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素敵な箱根ファンにお会いしました

[小江戸板橋] 2016年1月 5日 09:00

「箱根駅伝が好きでね。毎年ここで応援しているのよ。」

「がんばれ!」と大声で応援していると、小旗を手に最前列に並んでいた

おばあさんが話しかけてきました。

90歳前後でしょうか。とても元気な笑顔です。

一緒に来ているのは、お孫さん、いえいえ、ひ孫さんでしょう。

小学校高学年くらいの坊やで、ゆかりのある大学の旗、応援タオル、帽子を

選手に合わせて替えながら応援しています。

筋金入りのファンですね。

 

ここは、日本橋。

選手たちが、残り1キロで最後のギアチェンジをする地点です。

高速道路の側面に掲げられた橋名板を仰ぎ見る位置です。

新春の陽射しが輝いて、ここ数年なかった暖かさ。

向う側の歩道では、縁起物の獅子舞や、

お囃子に合わせて大黒様が打ち出の小槌を振っています。

華やかな雰囲気が盛り上がります。

 

昨今は、携帯TVのライブ中継を見ながら、順位を確認しつつ応援です。

記録。順位。繰り上げスタート。

たすきに託したドラマ。

使い古された言葉ですが、やっぱり胸が熱くなります。

遠くから小旗の波と、拍手の音が近づきます。

先導車や白バイが接近すると、間を置かず選手が走り過ぎます。

 

伴走車からの檄が、ひときわ強くなります。

「あと1キロ。全部出し切れ。」

おばあさんがポツリ。

「皆ここまでやってきたんだから、もう叱咤しなくでも、

選手は分かっているんだよ。」

このおばあさん。ただ者じゃない。

「箱根に出たくても、走れない大学があるんだ。

胸を張って走れ。走り抜け!」

声を枯らしたこの伴走車の声には、

おばあさんは、うんうんとうなずいていました。

 

駅伝が好きなのは、沿道の声援がとても温かいこと。

また、今年も頑張ろうという思いが湧いてくること。

 

おばあさんご一家との別れ際、

「また来年もお会いしましょう。」

また、ハッピー指数120%を味わってみたい。

今年も良い年にしていきましょうね。

 

 

 
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