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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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中央区の「坂」についての一考

[ジミニー☆クリケット] 2015年7月 6日 09:00

マニアックな内容です

中央区にあって東京都の他の区には無いものは、歴史的にも文化的にもたくさんあるのですが、逆に、他の区にあって中央区に無いものとして挙げられるのが、「地上の(電車の)駅」と「」だそうです。

ちなみに、港区には、80以上の末尾に「」のつく通り名があるそうです。下の写真の「芋洗」、「鳥居」、「暗闇」、「南部」なども港区の「」です。

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中央区地上の駅が無い」ことについては、以前、私がこのブログで取り上げました。

また、「中央区が無い」ことについても、やはりこのブログで、以前、他の執筆者が取り上げていたのですが、はたして中央区に「」は無いのか

確かに、「学会」()のHPを見ると、東京23区で、「」の無い区は、葛飾区、江戸川区、そして中央区となっています。なんと江東区ですら(失礼)、2つのの名前が記されています。

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「広辞苑」で「」を引くと、「一方は高く一方は低く、傾斜している道」とあります。

東京マラソン最後の難所、「『佃大橋』前の上りの道路」、あれは「」ではないですかね

少なくとも、会話では、「佃大橋」と言いますもんね

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ということで、私としては、中央区にも「」はあると言いたいのですが、いかがなもんでしょうか

中央区にたくさんある、そのにいたる道は多かれ少なかれ、「傾斜している道」ですよね。正式に、通りの名前として、「」と付いていないだけで。

神戸などは、南北に走る通りのほとんどが道であるため、道であっても地名、通り名に「」という名称を付けられていることは少ないと聞きました

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と、ふだん私が思っていることの、それこそ、ひとりごとの「つぶやき」でした、チャンチャン

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追記;いっそ名前を付けますか」(上と下の写真)、「かちどき」、「采女(うねめざか)」・・・いいですねぇ~

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梅雨の合間に映える"ブルー" <晴海トリトン>

[サム] 2015年7月 4日 18:00

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 7月2日は七十二候のひとつ「半夏生」。

二十四節気の夏至を3分した末候で、季節をより詳しく捉えるため設けられた特別な暦日<雑節>のひとつにも数えられています。

半夏<サトイモ科の烏柄杓(からすびしゃく)>が生える時季《半夏生ず》との意とされていますが、半夏生と呼ばれるドクダミ科の別名片白草の茎の上部の葉が白くなる頃にも当たります。

農家にとっては大事な節目で、田植えの終期の目安とされていたと聞きます。

現在とは季節感の異なる旧暦ですが、歳事と密接に結びつき、その時代に生きる人々の思いや生活感を彷彿とさせてくれます。

晴海トリトンスクエア館内ポケットプラザ「花・水・木」のグリーンアドバイザーの案内で園内を散策する毎月恒例の「ミニガーデンガイドツアー」。

7月2日開催の今回のテーマは「梅雨の合間に映えるブルー」。

「花のテラス」「緑のテラス」「朝潮運河沿いの"スロープガーデン"」「桜の散歩道」「ノーストリトンパーク」の植え込みのなかから、清々しい寒色系の花々を中心に取り上げてのプランツ・ウォークです。

梅雨時、鬱陶しい日が続きますが、水のせせらぎ・緑陰に加え、涼やかな彩りは、気分を落ち着かせてくれます。

なかでも、水色の小花を沢山つけた「常緑アジサイ 碧の瞳(あおのひとみ)」は特に印象的。秋になると、瑠璃色の美しい実がなるようです。

尚7月1~7日の期間、トリトンの七夕「笹に願いを」が催されており、 ①グランドロビー受付 ②ふれあい通り ③トリトン通り ④花のテラス に、七夕飾りが置かれ、願い事を記して貰えるよう、短冊・筆記具も用意されています。

右上画像は花のテラスのアジサイ「エンドレスサマー」。

 

左より、サルビア ウルギノーサ(ボックセージ)、メドウセージ、ルリマツリモドキ、アガパンサス、ユウギリソウ

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左より、ジョウリョクアジサイ "アオノヒトミ"、エボルブルス(アメリカンブルー)、イソトマ、キキョウ、トレニア カタリーナ ブルーリバー

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『故きを温ね新しきを知る』銀座通りから京橋通り

[勝鬨太郎] 2015年7月 1日 18:00

この写真のコメントには、『銀座通り及び京橋通りを望む』 

とあります。

戦前のモノクロ古絵葉書です。

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( ↑ クリックすると画像が大きくなります)

 

現在の中央通り・銀座2丁目辺りから京橋方面を撮影されたもので、中央通りには路面電車が走っており、自転車に乗る人々が写っています。

 

見え難いですが、写真の左上部分に1921年竣工の7階建第一相互館が写っています。 

このビルはその後建替られ、1971年竣工の2代目を経て、3年前に現在の相互館110タワーに変貌しています。

ビルの西向かいには、新しい東京スクエアガーデンもオープンしています。 

東京スクエアガーデンには、素敵なレストラン&ショップ・サービスがあり、地下にはガラス張りの中央エフエムのスタジオもあります。

このスタジオでは、ウィークデーに中央区"通"特派員のトークも収録放送されています。

 

更に2ブロック北では、京橋再開発プロジェクトが工事中で、来年の秋には、老舗明治屋の本社ビルの外観も活かしたデザインの大規模ビルが完成します。

今正に、京橋地区が熱く、注目のスポットとなっています。

 

銀座から京橋を通り日本橋に抜けるまっすぐな道。

今も昔も文明の中心で、明るい未来に伸びるストリート。

時代の変化を感じながらも心地よい、爽やかなウォーキングをお勧めします。