中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事


◎特派員の商店街訪問(第4回)◎温もりと味わいのある町並みが心に残りました/湊連合商栄会

[下町トム] 2010年5月20日 10:00

商業の中心地・中央区には元気な、にぎわい商店街が数多くあります。

地元から愛され、住民とともに栄え、親しみのある商店街を、特派員が訪ねて、見て、聞いた商店街の"今日そして明日"。そのイキイキとした魅力と活力、とっておきの情報などをお伝えしている、中央区の商店会・商店街を紹介する「特派員の商店街訪問」第4弾です。

*******************************************************

 

◎特派員の商店街訪問(第4回)◎

温もりと味わいのある町並みが心に残りました

/湊連合商栄会

 

隅田川の川沿いに落ち着いた佇まいを見せる町〝湊〟。・・・名前からもうかがえるように、江戸時代から明治初期頃まで、多くの船着場が存在したところです。その後、海はどんどん沖に離れていき、今では船乗りたちが闊歩した荒々しい雰囲気はありませんが、どこか懐かしい香りのする町並みが続いています。今回は、この湊1~3丁目を商域とする〔湊連合商栄会〕の日比浩会長(株式会社旭松堂 代表取締役)をお訪ねし、いろいろとお話をうかがってきました。

 

 

現在の商店会の状況はいかがですか

日比会長(以下、会長)「バブル前には56、57もあった会員の店が今では11に減りました。〝商店街〟とは呼べないかもしれませんが、それでも絆を強めて地域に貢献するように努めています。夏や歳末には〝大売り出し〟を企画したり、観光協会とタイアップして、秋に〝植木・草花市〟を催したり、地域を盛り上げるための工夫もしています」 

ck0914.0520.jpgのサムネール画像特派員「やはり、消費者の購買行動は変化したでしょうか」 

会長「そうですね。マンションが増えて、大型小売店やコンビ二などで買い物をする人が増えたと思います。今は少しでも地元商店の存在を示そうと、イラストを入れたチラシなども作成してアピールに努めているんですよ」 

特派員「随分とかわいらしいイラストですね。どなたが描かれたんですか?」 

会長「実は近くに住む孫娘が描いてくれたんですよ。かえってプロが描くよりいいんじゃないかと思い ましてね・・・」

特派員「とても親しみを持てて素敵な絵だと思います。この商店会にピッタリではないでしょうか」

 

 

ご自身のお仕事について聞かせてください

 

会長「私どもの先祖は江戸末期に現在の愛知県から東京に移ってきたようです。漁師をやめて船大工になり、やがて技術を生かして桶や樽を製造するようになりました。月島にあった砂糖工場に納めていましたが、やがて時代の流れとともに需要が無くなり、その当時の当主だった父親が〔砂糖に関係するもの〕から連想して洋菓子店を始めたのがきっかけです。その後、私が店名をある洋画家の助言をもとに〔メイユール〕と改めました。そのまま現在に至っています。かつてはパンの製造もしておりましたが、今は販売のみに特化しています」

※筆者注:メイユール(meilleur)とは英語の「better」。「より良い」という意味の仏語。

ck0914.05202.jpg特派員「地元に密着したパンと洋菓子の店ですね。先ほど店先を眺めておりましたら、惣菜パンなどがおいしそうに並んでいました。今はどんな商品が人気ですか?」

会長「パンはもちろんなんですけれども、少し前から弁当の販売を始めましたが、今はそれが人気なんです。コンビ二ほど格安ではありませんが、何と言っても朝から手作りで丹念に作っていますから、味には自信があります。」

特派員「きっと健康管理や味覚を大切にする人が増えてきて、〝本物の味〟を求めるようになったんですね。これからの商店街の活路のヒントになりそうです。ところで、会長は店頭に立たれるんですか?」

会長「毎日、朝、昼、夕方と忙しい時間帯には必ず店におりますよ」

特派員「会長の変わらぬ笑顔を楽しみに来店されるお客様もきっと多いんでしょう。できる限りお姿を見せて下さるよう私からもお願いします」

 

この辺りはもともと商店が多かったのでしょうか

 

ck0914.05203.jpg会長「昔は上方からの酒や醤油や炭といった物資が舟でこの地区に水揚げされました。したがって諸国からいろいろな人がやってきたんです。さらには、今の鉄砲洲稲荷神社とは場所が異なりますが、水辺近くに神社があって、遠くから参詣の方もたくさんお見えになりました。そんな様々な人たちが歩く道の両側には多くの商家が軒を並べ、それは賑やかでした。(※筆者注 写真は現在のその通りの様子)それ以外にも個人経営の商店や家内工業の家がこの一帯にはたくさんありましたよ。ほかには、今の中央小学校脇に〝縁日通り〟と呼ばれる小道があり、月に何回か露店が並びました。子どもの頃は楽しみだったですね」

特派員「きっと多くの方々がこの界隈で仕事をしたり買い物をしたり散策をしたり、昔から居心地の良い町なんですね。」

会長「八丁堀あたりには映画館やダンスホールもありましたし、ちょっとした繁華街でした。あとは、季節ごとに売り声とともにやってくる担ぎの商人の姿もよく見られたものです」

特派員「そんな風情ある歴史を後世に語り継いでほしいと思います」

会長「そうですね。町の歴史を残しておきたいと思っています。そして昔からの良い雰囲気は今後も大事にしたいと思います」

 

 

ところでこのご自宅はまた味わいがありますね

 

  ck0914.05204.jpgのサムネール画像会長「築90年近くたっています。父親がそれなりにデザインに凝って造ったものですから、当時はけっこう目だったはずですよ。少し二階なんかご案内しましょうか」

 

※この後、二階の書院造の部屋を拝見

 

ck0914.05205.jpg特派員「これはまた立派な和室ですね。柱や欄間、床の間いずれも良い素材を用いてしっかり造ってあることが伝わってきます。外観もこの町並みにも溶け込んでいます。今となっては貴重な財産ですから、大切にしていただきたいと願っています。」

 

 

今後の目標は何ですか

 

会長「この近くで市街地再開発の計画があります。何年か先に具体化する折には、地元の発展のためどのようにすればいいか、一所懸命考えてみたいと思います」

特派員「できれば新しい商店が増えて町の賑わいに寄与するといいですね。若い世代の意見も集めて、新しい町づくりに商店会が中核的な役割を果たされることをお祈りしています」

 

 

pencilインタビュー後記

 

80歳を超えたとおっしゃる日比会長は、声も姿勢も若々しく、鮮明な記憶と体験をもとに魅力に富んだお話をして下さいました。初めてお目にかかった私に丁寧に接して下さるそのお姿に、親しみとともに永年のご努力とご研鑽によって培われた矜持を感じました。

地元を愛し、人のつながりを大切にする昔ながらの商店会。これからも末永く発展することを祈るばかりです。

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

 

 

 

◎特派員の商店街訪問(第3回)◎ 365日午後はホコ天/銀座すずらん通り商店会

[サム] 2010年5月14日 17:00

商業の中心地・中央区には元気な、にぎわい商店街が数多くあります。

地元から愛され、住民とともに栄え、親しみのある商店街を、特派員が訪ねて、見て、聞いた商店街の"今日そして明日"。そのイキイキとした魅力と活力、とっておきの情報などをお伝えしている、中央区の商店会・商店街を紹介する「特派員の商店街訪問」第3弾です。

*******************************************************

 

◎特派員の商店街訪問(第3回)◎

365日午後はホコ天/銀座すずらん通り商店会

 

日本を代表する繁華街、銀座。

その銀座の中心4丁目交差点から1本西側に入ったところに位置する「銀座すずらん通り」。

今回お訪ねするのは5丁目の「銀座すずらん通り商店会」。

CIMG2500RS.JPG    CIMG2499RS.JPG    CIMG2497RS.JPG

100mとコンパクトな商店街ながら伝統的文化工芸を扱うお店から最先端の飲食店まで個性豊かな業種が並んでいます。

会長の清水薬局店主清水誠治さんにお話を伺いました。

尚清水薬局さんは創業大正13年。サトちゃんミュージアムもあるこだわり調剤薬局です。

 

CIMG2587RS.JPG   CIMG2589S.JPG 

 

<清水会長と清水薬局のサトちゃんミュージアム> 

 

Q:「銀座すずらん通り商店会」の創立は? 

A:平成10年。町会の活動とは別に、通りの店主達が集まって、活性化に向け、新たな取り組みをしていこうということで活動を始めました。

 

Q:加盟店の構成は?

A:路面の物販店を中心に、路面および複合ビルに入居の飲食店27店。

 

Q:古くからのお店は?

A:天正12年創業(銀座店は昭和32年)の老舗京呉服の「ゑり善銀座店」さん、うち(前述の通り、清水薬局さんは大正13年創業)、昭和21年創業の「かのこ」などの手作り和菓子の「銀座鹿乃子」さん、昭和22年創業の老舗美術店の「相模屋美術店」さん、など。(明治33年長崎にて創業の文明堂の「銀座文明堂 傳匠」さん<平成21年オープン>もある)

 

Q:お客さんの層は?

A:来街者は勿論、銀座に勤めている方々が多いのではないでしょうか。

 

Q:どのような活動をなさってますか?

A:毎年5月末と12月にお祭りやイベントを開催しています。また、1年365日、午後1時から終日歩行者天国を実施しています。

 

Q:平成22年の「第11回すずらん通り祭り」の概要を教えて下さい

A:今年は5月29日(土)13:00~19:00、5月30日(日)13:00~18:00開催予定です。

posterRS.jpg

★イベント:フラダンスチームによるフラダンス公演(各日数回)

★セール:加盟店によるオリジナルサービス

★模擬店:焼きそば、ビール等

★来街者へのプレゼント:すずらんの鉢、アスパラガス、すずらんバッグ等

※期間中の模擬店の売上の一部は、(財)日本ユニセフ、社会福祉法人中央社会福祉協議会に寄付されます。

例年、通りで開催しておりましたが、今年はたまたまある企業様のご好意により、建設予定地を使用することが出来るので、例年と違いスペースが広がり、来街者の方々にもゆっくりと楽しんでいただけるものと思います。内容も盛りだくさんです。ご家族、ご友人お誘いの上、是非銀座すずらん通りまでお越しください。

 

Q:これから目指される方向

A:皆さんに安心してゆっくりと買い物を楽しんでいただけるよう、いち早く365日、午後1時から終日歩行者天国を取り入れました。商店街が元気なら街も元気!今後とも「銀座すずらん通り祭り」を柱に賑わいのある街づくりを推進していきたいと思います。

CIMG2501S.JPG 

 

pencil追記:

設立10周年を迎える「東京すずらん通り連合会」の資料によれば、都内には「すずらん通り商店街」が20、うち「東京すずらん通り連合会」加盟商店街は8つ。

銀座すずらん通り商店会もその1つです。

尚「銀座すずらん通り」のある4丁目交差点から1本西側の通りは、1丁目から4丁目は「銀座ガス灯通り」、また8丁目は「金春通り」と称されている。

 

*******************************************************

銀座すずらん通り商店会の清水会長

お客様がひっきりなしに訪れるお忙しい中、ありがとうございました。

 

 

続きを読む: ◎特派員の商店街訪問(第3回)◎ 365日午後はホコ天/銀座すずらん通り商店会

 

新たなメンバーが加わりました!

[事務局スタッフ] 2010年5月11日 09:50

中央区観光協会事務局からお知らせです。happy01

 

皆様もお気づきかと思いますが、4月より中央区観光協会特派員に新たなメンバーが加わりました!

2010年度は、新メンバーを含め35名の皆さまが中央区観光協会特派員pencil として、今年度1年間ご活躍いただきます!1年間よろしくお願いいたします。note

そして、昨年度ご活動いただきました皆様、ご協力ありがとうございましたconfident

 

 

さて、今年度の活動は?!

新たに、このブログにて「特派員の商店街訪問」という連載が開始されました!shine

 

これは、特派員が、区内の商店会会長等に特派員が突撃インタビューkaraokeするというものです。

flair 商業の中心地・中央区には元気な、にぎわい商店街が数多くあります。

地元から愛され、住民とともに栄え、親しみのある商店街を、特派員が訪ねて、見て、聞いた商店街の"今日そして明日"。そのイキイキとした魅力と活力、とっておきの情報などを取材し、ブログにてお伝えしますgood

 

月に2~3の商店街をご紹介していただく予定です。

4月の記事を改めてご紹介します。

今すぐチェックsign01

soon 第1回「プロの目利きで逸品が勢ぞろい/築地場外市場商店街振興組合」~写楽さい特派員

soon 第2回 「大銀座の西の玄関口/西銀座通会」~寿敦卿特派員

 

もちろん、中央エフエムで放送中の『中央区観光協会特派員の「大好き!中央区」』もよろしくお願いしますheart04

 

 

 

◎特派員の商店街訪問(第2回)◎ 大銀座の西の玄関口/西銀座通会

[寿敦卿] 2010年4月28日 14:10

商業の中心地・中央区には元気な、にぎわい商店街が数多くあります。

地元から愛され、住民とともに栄え、親しみのある商店街を、特派員が訪ねて、見て、聞いた商店街の"今日そして明日"。そのイキイキとした魅力と活力、とっておきの情報などをお伝えしている、中央区の商店会・商店街を紹介する「特派員の商店街訪問」第2弾です。

*******************************************************

◎特派員の商店街訪問(第2回)◎

大銀座の西の玄関口/西銀座通会

 

皇居やJR側から銀座に入る時に必ず通る道「西銀座通」。

「君の名は」で知られる数寄屋橋もあるこの地域は、西銀座デパートやプランタン、映画館、雰囲気のある喫茶店まで、まさに「銀ブラ」の代名詞である。

今回は、そんな銀座の西の玄関口である西銀座で活動する『西銀座通会』をお訪ねし、株式会社西銀座デパート顧問の雨宮聰さん、事務局長の林憲次さんにお話を伺いました。

西銀座通り事務局.jpg (右2名のうち、奥が雨宮さん、手前が林さん)

 

karaoke 西銀座通会』はどのようにしてできたのですか。

 設立は昭和58(1983)年6月29日です。
 当時必ずしも整備が十分ではなかった通称「外堀通り」(正式名称・都道405号線)の銀座1~8丁目(旧城辺橋・土橋間)の景観向上、「西銀座通り」としての名称定着が目的ですが、併せて、昭和初期には「昔恋しい銀座の柳」と、唄にまで歌われ銀座のシンボルでもあった「柳」の復活・再生も副次的な目的となっています。

 

karaoke その活動拠点である<西銀座通り>の成り立ちを教えてください。 

 通称「外堀通り」の銀座部分(銀座1丁目~8丁目)を、平成10(1998)年、東京都建設局の「東京の顔づくり(シンボルロードの整備)」の指定を受け整備に着手し、2006年に完成しました。今では通りに「西銀座通り」という表示もされています。
 ちなみに、中央区のシンボルロード整備としては、晴海通り(モデル事業)、中央通りに次ぎ3番目です。
 整備完了に合わせ、同18(2006)年5月5日には、第1回「銀座柳まつり」を開催、以後毎年開催を続け今年は第5回目となります。

 

karaoke どのようなメンバーで構成されているのですか。

 ㈱西銀座デパートを中心に沿線の路面店、複合ビルなどのオーナーが主で、現在約90社の会員で構成しています。

 

karaoke どのようなお店があるのですか。

 「西銀座通り」沿線1~4丁目は、西銀座デパートやプランタンなどのショッピングセンターや、銀座インズなど飲食店の集積もさることながら、丸の内東映映画館など文化施設にも事欠かきません。
 また、5~8丁目は6丁目の高級クラブをはじめとしてバーなど歓楽街としての集積度が高く、またソニービル隣の「日動画廊」をはじめとして並木通りとともにギャラリーの数も多いところで、文化レベルの高い地域です。

 

karaoke どのような活動をしているのですか。

 地域ぐるみの景観美化や環境維持への取り組みの原点が、構成員による持続的な日常的活動の積み重ねにあることは当然のことですが、西銀座通会では「美化委員会」を設け、定期的に清掃活動や公道上に放置されている看板・自転車・バイク等の整備を行うなど、景観・環境維持への取り組みを重ねてきており、会員の参加状況も良好です。
 また、年に1回「銀座柳まつり」を開催しています。

 

karaoke 「銀座柳まつり」の内容を教えてください。

 銀座1丁目から8丁目までの「西銀座通り」約1㎞を通行止めにして、毎年5月5日に開催しているお祭りです。今年のテーマは"笑顔"。
 当日のイベントは、①ブラスバンド,バトントワラーによる「銀座・ゴールデンパレード」、②大道芸人たちのパフォーマンス「ヘブン・アーティストin銀座」、③ブラバンによる「コンサートの森」、④子供たちによるパフォーマンス「こども夢舞台」、⑤ベーゴマや剣玉などなつかしい遊びの場「レトロ遊び広場」、⑥「東京スマートドライバーPRキャンペーン」、⑦「自転車安全利用TOKYOキャンペーン」など交通安全キャンペーン、⑧銀座育ちのみつばちたちが集めた蜂蜜が入手できる「銀座のみつばちフェスタ」、⑨子供たちの青空スケッチのアトリエ「柳まつりスケッチ広場」、⑩人力車と柳をバックに写真が撮れる「人力車写真館」、⑪"キティちゃん"や"ペコちゃん"と遊べる広場等々のイベントが1丁目から8丁目までの歩行者天国や数寄屋橋公園など地域一杯に繰り広げられます。
 子供から大人まで、家族みんなで楽しめる一大イベントです。③のこども夢舞台は、今年初お目見えです。詳細はこちら →公式ホームページ

P5050112-1.jpg    P5050114-1.jpg

(2009年の柳まつりのパレードの様子)

 

karaoke 西銀座通会』がこれから目指す方向性はどのようなものですか

 「西銀座通り」沿線には、銀座東芝ビル(旧・マツダビル)の売却・再開発など、大きく景観の変わる可能性も出てきていますが、「大銀座」の西側入り口として、有楽町地区の再開発にも対応、回遊性を高めるためにも、柳まつりを柱に個性を生かした特長のある街づくりを目指して参りたい。

 

 

memo 後記

 戦後初の地下鉄・丸ノ内線が「西銀座」まで伸びたのは昭和32(1957)年12月15日。この年10月には有楽町に「そごう」デパートが開店、街には"有楽町で逢いましょう"とフランク永井の歌声が流れていました。
 翌33(1958)年には、"ABC・XYZ..."で始まる「西銀座駅前」、これもフランク永井。
 昭和一ケタ前半生まれ、結婚したのもこの年とあっては、西銀座と聞いただけでも「胸キュン」は当然の世代でもあります。
 そんな「西銀座駅」が姿を消したのは何時だったか、その記憶さえなくなっていました。
 今回は図らずも、その「西銀座」を復活,定着させようとしている人たちにお目にかかることができた,そして楽しいお話を聞くことができた。
 こんな「オイシイ」お仕事させていただいたことに改めてお礼を申し上げたい気持ちで一杯です。

西銀座通会の雨宮さん、林さん ありがとうございました。

 

 

 

◎特派員の商店街訪問(第1回)◎ プロの目利きで逸品が勢ぞろい/築地場外市場商店街振興組合

[巻渕彰/写楽さい] 2010年4月22日 17:00

特派員ブログの新シリーズ、中央区の商店会・商店街を紹介する「特派員の商店街訪問」――。商業の中心地・中央区には元気な、にぎわい商店街が数多くあります。地元から愛され、住民とともに栄え、親しみのある商店街を、特派員が訪ねて、見て、聞いた商店街の"今日そして明日"。そのイキイキとした魅力と活力、とっておきの情報などをお伝えしていきます。

*******************************************************

 

◎特派員の商店街訪問 (第1回) ◎

 

プロの目利きで逸品が勢ぞろい/築地場外市場商店街振興組合

 

築地の朝は早い。市場の働き者"ターレ"が荷物満載で忙しく行き交う。「築地魚河岸」は今や世界中から注目され、外国人も多数押し寄せる人気のスポット。中央区を代表するこの商店街の魅力について、築地場外市場商店街振興組合理事長の鈴木章夫さん(写真)をお訪ねしました。

 

鈴木さんは昭和5年(1930)からここで営業する老舗の株式会社鳥藤・取締役社長さんです。気風にあふれ、歯切れよく、熱く、「築地場外市場」を語っていただきました。

 

この商店街の歴史は古いのでしょうね。

 

0913_100422_tukiji01.jpg「昭和初期に魚河岸が日本橋から移転して以来、築地市場(中央卸売市場)の場内と場外が共存し栄えてきました。戦後、この地で商売する人たちが集まって組織化された共和会が今の組合の前身です。平成5年(1993)には、これまで任意団体だったのを、法人化しました。これによって組合員の団結も強まり、対外活動も活発になって、今日の隆盛につながっています」

 

場外市場には多くのお店がありますが、現在の商店街の規模はどのくらいですか。

 

0913_100422_tukiji02.jpg「ここには、約300店の店舗があります。古くからのお店や新しく出店したところもあります。場内で商売している業者の方が場外にもお店を構えているところもあります。最近は飲食店の店舗数が多くなってきています。これだけたくさんのお店が並んでいますので、市場を歩くには『築地場外市場マップ』『同飲食マップ』などを用意してあります。それを手元にお買い物や飲食を楽しんでいただけます」

 

魚河岸といえば、もちろん魚介類が中心ですが、それ以外のお店もありますね。この商店街の特徴は何でしょうか。

 

「ここにこられるお客さまは、業務用と一般消費者それと観光客の方々です。料理屋とか飲食店、町の魚屋さんなどの商売を営んでいる方への食材や関連用品の販売が業務用で、ここでは何でも揃っています。一般の方は毎日の食材をここに買いにこられます。そして観光で訪れる皆さんです。バスを連ねての団体さんも多くなっています。このように多彩な顔を持っているのが、築地ならでは特徴で、魅力でもあります」

 

最近は観光客も多くなっていますね。特に外国の方々を目にしますが。

 

0913_100422_tukiji03.jpg「そうです。観光の方は『見る、食べる』がおもな目的ですが、これからは『買い物』もしていただきたい。そのために『買い物ツアー』をぜひとも企画してもらいたいですね。観光地巡りで立ち寄るだけの築地に終わらないで、ゆっくりとしたお買い物も楽しいですよ。ここでは値段も安いし、新鮮で、品揃えも豊富です。年末になるとそういうツアーもありますが、年間を通してにぎわって欲しいです。何しろ『世界一の市場』ですから、世界中のお客さまから親しまれる街にしたいものです」

 

ところで、築地市場移転が話題になっていますが、ここはどうなるのでしょうか。

 

「そもそも場内・場外は一体のものとして機能したほうがよいでしょう。しかし、市場施設老朽化の課題もあります。取引市場、仲卸業などの中間業者、そして小売業者と、それぞれの役割も違いますので、機能ごとに調整する、といったことも考えられると思います。いずれにしろ結論が出ていませんので、引き続き、現状のまま営業が継続されます」

 

市場を盛り上げるためのイベントも盛んに開催していますね。

 

「一年中楽しんでいただけるよう、季節に合わせたイベントを企画しています。5月には『築地春まつり・半値市』、7月からは『築地夏まつり・あつあつサマーセール』、10月には『築地秋まつり』などです。当組合には若い人から年配者まで幅広い年代層の方がいますので、アイデアを出し合った、楽しく面白いイベントがいっぱいあります。何度来ても飽きない、また来てみたい、という築地場外市場を目指しています」

 

こんど開かれる5月の「築地春まつり」とは、どんなイベントですか。

 

0913_100422_tukiji04.jpg「5月4日(火・祝日)には『2010築地春まつり・半値市』を行います。当組合をはじめNPO築地食のまちづくり協議会に加盟の5団体が共同で開催するものです。当日は朝10時から各店が自慢の品々を『半値』で売り出します。普段の売値の半額ですからお買い得ですよ。毎年大盛況です。売り出し物には数に限りがありますのでお早めにお出かけください。子どもさんには新聞紙で兜を折ってもらうイベントもあります。詳しくはホームページをご覧ください。http://www.tsukiji.or.jp/ 」

 

最後に、築地場外市場で買い物上手になる秘訣を教えてもらえますか。

 

0913_100422_tukiji05.jpg「お店にはそれぞれ専門分野のプロがいますから、まずは『お店の方に聞いてみること』です。きっと気に入ったものを手にすることができるでしょう。『やたらに値切らないこと』も心得です。お店は信頼のしるしである"のれん"を大切にして、正直な値付けをしていますから、安心してお買い物していただけます。正札はその証といえます。何度かお店に行きつけると顔見知りになれますので、早く "お馴染み"になることが『築地通(つう)』といえますね」

 

本日はお忙しいところ、これからの商店街発展への意気込みをお聞かせいただき、ありがとうございました。(取材:2010/4/19)

 

 

 

 
<<前のページへ 123456