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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「図書館大賞」があったならば。

[小江戸板橋] 2014年5月22日 09:00

「図書館で司書さんが1年間に手にする、あるいは読む本は、どれくらいの冊数になるんだろう。」

返却された本を手際よく書架に並べている司書さんの姿を見ながら、ふとそんな事を思いました。

 

ネット情報が氾濫する昨今、キーは叩いても、本を読んでいる暇などない状況にあって、「活字離れ」は出版不況をも引き起こしています。

『全国書店員が選んだ いちばん売りたい本』

このキャッチコピーが目に飛び込んできたとき、思わず、「オオッ」と前のめりになりました。

書店員の投票によって選ばれる「本屋大賞」。

新刊を扱う書店員だからこそ、売り上げの動向も押さえた、旬なチョイスができるのですね。

 

では、図書館司書が選ぶとなると、どうなるでしょう。

新刊に限らない、さまざまなジャンルからのエントリーがあるでしょうね。

長く実績を残してきた作家さんに、再び日の目が当たるかもしれない。

絵本や図鑑に票が集まるかもしれない。

思いもよらない、固めの本が選ばれたりすることも・・。

 

中央区内の区立図書館は、3館あります。

・京橋図書館 (築地1-1-1)

・日本橋図書館 (日本橋人形町1-1-17)

・月島図書館 (月島4-1-1)

3館とも、複合施設の中にあるのが特徴です。

京橋図書館は、中央区役所の地下1階・2階。

日本橋図書館は、日本橋小学校の5階・6階。

月島図書館は、月島区民センターの3階です。

 

私は、地域資料を探すときに、図書館カードを利用します。

インターネットで気軽に検索できる時代ですが、書庫の匂いがなんとなく伝わってくる本を、重みを感じながらページをめくる感覚は、厳かな儀式のようで心なしか背筋がすっと伸びます。

街歩きの途中で、ひょいと立ち寄ることもあります。

今見てきた街中のシーンを、タウンガイドなどの活字で追体験することも、なかなか興味深いものです。

閲覧席が空いていたりすると、ラッキー。

中央区の図書館には、椅子の展示室のように、さまざまな種類が置かれています。

この椅子の種類の多さも、お気に入りの一つです。

 

図書館内は決められた場所以外「スマホ・携帯は使用禁止」の掲示があるのですが、奥の書棚の陰になる椅子に座ったおじさんは、ひたすら指でピコピコ。

じーーっと見ていたら、視線を感じたらしく、そっとポケットにしまい込みました。

 

日本橋図書館は、さまざまなテーマで展示をしています。

先日寄った時にも、「いちおしの児童作家、ちゅうもくの絵本作家」など、関連図書をならべて紹介していました。

館報の「来!BuRaRi にほんばし」は、概ね3か月おきに発行されています。

バックナンバーを集めてみると、毎号、職員の方々の思いの込められた面白い紙面に出会えます。

 

最近、「読んでもらいたい本を紹介しあい、どの本が一番読みたくなったか」を競う、ビブリオバトルがひそかなブームになっていると聞きます。

「知的書評合戦」とも呼ばれています。

他の人にも勧めたくなるような本に巡り合えること自体、とても幸せなことです。

 

実は私、司書の仕事も魅力的だなと思った時代もありました。

しかし、古書の粉じんでアレルギー反応が出て、咳が止まらなくなるきつい目に合い、その道を断念。

司書の方は、古書の粉じんにもめげない、ひたすら本に強い人のはずです。

読書のプロが選ぶ、図書館司書大賞。

その大賞に輝いた本ならば、ぜひ手にしたいと思いました。

 

 

 

江戸の粋―「小唄」を楽しんでみませんか?―三越劇場

[滅紫] 2014年4月 9日 14:00

「伝統芸能」「芸能鑑賞」というとちょっと敷居が高そうに聞こえますが、江戸時代から続いている日本の伝統芸能のうちでは「小唄」は比較的馴染みのあるものではないでしょうか。

バブル崩壊前「サラリーマンの三種の神器」は「ゴルフ」、「碁(または麻雀)」そして「小唄」でした。お知り合いの方の始めたばかりの「小唄」のおさらい会につき合わされた経験をお持ちの方も多いのでは?

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今年の桜も見納めとなりそうな5日土曜日、「小唄」の鑑賞会にやってきました。場所は日本橋三越さんの6Fにある三越劇場で、「第23回古典小唄鑑賞会」が開かれています。「伝統の醍醐味―江戸小歌曲の粋を聞く」と謳っているこの会は一部と二部に分かれ出演者35名、(社)日本小唄連盟の師範の方々です。「とめても帰る」「きぬぎぬの」「しのぶなら」「待ちわびて」これが小唄の題の一例、何だか「江戸」にタイムトリップしたような「情緒」「粋」を感じさせる曲名ですね。「河庄」「落人」といった芝居を連想させる題もあります。思わず「ニコリ」「ニヤリ」とさせられる軽妙洒脱な詞章やお贔屓さんの掛け声に、「この方の声は耳に心地よい」などと勝手な感想を隣の友人と話しているうちにいつの間にか終わりに。「え!もうそんな時間?」だんだんいい気分になってきていたのでもう少し浸っていたいような。・・

終演後に「中央区伝統芸能鑑賞会」にも出演されている友人の「浜町のお師匠さん」に少しお話を伺うことができましたので特別にご紹介。

①    小唄は江戸後期、清元お葉が創始したもの。粋人たちの集うお座敷芸として発展。

②    今回は「江戸小歌曲」を採りあげたので一曲が短かったため2曲づつとなったが、必ずしもいつも2曲ではない。

③    三味線は撥を使わず指を使う「爪弾き」。三味線を使う浄瑠璃系や唄もの系の音楽の中で撥を使わないのは小唄だけ。

④    出演される方の名前も「蓼・・」「春竹・・」「田毎・・」といろいろ。伺ったところ現在流派は70以上あるそうです。

⑤    「端唄」との違いは「端唄」は三味線を撥で弾き、曲調は例えていえば端唄は「流行歌」、「小唄」はシャンソン。

 

最後に「これから小唄のお稽古を始めてみようかな」と思われた方に

始めるのに「年齢制限」はありません。思い立った時が始め時、まずは先生を探しましょう。こういった会で「是非この先生に」または日本小唄連盟に問い合わせされればお住いの近くの先生を紹介してくださるそうです。(三味線やさんに伺うのもいいそうです)

三味線は最初から用意しなくてもお稽古場に稽古用のものが常備してあるそうです。中央区在住の先生は多いとのこと。「伝統芸能の継承者」は無理としても「慌ただしい日々の生活からちょっと離れて「江戸の粋」に浸る時間を始めてみるのは如何でしょうか?

(公)日本小唄連盟 03-5641-0830

中央区ではありませんが、「初めての人」用のワークショップも企画されています。お気軽にお問い合わせをとのこと。

 

 

 

東京がひとつになった日

[小江戸板橋] 2014年2月25日 14:00

「東京マラソンを走ってみようか。」

仕事の打ち上げで、酒の勢いからつい出た言葉。

その話を一人が受ける。

「テレビ中継もあるし、決めポーズが映ったら、かっこいいよね。」

「俺は、マラソンなんて走れないな。途中から救急車だよ。」

「倍率が高いんだから、参加できるとは限らない。運試しも兼ねて、エントリーしようよ。」

「裏切るな。絶対みんな、登録するんだぞ。」

翌日、日ごろの運動不足も顧みず、勢いで職場のおじさんたちはパソコンに向かいました。

数か月後に着信した結果は、

10倍を超える倍率に、全員不合格。

3万5千人のランナーに選ばれるのは、なかなか至難の業です。

 

それでも、いったん動き出した気持ちは、次の目標に向かいます。

大会をサポートするボランティアの募集がある。

うん、これだな。

 

2014年は、ソチ冬季五輪、サッカーのワールドカップをはじめとする国際大会が続きます。

その熱気が、「何かしなくては」という気持ちに火を点けました。

そして、2020年の東京五輪開催決定により、明確な目標が心の中に打ち立ちました。

6年後、何らかの形で関わりが持てたならば、素敵なことじゃないですか。

 

東京マラソンのボランティアは、活動エリアを希望登録することができます。

それならば、やはり中央区内にしましょう。

決定通知は、銀座・日本橋エリア15区、日本橋茅場町。

私の役割は、ランナーにトイレのある場所を知らせることです。

地味ですが、必要に迫られると、がぜん優先順位が高まる重要な任務です。

(経験した方なら、分かりますよね。)

 

2月23日(日)、前2週続けての記録的降雪による懸念は、晴れました。

時折雪が風に乗る、キーンと張った空気の中、笛太鼓の音が流れてきます。

近くの、首都高兜町駐車場前の応援パフォーマンスです。

中央区の地元団体によるお囃子。

小学生の音楽演奏。

気分が高鳴ります。

車いすランナー、そしてトップ集団の姿が現れると、うわあっと声援が広がります。

 

午後からは、陽射しも出てきました。

都市の風景の中を力走する選手。

仮装大賞を思い起こさせる、手の込んだ衣装の選手。(目立つ分だけ、走りにくそう。)

思い思いの走り、人の波が、次々に目の前を過ぎていきます。

 

海外からの参加者も増えたようです。

東京マラソンは、2013年からワールドマラソンメジャーズに加入しました。

ボストン・ロンドン・ベルリン・シカゴ・ニューヨークシティマラソンと並ぶ、世界のトップレースです。

困った顔の外国人ランナーに、とっさの単語が出てこない歯がゆさ。

苦し紛れの、身振りと笑顔で対応。

なんとか通じました。

次回は、もう少しスムーズに案内できるようにしましょう。

 

復路は、通り中央のカラーコーンまで進み、応援です。

手を振り、拍手をし、声をかけます。

ハイタッチやお辞儀での返事が返ってきます。

ちらっと投げかける視線だけでも、その思いは伝わります。

目頭がじゅわーっと熱くなって、一瞬、ビルの風景がうるんで見えました。

 

1万人で構成されたボランティア。

その年齢は、結構幅がありました。

ずっと立ち続けなので、ご高齢の方には少し気の毒でしたが、無理せず関われる範囲で、

一緒に楽しむ気持ちがあれば十分だと思います。

そういう私も、解散時には声はかれ、足がパンパンになりました。

心地よい疲れでした。

 

 

 

 

 

 

 

晴海埠頭の「にっぽんまる」

[kimitaku] 2013年11月30日 14:00

 

  秋日和にめぐまれたお昼どき、晴海埠頭を散歩。

今日は、大きな客船 「にっぽんまる」が着船していました。

以前ご紹介したのは 帆船の「日本丸」

今日 ご紹介するのは 客船の「にっぽんまる」です。

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   埠頭ターミナルの入り口には 入港 出航日時が記してあります。

 前港 大洗 次港 ホーチミンとあります。

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救助船はオレンジ色で美しいです。ターミナル屋上から、お台場を望みながら、巨大な煙突を眺めました。

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手前の警戒船は豆粒のよう。
わずかの時間、下船するお客さんもいる様子

翌々日 遠くベトナムに向けて、「にっぽんまる」は埠頭を後にしました。

 

 

 

『さらば八月の大地』

[築地にゃん子] 2013年11月29日 09:00

少し前になりますが、今月、新橋演舞場にて公演されていた
山田洋次さん演出『さらば八月の大地』を鑑賞しに行きました。


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舞台は、戦時下の満州映画撮影所。
それぞれが苦しい状況におかれながらも、国境を超えた絆で結ばれ
映画に夢を掛けた若者達の物語です。

内容は戦争を背景にしているので、『楽しかった!!』というものでは
ありませんが、心に響くものがある舞台でした。

新橋演舞場に鑑賞に行くのは今回で三回目ですが、
やはり私はお土産等を見るのがとても好きです。

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こんなに可愛いらしい、ちょっとしたお土産もあります。

劇場に行く楽しみって色々ありますよね

 

 

 

東京のバスボーイ!?

[小江戸板橋] 2013年11月 6日 14:00

「中央区まるごとミュージアム 2013」

中央区内のあちこちで、大小様々な催しが同時に開催される、秋の大イベント。

会場を結ぶ巡回バスや船が、無料で運行されるのも魅力です。

その巡回バスのバスガイドボランティアを、経験させていただきました。

 

事前に、ガイドの講習会やバスの試乗会に参加し、イメージを膨らませながら、11月4日の本番当日を迎えました。

早起きしての発声練習、ゆず湯を飲んで、のど飴なめて、「アイウエオアオ、本日は晴天なり」。

体調は万全です。

 

晴天になるはずの天気が、前日の夜から結構強い雨降り。

前日、11.3。東北楽天ゴールデンイーグルスが、初の日本シリーズ制覇。

田中マー君が、神様・仏様になった日。

3.11の後に、嶋基宏選手の宣誓、「見せましょう、東北の底力を」。

その日を、こんなにもドラマチックな形で見せてくれるなんて。

東北楽天の選手とファンの、歓喜の涙雨なんだろうな。

 

それでも、私は稀代の晴れ男。

乗車担当の時間が近づくと、傘はもう必要ありません。

 

ご乗車くださったお客様に、伝えたいことはたくさんありました。

まずは、開催中のイベント案内。

そして、7年後の2020年、東京オリンピック・パラリンピック開催時の、選手村建設予定地が晴海であること。

海外からのたくさんのアスリート、観光客をお迎えする用意が、着々と進行していること。

来年2月23日に行われる東京マラソンのコースを、今この巡回バスが走っていること。

隅田川に架かる、名橋の数々。

道路の下を通る、地下鉄、地下駅の話。

区内に所在する寺社のお祭り、盆踊り。

日本橋、銀座の百貨店の建築物。

江戸の文化と、幕末・維新の激動期の話。

阿部寛さんが演じた加賀刑事、新参者のロケ地。

「やられたら、やり返す。倍返しだ」。半沢直樹が大和田常務と火花を散らす、東京中央銀行本店の話

 

バスって、あっという間に、街を走りすぎてしまうのですね。

あっ、そこの通りだったのに。

未熟者のガイドの目が、泳いでしまうこともたびたびありました。

 

観光協会の皆さんやたくさんの運営の方々にサポートを受けて、なんとかゴールにたどり着きました。

ご乗車のお客様には、噛み噛みのガイドで失礼いたしました。

理想は、「♪若い希望も、夢もある」バスガールが乗車することなのでしょう。

なのにバスボーイ。しかもオールドの形容詞がついてしまいます。

上品な高齢のご婦人が、下車された時に言ってくださった、「素敵な声でしたよ。」の言葉で、私、数日間はハッピーな気持ちでいられます。

ご乗車、まことにありがとうございました。

 

 

 

 
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