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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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東京スカイツリー トリコロールカラー特別ライティング

[サム] 2018年10月10日 18:00

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DSC01912RS'G.jpg 日仏交流160周年を記念して、日仏両国が連携し、幅広い分野で数多くののイベントが年間を通じて開催されています。

フランス パリを中心に展開されている大規模な複合型文化芸術イベント「ジャポニスム2018」のハイライト企画として、9月13・14日にパリのエッフェル塔が日本の色に染まったのに呼応して、9月14・15日、東京タワーがフランス国旗の3色に特別ライトアップされましたが、160年前の1858年、日仏修好通商条約が締結された10月9日、今度は、東京スカイツリーがフランス国旗の3色の特別ライティングで彩られています。

中央大橋から永代橋越しに、トリコロールカラーで華やかに輝く東京スカイツリーの躯体が浮かび上がっています。

 

 

中央区の歩道っておもしろい!17【日銀通り】

[湊っ子ちゃん] 2018年10月 9日 18:00

niti01m.jpgこんにちは、湊っ子ちゃんです。
今日は、日本橋本石町四丁目6番から日本橋室町一丁目1番までの、「日銀通り」を歩きたいと思います。日銀通りはその名のとおり、日本銀行本店本館に続く道です。

niti03m.png明治15年(1882)に公布された日本銀行条例により、日本銀行本店本館は、わが国の中央銀行としての業務を開始しました。
当初は、旧永代橋のたもとにあった、北海道開拓使物産売捌所の建物を使用してのはじまりでした。

ここは、北海道の特産品を陳列して販売する建物で、竣工は明治14年(1881)、設計は鹿鳴館でおなじみ、工部省のお雇い英国人ジョサイア・コンドルです。

「ベネチアン・ゴシック様式」の重厚で美しい外観を持った建物で、人々の注目を集めていたといいます。

niti02m.JPG日本銀行が現在の場所に移ったのは、明治29年(1896)のこと。コンドルに師事した辰野金吾の設計です。

「将来を展望し、堅固・宏壮なものを作る」それが、当時の日銀総裁 川田小一郎(かわだこいちろう)が掲げたスローガンでした。

石積みレンガ造りによる「ネオ・バロック様式」の建物は、ベルギーの中央銀行をモデルにしたといわれており、明治時代における洋風建築の2大傑作とされます。昭和49年(1974)、国の重要文化財に指定されました。

niti04m.pngまた現在、日本銀行本店本館の建つこの場所は、江戸時代の「金座(きんざ)」跡地です。金座とは、小判の鋳造を行うところで、勘定奉行が取り仕切っていました。

それ以前は、「手前吹(てまえぶき)」といって、鋳造所というものはなく、御金改役(ごきんあらためやく)後藤庄三郎光次の指示により、小判師が原判金を各自作り、合格したものに後藤家の極印(ごくいん)を打つという仕組みでした。

このような経緯をもつ金座も、明治2年(1869)、造幣局の設立によって、その歴史に幕を閉じたのです。

日本銀行は、明治20年代から、全国に支店が設置されはじめ、その多くは本店同様、既存の建物を利用しての営業開始でした。本店の新しい店舗が完成し、各店の業務が拡大するなかで、辰野金吾により順次新しい店舗が造られていったのです。

♪ 歩道美術館へようこそ!
日銀通りの歩道でみつけた、素敵な模様をご紹介します。

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今回みつけた歩道の絵は、町への誇りと愛着が感じられる、石造りの渋いものでした。これからも、地域の顔が見える、素敵な歩道との出会いを大切に、中央区を歩きたいと思います。


中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん

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第24号 平成30年10月7日

 

 

明石町周辺、実りの秋

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月 9日 09:00

まち歩きに最適な時季になってきました

歩いていて、気持ちがいい

明石町周辺を散策していて、秋の実りを感じさせる樹木に出会いました

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聖路加ガーデン緑地ザクロです

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ザクロ石榴柘榴)は、ミソハギ科ザクロ属落葉小高木です

原産地はイランなんですね

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主に果樹として扱われ、古代から栽培されていたそうで、日本には中国経由で平安時代)に入ってきたとのことです

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これも聖路加ガーデン近くで、ハナミズキ赤くつやつやした実をつけています

ハナミズキ花水木)は、ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属落葉高木で、北アメリカ原産です

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ハナミズキは、中央区内の街路樹としてもたくさん植えられていて、別のブログ記事で紹介したことがあります

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この赤い実は、私たちにはおいしくないらしいのですが、鳥たちには人気で、ヒヨドリムクドリオナガなどが食べに来るようです

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あかつき公園内で生っていたカリンの実

カリン花梨榠樝)は、バラ科の落葉高木です

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原産は中国東部で、日本への伝来時期は不明だそうです。

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語呂合わせで「金は貸すが借りない」の縁起を担ぎ、庭の表にカリンを植え、裏にカシノキを植えると商売繁盛に良いと言われるとか

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これからは、樹木の紅葉黄葉も始まって、ますます、まち歩きが楽しくなってきます

 

 

中央区の日蔭で咲いてます〔ヤブラン(藪蘭)〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月 8日 14:00

ふだんはまったく意識されることもなく、けれども季節がくればを咲かせ、をつける日陰好き多年草現在開花中の「ヤブラン藪蘭)」です

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中央区でも、たくさんの場所で咲いています

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ヤブラン藪蘭)は、キジカクシ科ヤブラン属に属する多年草で、東アジアに広く分布するそうです

開花期はからで、花は紫色白色の小さいもので、穂状に咲きます

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とにかく、ヤブランは強い

耐寒性耐暑性ともに強く、日なたから日陰まで幅広い環境に適応し、病害虫の被害もほとんど見られず、土質もあまり選ばない、丈夫手のかからない植物です

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につく豆粒大の塊は、古くは滋養強壮解熱に使われる「麦門冬」という漢方薬として利用されてきたそうで、お近くで見つけたら、「おっ、咲いてるね」と声をかけてあげてください

 

 

爽秋のプランツウォーク

[サム] 2018年10月 7日 18:00

DSC07265ELS'.jpgDSC07271RS'G.jpg 晴海アイランド トリトンスクエア 2F「i green ポケットプラザ 花・水・樹」の専属ガーデナーの案内で園内を散策する、毎月恒例のミニガーデンガイドツアー。

今月は10月4日、開催されました。

「ノーストリトンパーク」では、白い蝶形小花が10数輪ずつ纏まって咲くシロハギの清楚な花姿が秋の風情を醸し出しています。「緑のガーデン」では、キク科のマーガレットコスモス(イエローエンジェル)の黄色が色鮮やかです。

トリトンパーキング棟壁面を覆うナツヅタ、ハゼノキを筆頭に落葉樹が色づき始め、秋の実も成熟し始めています。

青黒いギンバイカの実や、花柄が長く垂れ下がる、直径1cm程のリンゴに似たハナカイドウの実(左上画像)が印象的です。

秋の気配が徐々に深まり、移ろいゆく季節を実感するプランツウォークでした。

 

 

2018 実りのオータムガーデン

[サム] 2018年10月 6日 18:00

DSC07293ELS'.jpgDSC07279RS'G.jpg ファンケル銀座スクエア(銀座3)では、10月5日~12日、10Fテラス付サロンスペース「ロイヤルルーム」を一般開放して、「実りのオータムガーデン」開催中です。

11:30~18:30

現在年8回行なわれている「季節のガーデンイベント」のひとつで、今回のテーマは「大人ハロウィン」。

大きなカボチャやキャベツなどの野菜と秋の草花による「ポタジェガーデン」が展開され、秋の収穫を祝う様が演出されています。

期間中、木の実とドライフラワーで作るハロウィンポットのガーデニング ミニレッスン、一般オープン終了後の静かな会場でのガーデン撮影会等も予定されています。

撮影スポットでのショット用に、魔女の帽子などの仮装グッズも貸し出され、ファンタジックで遊び心溢れたハロウィンディスプレイの設えです。