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6月限定 クラウンメロンのこだわりパフェ  ~ 資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ ~

[rosemary sea] 2018年5月31日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をテキストとして取材します、rosemary seaです。

 

資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェさん、6月1日(金)より、今が旬の静岡県産"クラウンメロン"、これを贅沢に使ったパフェなどが登場しました。

ジューシーでとろけるような食感と芳醇な香りをさまざまなかたちで楽しめるよう、カッティングや素材の組み合わせにもこだわりが。

丸くカットすることで、クラウンメロン本来の贅沢な味わいはもちろん、伝統のバニラアイスクリームや抹茶のソースなどとのマリアージュをより感じられるように仕立てられております。

薄焼きクッキーで造られた小さなメロンもキュートです。

さすが、資生堂パーラー サロン・ド・カフェさんです。

 

今回は3品、ご紹介させていただきます。

 

今回も株式会社資生堂パーラー 広報グループ 小番(こつがい)さんにお世話になりました。

それではお品のご紹介です。

 青字の語句は最下段で解説しています。

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静岡県袋井地区産 クラウンメロンのパフェ  1,980円(税込)

マスクメロンの王様と称される"クラウンメロン"をフレッシュ・ソルベピューレ・ゼリーなどのスタイルで贅沢に使用した珠玉のパフェです。

とろけるようなみずみずしい果肉からは芳醇な香り、濃厚な甘さが豊かに広がり、メロンの香りが口いっぱいに広がります。

更に静岡県産「霧の音」を使った別添えの抹茶ソースをかけると、きりっとした渋みを与え、ひとつで2度楽しめるパフェとなっております。

可愛らしい見た目もより甘さを際立たせます。

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北海道産 夕張メロンのババロア(コーヒーまたは紅茶付)  1,980円(税込)

 こちらのお品は6月初旬よりのご提供となります。

夕張メロンのムースに爽やかなヨーグルトのパルフェを合わせ、可愛らしいメロンをイメージしました。

可愛らしく清涼感のある一皿です。

ムースの中に入った甘酸っぱいアメリカンチェリーのコンポートとソースが、味わいのアクセントとなっています。

フルーツを煮出して作られたソースのゼリーや食感の楽しいメレンゲと一緒にお召し上がりください。

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岡県袋井地区産 クラウンメロンのアイスクリームソーダ  1,130円(税込)

旬を迎えたクラウンメロン、そのシロップで仕上げてあります。

芳醇な甘さが広がる至高の一杯は絶品です。

 

・・・この時期ならではの爽やかで可愛らしい限定デザートを銀座でお楽しみください。

   お味・香りも素晴らしいのですが、どのお品もインスタ映えしますね。

 

 画像はイメージです。提供されるお品は画像と異なる場合がございます。

 フルーツの入荷状況により、メニュー内容やご提供期間が変更となる場合がございます。

 6月はフルーツサンドウィッチにもメロンが使われます。

3Fサロン・ド・カフェa.jpg

資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ

銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3階 

 03-5537-6231(予約不可です。)

営業時間  火~土曜日 11:30~21:00(ラストオーダー20:30)

      日曜日・祝日 11:30~20:00(ラストオーダー19:30)

定休日 月曜日(祝日の場合は営業いたします。)

資生堂パーラーさんのホームページはこちら

 ⇒ http://parlour.shiseido.co.jp/

 

ロズマリのスイーツ用語解説      

 ロズマリなりの解釈によります。

 

ソルベ

(sorbet)フランス語。

果汁やシロップ、リキュール・シャンパンなどのお酒を加えて作られた氷菓。やわらかく作られている。

対して英語のシャーベットは果汁やシロップだけでなく牛乳や卵白、ゼラチンなどを使用して作られている。

本来イタリア語のジェラートは原材料に果肉、牛乳、砂糖、コーヒーやミント、レモンなど、フレーバーとなる素材が使われる。見た目もカラフル。

フランス語のフラッペは氷を細かく砕いて洋酒やシロップをかけたもの。

フランス語のグラニテは「ざらざらした」という意味で、フラッペに近いもの。

リキュールなどの洋酒や果物、野菜なども使われる。

 

ピューレ

(purēe)フランス語。

すり潰して更に裏ごしなどをしてなめらかにしたもの。

ペーストはすり潰したまでのもの。

トマトペーストなど、煮詰めて濃縮してある場合もある。

 

パルフェ

(parfait)フランス語。英語ではパーフェクト(perfect)。

生クリームとアイスクリームを一緒にした「完全な」お菓子、という意味。

ちなみにパフェは和製語。

サンデー(sundae)は、安息日にも食べることができるというアメリカ生まれのスイーツ。

 

コンポート

(compote)フランス語。

フルーツをシロップで煮たもの。

ジャムはフルーツなどに砂糖を加えて焦がさないよう煮詰めたもの。保存食。英語。

コンフィチュールはフルーツをシロップで焦がさないよう煮詰めたもの。保存食。フランス語。ジャムにとても近い。

コンポートは煮詰めない。ジャムやコンフィチュールほど砂糖も入れないので保存食にならない。

 

メレンゲ

(meringue)英語。フランス語でも同じスペルだが読みはムラング。

卵白に砂糖を入れて泡立てたもの。

これを乾燥させて焼いたものもメレンゲという。

 

シロップ

(sirop)フランス語。読みは「シロ」。ちなみにオランダ語ではsiroop、英語ではsyrup。

砂糖を水に溶かして煮詰めたもの。

またはそれに香料などを添加したもの。

 

 

 

購入型クラウドファンディングサイト「食と酒の未来勘所(みらいつぼ)」開設です   ~ 国分グループ本社 ~ 

[rosemary sea] 2018年5月30日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をウルトラモダンに取材します、rosemary seaです。

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中央区に本社を構える国分グループ本社株式会社さん、株式会社日本経済新聞社さん(以下 日経さん)が展開します「未来ショッピング」と連携し、購入型クラウドファンディングサイト「食と酒の未来勘所(みらいつぼ)」を、5月22日(火)に開設されました。

食品・酒類のプロジェクトを掲載される、とのこと。

つまり、全国各地・世界各国の厳選された食品や酒類、体験型サービスなどのプロジェクトを起案し、「未来ショッピング」を通じて「日経電子版」や「NIKKEI STYLE」などの日経ID保有者の方々より支援を募ります。

また今後、「未来ショッピング」における酒類販売に関するプロジェクトは「食と酒の未来勘所」を通して起案されていく、とのこと。

新たな市場・ビジネスチャンスが開かれた、ということです。

「食と酒の未来勘所」のサイトはこちら

⇒ https://kokubu.en-jine.com/

 

クラウドファンディング(Crowdfunding)とは・・・

群衆(crowd) + 資金調達(funding)が言葉の由来です。

「こんなものやサービスを作りたい・売りたい」「こういうふうなことをしたい」といったアイデアやプロジェクトを持つ起案者が、専用のインターネットサイトを通じて呼びかけ、資金を調達する方法。

2009年にアメリカの民間企業が立ち上げたのが最初で、日本では2011年に開設されたのがスタートです。

しかしちょうどその年に起こりました東日本大震災をきっかけに、被災地復興事業の資金調達、というかたちで急速に広まりました。

今後更に市場の拡大が見込まれます。

 

実は日本でも鎌倉時代の前より、「勧進(かんじん)」というかたちで寺の修復・再建などのために有志から寄付を集める、ということで下地はありましたようです。

修繕後に寄付者の名前が寺に記載される、これが1つの見返りでしょうか。

 

クラウドファンディングのタイプとしては「寄付型」「投資型」「融資型」「購入型」とあります。

その中で、特に「購入型」が急成長を遂げています。

今回の国分さんのクラウドファンディングは「購入型」です。

更にその中で、「目標達成型(オールオアナッシング型)」と「実行確約型(ダイレクトチャレンジ型)」をプロジェクトタイプとするそうです。

 

目標達成型は・・・

資金調達が目標金額に達した時点で成立します。

もしも目標金額に達しなかった場合、プロジェクトは不成立となり、資金調達はキャンセルされます。

興味を持ちそうな方を中心に広く知らしめるには良い手段ですね。

 

実行達成型は・・・

このサイトに掲載された時点で成立します。

つまり、目標金額に達しなかった場合でも、期限までに成された取引はそのまま成立します。

数量限定の商品販売チャネルとしては、売り手側においても買い手側においても最良の手段と思えます。

 

「未来ショッピング」につきまして・・・

日経さんが運営する購入型クラウドファンディングサイト。

2016年11月24日より開始されたサービスです。

大手企業のテストマーケティングやベンチャー企業のイノベーション、更には地方に点在する優れた技術や、次代に継承すべき伝統産業技術を活かした様々なプロジェクトを支援しています。

「未来ショッピング」のサイトはこちら

⇒ https://style.nikkei.com/shopping

 

さて、「食と酒の未来勘所」に5月22日に起案されましたプロジェクトは・・・

① 大自然と情熱のハーモニー シングル・モルト・ウィスキー「TOMATIN(トマーティン)」限定アイテム4品含む6品の商品

② ダブリン生まれのアイリッシュ・ウィスキー「ザ・ダブリナー」&「ザ・ダブリン・リバティーズ」限定アイテム2品、新商品1品含む5品の商品

③ 女子の"大好き"を詰め込んだ果実リキュール「Amule(アミュレ)」新発売商品4品です。

①、②のプロジェクトオーナーは国分さん、③は株式会社幻の酒さんです。

 

③の果実リキュール「Amule(アミュレ)」をご紹介します。

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創業1751年(宝暦元年)の新潟県長岡市の酒蔵、柏露(はくろ)酒造さん、この度新潟市の株式会社幻の酒さんとの共同開発で4種のリキュールを新発売です。

うめ・もも・白ぶどう(シャルドネ)・ゆず。見た目も綺麗です。インスタ映えしますね。

女性にも、日本酒が苦手な方にも楽しんでお飲みいただける「日本酒が好きになるお酒」、とのこと。

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今後の起案につきまして・・・

モルトやワイン・地酒の樽販売、都内レストランでの洋酒セミナーですとか、国分さんのエリアカンパニーの開発商材も対象に、限定品等希少性の高い商材を起案していきたいそうです。

 

・・・今後も魅力的な商品・サービスがここに並ぶことでしょうね。期待大です。

   こちらのサイト、ぜひ覗いてみてはいかがでしょう?

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国分グループ本社株式会社

日本橋1-1-1

03-3276-4121 (経営企画部広報課)

受付時間 9:00~17:30 ※土日祝日を除く

国分グループ本社さんのホームページはこちら

⇒ http://www.kokubu.co.jp/

 

 

新川の洋食屋さん「ターbou」/ "Ta-bou" in Shinkawa

[HK] 2018年5月29日 12:00

日本橋方面からお散歩がてら新川方面へ移動。途中小腹が減ったので洋食屋「ターbou」で昼食を。 

こちらのお店は誠実なご主人の人柄がそのまま味に出ている素敵なお店。 

ハンバーグナポリタン、と聞くとちょっとくどそう、と中高年は選択しないものですが、なぜかここのものはサラっと食べれてしまう不思議な一品。野菜の出汁が効いたあっさり風味のお味噌汁も付いてきます。

なんと言っても土曜日ランチの料金が平日と変わらないのも魅力。

お試しあれ。

 

Walked from Nihonbashi district to Shinkawa district. Stopped over at cozy restaurant "Ta-bou".

The food is just fine! Cooked by the owner chef neatly and faithfully, like his personality.

My favorite "Hamburg Steak with Napolitan Pasta" sounds very strong taste dish and not so many seniors will not order usually. But when it comes to this restaurant, amazingly, even seniors can enjoy such dish served with vegetable based miso soup.

Also, the place serves lunch on Saturdays with the same price as weekdays. Isn't this wonderful? 

 

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ターbou 東京都中央区新川2丁目5-8

 

 

日本橋・くされ市で健全グルメに酔う

[柴犬] 2018年5月28日 18:00


日本橋大伝馬町で、去る5/27に「くされ市」が開催されました!

 


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くされ市とは、江戸中期から続く「べったら市」の前身となる祭りです。べったら市は10月に行われ、商売繁盛を願う近隣住民が恵比寿様を祀り、親しい人を招いて慰労会などを行う「恵比寿講」の前日に立つ市です。恵比寿講や年末の必需品、べったら漬けなど様々なものが売られ、現在でも大変な賑わいを見せています。その前身が「くされ市」でした。ガラクタや河岸の売れ残りを売っていたことからそう呼ばれたそうです。

そのくされ市が、四年前に復活。秋のべったら市と対になるように、新緑の5月に行われるようになりました!

 


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さて、現代のくされ市は、くされなどとんでもなく、中央区有数のハイレベルなグルメ祭りになっています。開催場所は小伝馬町駅から歩いてすぐの恵比寿通り。細く短い通りで、規模は小さいです。

 


が!しかし!

 


出店レベルが凄いのです。いわゆるイベントグルメではなく、近隣の老舗・人気店が本気の味をお安く提供してくれるのです。どこで食べても大変美味しい。ハズレがない。イートインも持ち帰りもあり。素晴らしい!

 
具体的な出店は公式サイトでご確認下さい。日本橋くされ市


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日八会を筆頭に、ラ・ファリーナ、レストラン桂、萬来仙閣、日本橋弁松、そして今、大注目!のとうとう、社員食堂。

 
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食品系で一番人気だったのは生協の激安販売でした。

 


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イートインコーナーはこちら。涼しいです。

 
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物販も大充実です。

けん玉、バッグ、スケッチブックやハンコなどの上等品がお安く並べられています。購入したスケッチブックに、自由にハンコを押せるサービスもあり!

 
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べったら市より規模も人も少ないので、のんびりブラつけます。お子様向けのコーナーもあり。

 


この通りには、大人気のガラスメーカー、HARIOのショップもあります。

 
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そして、アート好きにはたまらないみうらじろうギャラリーも。

 
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現在は、美人画ボーダレス出版記念展を開催中です。当世大人気の美人画絵師さんたちが肉筆の競演を繰り広げており、大変甘美な空間になっています。詳しくは公式サイトをご確認ください。→みうらじろうギャラリー

 



くされ市が開催されている恵比寿通りから日本橋三越あたりまでは、歩いて10分足らずです。この市は、開催時間が11時〜17時と、とっても健全!5月の太陽のもと、のんびりと美味しいご飯とお得なお買い物、ギャラリー巡りを。来年も開催されますので、ご興味のある方はぜひ遊びにいらして下さい。早めの時間がおすすめです!

 

 

 

【銀座一丁目】 佐賀牛レストラン 「Sagaya銀座」

[いのちゃん] 2018年5月27日 14:00

 

今日は日本を代表するブランド牛のひとつ「佐賀牛」についてのお話です。

 

佐賀牛佐賀県産黒毛和牛のうち最高級のものだけに名付けられ、その品質は全国の

数あるブランド牛のなかでもトップクラスを誇ります。

 

佐賀県は九州で最も小さな県ですが、そこにはあふれるほどの魅力がぎゅぎゅっと

詰まっており、温泉、名勝、古代遺跡など見どころもたいへん多く、以前に訪れた

短い旅行の間では県内でゆっくりと佐賀牛をいただくことは叶いませんでした。

このたび、われらが中央区で存分に味わってまいりましたのでご報告します。

 

銀座一丁目駅5番出口直結の PUZZLE GINZAパズル銀座)。

テナントの半数以上が肉料理を主軸とするレストランという銀座随一の肉肉しいスポットとして、いま静かに界隈に棲息する肉食動物たちの熱いまなざしを集めています。

 

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そのパズル銀座の6階にあるのが 佐賀牛レストラン Sagaya銀座

国内外の調理法を用い、旬の素材を織りまぜ佐賀牛をさまざまなスタイルで提供して

います。

 

この日は「佐賀牛おまかせコース」に「ワインペアリング」をオーダーしました。

コース料理にあわせて厳選されたワインがタイミングよくサーブされるので、銘柄や

品種に頭を悩ませることなく、気軽にマリアージュを愉しむことができます。

 

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それではコースの全容をたっぷりとご紹介します。

 

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夏野菜のテリーヌ

美しい"まり"のようなお碗には はまぐりのフラン

 

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シェフ厳選佐賀牛の焼肉をロースターで
タン、ネクタイ、サーロインの3種をそれぞれのソースでいただきました。
サーロインは春トリュフと唐津産のごぼう入りサバイヨンソースですき焼き風に。

個室の利用でもお肉は目の前でシェフが焼いてくださいます。

 

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自家製担々麺 肉味噌に佐賀牛が使われています。

 

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佐賀牛のステーキ(ランプ肉)

レフォール(西洋わさび)を使ったトランスペアレントなソースで。

 

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〆のご飯 イイダコと菜の花の土鍋の炊き込み。

 

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上段左:ホワイトアスパラガスをあしらった佐賀牛のタルタルを有明産の海苔に巻いて

上段右:佐賀牛とたらの芽のフライを自家製トリュフソースで

下段左:〆のご飯を鰹の一番だし、香の物とともに

下段右:パティシエによる季節のデザート

    メレンゲの中には甘酸っぱいトロピカルフルーツのコンポート。

    スウィートなマスカットのデザートワインがペアリングされました。

  

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佐賀嬉野茶 玉露 水出し

お茶の水出しに使われていたのは、中央区に本社のあるHARIOのウォーター

ドリッパー。一滴一滴、水を滴下することができる装置です。実際にレストラン

で使われているところは初めて見ました。長い時間をかけて抽出された嬉野茶

口あたりが極めてまろく、ありがたい甘みがしました。

 

佐賀の思い出を呼び起こす有田焼の器に彩られた料理を味わっているうちに、

きらめく銀座の街にあって心はすっかり彼の地を旅していました。

 

佐賀の地酒をはじめとする日本酒も多数取りそろえるこちらのお店では、近頃は

香港や台湾、シンガポールなど海外からのお客様が増えているそうです。

 

イタリア修業のご経験がある料理長は、外国語でのコミュニケーションはあまり得意

ではないと謙遜していらっしゃいましたが、目も心も愉しませる趣向を凝らした料理

おもてなしは言葉などなくとも訪れる人に十二分に伝わることと思います。

 

また Sagaya銀座 では世界で活躍する ウルトラテクノロジスト集団「チーム

ラボ」とのコラボレーションによる デジタルアート が融合する新しい食空間、

『MoonFlower Sagaya Ginza, Art by teamLab』を季節ごとに展開しています。

それはまさに言葉を必要としない世界。今までにない食体験にご興味のある方はぜひ

そちらもご注目ください。

 

 

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佐賀牛 Sagaya銀座(さがぎゅう さがや ぎんざ)

中央区銀座2-5-19 PUZZLE GINZA(パズル銀座)6F
03-6263-0782

銀座一丁目駅・銀座駅・有楽町駅

休業日はホームページでご確認ください。 http://sagaya-ginza.com/info/#holiday

 

 

 

伝統を守り続ける料亭 ②  ~ 玄冶店 濱田家 ~

[rosemary sea] 2018年5月27日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をインテレクチュアルに取材します、rosemary seaです。

 

玄冶店 濱田家(げんやだな はまだや)さんは日本橋人形町にあります、伝統と格式の料亭です。

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前回は濱田家さんの歴史について語らせていただきました。

前回記事はこちらです。

/archive/2018/05/post-5282.html

 

今回はお料理・おもてなしなどにつきましてご説明させていただきます。

玄冶店 濱田家 総支配人 伊藤博仁さんにお世話になりました。

それでは・・・

広間(婚礼).jpg

濱田家さんは今年で創業106年です。

昔ながらの有り様に時代の風を取り入れながら、今も大切に料亭の伝統を守り続けています。

一椀、ひと鉢にこころを込めた四季折々のお料理はもちろんのこと、それぞれのお席に合わせたおもてなしや、季節ごとに趣をかえる床の間のしつらえなど、全体の調和が描く日本文化の奥深さもご堪能いただけます。

造り.jpg 椀盛.jpg

お料理は・・・

季節の恵みと彩りを最大限に活かした伝統的な懐石料理がいただけます。

大切にされていますのは美味しさ、そしてひと皿ひと皿に季節感を凝縮させた盛り付けの美しさ、彩りの美しさや手の込んだ繊細な味と技。

その五感に響く日本料理の神髄を、その日お見えになるお客様のためだけに、こころを込めておつくりされているそうです。

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お料理の器は・・・

お料理は器に盛られて初めて完成します。

もちろんですが濱田家さんでは、献立に合わせて器を選ぶことに大変気を配ります。

そのどれもが美しい名器、どれも名匠の手によるものです。

一幅の画にも似た鮮やかな調和が、お楽しみいただけます。

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おもてなしは・・・

ご接待でしたらそのご商談が進みますように、ご会食でしたらそのお席が和みますように、女将・女中さんともにお席に合わせてきめ細やかなおもてなしができますようこころを尽くされておられます。

政財界をはじめ、海外の要人の方々等に愛され続けてきました理由はここにあるようです。

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しつらえ(調度類を配置し、室内の装飾を整えること)は・・・

季節の移ろいを床の間で描き出す、本物の掛け軸や生け花。

四季折々で表情を変える、手入れが行き届いた日本庭園。

清々しく水が打たれた玄関の敷石。

しつらえ全てにおいて、細部にまで気を配り趣向を凝らされています。

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数寄屋造り・・・

戦後まもなく建て直された玄冶店 濱田家さんは、東京では数少なくなりました数寄屋造りの建物です。

季節ごとに表情を変える庭とあわせ、日本建築の端正な佇まいとなっております。

茶の湯に端を発する数寄屋造りは虚飾を排し、簡素な造形のなかに美しさを見出す建築様式です。

深い陰影を宿す聚楽壁の室内には、木のぬくもりと僅かな畳の香りが漂います。

夏なら簾障子にかわるお座敷は、掘りごたつのお部屋を中心に全8室あります。

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芸者衆・・・

「芳町」は東京六花街のひとつとなります。

濱田家さんは、伝統文化として花柳界の存続にも尽力されております。

 

なお、現在の玄冶店 濱田家さんの代表取締役社長は三田芳裕氏。

創始者の三田五三郎氏の孫にあたります。

株式会社明治座 代表取締役社長でもあられます。

そのお子様には株式会社明治座制作部長の三田光政氏。

以前、明治座さんとしての映画「祈りの幕が下りる時」ロケ地めぐり⑩にてインタビューをさせていただきました。

 

・・・2連続のご紹介はここまでです。

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玄冶店 濱田家

日本橋人形町3-13-5

03-3661-5940     FAX 03-3808-0801

営業時間 <昼> 11:30~15:00 (水曜、木曜、土曜のみ営業)

     <夜> 17:30~22:00

定休日 日曜・祝日

総室数 8室(2~60名様)

お料理単価 <昼> お一人様 15,000円 / 25,000円

          (サービス料15%別、消費税別)

      <夜> お一人様 30,000円 / 40,000円 / 50,000円

          (サービス料20%別、消費税別)

 完全予約制です。

玄冶店 濱田家さんのホームページはこちら

⇒ https://hamadaya.info/

 

 
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