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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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新時代のおもてなし施設「延遼館」

[デ・ニーロ] 2015年5月 6日 14:00

 先日この特派員ブログでもご紹介のあったパネル展「延遼館の時代~明治ニッポンおもてなし事始め~」に行ってきました。

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(東京都庁第一本庁舎の南展望室(45階)で5月8日まで開催中)

 

 フライヤーの解説によると、延遼館については従来まとまった研究がなく、専門の歴史事典にも項目が立っていなかったそうです。明治初期に近代最初の迎賓館として建築され、当時来日した様々なゲストの接遇に利用されたとする資料がかろうじて点在しているのみで、建設後わずか23年で取り壊されてしまった、浜離宮の歴史の中では幻の施設でした。

 

 2020年のオリンピック・パラリンピック大会に向け、この延遼館が新時代のおもてなしの施設として浜離宮恩賜庭園内に復元されるという都の計画を受け、東京都公文書館による調査が本格的に始まったばかり。

 

 新宿都庁での今回の展示は8日までですが、5月21日からほぼ同じ内容で世田谷の東京都公文書館(世田谷区玉川1丁目20-1)において再度展示されます(〜7月24日まで)

 

 復元計画の詳細についてはまだ明らかにされていませんが、延遼館に関する今後の調査・研究成果に期待が高まる中、中央区の新たなランドマークとして注目されることになりそうで楽しみです。

 

 

 

第九回 銀座柳まつり レポート 歌あり、踊りあり 来年も是非!

[銀造] 2015年5月 6日 09:00

 2015年5月5日、薫風が心地よい天候の下、第9回銀座柳祭りが開催されました。銀座の柳も、そよ風に揺れていました。

主催者、来賓のご挨拶は沢山のお客様がいらして、声だけしか聞こえないという大盛況。

運よく、テープカットを手伝っていた第33代中央区観光大使の3人の美しい所作を撮影できました。

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続いて、警視庁、東京都吹奏楽連盟協会による「交通安全・銀座ゴールデンパレード」です。

ブラスバンド、バトントワラーの軽快な音楽に合わせたマーチングです。新橋芸者のお姉様方もお淑やかに歩き、華を添えます。

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中央区からは、中央区立日本橋中学校吹奏楽部の皆さんが参加していました。

彼らは、東京マラソンの時にも応援の演奏をしてくれています。

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一緒に行った妹夫婦は、"元気をもらった"と言っていました。


マロニエゲートのセイヨウトチノキが開花していました。花は、5月10日頃までも鑑賞できそうでした。

数寄屋橋公園が、「コンサートの森」となっていて、レ・ミゼラブルの劇中歌、ももいろクローバーZの曲などが演奏されていました。

(ここで、デジカメのバッテリーが切れました!真っ青! 、仕方なく、ガラケーで撮影

 銀座6丁目に移り、お目当ての「新橋芸者 東をどり」の艶やかな舞にうっとりとしました。

「江戸の粋、日本の綺麗。第91回 東をどり」は、新橋演舞場で、5月21日から24日の4日間。

 新橋演舞場で本物の踊りを見たいなあ! と思いました。

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続いて、銀座8丁目では、今回が初開催となる「ようこそ銀座」というイベント。

演目スケジュールは、櫻川流江戸芸かっぽれの皆さんによる「かっぽれ」と「銀座音頭」が披露されました。

外国からのお客様も飛び入り参加で、大変楽しそうでした。 

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続いて、歌手松前ひろ子さんによる「銀座小路」が歌われ、銀座が歌謡ショーの舞台になりました。

5曲も披露され、櫻川流江戸芸かっぽれの皆さんが盛り上げてくれていました。

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 「銀座小路」の歌詞、少しさわりをご紹介しますと、

 軒は低いが小粋な店が のれん並べる 金春小路・・・・・ 

とても歌いやすい歌詞で、明日から鼻歌で歌いそうです。 くせになりそう!

 その後、ヘブンアーチストin 銀座、ふるさと観光PRキャンペーン、「まるごと高知」の皆さん方による伝統舞踊などを楽しみました。来年は第10回、早くも楽しみにしています。

 

 

◆ 湾岸エリアから望む 中央区晴海 と 外国客船

[隅田の花火] 2015年5月 3日 14:00

4月29日水曜日の祝日、湾岸エリアを散歩してきました。

 

中央区ではありませんが、 芝浦埠頭側からレインボーブリッジをお台場方面へ歩いて渡りました。左側に中央区晴海を眺めながらのウォーキングです。

レインボーブリッジは歩いて渡れる橋なんです。私も今回が初めて。歩道は両側にあるのでもちろん中央区のある北側を選びます。

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レインボーブリッジの歩道をずっと歩いていくと、景色の写真パネルがあるチョットした休憩スペースが現れます。よく、山の頂上にあるような解説付きのパネルです。

下の写真ですが、上部は歩道に展示されている景色の写真パネルで、下部の白い部分は実際の風景、見比べながら景色を眺めることができるわけです。

s_hanabi18-2.jpgん? このパネルですが、実際の風景と比べてみると何だか全然違います。勝どきや晴海にあるはずの高層ビルが全然ありません。

それもそのはずで、このパネル、おそらくレインボーブリッジができた頃、20年前頃の写真で、今は無い晴海の東京国際貿易センターなども写っています。

 

 

20年前頃というと、バブルの崩壊後の時代。その前の高度経済成長による都市化、さらにバブル時代の地上げなどで中央区は人口減少に悩まされ、1953年に17万人あった人口が97年には7万人近くまで減ってしまいました。

しかしその後の努力が実り、つい最近、4月27日に51年ぶりに14万人を突破したという発表がありました。若い世代が増え、高齢化率も23区の中で最も低くなったということです。

s_hanabi18-3.jpgこのレインボーブリッジからの20年前頃の景色と現在の高層マンション群の景色を比べてみると、そういった人口の増加も当然だなと思ってしまいます。

 

 

「晴海客船ターミナル」には大型の外国客船が来航していました。

s_hanabi18-4.jpgVOLENDAM(フォーレンダム)というオランダ籍の船で、61,214t、全長238mもあります。長さだけでいうと勝鬨橋の長さが246mなのでそれに匹敵する大きさです。

 

 

橋を渡ったあとは

→お台場を素通りし、

→豊洲新市場建設地を通過、

→晴海大橋を渡って中央区晴海地区に入り、

→晴海客船ターミナルを経てほっとプラザはるみまで、

10Kmくらいの長いウォーキングです。

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豊洲の新市場建設地から見た晴海方面です。このあたりは休日返上で工事が進められています。

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ですがこの日、豊洲新市場の観光施設の計画が白紙になる報道がありました。なかなかうまく事が進まないようですが、最終的には成功することを祈ります。

 

ん~、だんだん晴れてきて青空が出てきました。

 


晴海大橋を渡り、「晴海客船ターミナル」に着きました。デカい。間近でみ見ると本当にデカいです。この船。

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いゃ~、一度はこういうのに乗ってみたいですね。

s_hanabi18-8.jpg近くから見ないと味わえない感動もあります。

晴海には定期的にこういった客船がやってきますので、チェックしてみてはいかがでしょう。

 

●東京港客船入港予定

http://www.kouwan.metro.tokyo.jp/kanko/cruise/nyukou.html

 

最後に高い煙突のある「ほっとプラザはるみ」に立ち寄ってみます。以前に写真をとったこの場所、少しだけ風景が変わっています。

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「ほっとプラザはるみ」の屋上から見た、オリンピック選手村の建設予定地です。オリンピックの後は人が住む街にするということですので、中央区はまだまだ人口が増えていくことになりますね。

s_hanabi18-10.jpgあ~。結構長い距離でしたが天気にも恵まれ、なかなか楽しむことができました。

 

ここ晴海では、5月23日(土)・24日(日)に第67回東京みなと祭が開催されます。

http://www.tokyoport.or.jp/minato67/index.html

 

いろいろなイベントも催されるようですので、晴海に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

銀座通郵便局に「銀座ジオラマ」がやってきた!

[銀造] 2015年5月 1日 09:00

 大崎高校ペーパージオラマ部の生徒さんの汗と涙の賜物、「銀座ジオラマ」が銀座通郵便局でご覧になれます。

銀座の情報誌「ギンザタイムス」でも取り上げられ、また日本テレビの放送でも拝見したので、前から是非行ってみたいと思っていました。

とは言っても、サラリーマンの身では、なかなか営業時間中には見に行けないなと思っていました。

ところが、こちらの郵便局は営業時間が10:00から18:00までなので、私の会社は17時終業なので十分見に行けました。

本題に戻りましょう!

 

銀座通郵便局は、中央区銀座2丁目7-18にあり、英國屋さんと同じ建物の3階にあります。

エレベーターで3Fに上がりました。お目当ての「銀座ジオラマ」は、切手などを販売しているカウンターの右後方に展示されていました。

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昭和初期の雰囲気が良く出ていて、都電が走っている風景など、皆様には懐かしいなと思われる方もいらっしゃると思います。

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和光さんの建物は窓が沢山あり、手の込んだ作品だと思いました。

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応対して頂いた高山稚子局長さんのお話で、

「大崎高校ジオラマ部の生徒さんは製作中に泣き出したという逸話」をお聞きし、

日本TVで見た時の生徒さんの「紙をカッターで切る練習」、「顧問のお話の、1mmの狂いも許されない!」を思い出し、「さも、ありなん!大変でしたね!」と心で呟きました。

(実は、私も切り絵に挑戦し、和光さんのビルを題材にしたことがあるので、大変なことは分かるのです。巧拙は別にして・・。

 

銀座でお買い物の途中、ちょっと訪問なさっては如何でしょうか?

ちょうど、こちらの郵便局は「25周年で小型記念印を窓口にて押印」しています。

(そのご案内は、こちらのブログを→/archive/2015/04/-415.html

 

銀座で良い物をお買い物、お食事されて、そのひと時、ちょっとお友達、あなたの大切な方に、「銀座発」のメッセージ!

自己満足で、「洒落てるなぁ!」と思う銀造でした。