中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

2016 銀座西並木通り "冬のイルミネーション"

[サム] 2016年11月14日 18:00

DSC02942ELSF'.jpg

 

DSC02875RSG.jpg 11月11日、銀座西並木通り(銀座5丁目~8丁目)で年末恒例の「GINZA NISHI NAMIKIDORI ILLUMINATION 2016 並木と時を刻む ~Timeless illumination~」がスタート。

会期:11月11日~2017年1月15日 16:30~24:00

今年も、街路樹のリンデンをモチーフにしたLED電飾のオブジェの街路灯への配(あしら)い、ゴボプロジェクターによるシンボルデザインの路面への投影等々が設えられています。

資生堂本社社屋「資生堂銀座ビル」(銀座7)の植栽には、「煌めきのルージュ」をテーマに、コーポレートカラーの赤色のLED電球38,000個を使用した、全長45mのダイナミックな「資生堂 冬のイルミネーション」が11月11日~12月29日まで点灯。

メインとなる仏レストラン「ロオジェ」のエントランスに佇む高さ約8.5mの2本の樹木(樹種:レイランディー)には、資生堂の頭文字である "S" を模(かたど)るよう電球が点滅するプログラムが施され、軽快なリズムを演出しています。

通りを挟んで向かいのノエビア銀座ビル前には、対照的にグリーンを基調としたイルミネーションに彩られた2本のツリー。

大勢の人出で賑わう年の瀬を控え、煌びやかな雰囲気に包まれています。

 

 

2016 東京スカイツリー「クリスマス限定ライティング」

[サム] 2016年11月13日 12:00

DSC02847LSR'.jpg DSC02848LSR'.jpg

 

 11月10日、東京スカイツリーを世界一高いクリスマスツリーに見立てた "シャンパンツリー" と、キャンドルに見立てた "キャンドルツリー" の2種類の「2016クリスマス限定ライティング」がスタート。

点灯日時:11月10日~12月25日 16:30~22:00

*22:00~24:00は粋または雅のライティングを点灯

*11月12日、11月20日~24日を除く

初日の11月10日は、16:45~17:58は "粋" のライティングが、クリスマスライティング点灯式後の18:00~22:00は "シャンパンツリー" のライティングが点灯。

樅の木をイメージした東京スカイツリーを、シャンパンゴールドの光とカラフルな交点照明で彩ります。

22:00~24:00は再び "粋" のライティング。

隅田川の水をモチーフにしたと云う淡いブルーの光でタワーを貫く心柱を照らし出します。

中央大橋から永代橋越しに、今年もまた、夜空に輝くこの時期ならではのライティングが楽しめます。

 

 

晩秋のプランツウォーク

[サム] 2016年11月12日 18:00

DSC02836ELS (2)'.jpg 晴海トリトンプラザ2F「i green ポケットプラザ 花・水・樹」の専属ガーデナーの案内で園内を散策する、毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。

今月は11月10日、開催されました。

暦の上では11月7日に立冬を迎え、秋色もいよいよ深みを増す季節です。

今回は、所謂 "実物(みもの)" にも注目。

「緑のガーデン」では、ユリノハナ、アメリカハナズオウ、アメリカザイフリボク等が黄葉し、見頃を迎えています。

ハゼノキ・ナツヅタ等の紅葉も彩りを添えています。

「花のガーデン」では、今の時期、ルリマツリモドキ、ウィンターコスモス、プレクトランサス、サルビアレウカンサ、クレロデンドロン、ギョリュウバイ等々が、「緑のガーデン」では、ネリネ(別名ダイヤモンドリリー)、冬咲きのセイヨウシャクナゲ "サッフォー" 等々が開花中です。

"実物" としては、朝潮運河沿いのスロープガーデン内の、食用のハイビスカスのローゼル種が、異彩を放っています。

酸味のある綺麗なルビー色のハーブティーの原料です。

この他、キンカン、サルカコッカ、ヒメイチゴノキ、ソヨゴ、ミカン、シシユズ、ヒメリンゴ等々の "実物" が楽しめます。

 

左から、ルリマツリモドキ、ウィンターコスモス、プレクトランサス、ダイヤモンドリリー、セイヨウシャクナゲ "サッフォー"

DSC02816RRS (2).jpg DSC02819RRS.jpg DSC02852RRS' (3).jpg DSC02839RRS (2).jpg DSC02843RRS.jpg

左から、ハイビスカス、サルカコッカ、ヒメイチゴノキ、ミカン、シシユズ

DSC02822RRS.jpg DSC02832RRS (3)'.jpg R0035985RRS.jpg DSC02842RRS (2).jpg DSC02840RRS (2).jpg

 

 

2016 秋の文化財めぐり

[サム] 2016年11月12日 12:00

DSC02782'ELS (3).jpg 区内外にある歴史遺産等の文化財をバスと徒歩にて巡る、中央区教育委員会主催の「秋の文化財めぐり」。

今年は、10月29日と11月5日の両日、岩切信一郎氏を講師に迎え、「江戸・明治から昭和までの印刷文化について」と題し、開催されました。

江戸・明治から近代までの印刷文化に縁の地を訪ね、その変遷について学びます。

歌川国芳顕彰碑RS (2)G.jpg当日の行程は、

① 日本橋界隈(乙姫の広場~滝の広場~花の広場

 ~元標の広場~江戸桜通り<駿河町>~貨幣博物館

 ~常磐橋門跡~一石橋~夢二・港屋ゆかりの地~

 日本橋西河岸地蔵寺教会

② 人形町界隈(椙森神社~堺町・葺屋町芝居町跡~

 玄冶店跡~三光稲荷神社

③ 墨田区向島 三囲神社(歌川国芳顕彰碑)

④ 文京区水道 印刷博物館(特別展「武士と印刷」)

 

まずは、往時近隣に地本問屋、版木職人など出版関係者も多く居住し、経済・金融と並び、文化の中心地でもあった日本橋エリアを散策。テーマに即して、日本橋1丁目<西河岸町>角に所在した大倉書店(夏目漱石「吾輩は猫である」の出版元)のエピソードを拝聴したり、貨幣博物館で、江戸時代の藩札の、部分的に繊維を薄くした "透かし" 技法や、判別し難い外国文字の刷り込み、多色刷り複数版木の別人管理・特別色使用等々の偽札防止の工夫を、改めて再認識するなど、ちょっと違った視点の街あるきでした。

引き続き、江戸時代末期の浮世絵師を代表する「歌川国芳」が一時居住していたとされる玄冶店周辺の人形町エリアを散策。

午後からは、まず国芳13回忌に当たる明治6年に弟子達により建立された墨田区向島の「歌川国芳顕彰碑」を訪ね、次いで最後の訪問先である、国芳の武者絵も展示されている、文京区水道の「印刷博物館」へ。

現在、特別展「武士と印刷」が開催中。

江戸時代、勇猛な武士を描いた浮世絵が出回る一方、当の武士が地図や翻訳書など知的な出版にも関わった事実から、対照的な印刷物を通して武士の2つの側面を紹介する企画展。

歌川国芳の武者絵を中心とした約150点のコレクションに加え、約70人の武士が編纂させた凡そ160点もの出版物も展示されています。

印刷技術も支え、その一つが活字。特に熱心だった徳川家康が作らせたのが、一部が現存し重要文化財にも指定されている銅活字(駿河版銅活字)とされます。

秋の爽やかな一日、文化財めぐりを通じ、またひとつ新たな中央区の歴史・文化の一端に触れることが出来ました。

 

 

2016ウィンターイルミネーション開幕

[サム] 2016年11月 8日 12:00

DSC02753ELS (2).jpg

 

DSC02768RS (2)G.jpg

 今年で開業4年目を迎える東京スクエアガーデン(京橋3)。

エリアの先陣を切って、11月1日より恒例の「ウィンターイルミネーション2016」がスタート。

いまや京橋エリアを代表するランドマークのひとつ。界隈の中でもトップクラスのスケール感で街を彩ってます。

会期:11月1日~2017年2月28日 16:00~24:00

B1F地下鉄京橋駅前広場、路面街路樹、建物の1階から3階を取り囲む重畳的緑化空間(京橋の丘)に設えられた約170,000個のホワイト&シャンパンゴールドのLED電球が立体的にボリューム感のある上質な空間を演出。

地下鉄京橋駅前広場のクリスマスツリーは、今年は赤やピンクを基調とした花とLEDで装飾され、煌めきを放っています。

尚シンボルツリーのディスプレイは12月25日まで。

 

DSC01197SELS (2).jpg

 

 

御府内水上ライン

[サム] 2016年11月 2日 12:00

DSC02696LS (2).jpg DSC02707LS (3).jpg

 

DSC02702SQRSG (2).jpg 10月22、23、29、30、31日の5日間、日本橋エリアと深川エリアで、「日本橋と深川『水都復活まつり』」が開催されました。

水運が隆盛だった江戸時代、商業の中心地日本橋と下町を代表する深川の両エリアを結んでいた「水の道」を改めて見直し、両エリアの魅力を再アピールすることを目途に企画された催し。

同イベントの主催は、中央区の日本橋北詰商店会、室町大通会と、江東区の森下商店街振興組合、高橋商店街振興組合、高橋商店街高盛会、深川資料館通り商店街協同組合で、東京都商店街振興組合連合会の広域支援型商店街事業の取り組みの一環と聞きます。

23日と29日には、その日本橋と深川の江戸時代の「水の道」を体験できるクルージングイベント「御府内水上ライン」が実施されました。

かつて衣・食・住に関わる様々な物資の輸送に大いに寄与し、賑わった日本橋~深川間の水上交通。

今回は、日本橋船着場から、日本橋川、隅田川、小名木川を経由し、高橋乗船場に至る、約30分の乗船体験。

時代が進み、物資は陸上輸送となり、埋め立てられたり、高速道路に覆われたり、建物は川に背を向け、かつての賑わいや面影とは程遠い景観乍ら、今なお至る所にその歴史の面影を垣間見ることができます。

小気味よいテンポのリバーガイドの案内で、往時の「水の道」を改めて偲ぶクルージングです。