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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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佃・住吉神社本祭り(平成24年)

[O傘] 2012年8月 9日 20:11

暑い夏、佃・月島地域の氏子が待ちに待った3年に一度の本祭り。江戸三大囃子の「佃ばやし」にのって、六基の大幟旗のもと、「獅子頭の宮出し」やハイライトの「宮神輿の船渡御」などが行われました。

IMG_5879colcomp.JPG今回の本祭り(例大祭)は、昨年の平成23年(2011年)の予定でしたが、東北大震災のため1年延びて今年となりました。天保9年(1838年)製作という八角神輿が老朽化のため、昨年(2011年)完成した二代目の新宮神輿の初めての「御霊入り」、「巡幸」がありました。

江戸時代の佃島の原形を保つ佃1丁目の町区画。そこには住吉神社があり、1丁目の氏子は「宮元」。祭りの準備・運営は「住吉講」が行い、1丁目を巡行する宮神輿は住吉講のメンバーのみが担ぎます。

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1丁目にあるL字型の佃堀には、本祭りで佃1丁目町内に立てる大幟旗6本の棹(長さ約18m)と棹を支える抱木(だき)が、保存のために佃小橋の下に埋められていて、祭りの1か月前に掘り起こされ、本祭りの一週間前に大幟旗6基が設置されました。

IMG_5704tcolcomp.JPG合わせて町の家々の軒には住吉神社の「祭礼提灯」が下がり、1丁目の東側と南側に「黒木鳥居」と「又木」が臨時に設置されました。町神輿や獅子頭を安置する葦作りの「お仮屋」もあちこちに造られ、祭りのために新調した揃衣(そろい)の浴衣を着た住吉講の若衆(わかいし)や大若衆、世話役の待機するお仮屋もあり、祭りの雰囲気を盛り上げます。

 

 

 

 

 

 

「獅子頭の宮出し」

4日(土)午前10時、獅子頭の鼻先を掴むとご利益があるとのことで、宮元の若衆(わかいし)が、境内で待機する竜虎の2つの獅子頭めがけて隅田川の一の鳥居の方から参道を猛スピードで走ってきます。獅子頭は若衆によって境内を練り、神楽殿のお囃子舞台へもあがろうとします。男らしい勇壮な獅子頭の宮出しでした。

IMG_5826tcolcomp.JPG IMG_5803tcolcomp.JPG IMG_5835colcomp.JPG「船渡御」

昔は宮神輿を担いだまま隅田川に入る「海中渡御」を行ったそうで、歌川広重の名所江戸百景「佃しま住吉の祭」に、大きな神輿が裸の若衆により海中に担ぎ込まれる様子が描かれています。「海中渡御」は昭和37年(1962年)の本祭りを最後に行われなくなりました。

平成2年(1990年)、本祭りでは宮神輿を御座舟に乗せる「船渡御」に変わり、佃から隅田川を下り、月島地域の埋立地南端の豊海町の先を回り、朝潮運河を上りリバーシティ21を回って佃の出船地点に戻ります。

IMG_5919tcolt.JPG5日(日)の船渡御は、宮出しを行った新宮神輿が若衆により、少女像「みどりの風」の下の隅田川テラスから御座舟に担ぎ込まれ、午前7時、神職や宮元を乗せた御座舟を曳船がゆっくり引いて隅田川を下っていきます。感動のシーンです。大勢の観客が拍手でおくりました。   

IMG_5936tcolcomp.JPG1時間の船渡御の後、午前8時に 御座舟が中央大橋をくぐって姿を現すと、待機していた観客から拍手が起こりました。

 

 

 

 

 

 

IMG_5957colcomp.JPG IMG_5962colcomp.JPG着船すると、別の船が御座舟に横付けし、乗ってきた若衆が御座舟に乗り込み、宮神輿を担ぎます。大勢の観衆が見守る中、神輿が下船し、船渡御が無事終了しました。

江戸時代からつづけられてきた住吉神社の祭り。佃島の人たちの心意気を伝える中央区の大事な伝統行事として末永く伝えていってほしいと思います。

 

 

「日本百街道展」~街道の数だけ日本がある~

[O傘] 2011年9月 2日 10:30

日本橋架橋100周年記念のイベントとして、「日本百街道展 特別展」(パネル展示)が、2011年8月20日~9月21日まで、日本橋室町の地下鉄銀座線と半蔵門線「三越前駅」の間の地下コンコースで開催されています。
IMG_1729coltcomp.JPGずっと遠い祖先が切り拓いた道。大名が参勤交代で通った道。そして地域の人たちの暮らしになくてはならない道。そんな地域に密着した街道や脇往還(脇街道)にスポットをあてています。

IMG_1659coltcomp.JPG展示してある百街道のマップには、奥州街道、東海道、木曽中山道、日光街道、羽州街道の他、塩の道、川越街道、北国街道、郡上街道、美濃街道、熊野古道、因幡街道、土佐街道、長崎街道などが地図上にそれぞれとぎれとぎれに表示されています。(すみません、上の写真は細かい字が見えません。実際会場に足を運んでご覧ください。)

次のように7つのコーナーがありました。
「江戸・五街道」(中央区)、「甲州街道」(千代田区)、「飛騨高山・歴史街道」(岐阜県高山市)、「萩往還」(山口県萩市)、「日本百街道」、そして「甦れみちのくの街道」、「東日本大震災と道路」です。
それぞれ、写真・図や言葉で特徴をコンパクトに表現しています。各コーナーにはパンフレットも用意してありますよ。

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IMG_1755coltcomp.JPG 「 中央区の展示コーナー」

では、日本橋を起点にする5街道の中央区内の街道地図や、震災や戦禍に耐えて人々に力になった日本橋などのパネルが展示されています。


IMG_1696coltcomp.JPG「甦れみちのくの街道」や「東日本大震災と道路」のコーナー

は、日本橋が、今回の大地震にみまわれた東北へのびる国道4号線(奥州街道)の起点であることから、東北の道路の被害状況や復興状況そして東北の街道について、大震災の犠牲者への追悼と復興を応援するための特別展示です。 


 

IMG_1554colcomp.JPG「日本百街道展 特別展」に合わせて


街道物産展「全国街道市」が開かれていて、萩往還の萩市の市(いち)が展示場の隣に並んでいました。


 

この「日本百街道展」は、12月までの4カ月で4つのテーマを展示します。

第1回 「日本百街道展 特別展」8/20~9/21
第2回 「木曽中山道展」9/23~10/23
第3回 「因幡(いなば)街道展」10/25~11/24
第4回 日本橋「しずおか東海道展(仮称)」11/26~12/25


合わせて街道物産展「全国街道市」が開かれます。(開催期間が短いのでご注意ください。)
「桑折・街道市」9/20~21
「萩往還・街道市」8/25~28
「飛騨高山・街道市」9/15~21
「みちのく街道復興市」未定

IMG_1727colcompt.JPG歴史や街道あるいは震災、物産展に興味のある方、是非この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。また、この展示会場(地下鉄メトロ「三越前駅」地下コンコース)の壁には、写真展示(日本橋周辺の航空写真)「熈代勝覧」が常設展示してあります。
IMG_1725coltcomp.JPG写真展示では、大きな写真パネルが二つ並んで展示してあります。1つは平成18年(2006年)のもの、もうひとつは東京大空襲前の昭和19年(1944年)のものです。昭和19年には千代田区と中央区の区境川「龍閑川」はありましたよね。探せますか?

IMG_1739colcomp.JPG「熈代勝覧」は、江戸時代、11代将軍徳川家斉の時代の文化2年(1805年)頃に描かれたそうで、神田今川橋から日本橋までの7町(760m)の賑わいを詳細に絵巻にしています。

この展示絵巻はベルリン国立アジア美術館所蔵のもののレプリカ(実際は長さ12.3mを1.4倍して約17mに拡大)です。

当時の江戸の町の様子を知る上で貴重な資料ですよね。

三越の前身の三井越後屋はじめ88の店舗と、行き交う人々は1671人、このほか20匹の犬、馬13頭、牛4頭、猿や鷹などの動物も描かれているそうです。見ていると当時の賑わいが伝わってきます。

翌年の文化3年(1806年)に牛町火事(丙寅の大火)にみまわれたそうで、その直前の絵ということで貴重な絵巻です。
もうご覧になった方も多いと思いますが、まだの方は、この「日本百街道展」を見るついでにこちらの方も是非ご覧下さいね。


 

 

 

 

素材×動物展 ダーウィンもびっくり!

[O傘] 2011年8月17日 12:00

藝大が創り出した世にも不思議な動物展が三越日本橋本店の1階、中央ホールで開催されています。
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動物は動きません。約20匹(?)います。

でも造った素材の奇抜(きばつ)さに通りがかりの人はみな驚きます。

小学生のころの無限の発想、そして遊び心、その少年時代を思い出させてもくれます。
さあ、ちょっとだけのぞいてみましょう。 

 

IMG_1434colcomp.JPG大きなトンボ、「風の谷のナウシカ」のふ界にとんでるような大きな猩猩(しょうじょう)トンボ。 


IMG_1437colcomp.JPG羽根はよく見ると色とりどりのストローの薄い輪切りの輪つなぎ。


IMG_1439colcomp.JPGこれは羽根もきれいなオーストライアの鳥? 


IMG_1440colcomp.JPG羽根は・・・・鉛筆削りで出てくる削りカス。


IMG_1442coltcomp.JPGこれは鷹(Hawk)、プラスチックナイフでできた鷹。Hawk of knife。


IMG_1446comp.JPGアルマジロ。よくできてますよね。


IMG_1449colcomp.JPG甲羅を良く見ると小さな動眼(動く黒目)の集まり、揺れると小さな黒眼のツブが動きます。


IMG_1450colcomp.JPGこれはpaper peacock(紙の孔雀)。


IMG_1453colcomp.JPG紙(週刊少年ジャンプ)で造られています。



 

IMG_1454colcomp.JPGかわいいトカゲ。

お腹が硝子に写ってます。

題して「裏表」


IMG_1469comp.JPG亀。

甲羅はビー玉。


IMG_1460comp.JPGフラミンゴ



みんな独特の素材です。よくできています。さすが藝大・・・と言いたくなります。東京藝術大学美術学部2年生による作品


 

この「素材×動物」展は8月10日から22日まで開催さています。無料です、お見逃しなく・・・・!

 

 

 

平成23年築地本願寺納涼盆踊り大会

[O傘] 2011年8月16日 08:30

 今年は、大震災にみまわれた東日本の復興応援と自家発電による節電をテーマに、8月3日(水)から6日(土)までの四日間、64回目を迎えた築地本願寺納涼盆踊り大会が開催されました。
初日、東日本大震災の追悼法要が行われ、つづいていつもと変わらない賑やかな築地盆踊り大会が始まりました。いいですね! 夏の風物詩。

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今年は、節電をするために自家発電機を使用して期間中の電力を賄うという別名「自家発電盆踊り大会」だそうです。



IMG_1330tcolcompcol.JPG東京の三大盆踊りは、「靖国神社みたま祭り」、「築地本願寺納涼盆踊り大会」そして中央区主催の「大江戸まつり盆おどり大会」と言われています。規模が大きくて大勢あつまるからでしょうか。


 大江戸助六太鼓や、太鼓の音頭にのってたくさんの盆踊りの曲が流れます。

IMG_1389colcomp.JPGご当地音頭の「築地音頭」、中央区の「これがお江戸の盆ダンス」、「東京音頭」、「炭坑節」、「ホームラン音頭」、「ゆかた音頭」、「日本晴れだよ」、「法倫(ほうりん)音頭」と「大江戸助六音頭」などです。



IMG_1358coltcomp.JPG IMG_1376colcomp.JPG櫓の上の司会から、被災地を支援するエコバッグや8月20日開催予定のチャリティ女子プロレスについての紹介もありました。


8月20日(土)11:00~19:00、築地本願寺境内で「LLPWチャリティープロレス!」


IMG_1353colcomp.JPG築地場外市場の銘店会からは、きつねや(もつ煮込み)、鳥藤(焼き鳥)、松露(卵焼き)など約10店が出店。ここでしか食べることができない美味が盛りだくさん! 日本一美味しい盆踊り自称しているそうです。特派員仲間の「鞠つき」さんのブログもご参照ください。http://www.chuo-anko.or.jp/blog/author/author62/

それから、「築地スマイル広場」イベントも併設されて、被災地の食材を使った飲食コーナーもあり、大勢のお客さんで賑わっていました。


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小さいお子さんが、WIIの輪投げ遊びなどをしてお土産をゲットするコーナーもありました。写真を見ると周りの大人のほうが真剣ですね!

「築地スマイル広場」は、築地本願寺境内と波除通りB棟広場とその周辺を活用して毎月1回、土日に開催されます。


IMG_1399tcomp.JPG   東北大震災に被災された方々に早く「笑顔」がもどるように、「元気を出そう!築地から」を合言葉に、「築地スマイル広場」で復興援助のチャリティーイベント、飲食、物販が行われていました。 


「築地スマイル広場」のイベントスケジュールは:http://www.tsukiji.or.jp/tsukiji_smile_hiroba/


IMG_1376colcomp.JPG盆踊り大会の司会から次の案内がありました。

8月20日(土)11:00~19:00、築地本願寺境内で「LLPWチャリティープロレス!」


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 築地本願寺と言えば、浄土真宗のお寺、2012(平成24) 年には宗祖の親鸞(しんらん)聖人の750回忌にあたります。法要修行やカウントダウンイベントなどがああります。
http://tsukijihongwanji.jp/tsukijihongwanji/125

そして本願寺の中に忘れてならない史跡がありますよね。
①京都生まれの歌人で、西本願寺法主大谷光尊の次女の「九条武子」婦人歌碑、
②尾形光琳の画風をつぐ江戸琳派の祖である「酒井抱一」墓、
③赤穂浪士四十七士の一人で、本懐を遂げて吉良邸から高輪泉岳寺へ引き揚げる途中、自身の供養料として槍に金子50両を結び本願寺に投げ入れた「間新六」供養塔、
IMG_1338tcomp.JPG④江戸末期の蘭医で眼病治療法で有名な「土生玄碩(はぶ げんせき)」墓、
⑤江戸時代初期、佃島を築いて日本橋魚河岸のもととなる店を開いた人物「森孫右衛門」


さて最後に、今年もあの中央区の盆踊り「大江戸まつり盆おどり大会」が、27日(金)~28日(土)、17:00?21:00、浜町公園で開催されます。 

 

「これがお江戸の盆ダンス」の唄にのって今年の夏を締めくくる最後の盆踊りはいかがですか!
昨年は、こんな風でしたよ。http://www.chuo-kanko.or.jp/blog/2010/08/21.html

 

 

まち歩きツアー「日本橋老舗コース①~にんべん、榮太樓總本鋪、山本山~」に同行して

[O傘] 2011年7月 7日 08:30

7月5日(火)午前、晴天の暑い日でしたが中央区観光協会主催のまち歩きツアー「日本橋老舗コース①」のお客様を、特派員の「キャサリン」さんと一緒に引率しました。
老舗は、いずれも江戸時代の元禄、安政に日本橋界隈に創業した「にんべん」、「榮太樓總本鋪」、「山本山」の有名店で、店のご担当者から店の歴史や商品などの説明してもらいました。


ツアーは、コレド室町1階の「にんべん」前に10時までに集合して、参加者の確認、注意事項、アンケートなどについて説明して開始しました。1店舗あたりの所用時間は、お店の説明や買い物、次の店への移動を含めて、約40分です。以下、各老舗の説明やお勧め商品などを簡単にご紹介します。


【にんべん】

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富田さんから店の歴史や商品について説明がありました。

  IMG_0885coltcomp.JPG IMG_0887tcolcomp.JPG江戸時代の元禄12年(1699年)、初代・髙津伊兵衛が「現金掛け値なし」で日本橋で戸板を並べて鰹節と塩干物の商いをはじめたのが始まりだそうです。「現金掛け値なし」の商売は、三井越後屋が最初にはじめましたが、初代伊兵衛も良品廉価で信用を築いたそうです。
また、江戸時代末期に「にんべん鰹節店」が、世界で初めて商品券を発行したそうです。当時の商品券は刻印のある銀の薄板で、その後紙になったそうです。


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コレド室町への移転を機に新しい商品を開発して好評だそうです。 納豆和菓子「いろまめほへと」。いろんな種類、お味が楽しめます。

それから新しい発想で、毎日たべても飽きないといわれる「かつおぶし飯」を提供する「日本橋だし場」をはじめたそうです。日本独自の食文化の基本、一汁一飯をテーマに、ランチメニューとして「かつぶしめし」と「汁もの」(350円)(7月は、冷製もずく汁、肉団子のごまみそ、もくず汁)、そして「だしドリンク」(鰹節味、鰹節とこんぶ味など、1杯100円)を、店頭の簡易レストランで提供しています。熱中症防止もかねて「だしドリンク」(鰹節とこんぶ味)に少し液塩をいれてをいただきました。熱々でおいしかったです。

たまたま社長の髙津克幸さんが店にお見えになってご挨拶することができました。


【榮太樓總本鋪】
  IMG_0900tcolcomp.JPG  西脇さんから店の歴史や商品について説明がありました。
江戸時代の安政4年(1857年)細田安兵衛(幼名:栄太郎)が日本橋西河岸で、刀の鍔(つば)から名前がついた「金鍔(きんつば)」を売ったのが始まりだそうです。屋号も幼名にちなんで「井筒屋」から「榮太樓」に変えたそうです。

屋号の入った店頭幕ですが、色は江戸においては紺地に白字、上方は白地の墨字だそうです。


IMG_0903colcomp.JPG入り口脇に、赤い大きな石「赤玉石(あかだまいし)」が置いてありますが、これは江戸末期に、小判を製造した金座の役人「後藤」の別荘に佐渡から運んだ赤玉石があり、これを初代の安兵衛(栄太郎)が譲り受けたものだそうです。ご利益があり、宝くじをのせて祈ると良いことがあるとか・・。
「後藤」の別荘ごと譲り受けたので、円山応挙の貴重な絵などがその中に入っていて、現在細田相談役がお持ちだとか。見てみたいものですね。


IMG_0916tcolcomp.JPG店に入って左壁に「日本製菓子舗 榮太樓本店製造場略図」(柴田真哉 筆)が掲げられていますが、明治18年(1885年)にロンドンで開催された「バンコク発明博覧会」に榮太樓の製造工程説明のため展示した貴重なもので、中央区の区民有形文化財になっているそうです。

IMG_0915coltcomp.JPG商品の紹介では、もちろん銘菓「金鍔」がありますが、ふにゃふにゃした棒状の「玉だれ」を力説されていました。本わさびを原料とした世界でも珍しい菓子で榮太樓の創製品だそうです。砂糖と焼味甚粉(もち米を蒸して餅に搗き、焼いて粉砕したもの)に、すり下ろした大和芋とわさびをまぜて合わせ、練り餅で包んだものだそうです。やわらかい触感とワサビ味がよいそうです。参加者の何人かの方がお買いもとめられました。

そのほか、抹茶飴、黒飴、紅茶飴、のど飴(2010年春に発売)、甘名納糖(あまなっとう:日本橋限定)、梅ぼ志飴、有平糖(あるへいとう:南蛮渡来の砂糖菓子)、できたてパンなどの紹介がありました。O傘は、榮太樓飴と葛餅を買いました。

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リーズナブルな値段で食事やスイーツ、かき氷などもいただけるレストランも店内にありました。
平日は9時(土曜は9:30)~18時、食事はランチタイム:11時~17時(土曜は15:30)です。



【山本山】
店にはいると奥の喫茶室に案内されました。テーブルで16席あり、黒をベースにした小じんまりした部屋ですが、アクセントに赤い大きな日傘があり、周りの壁には浮世絵が飾ってあったりして、江戸の雰囲気を感じます。
それぞれの席には、ガラスの器に入った涼しげな水茶やほうじ茶のペットボトル、おせんべい、味付け海苔などが置いてありました。


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最初に井上さん(男性)から店の歴史のお話がありました。
江戸時代の元禄3年(1690年)、(初代)山本 嘉兵衛(やまもと かへい)さんが京都から江戸に出てお茶の商いを行ったのがはじまり。
「山本山」は、江戸時代に売られた宇治煎茶の商品名だった。昭和16年に店の名前になったそうです。

次に千木良さん(女性)からいただいた商品の説明がありました。
深蒸(ふかむし)煎茶は水出しでも美味しいそうで、実際、暑い外を歩いてきたのでおいしかったです。味付け海苔2種類(うめ味とごま味)、お茶のともだち「のりせんべい」2種類、おすすめだそうです。

IMG_0943comp.JPG最近は、ブラジル茶を秋に売りだすそうです。10月は南半球の春で新茶の季節。ブラジルのお茶も日本茶と変わらないくらい質がよくなっているそうです。

それから皆さんよくご存じの例の「上から読んでも山本山、下から読んでも山本山」のテレビコマーシャル(昭和40年代はじめ)に放映されましたが、お茶の栽培は平地より山で行うようで、山本さんちのお茶園の山ということで、山本山だそうです。


千木良さんは、参加者に水茶を注ぎながら参加者からの質問に丁寧に答えていらっしゃいました。

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喫茶室のメニューは、お茶は、抹茶、玉露、ほうじ茶、昆布茶、煎茶(特選深蒸、静岡、宇治、狭山、鹿児島知覧、福岡八女)お茶と和菓子セット(600円)、お茶とおせんべい(400円)・・・和菓子、おせんべいは和菓子「日本橋 長門」とのコラボレーションだそうです。
そしてお茶漬け(900円、煎茶のお茶漬け+抹茶うめ味+長門の和菓子+例茶)です。一度トライしたいです。


IMG_0889coltcomp.JPG以上ですが、「にんべん」、「榮太樓総本舗」、「山本山」のロゴの入った懐かしいピーセン「日本橋江戸老舗めぐり」が、どのお店にも置いてありました。

参加された皆様は、それぞれのお店で説明を聞いた後、お薦めの品など思い思いの買い物を楽しんでいらっしゃいました。


あっという間の2時間で、皆様大変良かったとの感想。お店からいただいたお土産や買い物の品を手に、名残惜しそうにお帰りになりました。
無事引率できてよかった・・・!


下の写真は今回のコースで各老舗からいただいたものです。ありがとうございました。

IMG_0976tcoltcomp.JPG  IMG_0975tcolcomp.JPG IMG_0973tcolcomp.JPG


この「日本橋老舗コース①」、次回は9月13日(火)午前です。参加料は無料です。申込み締切は9月2日です。まだの方は是非応募してご自分の目で確かめてみて下さい。抽選に当たることを祈ってます。
「まち歩きツアー」について:http://www.chuo-kanko.or.jp/machiaruki/index.html
「申込み」はこちら:http://www.chuo-kanko.or.jp/machiaruki/moushikomi.html


 

 

Free Paper 「日本橋ごよみ」

[O傘] 2011年6月30日 08:30

ご存じの方も多いと思いますが、日本橋地域の情報誌として要チェックです。

昨年(2010年)の10月下旬に創刊され毎月発行されています。ご紹介します。


IMG_0613colcompt.JPG「日本橋ごよみ」の発刊の趣旨が創刊号に載っています。

それによりますと、「伝統を重んじながらも常に新たな魅力を生み出し続けている街、日本橋。

2010年10月28日、日本橋室町に新しく大型商業施設「コレド室町」「YUITO」が誕生し、日本橋の老舗名店「日本橋三越」「日本橋高島屋」の百貨店を含めてさながら町自体がひとつの「日本橋百貨店」のようになります。

本物に出会え、お目当ての品物がきっと見つかる日本橋。その魅力を感じていただき、多くの人々に町を愉しんでもらいたいという想いをこめて「日本橋ごよみ」を創刊しました。日本橋ならではの逸品、美味しい処、行事やお祭り、そこに暮らす人々の想いなどを、毎月お届けいたします。」と云うようなことが書いてありました。


創刊は2010年10月発行の11月号。

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発行は毎月20日で、部数は3万部。 A3版8ページ(創刊号は12ページ)です。

記事の内容は次の通りです。

①今月の特集

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これまでに・・・、伝統と革新の街「ようこそ日本橋へ」(創刊号)、逸品が揃う街日本橋「大切な人に贈りたい」(12月号)、日本橋から福を呼ぶ「七福神めぐり」(1月号)、秘めた思いを形にする街「日本橋のバレンタイン」(2月号)、江戸の町「日本橋の外ごはん」(3月号)、過去・現在・未来「日本橋架橋百周年」(4月号)、母の日に愉しむ「日本橋スイーツ散歩」(5月号)、日本橋で選びたい「父に贈る逸品これくしょん 」(6月号)、川遊び・夕涼み「江戸に学ぶ心の涼」(7月号)


②江戸の逸品図鑑

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これまでに・・・、和紙の専門店「小津和紙」、和菓子の専門店「榮太樓總本鋪」、日本で唯一の楊枝専門店「さるや」、元禄2年創業の漆器専門店「黒江屋」、時代を超えて愛される暮らしの道具「江戸屋」、性別や世代、国境を超えて大勢の愛好家たちが足を運ぶ「榛原(はいばら)」、時代を超えて愛され続けているお菓子「三原堂本店」、時代を経ても色あせないオーダメイド眼鏡「村田眼鏡舗」、江戸団扇と絵師の持ち味を心得た浮世絵団扇「伊場仙」

③名店のおひるごはん

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これまでに・・・、江戸前風の味を屋台で「吉野鮨本店」、本格懐石を気軽に愉しむ「日本橋ゆかり」、江戸の味を代々受け継ぐ名店「割烹とよだ」、日本の洋食店の草分け「たいめいけん」、日本橋で働くビジネスマンたちに愛されてきた季節料理「千とせ」、幕末に流行した江戸料理番付にも勧進元として登場「割烹 嶋村」、お肉の美味しさを追求し続ける西洋料理店「せいとう」、花柳界を代表する料亭「割烹 や満登」、鉄板料理や洋食料理を愉しめる料理店「レストラン紅花別館」

④日本橋福徳塾  

福徳塾の老舗講座は、日本の文化・伝統を、今に生かす知恵を学び交流し、発信する講座です。前身の「室町 福徳塾」を受け継いだもので、その由来は「福徳神社」だそうです。

これまでに、にんべん、神茂(かんも)、鳥料理「玉ひで」、千疋屋総本店、明治座、榮太樓總本鋪、利久庵、たいめいけん、山本海苔店の日本橋老舗の社長の貴重な話が載っています。

⑤ECO EDO 日本橋 江戸の知恵から学ぶ「人と自然にやさしいライフスタイル」

⑥こよみマップ・イベントインフォメーション

なお、表紙の何月号の数字の脇には二十四節気が表示されていて、またイベントスケジュールのカレンダーには旧暦も合わせて表示してありますよ。

この「日本橋ごよみ」は日本橋三越本店、日本橋高島屋、コレド日本橋、コレド室町、日本橋三井タワー、YUITOが協力して発行しています。

このブログを読んで下さったので、「日本橋ごよみ」の記事の中から「知っ得」の「問題」を差し上げます。
「YUITO」のネーミングの由来は次のどれでしょう? (回答はこの記事の末尾にあります。)
A:都・人・時を結ぶアーバンスクエアを意味する「結都」に由来する造語
B:集団・構成単位を意味する英語「UNIT」と、結合した・束ねたを意味する英語「UNITED」に由来
C:日本語「あなた(YU:You)は私(I)と(TO:Together)一緒」を由来する造語

最後に、Free Paper「日本橋ごよみ」の配布場所ですが、日本橋案内所、三越、髙島屋、YUITO、COREDO日本橋ほか がありますが、筆者は日本橋の「三越本店新館」入り口や「コレド日本橋」の地下鉄から入れる地下一階入り口でゲットしています。
是非皆様もこのFree Paper「日本橋ごよみ」ゲットして、日本橋歩きの参考にして下さい。

なお、インターネットでもバックナンバーの主な記事を見ることができます。
http://www.nihonbashi-tokyo.jp/enjoy/magazine/index.html

問題の回答:A(創刊号5ページ右の「ココをチェック!」に載っています。)

 

 

 
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