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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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◆春の中央区歴史散歩2014 「江戸前島を歩く」 ~後編第2回 八丁堀・兜町編~

[巻渕彰/写楽さい] 2014年4月22日 14:00

春の中央区歴史散歩2014「江戸前島を歩く」の後編第2回が4月20日(日)開催された。この歴史散歩は中央区の原型とされる「江戸前島」といわれる江戸前期の地形をたどりながら、周縁の名所旧跡を巡ろうと企画されたもので、前編・後編の2回にわたって実施された。参加者は区報「区のおしらせ中央」で応募した皆さんで、企画主催は中央区まち歩きボランティアガイドの「中央区文化財サポーター協会」。関連記事 こちら>>

 

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第2回の後編は、前編に引き続き築地川跡から八丁堀、兜町へ楓川跡の江戸前島東縁辺をたどるコース。50人ほどの参加者は中央区役所前に集合し班別の分かれて出発した。三十間堀・京橋川・楓川に架かっていた通称三つ橋は「江戸名所図会」にも描かれた場所であった。現在は首都高1号線にその痕跡がある。京華スクエア前の「八丁堀与力同心組屋敷跡」説明板はこの一帯が組屋敷跡であったことを物語っている(写真)。天祖神社は江戸期、伊勢外宮の別宮の遥拝社・伊雑(いそべ)大神宮跡で江戸名所図会にも登場する。

 

八重洲通りを越え「江戸もみじ通り」の辺りは旧本材木町で江戸初期の木場であった。新場橋辺りは「新肴場」が置かれ、日本橋と並ぶ江戸2大魚市場であった名残である。日枝神社摂社・茅場町薬師は天下祭りの御旅所、植木店で知られ、江戸の守り神。兜神社の場所は江戸期牧野家の屋敷跡、明治期には渋沢栄一邸が置かれた。この辺りは江戸前島の東縁辺で、楓川が日本橋川と接していて舟運の一番輻輳していたところであった。現在は首都高高架橋の交通混雑がとってかわった。日本橋で今回の歴史散歩は終了した。@巻渕彰

 

 

 

◆春の中央区歴史散歩2014 「江戸前島を歩く」 ~前編第1回 銀座・旧木挽町編~

[巻渕彰/写楽さい] 2014年4月15日 09:00

春の中央区歴史散歩2014「江戸前島を歩く」の前編第1回が4月12日(土)開催された。この歴史散歩は中央区の原型とされる「江戸前島」といわれる江戸初期の地形をたどりながら、周縁の名所旧跡を巡ろうと企画されたもので、2回にわたって実施される。区報「区のおしらせ中央」で応募した皆さんが参加した。関連記事 ら>>

 

第1回のこの日、好天のもと新芽がほころび始めた数寄屋橋公園(泰明小学校側)には50人ほどの参加者が集まり出発した。この付近はかつて外堀があったところで、西に向かうと日比谷入江に近い。JR高架線に沿って南に歩く道は江戸前島の西縁辺と思われる一帯である。新橋寄りの土橋跡付近は堀割の交差点であった。西に虎の門・溜池方面へ外堀が、東へは汐留川が流れていた。中央通りを越え東に行くと三十間堀跡がある。蓬莱橋跡付近が前島の南縁部辺りだろう。

 

昭和通りを北上すると、旧木挽町の「森田座跡」説明板がある。江戸前期の芝居町跡である。歌舞伎座(写真)を見ながら、明治会堂跡を経て、築地川跡(現首都高)を東に渡った辺りは前島の東縁辺付近とされる。解散場所の中央区役所前で約2時間の歴史散歩は終了となった。

 

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今回の歴史散歩は「江戸前島」という砂州の地形を生かした江戸の都市形成・町づくりが今もって体感できるようである。国土地理院「土地条件図」と照らし合わせて歩くと、より理解が深まってくる。@巻渕彰

 

◇後編の第2回は4月20日(日)、区役所前から楓川沿いに江戸橋までのコースで開催される(申込締切済)。

 

 

 

 
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