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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「中央区の西洋医学事始」〔タイムドーム明石〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月22日 14:00

明石町にある中央区保健所等複合施設の6階中央区立郷土天文館タイムドーム明石」で、「第19回特別展 東京150年記念 中央区の西洋医学事始」が開催されています

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開催期間は、10月20日)から12月16日)までです。

時間は、火曜日から金曜日までが、午前10時から午後7時までで、

土曜日日曜日が、午前10時から午後5時までとなります。

毎週月曜日休館日です。

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会場の展示物を見ていると、江戸幕末明治を通して、この中央区が、まさに西洋医学の拠点だったんだなあとつくづく感じさせられます

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江戸時代、日本橋本石町三丁目(現在の日本橋室町四丁目)にはオランダ商館長の滞在する長崎屋があり、滞在中は同行した館医のもとに多くの人々が面会を求めて来訪して情報交換を行い、鎖国政策下の日本において、ここが西洋文明西洋医学)との数少ない交流の場となっていました

下の写真は、日本橋室町四丁目にある長崎屋跡の説明板です

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築地七丁目のあかつき公園には、商館長に同行して長崎屋に滞在したこともあるシーボルトの像があります

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シーボルトと中央区の関係は、彼の娘であるイネが、産院を開いたのが築地であったというところにもあります

この特別展では、シーボルトシーボルトの娘、楠本イネについても紹介しています

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中央区には「解体新書の記念碑」もあり、これは、築地にあった中津藩中屋敷で、藩医であった前野良沢が「解体新書」を翻訳したことによるものです

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また、江戸に参府したオランダ商館長一行と毎回対談していた者に、桂川甫周がいます

蘭方医桂川家は、初代が六代将軍徳川家宣に仕えて以来、代々幕府の奥医師をつとめていました

甫周は四代にあたり、屋敷跡が築地一丁目にあります

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甫周は、杉田玄白前野良沢らに蘭学を学び、若くして「解体新書」の翻訳事業に参加しました

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幕末から明治にかけても、蘭学の隆盛築地居留地への西洋医学の流入に伴い、中央区はまさに西洋医学の拠点だったのです

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今回の特別展では、そんな「中央区の西洋医学事始」がよくわかる資料が数多く展示されています

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10月27日)には、特別講演会が予定されています。

講師は、東洋大学教授 岩下哲典氏、

テーマは、「幕末・明治の洋学と築地 桂川家・福沢塾・岸田吟香」です。

時間は、午後1時30分から3時30分までです。

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なお、会場での写真撮影、取材については、ご了解をいただきました

今年8月、同館で開催された「わくわく恐竜ランド」の紹介記事はこちら ⇒

http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2018/08/post-5453.html

 

 

銀座に電気灯が点火された日

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月21日 12:00

灯火親しむの候」とは、は涼しくて長いので、灯火の下で読書するのに適している、そういう時候ということだそうですが、今は当たり前に明るい灯火も、ずっと昔からあった訳じゃないと思い出させてくれる歴史の跡が、銀座2丁目の交差点にあります

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銀座2丁目交差点の角、カルティエのビルの壁(銀座マロニエ通り側)に電気灯柱記念碑のプレートがはめ込まれています

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1882年、それまで主流だったガス灯ランプに代わり、アーク灯が日本で初めて点灯されました

その記念碑で、プレートには明るくなったにたくさんの人が集まり見上げている様子が描かれています。あまりの明るさに多くの人がびっくりしたそうです

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また、この交差点カルティエビル前、中央通り側には、「日本最初の電気街灯建設の地」を記念して、関係者の手によって昭和31年10月1日に銀座記念灯が建てられました

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その後、この記念灯数度の建て替えを経て、現在のものは一昨年の9月に復元されたものです

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先人の努力に感謝して、灯火親しむの候、読書勉学に勤しみましょう

 

 

【遠足シリーズ第6弾】東京最古の現存鉄橋を探して...

[Hanes] 2018年10月19日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
10月も中旬にさしかかり、中央区内の街路樹のモミジやトウカエデが紅葉しないかと、
通勤途中にチェックし始めるようになりました

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(江戸・もみじ通り:日本橋一丁目18番~日本橋三丁目15番)

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(交詢社通り)

どうやら紅葉するのはまだまだ先のようですが、
中央区のウェブサイトの「中央区管理の街路樹」によると、
京橋エリアに36本、日本橋エリアに47本、月島エリアに0本のモミジが、
京橋エリアに254本、日本橋エリアに127本、月島エリアに103本のトウカエデが植えられているそうです
紅葉が美しいことから、それらは全国のあらゆる都市の街路樹となっているのだとか。

そんな中央区にはもう一つ「モミジ」に関するものがあります。
それが、楓川(もみじがわ)です
中央区には隅田川や日本橋川のように現存している川もあれば、埋め立てにより姿を消した川も多くあります。
楓川もまたその姿を消した川の一つです。

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こちらの案内板にあります通り、かつて楓川には、弾正橋が架かっていました。
この事は、先輩特派員ジミニー☆クリケットさんも紹介しています。(詳しくは関連記事を参照のこと)

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(現在の弾正橋。1926年に架け替えられ、従来の弾正橋よりやや北側に位置。)

この橋は、寛永図、承応図、明暦図には無名橋として、
1700年(元禄13年)の図には由来不明の「とごえはし」(戸越橋)として記載があり、後に八丁堀に邸宅のあった島田弾正少弼が由来の弾正橋となりました。
1913年(大正2年)の市区改正事業によって街路網の整備をし、その橋の上流に新たな弾正橋が架設されると同時に、旧弾正橋は元弾正橋と改称され存続するも、震災復興事業の区画整理で廃橋となっています。

しかし、この橋は東京府の依頼により工部省赤羽製作所で製造された我が国最初の国産橋梁であることから、
東京市は1929年(昭和4年)5月、富岡1丁目に八幡橋としての移築・保存を決定

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ということで、富岡八幡宮に行った際に、旧弾正橋を渡ってきました

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こちらの橋、実は東京で一番日本で二番目に古い現存鉄橋でもあるのです!
ちなみに日本最古は、大阪府大阪市の緑地西橋(旧心斎橋)で、
これらは一般社団法人 日本橋梁建設協会「100年橋梁:次世代へつなぐ確かな技術」(p. 17)で紹介されています。

また、官営工場で初めて造られた橋ならではの、国家の威信を反映した菊の紋章が施されたピンも特徴的

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そして、鋳鉄橋から錬鉄橋に至る過渡期の鉄橋として近代橋梁史上貴重な橋であり、
アメリカ人スクワイア―・ウイップル氏の特許を基本にしたウイップル型トラス橋の名誉から、1989年には米国土木学会より「土木学会栄誉賞」を得ています

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文明開化のシンボルともいえる旧弾正橋...
少し足をのばした場所で、その奥深い歴史を知ることができました
橋一つとっても面白い!そのような歴史に満ちた中央区では、毎日が発見の連続です!

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【関連記事】
ジミニー☆クリケットさん「楓川跡を歩く(1)」
http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2018/06/post-5299.html
ジミニー☆クリケットさん「楓川跡を歩く(2)」
http://tokuhain.chuo-kanko.or.jp/2018/06/post-5303.html

【参考文献】
東京都中央区教育委員会社会課文化財係『中央区文化財調査報告書 第5集 中央区の橋梁・橋詰広場―中央区近代橋梁調査―』(東京都中央区教育委員会社会課文化財係、1998年).

【参考ウェブサイト】
一般社団法人 日本橋梁建設協会「100年橋梁:次世代へつなぐ確かな技術」
http://www.jasbc.or.jp/panfuretto/panfu_100year_201505.pdf
国立国会図書館「国立国会図書館デジタルコレクション」江戸切絵図 築地八町堀日本橋南絵図
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1286660?tocOpened=1
文化庁「文化遺産オンライン」
http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/121364

 

 

【くすりの街でイベントです】知っておきたい「くすり」の話 ~すぐに役立つお得な情報~(日本橋室町)

[お染] 2018年10月17日 09:00

急に肌寒くなりましたね
体調を崩しやすい季節になってきました
   
この季節に限ったことではありませんが、テレビやインターネットでは健康に関するたくさんの情報があり、皆の関心が高いですね。
昨年は医療費控除でも「セルフメディケーション税制」が導入されるなど、自分で薬を選んで服用する機会も増えています。
     
一方で、病院や薬局に行った際に薬について何を質問したらよいかわからない、薬に関する情報をどのように入手したらよいのかわからないということもあると思います。
    
そのような疑問に専門家がわかりやすく答えてくれる、無料のイベントが開催されます!
    
知っておきたい「くすり」の話 ~すぐに役立つお得な情報~
   
 開催日時:2018年10月21日(日) 14:00~16:00
 会場:野村コンファレンスプラザ日本橋
 (中央区日本橋室町2-4-3 YUITO(ユイト) 日本橋室町野村ビル5F)
     
 プログラム
 (1)クイズで覚えよう!今日からできる「くすり」のあれこれ
  ・くすりの飲み方
  ・くすりの飲み忘れ 等
 (2)「くすり」で困ったこと・その解決方法
  ・副作用と副作用発現率
  ・正しい情報の入手と取扱い
     
 当日アドバイザー
  林 昌洋 日本病院薬剤師会 副会長/虎の門病院 薬剤部長
  望月 眞弓 慶應義塾大学薬学部 教授/慶應義塾大学病院 薬剤部長
 
 登録不要・参加費無料 / 当日直接会場までお越しください。
 (定員は先着250名)
              
     
ちなみに今回のイベント会場は日本橋室町ですが、日本橋本町三丁目付近は江戸時代の町割で薬種商が集結していた地域であり、今でも大手製薬企業の本社や外資系の製薬企業などがたくさんあります。
  
薬は正しく使ってこそ役に立つもの。
「くすりの街」日本橋で歴史に思いを馳せつつ、薬に対する日頃の不安や疑問を解消してみてはいかがでしょうか。
   
おススメです!
    
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観世会能楽講座第6回「乱」-観世能楽堂

[滅紫] 2018年10月14日 18:00

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昨年銀座SIXに移った(戻った)観世流では毎月の定期能上演前に演じられる演目についての「講座」が開かれています。今回は12月定期能「乱」がテーマです。講師は松岡心平先生(東大教授)と宗家のお二人。「黒澤明の「乱」ではありません」(笑)」という松岡先生の解説のあと、宗家による実演があり、その後更にお二人の対談と約2時間半のプログラムです。今回は初めて「乱」を演じる宗家長男・三郎太さんも登場しご挨拶。17歳の初々しい将来の次期宗家に大拍手。今年の講座は今回が最後ですが、内田樹、渡辺保、林望さんなど専門を超えての鼎談も企画され毎回楽しい刺激を受けていました。他にも若手能役者の「荒磯能」の事前講座もあり、観世流が「能の魅力」を広く知ってもらいたいという意欲がひしひしと感じられます。おまけにこの講座「能楽講座」が1500円、「荒磯能」は500円という料金(能公演のチケット購入の方は無料)ですからお得感一杯。1,2回目は空席が目立ったこの会も回を追うごとに来場者が増え、今回はほぼ満席。来年以降の企画は未定とのことですが、何とか続けて頂きたいものだと熱望しています。能は長らく見ているのですが、最近漸く「能も面白い」と少し面白さの欠片が見えてきたところなので、年齢を重ねるということも有難いことだと感じています。何しろ宗家と松岡先生の掛け合い(失礼)はお二人の該博な知識に裏打ちされていて興味深くしかも話しぶりが洒脱でエンターテインメント性たっぷり。TV放映したいくらいです。来年も続きを見たい・聞きたいものです。

 

荒磯能の第六回事前講座は「胡蝶・春日龍神」で11月8日(木)18時~500円

荒磯能の公演は12月13日13時~ SS席4500円 共に銀座SIXの観世能楽堂

お問い合わせは03-6274-6579まで。

 

 

今日の築地は・・・

[達磨] 2018年10月12日 18:00

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築地市場が10月6日、83年の歴史を終えました。翌7日、カレッタ汐留電通本社ビル展望ロビー から、引っ越し作業が進む「約23ha築地場内」...平成27年完成でやっと出番となって移転作業車が行きかう「2通り・築地大橋」...写真では遠くに10月11日から開場する(約900の事業者)隅田川対岸40・7ha豊洲市場」・・・眺めました。

 

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10月7日築地場外の様子!  約400店舗が立ち並ぶ食道楽の街... 今日は天気、連休、場内移転ということで観光客で大賑わい。築地場外市場のHP参照!!です。

築地場外の一番奥にある波除稲荷神社(540年前に鎮座)。御神木の枝垂れ銀杏、お歯黒獅子と天井大獅子の頭が迎えます。毎月7日は七福神巡り・・・布袋尊の御朱印を頂くことが出来ます。10月13日はお初穂祭(四条流包丁式)です。

   

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昨年改修された築地本願寺へ。10 7 日(日)東京 2020 オリンピック・パラリンピック「世界は友だちフェスティバル」が開催されました。前庭では「30mの和紙に松井守男画伯 と一緒に絵を描こう!」、画伯と小学生 300 人が、30m の特殊和紙にオリジナル画材で「世界はみな友だち」をテーマに絵を描きました。完成した作品は、中央区の各所に展示され、最終的にオリンピック村に飾られる予定との放送。

 

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築地本願寺の本堂では、徹子の部屋で拝見した世界的な松井守男画伯の展覧会。会期:10 月 5 日(金)~21 日(日) 9 時~17 時 入場無料。築地本願寺を設計した(故)伊東忠太とのコラボレーションが楽しめます。

 

 
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