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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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ゆったりランチは如何ですか?-スペインクラブ銀座

[滅紫] 2018年10月27日 14:00

久しぶりの秋晴れの気持ちのよいお天気です。お昼までの講座で気持ちよく頭も使いお楽しみのランチです。先日NHKの「AIに聞きました」という番組で「健康寿命を延ばすには運動よりも食事よりも読書が一番」という私たちには嬉しい結果が発表され、「我が意を得たり」とルンルン気分でやってきました。半年前に場所を移したスペインクラブ銀座です。飲み物付きで2500円(税込み)。お料理は写真でご覧ください。シメで出されるパエリアは「パエリアが出ないとスペイン料理の気がしない」と仰るお客様が多いのでお出ししているのですが、「もっと召し上がりたいという方はご遠慮なくお申しつけください」とのこと。

OB/OG会のような団体もいらっしゃり、どんどんワインボトルが運ばれていくのが凄い!

デザートまでいただいて満足・満足の週末の昼下がりでした。インテリアは殆どスペインから輸入されたものとのこと。スペイン気分満喫です。

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スペインクラブ銀座 銀座7-7-7 GINZA777ビル 

TEL 03-6228-5336

ランチ11:30-15:00 ディナー 17:30-23:00 

土曜日11:30-23:00 日祝11:30-22:00

 

 

「仏像の姿(かたち)~微笑む・飾る・踊る~」 展開催中 三井記念美術館

[滅紫] 2018年10月20日 12:00

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「仏師がアーティストになる瞬間」というキャッチに惹かれてやってきました、三井記念美術館。仏像好きの友人に誘われたのですが、入って吃驚。入り口付近にメモ帳を持った高校生~大学生くらいの年代の女性が一杯。「仏像女子」というのは数年前から増えているようですがこんなに大量の仏像女子に遭遇するのは初めてです。元仏像女子の友人曰く「私たちの頃は『仏像が好き』などと言うと変わった人だと思われたものだけど・・・」

この展覧会は「仏像の顔・装飾・動きとポーズを切り口に多様な表現による仏像を一堂に展示」(展覧会パンフ)したものでキャプションの下に「ここがみどころ・・・・」と学芸員のコメントが付けられていてとても面白い。友人は鎌倉時代の「弥勒菩薩立像」前で固まってしまいました。気に入ったようです。「個人蔵なので次はいつ会えるかわからないし」とのこと。私は四天王寺の「阿弥陀如来と両脇侍像」が気に入りました。何とこの両脇侍、観音菩薩と勢至菩薩、身体をちょっと捻って片足をあげているのです。まるで踊っているように。

しかもふくよかなお顔も体つきも東南アジアっぽい、バリの遺跡にあっても違和感がないような。毘沙門天像も数多く展示されていますが、それぞれポーズが様々で仏師による表現の多様さに驚かされます。最後の部屋は東京藝大の彫刻科学生による摸刻・修復作品で、こちらも凄い。

「こういう仏像の見方もあるのか」ととても刺激に富んだ展覧会です。

 

特別展「仏像の姿」は11月25日まで

10:00―17:00 一般1300円

三井記念美術館 日本橋室町2-1-1三井本館7階

 

 

高校生の生産した「仁多米」は如何?-にほんばし島根館

[滅紫] 2018年10月18日 18:00

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今年の「アンテナショップスタンプラリー」が始まっています。すっかり出遅れてしまい、「今日は日本橋地区を廻ろう」と出かけてきましたが「にほんばし島根館」でstop.入り口で赤いエプロンにバンダナの若い男の子たちが5人!「島根県立横田高等学校だんだんカンパニー」の大きなのぼり。島根県奥出雲の「仁多米」はお米の高級ブランドとして知られていますが、その仁多米を自分たちで田植えから収穫まで一貫し最終的にこの販売まで手掛けるという「だんだんカンパニー」プロジェクトなのだそうです。「だんだん」は「たたら製鉄の跡地を棚田として利用して作られたのが仁多米であることからのネーミング」だそうです。ショップの中では試食もあり、美味しいお米にstory性も加わってこの高校生たちの祖父母世代としては頂かないわけにはいきません。「頂きます」と言った時の嬉しそうな笑顔を皆様にお見せしたいものです。

そういえば今年の甲子園を沸かせた金足農業もコラボ商品で「金足パンケーキ」を商品化していて人気だとか、「畏るべし高校生パワー!」というわけで急に荷物が重くなり、本日は他を廻るのは諦めてランチだけに。「ここ滋賀」の2階のレストランで「今週のおススメランチ」(1200円込)をいただきました。日本橋の通りを見下ろすいいロケーションに初めて来た友人もすっかり満足。若い人のいい笑顔を見られたし「なかなかよかった」。帰宅して気が付きました。「ここ滋賀」でスタンプ押してくるのを忘れた!

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*にほんばし島根館 日本橋室町1-5-3 福島ビル1F 03-5201-3310 

          10:30-19:00 三越前駅A4出口すぐ

*ここ滋賀 日本橋2-7-1 03-6281-9871 10:00-20:00 

      レストランは11:30-14:00 18:00-23:00

 

 

大人のハロウィンケーキは如何?-ホテルハイアットセントリック銀座

[滅紫] 2018年10月16日 18:00

銀座での待ち時間の調整をする際、便利に使っているハイアットセントリック銀座のカフェNAMIKI667。今日目指すは食いしん坊の友人からのおススメ、"Halloween Cake Set"。

カフェタイムの終了時間ぎりぎりに入りましたがにこやかに「ご用意いたします」と言われほっと。コーヒーをいただきながら登場を待ちます。来ました!

ホテルの宣伝コピーは「南瓜やラズベリー、赤ワインを使った『怖カワイイゴーストたち』が集結。6種のハロウィンケーキが登場」です。

来ました!来ました!確かに『怖カワイイゴースト』です。白いミイラには十字架が、黒いシュークリーム。ケーキはブラッドレッド、パンプキンケーキはコウモリが乗っています。遊び心満載の大人のハロウィンケーキです。

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頂くのが申し訳ないようなディテールまで凝ったセットに思わず笑ってしまいました。飲み物がついて2400円(税別)、この凝り方を目にすると「高くはない」と思ってしまいます。そうそうこのカフェ、コーヒーが600円になりました。嬉しい値下げです。入り浸ってしまいそうです。

 

ホテルハイアットセントリック銀座NAMIKI667

銀座6-6-7 銀座朝日ビル3F TEL 03-6837-1300

 

 

観世会能楽講座第6回「乱」-観世能楽堂

[滅紫] 2018年10月14日 18:00

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昨年銀座SIXに移った(戻った)観世流では毎月の定期能上演前に演じられる演目についての「講座」が開かれています。今回は12月定期能「乱」がテーマです。講師は松岡心平先生(東大教授)と宗家のお二人。「黒澤明の「乱」ではありません」(笑)」という松岡先生の解説のあと、宗家による実演があり、その後更にお二人の対談と約2時間半のプログラムです。今回は初めて「乱」を演じる宗家長男・三郎太さんも登場しご挨拶。17歳の初々しい将来の次期宗家に大拍手。今年の講座は今回が最後ですが、内田樹、渡辺保、林望さんなど専門を超えての鼎談も企画され毎回楽しい刺激を受けていました。他にも若手能役者の「荒磯能」の事前講座もあり、観世流が「能の魅力」を広く知ってもらいたいという意欲がひしひしと感じられます。おまけにこの講座「能楽講座」が1500円、「荒磯能」は500円という料金(能公演のチケット購入の方は無料)ですからお得感一杯。1,2回目は空席が目立ったこの会も回を追うごとに来場者が増え、今回はほぼ満席。来年以降の企画は未定とのことですが、何とか続けて頂きたいものだと熱望しています。能は長らく見ているのですが、最近漸く「能も面白い」と少し面白さの欠片が見えてきたところなので、年齢を重ねるということも有難いことだと感じています。何しろ宗家と松岡先生の掛け合い(失礼)はお二人の該博な知識に裏打ちされていて興味深くしかも話しぶりが洒脱でエンターテインメント性たっぷり。TV放映したいくらいです。来年も続きを見たい・聞きたいものです。

 

荒磯能の第六回事前講座は「胡蝶・春日龍神」で11月8日(木)18時~500円

荒磯能の公演は12月13日13時~ SS席4500円 共に銀座SIXの観世能楽堂

お問い合わせは03-6274-6579まで。

 

 

仁左衛門さんの20年ぶりの「助六」-芸術祭十月大歌舞伎―歌舞伎座

[滅紫] 2018年10月10日 12:00

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「十八世中村勘三郎七回忌追善」の十月歌舞伎の幕が開いています。「もう7回忌?」とてもそんな気がしないとお感じの方も多いかと思います。今月はその勘三郎さんが得意とした演目が並び、二人の息子、勘九郎・七之助さんがその役を演じるのが話題です。

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5日目にやってきました。幕見の列が長―い。ロビーにはお香の香り、18代目の写真が飾られています。客席は満員です。「吉野山」は玉三郎さんの静御前に勘九郎さんの忠信という組み合わせ。玉三郎さんの美しいのはいつも通りですが、二人揃うと「勘九郎さんてこんなに美男だったかしら」と思うほどぴったりの美男美女。狐を思わせる軽やかな動きに決まる所はぴたりと決まり、見事な忠信です。さあ、「助六」です。今回は成田屋さんではありませんので外題も「助六曲輪初花桜」(くるわのはつざくら)になっています。演奏も河東節ではなく、長唄です。花道に仁左衛門さんの助六が登場しました。歌舞伎座では襲名公演の平成10年以来20年ぶりの助六です。見どころの「出端」。上の階の観客にもたっぷりと見せてくれます。私は花道のすぐそばだったのでまじまじと見つめてしまいました。7-8年前の南座の顔見世の時は見納めかと思いましたが、また見ることが出来るとは、ただもう感激です。ご本人もインタビューで「この歳で助六が演じられることは本当に有難く嬉しい」と語っていますが、確かに70歳過ぎての助六は稀なことだと思います。でもこの颯爽とした粋な格好良さは格別で全く年齢を感じさせません。七之助さん初役の揚巻は綺麗なのは言うまでもありませんが、花魁の意地と張りが溢れ出て「悪態の初音」は大拍手。勘九郎さんが白酒売りの新兵衛、母親の満江に揚巻役者の玉三郎さんが廻り。通人役の弥十郎さんが松嶋屋と中村屋の袱紗を使い分けて笑いをとり、「二人の息子さんはこんなに立派になりましたよ」と花道で泉下の勘三郎さんに語りかけると客席もしんみり。

興奮醒めやらぬ夜となりました。もう一回来ようと思ったのですが、席が取れません。

お昼の部を見て満足することにしましょう。追善興行は2ヶ月続きで来月は「平成中村座」です。写真は「宮島のだんまり」に因んで「もみじ饅頭」。

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 昼の部は「三人吉三巴白浪」「大江山酒呑童子」

 「佐倉義民伝」です。

 千穐楽は25日

 

 お問い合わせはチケットホン松竹 

 0570-000-489 (10時―18時)

  

 

 

 
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