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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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諏訪流放鷹術の実演 浜離宮庭園

[ゆりかもめ] 2012年1月 6日 08:30

 放鷹術とは飼い慣らした鷹を放って野生の鳥獣を捕まえる猟法を鷹狩または放鷹術と云います。

4000年程前に中央アジアで始まり中国、朝鮮半島を経て4世紀頃日本に伝えられました。

勇壮な野外スポーツは貴人に好まれました。

仁徳天皇、一条天皇などの諸天皇や徳川家康、大伴家持・・・等です。

貴人達の為に鷹を調教するのが鷹匠です。

江戸幕府や明治政府は多くの鷹匠を抱えていましたが昭和の大戦後はボランティアの方々により鷹狩りの技術が受け継がれています。

 

毎年 1月2,3日に浜離宮庭園で諏訪流放鷹術の実演が行われます。

鷹匠の後方の高いビルが電通ビルです。 皮手袋に止まっているのが隼(ハヤブサ)です。この皮手袋は鷹の鋭い爪から拳を守るために必要なのです。甲側には徳川家の三つ葉葵のご紋が描かれていました。ハヤブサは 鷹の中では特に視力が優れています。

このハヤブサを電通ビルの屋上から放して地上から放す鳩を捕まえさせる技の実演です。

         2011_1227 鷹 ハヤブサと電通ビル 写真67.JPG

 屋上からハヤブサが放たれました。

地上では鷹匠が細紐をつけた鳩を振り回します。これを「振り鳩」といいます。

 ハヤブサは天空を ぐるぐる回って探しています。下の写真で鷹匠の視線の方向には 近づいて来るハヤブサが写っています。

2011_1227 鷹 振り鳩をする鷹匠の視線の先のハヤブサ 写真32.JPG


ハヤブサは なんと言っても速いです。ハヤブサも失敗は許されません。写真を撮る私も絶対に失敗できません。一発勝負だから必死です。 振り鳩を見つけたハヤブサは上空から真っ逆さまに急降下して来ました。

2011_1227 鷹 餌を目掛けて急降下するハヤブサ 写真33.JPG

 近づいてきた所で鷹匠は 絶妙なタイミングで紐を放し鳩を飛ばしました。 あっという間も無く ハヤブサは空中で 鳩を捕まえ 地上に降り立ちました。  すぐ 食べようとと 羽をむしり始めました。  この時鷹匠は素早く近づいて予め用意していた別の赤身の鳥肉を 鳩とすり替えました。

折角捕まえた獲物を ただ取上げてしまっては ハヤブサも働かなくなってしまうからです。

2011_1227 鷹 鳩に襲い掛かり組み敷いたハヤブサ 写真39.JPG

鷹匠の拳の上にとまって赤身の鳥肉をたっぷり食べたハヤブサは満足した様子です。

2011_1227 鷹 鳩の肉を食べるハヤブサ 写真55.JPG

 気を鎮め 無闇に驚かないように ハヤブサの頭に ピッタリの形状に作られた目隠しマスクを 被せられて何も見えなくなったハヤブサは 暫く 頭を傾け左右に ぐるっ ぐるっと 回していました。  周囲の様子を伺おうと 耳をそばだたせているようで 可愛い仕草でした。 2011_1227 鷹 目隠しを被せられたハヤブサ 写真84.JPG 何も見えないことが余計な刺激がなく落ち着くことなのでしょう。

このマスクには金ぴかの冠まで付いていました。ハヤブサを大事にしている事が良く分かります。



ハヤブサの他に鷹狩りの仲間には オオタカがいます。幼鳥は胸の模様が縦縞ですが1年以上の成鳥は鮮やかな白黒の横縞模様にかわります。

2011_1227 鷹 胸の縞模様の美しいオオタカ 写真93.JPG

 その他に外国から輸入されたハリスホーク という精悍な鷹がいます。これも同じように「振り替え」(鷹匠間を行き来する技)や 「渡り」(樹上にいる鷹を拳に呼び寄せる技)が 仕込まれています。 

2011_1227 鷹 舶来のハリスホークも活躍 写真88.JPG


 

 

澄んだ空気の中でランドマークタワーが見える 勝どきの朝と夜 

[ゆりかもめ] 2011年12月28日 15:00

早暁の中央区から 朝日を反射している横浜ランドマークタワーが見えました。手前レインボーブリッジの 柱のテッペンの すぐ左側に 稜線を縦に光らせているビルがそれです。

2011_1227 早暁の中央区から見た ランドマークタワー 写真02.JPG

陽が丹沢の山に沈み地上のビル群に照明が輝き出しました。青さを残している天空には痩せた三日月と宵の明星が光っています。         

2011_1227 夕焼け 星 三日月 東京港 写真03.JPG 

更に良く見ると三日月の暗い部分にも円く輪郭線が光っています。上から青、白、黄、橙、朱、赤、黒と続く色のグラデーションは広重の浮世絵を思い出させます。今日も無事に終わったなと思います。

2011_1227 夕焼け 三日月 東京港 写真03.JPG       

西方を見ると  東京タワーが辺りを見下ろしてすっくと立っています。タワーのこの配色は平常の時の意匠です。           2011_1227 薄暮の東京タワー 写真06.JPG

 ところが先日のクリスマス イブには下の写真のように お洒落な衣装で着飾っていました。

2011_1224 クリスマス イブの東京タワー照明 写真39.JPG    

段々暗くなってきました。 レインボーブリッジの照明も輝きを増してきました。手前の晴海埠頭の官公庁桟橋には4本マストの帆船「海王丸」がマストに電球を張って存在感を高めていました。

2011_1227 電飾した海王丸とレインボーブリッジ 写真05.JPG      

 

 

クリスマス イブの花火  中央区から見える素晴らしい景色

[ゆりかもめ] 2011年12月27日 08:30

ドドーン・・・・・

突然 大きな音が聞こえました。

窓の外を見ると レインボーブリッジの左側手前に 大きな花火が揚がっていました。

夜の7時から10分間だけのことなのですが、思わずテラスに立って見とれてしまいました。

12月3日(土)、10日(土)、17日(土)、24日(土)に揚がりました。

12月の土曜日の夜7時から10間だけでしたが 冷たい乾いた夜空に美しく輝きました。

そして中央区に住んで良かった・・・・・と思いました。

中央区観光特派員になってよかった・・・・と思いました。

美しい景色を美しい・・・・と伝えられる喜び。

美味しい食事を美味しい・・・・・・と伝えられる喜び。

不思議な事を不思議だ・・・・・と伝えられる喜び。

中央区の楽しいお祭りや行事を伝えられる喜び。

東京マラソンを応援したり、いろいろな行事に参加する喜び。

皆様も 中央区観光協会の検定試験に 挑戦して見ませんか・・・・・・

ブログを見てくださる大勢の皆様に お知らせする事によって 自分の知識も増えてきます。

検定試験の受付は 1月23日が 締め切りです。

多くの方々が 試験に挑戦なさいます事を 期待して居ります。

2011_1217 花火写真06.JPG 2011_1217 大きな菊花火3っつ写真12.JPG 2011_1217 賑やか花火写真02.JPG  2011_1217 大きい菊華火写真15.JPG 2011_1217 二重花火写真04.JPG 2011_1217 菊花火写真11.JPG

 

 

2011年報道写真展 日本橋三越本店7F 12月16日~25日 

[ゆりかもめ] 2011年12月22日 13:00

東京写真記者協会(在京新聞・通信・放送(NHK)各社)の報道カメラマンが撮影した報道写真展です。2011年を振り返る毎年恒例の行事になって52回目の写真展を迎えました。

      2011_1222報道写真展写真0004.JPG今年の作品は東北地方を中心とした大地震と津波に襲われた未曾有の大災害で痛ましく悲しい出来事がありました。

津波の恐ろしさ・・・・・。

一枚づつを見ていると胸に迫るものがありますが、復興の中の明るい笑顔の写真も数々ありました。

女子サッカーW杯「なでしこ優勝」の瞬間や女子フィギュアスケートの安藤美姫選手が「日の丸」を持ってリングを滑っている様子、数々の子供達の笑顔やあどけない様子が良く撮られていました。

感動が蘇る、一瞬の真実・・・・・・・

是非御覧になる事をオススメします。

この写真展・・・東京では無料ですが来年、横浜での開催は有料になるそうです。

 

    

 

 

 
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