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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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国際交流のつどい2012 築地

[ナタリー] 2012年11月24日 14:00

先週17日土曜日は、築地社会教育会館(通称:築地社教)で国際交流のつどいが開催されました。主催は、中央区文化・国際交流振興協会ですが、私はこちらのボランティアスタッフをもともとやっておりまして、当日は、スタッフとしてもお手伝いしました。今までは、開催時間中ずっと働いてたのでまわりのイベントを体験したことなかったのですが、参加してみるとほんとに楽しいです!happy02

築地社教1階から4階まで、全て今回のつどいで貸切!生け花、茶道、着付の体験から、和太鼓の体験まで。日本人でも経験ある方は少ないのではないでしょうか。それが、一日でいっぺんに体験できてしまうという・・・素晴らしい!shine

1階は、和太鼓体験。先生がお手本にうつ太鼓の音にあわせてみんなでマネしてみます。
一緒に太鼓をたたいた人に感想を聞いたら、「Awesome!!」と興奮してましたhappy01
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2階は、踊りのコーナー、日本の遊び・外国の遊び、サリー着付体験など。
12時からは、スリランカ舞踊がありました。写真の踊りは、神様にささげる踊りだそうです。
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13時からは、盆踊り。こちらは、参加型ですhappy01 私も20年ぶりに踊りましたが、最近の盆踊りは、「ダンシングヒーロー」を踊るんですね!
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3階、生け花、茶道、風呂敷など、日本文化を中心に体験ができるコーナーがたくさんあります。
私も風呂敷包みの体験をしましたが、包み方はさほど難しくなく、アート的にも美しく、改めて風呂敷の良さを感じることができました。

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茶道では、本格的に和菓子も頂き、美味しいお茶を頂きました。


4階、防災、防犯コーナー、スリランカコーナー、スリランカカレーやけんちん汁が食べれる料理コーナーもlovely 国際交流コーナーで交流もできます。

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防災コーナーでは、非常食の試食や、防災グッズが見れます。

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国際交流がテーマなだけあり、外国人向けの防災情報も提供してました。
こういう取組は大事ですよね。
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一日であらゆる体験ができ、大満足のイベントでした。
中央区文化・国際振興協会では、月に1回、中央区に在住・在勤の日本人と外国人の交流を目的に国際交流サロンを開催しています。12月は、日本のお正月の遊びをしながら、国際交流をします。楽しそうですね~good 詳しくは振興協会の国際交流サロンのページをご覧ください。
 

 

文具の店 G.C.PRESS 銀座直営店

[銀造] 2012年11月13日 08:30

SONYビルから壱番館と西銀座通りを進むと、みゆき通りを渡ったところに文具の店、「G.C.PRESS」というお店があります。 今まで気付かなかったのですが、今年2周年を迎えました。ちょっとお店の中を拝見すると、イタリー製の手帳、銀座らしく黒革の手帳もあります。 お値段は、7,500円ぐらいで手頃な価格です。sun新年の手帳の買い替えなどをお考えの方に、お勧めです。

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祝儀袋も外国の方へのお祝い用のものもあります。 封筒も雪の結晶をデザインしたすてきな物があります。

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小さなお店ですので、良い物、必要な物を手っ取り早く見つけられますよ。 気軽にお立ち寄り下さいと、店長のメッセージでした。詳細は、こちらを!http://www.gc-inc.co.jp/g01.html  

 

 

中央区 買い物散歩 Oct.2012

[銀造] 2012年11月 5日 21:30

10月27日、佃から中央区を楽しく歩きました。 手元にあった資料は、オータム銀座と日本橋のイベント、宝探しなどのリーフレットでした。 そうだ!今日は、買い物巡りをしよう!と思い立ちました。flair 佃の佃煮屋「佃源 田中屋」さんでは、今日も素敵な女将さんが笑顔で迎えてくれました。今日は、「松味落」という松の実と、昆布を調味した佃煮を、初めて購入しました。 DSC00097.jpg

名所旧跡の説明板を読んで、中央大橋から八丁堀方面へ向かいました。 隅田川はセーヌ川と姉妹河川提携をしているのですね。 中央大橋の真ん中あたりに設置されている銅像とその下にある、ジャック・シラク氏個人名でのメッセージは覚えています。やはり、市民レベルでの交流が大切だなと改めて想いました。中央大橋を沢山の方々が楽しく散歩されていました。 ここからの東京スカイツリーも見映えが良いですね。

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八丁堀では、中央区和生菓子協同組合の会員である「西八丁堀 青柳」さんで、「献上菓 名代 菊最中」 2個を買い求めました。 銀造が、中央区和生菓子協同組合加盟店の全店訪問を目指していることをお伝えすると、加盟店の特徴や由緒を教えて頂きました。紅葉maple、菊などの季節の草花を模した素敵な和生菓子が陳列されていました。中央区の和生菓子の伝統と歴史は多くは江戸時代に溯るとか、お教えを頂きました。

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 おっと、今日の晩酌のおかずも買わねばと思い、日本橋へ。アンテナショップの「山梨館」、「おいでませ山口館」へ。山口館で、仙崎蒲鉾fishを購入して、お勘定を済まそうとすると、レジ係のお姉さんの襟元に素敵な缶バッジが光っているannoyではありませんかthunder 尋ねると、お龍さんを売り出しの缶バッジだとか。 エッ? 坂本龍馬とお龍さんは、下関にも滞在したことがあるとか、へえェ!知らなかったなぁ! NHKの大河ドラマでは、拝見しなかったけど、中央区役所から、京橋プラザの辺りの「蜊河岸跡」、東京駅八重洲口手前の千葉定吉道場跡などを巡った楽しい記憶が甦ってきました。 レジのお姉さんに、「頂戴!」ってねだると、ポケットをごそごそと探って、素敵な缶バッジをくれました。

それではというわけでは有りませんが、「しとしとピッチャン、しとピッチャンnotes」という歌の調べが頭をよぎりました。 そうだ、呉服橋から一石橋、常盤橋、両国橋と橋巡りをしようと思いつきました。 折りしも、常盤小学校開校140周年記念の式典が執り行われていました。お目でとうございますsun 

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 近くの、近三ビルデイング は、東京都選定歴史的建造物の指定を受けた建築物です。江戸通りを進み、小伝馬町辺りで安価な靴を見つけ、誘惑に負けて購入。これが、本日の買い物ツアーになるとは思ってもみなかったなぁ。 柳橋の紅の欄干に飾られた簪のデザインに改めて、うっとり。両国広小路の説明板、両国橋の袂から、由紀さおりさんの「両国橋」を口ずさみながら、川沿いを下流に歩いていると、素敵なお嬢さんが、歴史の説明板を読んでいる風景。

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 例によって、気さくに声をかけた銀造です。気軽に打ち解けていただいて、先ほど買い求めた、「八丁堀 青柳」さんの「献上菓 名代 菊最中」を一緒に食べて、素敵な一時を過ごせました。

そんな時に、オータムギンザのイベントを思い出し、少ない後ろ髪を引かれる想い(自分だけそう想っている?)で、都営浅草線東日本橋駅へと急ぐのですが、途中で薬研堀移動商店街のイベントがあるとの立て看板。eye これは、見逃せません。 <でも、このレポートは次回に>

 銀座では、オータムギンザのレストラン・ウイークrestaurantが開催初日です。また、11月9日が締め切りの「観光写真コンクール」にも応募しようと思い、銀座で題材を探しつつ、秋冬用のジャケットを買い求め、帰りは大きな紙袋を3袋も抱えての帰宅でした。 楽しい一日でした。happy01

 

 

区内寺社巡礼~第3番『カトリック築地教会』

[下町トム] 2012年11月 1日 09:00

中央区の聖地を巡り、吟行を兼ねて散策を楽しむシリーズの第3弾です。


今回は趣向を変えて、明石町にある〔カトリック築地教会〕を訪ねてみました。 

築地協会2012秋_R.JPGとある秋の日にこの教会を訪れると、緑の木々に囲まれて、穏やかな佇まいを見せてくれました。

明治維新の後、キリスト教布教のために来日した神父たちがはじめは稲荷橋近くの商家を借りて仮の教会としたところから歴史が始まります。その後、日本では長崎、横浜に次いで、1874(明治7)年に、聖堂が創建されました。


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ところが、この最初の聖堂は関東大震災で消失したため、1927(昭和2)年に改めて建てられたのが現在の聖堂です。一見石造りに見えますが、実は木造モルタル造りだそうです。

パルテノン神殿に見られる古代ギリシアの建築様式「ドーリア式」(ドリス式ともいう)に拠っており、正面には6本の柱が存在感豊かに並んでいます。聞くところによると、パリの〔聖マグダレナ教会〕(仏語では、聖マドレーヌ教会)を参考にしたといいます。

昨夏、ぼくはパリを訪れた際に、〔聖マグダレナ教会〕にも立ち寄ってみましたが、なるほどよく似ています。パリの中心部と同様に、東京の真ん中である中央区に由緒ある教会があることは誇りに思います。


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教会内部には、1876(明治9)年にフランスで鋳造されたという銅製洋鐘があり、〝江戸のジャンヌ・ルイーズ〟として親しまれています。なお、聖堂は東京都選定歴史的建造物ならびに、洋鐘とともに中央区の区民有形文化財にも指定されています。


聖堂の影が静かな雰囲気の中で庭に伸びています。周りの緑に溶け込んで、心が安らぐ空間です。

あかつき公園2012秋_R.JPGさて、教会から少し歩くと〔あかつき公園〕があります。地域のイベントにもよく使われるこの公園は地元の憩いの場所でもあります。園内には季節の草花が植えられており、訪れる人にアクセントを与え、風景に彩を添えてくれています。

親子連れやお年寄りはもちろん、ビジネスマンが一息つく場所としても活用されているようです。


折峰ベーカリー_R.JPGさらに築地市場方面に歩くと〔折峰ベーカーズ〕というしゃれたお店があります。ぼくのお気に入りのパン屋さんです。味は折り紙つきです。全粒粉のオーソドックスなものから、様々な工夫のある菓子パンまで、ラインナップも豊富です。

 

明治以来のエキゾチックな雰囲気を残す明石町界隈は休日の散歩におすすめです。秋の爽やかな空気の中、ゆっくりと歩いてみてはいかがでしょうか。

 

最後に今日の一句。

聖堂の柱の襞の秋深し


 

 
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