています。
案内板によると、鋳鉄製でコリント風の様式をとり、
柱頭のランプ部分は復元されたものの、以前この場所にあった中央区立第二中学校の名残となっているそうです
この中学校は、1984年に第一中学校とともに統廃合され、現在は銀座にて中央区立銀座中学校として存在しています。

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【晴海エリア】
■晴海アイランド トリトンスクエア
トリトンは、ギリシャ神話に登場する海の神
施設の敷地内には、トリトン像をはじめ、トリトンのモザイク画や、

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イタリアのフレスコ画家が手がけた日本最大級の大天井画(@ 2階パティオ「神話の広場」)があります
あまりの大きさに、大天井画のすべてが写真に収まりませんでした

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【期間限定編】
■ファンケル 銀座スクエア 10F ロイヤルルーム
5月4日(金)~11日(金)の期間限定で、「恋バラ・恋ばな・恋結び」をテーマにした
花言葉で楽しむガーデン(入場自由・無料)がオープンしました
恋の過程が花とその花言葉で表現されており、
入口付近ではオルラヤ グランディフローラの「ほのかな想い」やリナリアの「この恋に気づいて」、
出口付近ではフィカス ウンベラータの「夫婦愛」やワイルドストロベリーの「幸せな家庭」が植えられています
メインはバラですが、注意して見てみると、ギリシャに関する植物を発見

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1つ目は、ギリシャで「愛と不死の象徴」という花言葉を持つマートル
ギリシャ神話に何度も登場するので、ギリシャとは切っても切れない関係の植物です!

2つ目は、ギリシャと言ったら皆さんも想像するであろうオリーブです
花言葉は「平和・知恵」。
古代オリンピック誕生時から、競技の優勝者にはオリーブの冠が贈られており、
オリーブに込められた「平和」という想いは、
「世界平和」を目的の一つとする現代のオリンピックに引き継がれています

さて、中央区でのギリシャ・イタリア小旅行はこれにて終了ですが、いかがでしたか?
築地をはじめ、海外の影響を受けてきた中央区...
今回ご紹介したのはその一部にすぎません。
遊びにいらした際には、ぜひ海外らしい風景を探してみてくださいね