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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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奈良・西大寺展

[お江戸のマーシャ・堀内] 2017年4月20日 14:00

出身が大阪である筆者にとって、日本の歴史といえば、京都の平安京(794年)の都を
思うのだが、而して、その前は平城京、奈良に都があったことを、今回、三井記念美術館の"奈良、西大寺展"は、思い出させてくれたような気がする。

 

奈良時代後期、大仏で世界的に有名な東大寺に相対する位置に建立された西大寺、時代の盛衰を経て、鎌倉時代中期には叡尊という高僧が、"興法利生"という理念を持ち、仏法とともに、医療福祉に力を入れ、民衆を救済しようとしたと言う。

 

毎年、4月と10月に西大寺で行われている"大茶盛式"は、当時は高価な薬だったお茶を、両手に抱えるほどの大茶碗で皆で回し飲みすると言う行事、これも、普段忘れがちな"皆で辛苦幸福を分かち合う"という表れと思われる。

 

展示室には多くの仏像、金属製の密教法具、お経、仏画が陳列されている。
どれも精巧な造りで、これらが1000年前後前に造られたものとは、いつもながら驚かされる。
特に、叡尊(興正菩薩)坐像は今でもどこかの寺院に居られるような生きているような感じがする(90歳の大往生)、文殊菩薩像の優しげな眼差し、愛染明王の怒り、太山王(冥界で使者を裁く)坐像の憤怒の力強さがひしひしと伝わってくるような気がします。

 

三井美術館で、しばしの瞑想を、忙しい現代に必要なマインドセットをされても良いのかもしれません。

6/11まで開催されています。

 

 

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1 国宝 金銅透彫舎利容器 鎌倉時代
奈良・西大寺
画像提供:奈良国立博物館(撮影 佐々木香輔)
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2 重文 塔本四仏坐像 釈迦如来坐像 奈良時代
奈良・西大寺
画像提供:奈良国立博物館(撮影 森村 欣司)
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3 国宝 興正菩薩坐像 鎌倉時代・弘安3年(1280)
奈良・西大寺
画像提供:奈良国立博物館 (撮影 森村 欣司)
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4 重文 愛染明王坐像(4/15~5/14展示) 鎌倉時代・宝治元年(1247)
奈良・西大寺
画像提供:奈良国立博物館(撮影 森村 欣司)
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5 重文 文殊菩薩騎獅像及び四侍者立像のうち文殊菩薩坐像 鎌倉時代・正安4年(1302)
奈良・西大寺
画像提供:奈良国立博物館(撮影 森村 欣司)
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6 重文 普賢菩薩騎象像 平安時代
京都・岩船寺
画像提供:奈良国立博物館(撮影 森村 欣司)
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7 重文 吉祥天立像(6/6~6/11展示) 鎌倉時代
京都・浄瑠璃寺
画像提供:奈良国立博物館(撮影 佐々木 香輔)
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8 重文 太山王坐像 鎌倉時代・正元元年(1259)
奈良・白毫寺
画像提供:奈良国立博物館(撮影 森村 欣司)
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9 重文 釈迦如来立像 鎌倉時代・徳治3年(1308)
神奈川・称名寺金沢文庫保管
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各画像は三井記念美術館様の所有となります。二次利用は固くお断り申し上げます。

 

 

比叡山・千日回峰行者 御来臨

[健さん] 2017年4月19日 16:00

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「比叡山・千日回峰行者」

 

人形町通りの両脇に写真のフラッグが歩道に飾られています。

 

5月11日に人形町にある大観音寺に比叡山・千日回峰行者(せんにちかいほうぎょうしゃ)である光永圓道大阿闍梨(あじゃり)様がいらっしゃるということです。

 

比叡山山内で行われる、天台宗の回峰行の非常にきびしい修行を終えられた満行者で、過去50人、戦後13人しかいない過酷な修行を終えた方だそうです。

 

 大観音寺(おおがんのんじ)は江戸三十三番観音札所第三番としてあがめられている仏さまで、ご本尊として鎌倉の新清水寺にあった巨大な鉄の観音様の頭部像(東京都の指定文化財)が安置されています。

 

千日回峰行者が御来臨する御本尊不思議顕現が行われる5月11日の特別護摩祈祷とお加持の申し込みが4月1日から前日まで受け付けています。

 

人形町通りに面している小さなお寺ですが人形町散歩の際はぜひともお参りを・・・

 (人形町1-18-9)

 

 

 

東京アートアンティークでアートな気分に浸る

[saru] 2017年4月18日 16:00

DSC_1240z.jpgこんにちは、saruです。

 

15日、京橋での用事を済ませ、裏道沿いに家路を歩いていると、赤白のパンフを持った方々を見かけました。改めて見回すと赤い小旗とポスターがそこかしこに。「数寄です、美術の街 東京アートアンティーク」と書いてあります。京橋・日本橋は知る人ぞ知るアートの街で、年1回、気軽に美術に触れられる地域イベントとして東京アートアンティークが開催されているのを思い出しました。絵画とか古美術とか殆ど縁がない私は一瞬逡巡しましたが、特派員として「やらいでか」と一軒の古美術店へ。そちらでは昔の縄文土器、須恵器が花器として並んでおり、こういう使い方もあるのかと驚きました。その後10店程、猫の絵画の展示会、古代オリエント美術品、北大路魯山人展や陶磁器・焼物などを観ました。勿論並んでいるのは売り物で、この期間だけの特別セールもしています。最後におじゃました『メゾンドネコ』では生き物をテーマに、絵画やオランダの古いタイル、九谷焼などが並べられており、丁寧な説明もいただきました。ちょうど九谷焼の作品の作者で絵付師の河端理恵子さんがいらっしゃり、お話を伺えました。河端さんの作品は繊細な線と点、鮮やかな色彩と調和のとれた構図の素晴らしいものです。釉薬を塗って焼いた基本形のうえに描くそうですが、こんな細かい線を一本一本筆で描くというのにびっくり。色ごとに焼きを入れるそうで、小さなものでも完成までに結構な時間を費やすそうです。この日は90店近くの参加店のうち、わずかしか回れませんでしたが愉しい時間を過ごせました。画廊なり古美術店なりにちょっと入りにくいなと感じる方は多いと思います。私もそうですが、今回見て回って、その敷居がだいぶ低くなったかなと思います。DSC_1243z.jpg(写真は河端理恵子さんと作品)DSC_1244z.jpg

 

 

 

東京の海の玄関 晴海で東京みなと祭り 5月27・28日

[saru] 2017年4月17日 09:00

こんにちは、saruです。

みなさん、東京の海の玄関が中央区にあるのはご存じですか? 今回ご紹介する晴海客船ターミナルがそれです。 東京港に入港する大型客船はここに接岸します。他にも外国の帆船や軍艦などが入港して一般公開したり、南極観測船のしらせがここから南極に出港していきます。 船の好きな方は、東京港のHPの入港情報などチェックされると良いのではないでしょうか。

 

さて、来月の5月27・28日に晴海客船ターミナルでは第69回東京みなと祭が開催されます。東京港が国際港として開港したのが1941年5月20日。もともと晴海の周辺は東京湾の最奥で、隅田川の河口にあたるため遠浅で大型船は入れませんでした。 それが関東大震災で救援物資を積んだ船が入れなかったことから東京港が整備されることになったと聞いています。 みなと祭は東京港開港を記念して毎年この時期に開催されています。内容は消防庁による「水の消防ページェント」のほかまだ発表されていないようですが、例年だと屋台や伊豆諸島や各地の物産展、演奏会、実習船や消防艇の公開、フリーマーケットなどをやっていて1日中楽しめます。 また、レストラン船などの無料体験乗船やバスでの東京港ビューポイントツアーも予定されていて、希望者を募集中です。(募集締切4月17日消印有効 詳細は第69回東京みなと祭のHPで)

 

そんな晴海客船ターミナルですが、あと数年で姿を消すかもしれません。というのは、世界の客船がどんどんと大型化してレインボーブリッジの下をくぐれなくなり、近年は豪華客船の接岸はぐっと減っていました。 また、今度の東京オリンピックで晴海に選手村が作られ、その後の跡地利用についても関係しているようです。

是非、まだ広々とした「空間」の残る晴海客船ターミナルに足を延ばしてみてはいかがでしょうか。写真は2013年のみなと祭の様子です。DSCN1398.JPGminato01.jpg

 

 

 

初めての「写経」―奈良まほろば館

[滅紫] 2017年4月14日 18:00

共通の知人が亡くなった後、友人の一人は毎週1巻ずつ般若心経を納経した。1年間。

 

1年後に聞き「そういう悼み方もあるのか」と若かった私はとても素敵に思ったものだった。その時から〇十年、HPで見つけて申し込んでみました。初めての「御写経」体験です。場所は奈良県のアンテナショップ、日本橋にある「奈良まほろば館」の2階です。

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定員20名ですが、満席。吃驚したのは若い女性が殆ど。「写経」ってシニア層のイメージありませんか?講師は薬師寺執事の生駒基達氏です。「般若心経」「父母恩重経」から選ぶことができます。「写経」といえば「般若心経」のイメージが強いので私は「般若心経」に。輪袈裟を着け、薬師三尊に礼拝、般若心経を唱和すると、いよいよ写経です。ちょっと緊張します。「一筆で3-4文字ずつ書いてください」お手本を下敷きにして「写す」のですが、墨の含ませ方が足りないのか一文字書くともうかすれます。ここで読書用メガネを忘れたのに気が付きました。用紙が重ねてあるので下のお手本の文字がよく見えず、何回かひっくり返すことに。そのうち調子が出てきて墨つぎもスムーズになったと思ったらおしまい。「もう一枚書くと巧くかけるのに・・」書いている間は「正確に綺麗?」に没頭。全く雑念無。40分弱ですが、その間何も考えず書くことに集中。これぞ「無心の境地」です。「お写経」終了後に生駒執事の法話、今日のテーマは「釈迦降誕」お釈迦様の「お涅槃」(没年)ていつかご存知ですか?お誕生の花祭りはご存知の方も多いと思いますが、クリスマスは日本中知らない人はいないのに、考えてみれば不思議なことですね。お教えしましょう。(ナンテ偉そうに言っていますが恥ずかしいことに私も初めて知りました。)バレンタインの翌日、2月15日です。覚えました!生駒執事の軽妙な語り口で前世の釈迦の話、「鹿の王」「捨身餌虎」など伺い、昔の記憶がよみがえりました。まほろば館を出ると雨になっていましたが、何だかとてもすっきりした気分です。

 

奈良まほろば館では「万葉古代学」「まほろばソムリエの深イイ奈良講座」など年間約180の文化講座を開催しています(かなり先の講座も満員御礼に)。この「写経教室」もその一つで連続講座ですが1回だけの受講も可能です。お申し込みはHPからになっています。定員20名なのでご興味のおありの方はお早めに。今回の講師をされた生駒執事は薬師寺東関東別院潮音寺の住職も兼務されており、このお寺、東関東大震災による液状化現象で甚大な被害を受けその修復費用の寄付金募集をされています。

詳細はhttp://choonji.blogspot.jp/

指定寄付金になっています。

 

「写経教室」5月9日 6月12日 19時~21時 3000円 写経道具は貸していただけます。

 

 

シリーズ・子連れで春の日本橋おさんぽツアー その4:日本橋川&隅田川&大横川のお花見クルーズ

[えだまめ] 2017年4月14日 09:00

桜の中で楽しんでいる「春の日本橋おさんぽツアー」。

いよいよ本日のメインイベント。

それは。

お花見クルーズ船に乗ろう!」というもの。

今回は

「株式会社 東京湾クルージング」さんの

http://ss3.jp/nihonbashi-cruise/

45分コース(大人2000円・小学生1000円)

を利用しました。


乗船場所は「日本橋船着場」。

日本橋のたもとにあります。

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桜満開!きれいです。


階段を降りたところが船着き場。

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「双十郎河岸」という碑がありました。

2011年に坂田藤十郎・市川團十郎のお二人が

揃って船乗り込みを行ったことにちなんで命名された、のですよね。

(これも中央区観光検定で勉強して得た知識


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乗船したのはこちら。

屋根がないタイプで、だいぶ開放感があります。

ライフジャケットを全員着たのを確認して

(小学生たちにもちゃんと子ども用が用意されていました)


いざ出航!!

※これ以降の写真は娘・あずきを膝の上に載せながらの撮影なので

だいぶゆがんだ感じのものが多くなります

見づらいかもしれませんがご容赦ください


出航してから上の方に高速道路を見ながら

日本橋川を進みます。

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意外と水鳥も飛んでいましたよ。

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霊岸島の水門のところで船は日本橋川から亀島川へ。

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そして隅田川の本流へ!

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目の前には佃・月島の高層マンション群と、満開の桜!

それまでより一気に川幅も広がるので

ぐっと開放感も感じられる絶景スポットです。


船のガイドさんが

「船をターンさせるタイミングで、中央大橋の真ん中の逆Vの字になっているところに

スカイツリーがすっぽり入る瞬間があるので、写真撮ってみてください」

とのこと。

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・・・失敗しました。

スカイツリーは逆Vの字の中に入ったのですが橋の上の方が見切れてしまいました。

ほんとに一瞬のシャッターチャンスだった、ってことですね。

皆さん、もっと上手に撮ってみてください


そして船は江東区側の大横川へ。

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見渡す限りの桜並木が川の両サイドに広がっています!

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しかも、水面近くまで桜の枝が伸びていて。

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屋根のない、この形の船だからこその絶景を味わうことができました。

小学生ちゃんたちの笑顔もはじけていて

春休みのいい思い出になったようです。

もうすぐ2歳のあずきにとってもいい経験だったようです。

なぜなら、普通に道を歩きながらだと、小さい子の目線には桜の花の位置は高すぎて

あまり目に入ってない感じがしていて。

これなら目線の位置で桜の花を見ることができたので

「桜のお花きれいだね」っていうことが少しでも伝わる状況だったかなぁ、と。

最後に日本橋の下を通過するときにガイドさんから

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「獅子と目が合うと願いがかなうんですよ」

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とのこと。

小学生たちは頑張って目を合わせていて、

おまけに船を降りた後も日本橋の獅子麒麟

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三越のライオン像にまで目を合わせようと頑張っていました。

「あのねっ!全部で8回も目が合ったんだよ!!」

新学年、いいことがたくさんあるといいね、みんな。



そして。

お花見クルーズ以外のプランも色々HPに掲載されていましたので

興味のある方はぜひ!

もっとあたたかい季節になったら、もう一度船に乗りに行きたいなと思っております。

http://ss3.jp/nihonbashi-cruise/


~つづく~