中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事


東京高速道路~銀座を囲む現代の長城~

[之乎者也] 2015年8月16日 14:00

東京高速道路という道路をご存知でしょうか?新京橋から蓬莱橋(新橋)まで銀座をぐるっと囲む形で走る高速道路です。あたかも銀座の街を守る城壁のようにも見えるこの道路、銀座を歩いたことのある方であれば必ずや目にしたことがあるのではないでしょうか?私のブログ記事でも何回か登場(『銀座の酒屋さんで「ちょい飲み」~銀座君嶋屋殻』他記事:

http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2015/08/post-2627.htmlしているので、今回はこの高速道路について取り上げたいと思います。tokyokosoku4.jpg

高速道路といえば東名高速道路など国の道路、東京では首都高速が思い浮かびますが、銀座を取り巻くように走る全長2kmのこの道路は民間企業が中心となって1951年に設立(道路開業は1959年)された高速道路です。tokyokosoku3.jpg

首都高速八重洲線(Y)、都心環状線(C1)と連絡して首都高速都心環状線のバイパスの役目も果たす道路なので、ドライバーの方であれば気がつかないうちに1度は通ったことがあるのではと思います。tokyokosoku1.JPG

【東京高速道路地図(出所:東京高速道路㈱HP)】

 

さらにはこの道路、高速道路ではあるのですが通行料が無料という点もユニークです。

首都高速からの乗り入れの場合は勿論ですが、例えば新橋駅前の土橋入口(銀座8丁目)から入って新京橋(銀座1丁目)で降りればお金を払う必要なし、もともと銀座の渋滞を解消するために作られたことや外堀、京橋川、汐留川を埋め立てて作ったこともあり無料としたようです。一方、無料で建設費や高速道路の維持管理はどうするのかという疑問がわきますが、その秘密は、高速道路の下のスペースの活用。tokyokosoku2.JPG

【東京高速道路概念図(出所:東京高速道路㈱HP)】

 

3階部分が高速道路として使われる一方、下のスペースは、約400の店舗が入居する商業スペースになっています。銀座インズ、西銀座デパート、銀座ファイブ、コリドー街、銀座ナイン等みなさんのおなじみの飲食店街のほか、タクシー会社、駐車場などのスペースとして活用されており、これら銀座の一等地の10万㎡のスペースから得られる賃貸収入で高速道路の運営費用を賄うという、以前ブログ記事「江戸バスの屋根付きバス停」でご紹介したPPP(官民連携パートナーシップ: http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2015/08/post-2618.html)を先取りしたような画期的な仕組みが使われています。

 

さて、東京高速道路の下のお店ですが、冒頭紹介した立ち飲み屋さんの銀座君嶋屋さんを始めとして魅力的な店が揃っています。次回以降『特派員の商店街訪問』で逐次紹介したいと思います。乞うご期待!

 

 

江戸バスの屋根付きバス停

[之乎者也] 2015年8月 5日 08:00

赤くてカワイイ江戸バス。中央区民の大事な足ですが、区内観光にも便利な乗り物で中央区特派員ブログでも江戸バスを使った観光案内がたくさん紹介されています。edobus4.jpg

さて、ある日八重洲通りを歩いていると、都バスのバス停の近くに屋根つきのバス停(シェルター)が!(左側写真)。多くのedobus1.jpgバス停、特に江戸バスのバス停といえば右下の写真のようなポールが一本建っているだけの簡単なものが多いですが、edobus5.jpgここ八重洲通りの「いちよし証券前(八重洲通り東)」の北循環バス停には、ベンチに加え立派な屋根とガラスの壁がついていて、雨や風の強いときでもバスを待つのに安心です。昨年12月に江戸バスのバス停に新設されたそうで、八丁堀のいちよし証券前のほかにも聖路加病院、晴海、浜町など既に7箇所が整備されているようです。

edobus3.jpg良く見るとバス停の横のガラスの壁には、ちょっとおしゃれなファッションや化粧品などの広告が入っていて(上の写真)、近くの地味な都バスのバス停(「ちょこっと走れば、違う街♪」:下の写真)と比べて都会的なセンスの良さを感じます。edobus2.jpgそれもそのはず、もともとフランスの広告代理店のJCDecaux(ジェーシードゥコー)が始めたビジネスで、「広告付バス停留所上屋」というのが正式な名前だそうです。バス停側面に広告を出しているファッション会社などからの広告料で、バス停の設置と維持管理の費用をまかなっており、バス停の整備のために東京都や中央区などはお金を払う必要が一切ないという、いわゆるPPP(官民連携パートナーシップ)によるものです。中央区の場合JC Decauxと三菱商事の合弁会社のMC Decaux(エムシードゥコー)が実施しており、中央区のほかにも全国45都市で似たような広告付きバス停が整備されているそうです。たかが「バス停」ではありますが、聖路加病院、八丁堀、浜町などから江戸バスを使うときは、ちょっと注意してみたらいかがでしょうか。

 

 
1