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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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芸術の秋、社会教育会館に行こう!

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月25日 12:00

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恒例の「第70回中央区民文化祭作品展』」が社会教育会館で開催されます

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この「作品展」は、社会教育会館を利用するサークルの皆さんや個人の方が、日頃の活動の成果として、作品を展示するもので、絵画芸術写真書道俳句いけばな手工芸品等展示されるものは幅広いです芸術

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実演・体験コーナーもあり、ご自身の趣味生涯学習を始めるきっかけにもなりますよ

"芸術の秋"です

見て、体験して、自分の趣味を広げるいいチャンスです

作品展」の入場は無料ですよ

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開催期間は、

築地社会教育会館が、 11月1日)~4日)、

午前10時午後8時

日本橋社会教育会館が、11月8日)~11日)、

午前10時午後6時

月島社会教育会館が、 11月15日)~18日)、

午前10時午後6時

すべて最終日午後4時までとなりますので、ご注意を

この作品展以外にも、社会教育会館に来れば、様々なサークルの活動情報を得ることができます

是非お近くの社会教育会館に足を運んでみてください

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なお、会館内の写真撮影については、特別にご了解をいただきました

芸術芸術芸術

 

 

実りの秋、ピラカンサの真っ赤な実〔あかつき公園〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月24日 09:00

あかつき公園は、築地七丁目にある、ゆったりした公園です

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公園は、 「冒険広場」と「保健所側」にエリアが分かれており、「冒険広場」にはタイヤ遊具ターザンロープなどがあって、子どもたちが遊べるようになっています

保健所側」の方には、遊具の他に広場水場噴水などが設置されています

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もたくさん植えられており、その一か所が赤く色づいていて、近寄ると、ピラカンサが、真っ赤な実をいっぱいにつけていました

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ピラカンサピラカンサス)は、西アジアを原産とするバラ科トキワサンザシ属常緑低木で、生け垣鉢植えとして栽培されています

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には鮮やかな赤色の果実を多数つけます

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ピラカンサとは、ギリシャ語で「炎の棘」だそうで、この命名は、赤い実と枝に無数の棘があることからでしょうか

赤い実をつける植物はたくさんありますが、これほど真っ赤実の数が多いのは、このピラカンサをおいて他にないでしょう

実りの秋って感じです

りんごりんごりんご

 

 

「中央区の西洋医学事始」〔タイムドーム明石〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月22日 14:00

明石町にある中央区保健所等複合施設の6階中央区立郷土天文館タイムドーム明石」で、「第19回特別展 東京150年記念 中央区の西洋医学事始」が開催されています

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開催期間は、10月20日)から12月16日)までです。

時間は、火曜日から金曜日までが、午前10時から午後7時までで、

土曜日日曜日が、午前10時から午後5時までとなります。

毎週月曜日休館日です。

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会場の展示物を見ていると、江戸幕末明治を通して、この中央区が、まさに西洋医学の拠点だったんだなあとつくづく感じさせられます

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江戸時代、日本橋本石町三丁目(現在の日本橋室町四丁目)にはオランダ商館長の滞在する長崎屋があり、滞在中は同行した館医のもとに多くの人々が面会を求めて来訪して情報交換を行い、鎖国政策下の日本において、ここが西洋文明西洋医学)との数少ない交流の場となっていました

下の写真は、日本橋室町四丁目にある長崎屋跡の説明板です

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築地七丁目のあかつき公園には、商館長に同行して長崎屋に滞在したこともあるシーボルトの像があります

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シーボルトと中央区の関係は、彼の娘であるイネが、産院を開いたのが築地であったというところにもあります

この特別展では、シーボルトシーボルトの娘、楠本イネについても紹介しています

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中央区には「解体新書の記念碑」もあり、これは、築地にあった中津藩中屋敷で、藩医であった前野良沢が「解体新書」を翻訳したことによるものです

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また、江戸に参府したオランダ商館長一行と毎回対談していた者に、桂川甫周がいます

蘭方医桂川家は、初代が六代将軍徳川家宣に仕えて以来、代々幕府の奥医師をつとめていました

甫周は四代にあたり、屋敷跡が築地一丁目にあります

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甫周は、杉田玄白前野良沢らに蘭学を学び、若くして「解体新書」の翻訳事業に参加しました

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幕末から明治にかけても、蘭学の隆盛築地居留地への西洋医学の流入に伴い、中央区はまさに西洋医学の拠点だったのです

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今回の特別展では、そんな「中央区の西洋医学事始」がよくわかる資料が数多く展示されています

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10月27日)には、特別講演会が予定されています。

講師は、東洋大学教授 岩下哲典氏、

テーマは、「幕末・明治の洋学と築地 桂川家・福沢塾・岸田吟香」です。

時間は、午後1時30分から3時30分までです。

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なお、会場での写真撮影、取材については、ご了解をいただきました

今年8月、同館で開催された「わくわく恐竜ランド」の紹介記事はこちら ⇒

/archive/2018/08/post-5453.html

 

 

銀座に電気灯が点火された日

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月21日 12:00

灯火親しむの候」とは、は涼しくて長いので、灯火の下で読書するのに適している、そういう時候ということだそうですが、今は当たり前に明るい灯火も、ずっと昔からあった訳じゃないと思い出させてくれる歴史の跡が、銀座2丁目の交差点にあります

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銀座2丁目交差点の角、カルティエのビルの壁(銀座マロニエ通り側)に電気灯柱記念碑のプレートがはめ込まれています

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1882年、それまで主流だったガス灯ランプに代わり、アーク灯が日本で初めて点灯されました

その記念碑で、プレートには明るくなったにたくさんの人が集まり見上げている様子が描かれています。あまりの明るさに多くの人がびっくりしたそうです

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また、この交差点カルティエビル前、中央通り側には、「日本最初の電気街灯建設の地」を記念して、関係者の手によって昭和31年10月1日に銀座記念灯が建てられました

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その後、この記念灯数度の建て替えを経て、現在のものは一昨年の9月に復元されたものです

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先人の努力に感謝して、灯火親しむの候、読書勉学に勤しみましょう

 

 

V2リーグで戦う女子バレーボールチームが日本橋にあった!

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月20日 18:00

皆さん、日本橋V2リーグに所属して戦っている女子バレーボールチームがあるのをご存知でしょうか

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かく言う私も今回初めて知って、びっくり

しかも、チーム創立当時の経緯今日に至る道のり、現在の中央区に根ざした活動状況等をお聞きし、これは是非皆さんに知ってもらって中央区全体で応援したいと思い、チームのご了解をいただき、ご紹介させていただくものです

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GSS東京サンビームズ」は、中央区を拠点とする女子バレーボールチームです

2018年10月現在、V2リーグに所属しています

チーム運営は、人材派遣業グリーン・サポート・システムズ株式会社(本社;日本橋室町1-8-7)

今回、同社の笛木社長(同チームの監督でもいらっしゃいます)、事業推進室の岡野室長のお二人にお話をうかがいました

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創部2004年の3月、数名のバレーボール経験者が入社して、「バレーボールを始めたい」との希望がきっかけとのこと。なんと、2008年には、早くもV・チャレンジリーグに昇格

チーム名の「サンビームズ」とは、太陽のようにいつも明るく輝きを失わないチームカラー太陽光線のように速い攻撃を身上として名づけられたそうで、チームのキャラクターは「サンビームズ君です

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頭に乗せているキャップはゴルフ場グリーンを表していて、事業の発祥がゴルフ場への人材派遣から始まっていることを表しているとのこと

普段の練習は、中央区の小中学校や選手の出身大学の体育館を借りて、通常勤務をこなした後の勤務時間後に行っているそうです

また、こちらのチームでは、出張バレーボール教室を行っており、中央区の銀座中学校や日本橋中学校で、子どもたち向けの教室を開いています

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なお、GSS東京サンビームズリーグ開幕戦は来月の11月10日)、なんと浜町公園内にある総合スポーツセンターで、サンビームズホームゲームとして行われます

対戦相手は、ヴィクトリーナ姫路です。

GSS東京サンビームズは、中央区日本橋ホームタウンとするチームです

ファンクラブもありますよ(詳しくはHPご参照)

中央区民全員で応援しましょう

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このブログで使用させていただいた同チームのロゴマークや写真等は、GSSさんから特別に使用の許可をいただきました

ありがとうございます

GSS東京サンビームズのHPはこちら ⇒

http://gsstokyo-sb.com

GSSスポーツチャンネル(You Tube)はこちら ⇒

https://www.youtube.com/gsstokyosportschannel

グリーン・サポート・システムズ株式会社のHPはこちら ⇒

http://www.greensupport.co.jp/

 

 

美しい!木彩画展〔ギャラリー八重洲・東京〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月17日 12:00

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八重洲地下街、八重洲2丁目1番 八重洲地下街中1号にある画廊、「ギャラリー八重洲・東京」で、木彩画作家宮川かず美さんによる木彩画展が開催されています

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期間は、10月15日)から21日)までです。

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木彩画」とは、宮川さんご自身の命名で、薄い木の板厚さ約0.6mm)を切って嵌め込んで作る「象嵌」という技法で作られた絵画です

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私は、2015年にこのギャラリー八重洲で開催された宮川さんの作品展で「木彩画」を初めて拝見し、その緻密さ美しさ感動したのを覚えています

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その時、木自体には着色等一切されておらず、それぞれの木の持つ自然色木目木肌を活かして、1枚の作品として完成させていることをご本人からお聞きして、非常に驚きました

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今回も、まさに素材自体の特色美しさを生かした作品が展示されています

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品川の月

技術の確かさもさることながら、素材が自然のものであることによる独特の落ち着いた雰囲気が、作品が展示されたギャラリー全体にあふれています

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深川の雪

今回の展示会では、歌麿三部作深川の雪品川の月吉原の花)」も展示されています

この三部作は、この展示会開催の後、京都市東山区三年坂にある清水三年坂美術館収蔵展示されることになっているそうで、この三部作東京で鑑賞できるのはこれが最後になるそうです

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吉原の花

開催期間が今週末までということですので、是非早めにお立ち寄りください

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吉原の花部分))

なお、ギャラリー内での写真撮影については特別にご了解をいただき、会場におられた宮川さんにもお話をうかがうことができました

ありがとうございます

2015年に同ギャラリーで開催された宮川さん木彩画展を紹介したブログはこちら ⇒

/archive/2015/10/post-2721.html

ギャラリー八重洲・東京のHPはこちら ⇒

http://www.yaechika.com/gallery.php