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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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黄色い花の海で江戸時代にトリップ

[サム] 2010年4月 7日 08:30

浜離宮恩賜庭園は、草木や花の宝庫、都会のオアシスであると共に、江戸時代を代表する歴史的遺産の大名庭園。
都立公園では唯一、潮入の池の状態で現存する池泉回遊式庭園で、鴨場の施設が見られるのも都内ではここだけ。
四季の自然に加え、その歴史・文化に触れることが出来ます。
この文化財庭園を保護し次世代に伝えるため、平成16年度から復元・整備事業が進められています。
昨年度は、江戸城などの城の石垣と同じ積み方で造られた内堀の石積の掘割や階段状の船着場などが修復され、往時の姿が再現されています。
園内に5つあった茶屋の1つ「松の茶屋」は現在復元工事中です。


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土曜・日曜・祝日の11時と14時にはボランティアによる庭園ガイド(無料)が、また随時ガイド端末(最先端ユビキタスコミュニケ―ター)の無料貸出実施中。
30万本の菜の花が咲き誇る春麗らかな庭園で、江戸時代にトリップされては?



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◆中央区 ここに歴史あり<20> ~龍馬の暮らした中央区 史跡めぐりに決定版! 説明板が3ヵ所新設される~

[巻渕彰/写楽さい] 2010年4月 6日 15:30

1月からはじまったNHK大河ドラマ「龍馬伝」は、4月から第2部に入った。これに合わせるかのように、3月末に中央区教育委員会作成の説明板が3ヵ所設置された。激動の幕末期に龍馬が暮らした、ゆかりの 中央区の史跡を訪ねてみたら、いかがだろうか。


0913_20_100402ryouma.jpg 「土佐藩築地邸跡」説明板(写真上) 中央区役所正面東側にある。


この一帯は、土佐藩山内家の拝領地で当初は下屋敷、のち中屋敷として藩邸だった。幕末期の藩主は15代山内容堂。大政奉還を推し進め、薩長ととに明治維新を主導した。土佐勤王党の武市半平太はここから桃井春蔵の士学館道場(現新富)に通っていたという。坂本龍馬もこの藩邸で暮らし、京橋桶町(現八重洲)の千葉定吉道場に通ったようだ。


その「千葉定吉道場跡」説明板(写真中)は鍛冶橋通りと柳通りの交差点付近に設置されている。


龍馬は19歳で剣術修行のために、はじめて江戸に出て、千葉道場に入門したという。その道場は、北辰一刀流の創始者・千葉周作の弟・定吉の道場とされ、「小千葉道場」「桶町千葉道場」と呼ばれていた。定吉は当初、新材木町(現日本橋堀留)に道場を持ったようだが、のちの近江屋版切絵図では鍛冶橋狩野屋敷(現八重洲)に千葉定吉の名が記されていることから、この地に説明板を建てたそうだ。


ところで、桶町はここからやや北にあったので、この一帯を通称「京橋桶町」と呼んでいたのか、あるいは鍛冶橋のあと、桶町に移転したとの説もあるので、そこを指したのかは不詳のようだ。


砲術の教えを受けた「佐久間象山塾跡」の説明板(写真下)は昭和通りからみゆき通りを東に入ったところに設置されている。


西洋砲術や蘭学を教えていた佐久間象山の塾には勝海舟や吉田松陰などが門下生として学んだ。龍馬も最初に江戸に来た年に入門したことが記録に残っているという。塾は象山が松陰の密航事件に連座したことで、まもなく閉鎖された。


NHK教育テレビ 放送日時=4月8日(木)22:00~22:25
「直伝 和の極意」の「古地図で巡る 龍馬の旅」、第2回は「東京・黒船遭遇の街」が予定されている。テキスト発売中。中央区が紹介されるであろうか?
○区報「区のおしらせ」既報の「中央区歴史散歩」で、ボランティアガイドの中央区文化財サポーター協会設立5周年企画として「外堀跡と龍馬の足跡」コースを今月下旬に実施する(申込締切済み)。

 

 

「龍馬が歩いた中央区」、古地図を持って歩きましょう

[銀造] 2010年4月 6日 09:00

 今、NHKの大河ドラマで「龍馬伝」が放映されています。

江戸時代、土佐藩中屋敷は現在の中央区役所から築地警察署の敷地にありました。

「龍馬が歩いた中央区」、古地図を待って歩きませんか? 中央区役所1階左の奥で、

安政4年、明治44年、昭和7年、平成7年の京橋地区図(白黒)が、セット¥420で入手出来ます。

 これは私の所蔵版でカラーですが、古きを訪ねて、新発見をしましょう。お散歩コースは地図の下に。

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①土佐藩下屋敷跡(現、中央区役所)から桂川甫周住居跡、岩瀬一兵衛住居跡(旗本)、
軍艦装練所(築地市場)、あかつき公園(シーボルトの碑)、奥平大膳大夫(中津藩)、田沼玄蕃頭邸(旧、浅野邸跡) 中央区役所まで戻り。これが徒歩runで1時間。
 

次が中央区役所で入手した日本橋編。十思公園は、「囚監・ 石出帯刀」とあります。

①の築地コースに続いて、日本橋方面へ行きましょう。

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②土佐藩下屋敷跡(現、中央区役所)から合引橋(三吉橋)、白魚橋、弾正橋から
鍛冶橋土佐藩上屋敷跡付近(現、東京フォーラム)、桶町小千葉道場跡(現、八重洲ブックセンター)まで徒歩、八重洲北口より江戸バスrvcarもしくは無料のシャトルバスにのり、三井美術館下車。
十軒店跡、影響を受けたであろう長崎屋跡、そこから徒歩で10分以内の小伝馬町の牢屋敷跡で黒船に乗船しようとして捕らえられ囚われた吉田松陰を訪ねるというコースで、run1時間半。
その後のお楽しみ!beerrestaurant 観光協会のお勧めは、「ジャンル別お店さがし」、「食べる」をクリック。