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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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茶遊処 銀座佐人 -くつろぎの一服をー

[滅紫] 2011年5月23日 09:00

銀座にお洒落な「和カフェ」が増えてきました。今日ご紹介のこのお店は松坂屋の裏手のあづま通りを新橋方向に少し入ったビルの地下にあります。お店を知らない人がふらっと入る確率はかなり低いロケーションですが、私が案内してくれた友人と入った日曜14:00過ぎにはテーブル、カウンター席ともほぼ満席。人気の程が察せられます。


ご主人と奥様の笑顔に迎えられ一歩入ると、とても初めてのお店とは思えず緊張が解けていくのがわかります。「オススメ」の説明をするご主人の押し付けがましくない程のよい親しみのある口調はビジネスマン時代の営業ノウハウ蓄積の賜物か!


今日は「営業マン」のオススメに従い、2人で「特撰わらび餅」と「クリームあんみつ」をSHARE。ともに静岡産荒茶付き(1,575円)。(因みに「荒茶」とは摘みたての葉を蒸気で加熱し、まだ精製していない茶を指し、生茶、粗製茶ともいうそうです。私不勉強にして知りませんでした)

ご主人の指示通り、急須に注いで10秒待ちゆっくりお茶碗に注ぐと深みのある茶葉の香りが口中に広がります。期せずして二人同時に「美味しい!」。奥様手作りのわらび餅とあんみつの白玉、黒蜜も絶品。昼食をたっぷり摂ったばかりというのに「口福」です。


甘味の他にというか、こちらが本来のお店のウリ煎茶11種、玉露、抹茶、ほうじ茶(ともに和菓子つき1,470円~1,680円)もありいずれもご主人の佐々さんが全国のお茶処から厳選したこだわりの品ばかりです。数名で産地毎のお茶の飲み比べなど楽しそうです。勿論お気に召したものは購入も可能です。

親しい友人宅の茶の間で過ごしているような居心地の良さでのんびりしているうちに雨になりました。松坂屋まで走れば地下を通って地下鉄乗り場まで濡れずに行けます。


佐人:中央区銀座6-11-14アセンド銀座六丁目B1

   TEL:03-5537-1245

   営業時間:11:00-20:00(日祝ー18:00、月曜休み)

   地下鉄銀座駅A3出口より徒歩5分

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石川島資料館-人足寄場からリバーシティへ

[滅紫] 2011年5月17日 09:30

雨の午後リバーシティの一角にある当資料館を訪れた。


ここは石川島播磨重工業(IHI)が創業の地であるリバーシティ21内に「造船所の創業から現在までとそれと深い関りを持つ石川島・佃島の歴史や文化を紹介した」資料館である。


展示資料の中に「寄場起立」(神宮文庫所蔵のコピー)があった。ご存知の通り長谷川平蔵が作成した「人足寄場設立の建議書」である。長谷川平蔵は池波正太郎の「鬼平犯科帳」で実在の江戸期の人物としては現代の日本人に最もよく知られている人気キャラクターであるが、彼は資料によれば御先手弓頭として1500石の家督を相続していた天明7年(1787)に火付盗賊改長官を加役される。「鬼平」誕生である。その職務の遂行の過程で軽犯罪人の更生の場の必要性を認識し寛政2年(1790)に上記建議書を提出し、寛政の改革に着手していた老中松平定信が採り上げ改革の目玉となった。建議書採用ー即実行!! で石川島と佃島の間の浅瀬を埋め立て人足寄場を建設。1792年には「人足寄場奉行」まで加役されている。寄場は16,030坪あり、ここに炭団製造場、紙漉き小屋、鍛冶屋小屋などがあり収容者は手に技術をつけて社会復帰した。他の資料によると「犯罪者の更生」という考え方自体が当時としては国際的に見てもとても新しいものであったらしい。平蔵は50歳で病没する(過労死?)直前の1795年まで長官を務めた。死後借金ばかりが残り、売りに出した屋敷は後に町奉行の遠山の金さんが住んだ!! とか。因みに1238坪あった平蔵の屋敷跡は都営新宿線の菊川駅の傍に碑があるそうです。


石川島の歴史は寛永3年(1626)に幕府船手頭石川八左衛門が隅田川河口の無人島を拝領して造成し屋敷地としたことに由来する。古くは鎧島、森島などと呼ばれていたが以後石川島と呼ばれるようになったとのこと。1792年には移転したので石川島全体が人足寄場の敷地となった。(IHI資料)


今、1866年に寄場奉行の清水純畸がつくった石川島灯台を模したモニュメントが跡に立っており、そばに人足寄場跡と記した説明板が立っている。


石川島資料館:中央区佃1-11-8ピアウェストスクエア1F

   開館日:水曜・土曜10:00-12:00、13:00^17:00

   TEL:5548-2571

 

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CINQ  サンク バー&ダイニングー銀座の夜の始まりにー

[滅紫] 2011年5月10日 09:30

今日はちょっと洒落たオトナの方の待ち合わせ場所のご紹介です。


CINQは、昭和50年(1975年)の創業で地下鉄出口直結の便利な場所にありますが、意外と知られていない穴場です。名前の通り銀座5丁目角で1FにCOACHが入っている煉瓦のビルの地下にあります。
入って正面にあるバーコーナーは英国調のちょっと時代を感じさせる落ち着いたインテリア。グラスでオーダーできるワインはスパークリングを含め15種類(750円~)カクテルは50種類。本格的な銀座の夜には少し早い、夕暮れ時のひとときをグラスを傾けながら過ごすのは少し贅沢な時間です。


「何にしようか?」迷った時にはソムリエでもある優しい小林店長にご相談を。


そうそう最近ランチも復活しました。日替わりのパスタランチにはミニサラダとドリンクが付いて800円。場所柄からいってもお値打ちです。

勿論アペリティフだけではなく食後酒も楽しめますので、お酒とシメの人気メニュー「焼きおにぎりのスープ仕立て」(520円)など如何でしょう?

CINQ:中央区銀座5-4-3対鶴館ビルB1 地下鉄B6出口直結

    バー:17:00~23:00 (22:00ラストオーダー)

TEL:3573-5796 http://www.ginza-cinq.com/

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5月の新橋演舞場ー幕間の楽しみー

[滅紫] 2011年5月 9日 08:30

6日演舞場昼の部へ。GWの谷間ということもあり比較的ゆったり、8割程度の入り。振り替えとなった震災4日後の3月は流石に空席が目立ったが、4月は7割程度に回復。少しずつ「日常」が戻ってきたようで安堵する。


今月昼の演し物は「敵討天下茶屋聚」の通し。


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安達元右衛門と東間三郎右衛門の二役を幸四郎丈がともに初役で演じるのがウリ。この二役を一人で演じるのは天保年間に4代目大谷友右衛門が演じて以来とか。歌舞伎狂言には元々敵討ちものが多いがそれにしても今年は特に目立つ。


2月松竹座は「昼夜の仇討」のキャッチで「毛谷村」と「盟三五大切」、3月の国立は「絵本合法衢」(震災の影響で15日から中止になったのは本当に残念)、そして今月の「天下茶屋聚」東京での上演は平成13年の国立以来10年ぶり。江戸時代に大坂の天下茶屋で実際に起こった敵討ちを題材にしたもので、敵討ちの善人側がどんどん返り討ちに遭いどうなることかとはらはらさせられる。悪人が改心して善人にという「もどり」は多いのだが、元は善人の元右衛門が酒癖の悪さから悪人側に寝返るという趣向が珍しい。。幸四郎さんが気の弱い小悪党の元右衛門と立敵の三郎右衛門の魅力的な悪人をとても初役とは思えない程余裕で演じている。オススメです。



さて、歌舞伎の幕間。長い幕間は食事時間、短い幕間は売店を覗く方が多いと思います。
私のこの日の食事は2F「かべす」(菓子、弁当、寿司の頭文字をとった物で江戸時代はこのセットで幕間に届けられたとか)で天ぷらそば(1300円)。
20分の幕間で1Fのコーヒーを片手にいつも季節感あふれるディスプレイがされている2Fエスカレーターを上がったコーナーへ。
今月は「扇子と団扇」。鳥獣戯画、松林図屏風をデザインした扇子(3500円)と日本橋榛原特製の「うちは」小ぶりの「うちは小町」(1000円)もカワイイ。歌舞伎座のあの縁日を思わせる売店のざわめきと賑わいはない替わりにしっとりと落ち着いた演舞場の売店の良さもなかなかです。

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帰りに1F売店で清月堂本店の季節限定「おとし文」の「新茶仕立て萌」(4個入り530円)と神宗の「塩昆布840円。東京でいつも手に入るのはここだけです!)を購入。今日は名物の「アイスモナカ」(300円)と3Fの売店にある「鯛やき」(200円)は賞味できず。夜の部と併せて来週のお楽しみ。



「本日の昼狂言はこれ切り」


 

 
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